谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
[ワンマンカウンセラー・コース(人間関係の能力づくり)]
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[3795] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのカウンセリング・ゼミをご案内します 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/23(金)13:06
[3795-1] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのカウンセリング・ゼミをご案内します 谷川うさ子 2015/10/23(金)13:06
    ポルソナーレの10月2回目のカウンセリング・ゼミのおもな内容をご案内いたします。


       ポルソナーレの10月2回目のカウンセリング・ゼミは
       日本人の大問題の要介護・認知症
       (痴呆症)の予防と改善の仕方だ。
       誰も手をつけていないからポルソナーレが
       言うが、日本人の要介護状態も、
       認知症(痴呆症)も
       予防できるし、改善も可能だ。


■「カウンセラー養成ゼミ」(10月24日、10月27日)

       『介護ビジネスの罠』(長岡美代)を
       どう読むか?
       「10兆円の巨大市場に巣くう
       悪徳業者たち」というルポだ。
       だが、本当の問題は
       認知症にならない!!
       認知症にしない!!
       である。


■「ゼミ・イメージ切り替え法」(10月24日)

       ポルソナーレ式「認知行動療法」Ⅱ。
       高齢者の認知症(被害妄想、物盗られ
       妄想など)の予防の仕方、治し方。
       食事、会話の状況で
       「顔、目を見て話す、聞く」。
       すると「対幻想」(吉本隆明)の脳の働き方が
       回復して、一人でも生活できるようになる。

●ポルソナーレは、「2025年大介護状況」を前にして、要介護状態、認知症(痴呆症)の予防、改善のための実技をレクチュアしています。「試してみたい」という方は無料でレクチュアしています。
 「入浴しない」「ベッドで寝ている」などに改善の効果が出ています。
 ご希望の方は、ご相談ください。

●お問い合わせはこちらへどうぞ。
TEL・東京03(3496)6645
(ナザレのクマ江・認知症支援係)
>> スレッド[3795]に返信

[3793] 読むだけで幸せになる手紙・日本人の要介護・介助の問題は「要介護状態にならない」ことが対策の本筋である 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/21(水)10:56
[3793-1] 読むだけで幸せになる手紙・日本人の要介護・介助の問題は「要介護状態にならない」ことが対策の本筋である 谷川うさ子 2015/10/21(水)10:54
          長岡美代が
       『介護ビジネスの罠・
       10兆円の巨大市場に
       巣くう悪徳業者たち』
       (講談社現代新書)
       を書いている。
       お金が無い高齢者の
       要介護状態は、
       「介護保険制度」から
       利益を引き出すための
       餌(えさ)と化して
       いるというリポートだ。
       「この悪徳業者を見よ」
       と長岡美代はいう。
       だが、本当は、日本人の
       多くは、この現実を
       許容していることが問題なのだ。


 平成27年10月16日付の日本経済新聞に、「介護施設」が要介護の高齢者にカジノやマージャンを提供している、これを規制する条例が制定されたと報道されていた。
 神戸市や兵庫県だ。
 ルーレットとかスロット・マシーンなどのバクチ行為の規制は全国で初めて、という。

 厚生労働省は、カジノやパチンコ、マージャンも「自然と頭を使う、体も動かす。高齢者の自立をうながし、介護の予防にもつながる」として「現時点では規制は検討していない」としている。

 医療法人の介護事業所「杏の里Ⅰ・Ⅱ」の石橋正子事務長(61)はこういう。
 「孤立しがちな高齢者に運動などの参加を促すうえでカジノなどの娯楽性の高いプログラムは有効なはずだ。明確な線引きがないまま、規制するのは乱暴ではないか」。

 平成27年10月12日付の日本経済新聞の「核心」欄の記事だ。フィンランドの介護施設の話が紹介されている。
 「予防に勝る認知症の治療はなし」という考え方にいきついた。
 カンピン高齢者サービスセンターでは「要介護者を増やさないようにしている。高齢者が自宅で暮らしつつ、社会とのつながりを保ち、孤独感を抱かないようにしている」(筆頭インストラクター・トウイヤ・エパイルスの話)。
 日本人には、この「社会とのつながりを保つ」というものの考え方、即ち「脳の働き方」が無い。

[3793-2] 谷川うさ子 2015/10/21(水)10:55
    平成27年10月18日の日本経済新聞「日曜に考える」欄に認知行動療法研修開発センターの大野裕がこう書いている。
 「ウェブサイトに動画を追加した。このとき、ビデオカメラの前で話したが、カメラは何も反応しないので、話す自分の表情も硬くなった。人間は、互いの表情、態度に反応しながら考えを伝え合っている。ここで自然な会話が成り立つ。
 非言語的なコミュニケーションの大切さに気がついた」。
 この大野裕の説明には、フィンランドのエパイルスの言う「社会的なつながり」とか「社会性をもつ言葉、行動」という「認知」は無い。 
この説明を読むだけで大野裕のいう「認知行動療法」というものはどういものか?が見えてくる。

 長岡美代のルポの『介護ビジネスの罠』(講談社現代新書)の話に戻る。
 長岡は、「高齢者をゼニ儲けの道具とみる悪徳業者が次々にあらわれて食い物にしている」とは言う。
 書かれているルポの現場の姿は悲惨の一言に尽きる。

 だが、本当の問題は、紹介したフィンランドの政府が言うように、高齢者の要介護状態、認知症(痴呆症)を予防し、防ぐことに、当の長岡美代も考えを及ばせていないことにある。
 多くの日本人は、「言葉の発語の発音」(文字を読むこと)ができれば「社会とのつながり」の「社会」という言葉を「よく分かった」というつもりになる。

 多くの日本人は、日本語のもつ構造上の特性のために文字でも文でも、文章でも目にして、読めれば「読んだことになる」と思っている。
 「社会」もそうだし、「認知」についてもそのとおりである。「意味は?」と尋ねると「わたしのカンではこういう意味ではないかと…」とか「思いつきの解釈」を説明する。 

 「認知」とは、目と耳の働きのことだ。
 目と耳は、脳の中で「共時」して働く。セットになって働くのだ。
 目の働きは「視覚」という。
 脳の中では、「右脳・実像」という部位で「感覚」と「認知」の二つのイメージをつくる。視覚は、二重になっている。

 「感覚」(視覚の)とは、対象の「色」「音」「動き」のパターンを分かることをいう。「認知」とは、対象の「三次元」の形態を分かることをいう。「認知」は、プレグナンツといって法則、規則、論理を分かることをいう。「左脳・聴覚野」の「言葉」の秩序の認識とむすびついている。
 
 多くの日本人は、大野裕がそうであるように、「視覚」(聴覚も)は、「目の感覚」しか働かせていないから、高齢者の認知症(痴呆症)も「うつ病の人」もその言葉、行動を「認知」する能力が無い。
 大野裕がビデオカメラの前で「硬い表情」になるのは、ふだん、会話のときに「相手の顔、目を見ない」ことによる。
 作り話とか、妄想を話すときは、「相手の顔、目をぎっと見詰めて、ニラむように、威嚇するように」、しゃべる。

 「社会性」とは何か?
 人間が、ある組織、ある共同体の中に入って関わりをもつときには、この中の成員と同じ目的のために行動することを「社会性」という。
 このとき、同じルール、きまり、約束で行動をあらわす。「倫理」(モラル)という。話し方、聞き方、人間関係のつくり方、生活の仕方に「社会性の能力」があらわされる。
 組織、家庭、人間関係の運営にじぶんからすすんでかかわるときが「社会性の知性」である。

[3793-3] 谷川うさ子 2015/10/21(水)10:56
    日本人は、「社会性」をつくる「認識」のための「言語」の能力がない。
 だから、長岡美代のルポにあるような「介護ビジネス」の不正とか、介護施設でカジノ(バクチ)をおこなわせるような「認知症」の周辺症状による「介護」や「介助」「治療」がつくり出される。必ずしも業者の「悪徳」ばかりが責を問われるものではない。

 ふだん、「相手の顔、目を見て話す。相手の話を聞く」ということをおこなえば、これが予防となり、改善の効果をあらわして、なけなしの老後の生活費まで収奪されることにはならない。
>> スレッド[3793]に返信

[3788] 読むだけで幸せになる手紙・「ポルソナーレ式認知行動療法」 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/14(水)10:42
[3788-1] 読むだけで幸せになる手紙・「ポルソナーレ式認知行動療法」 谷川うさ子 2015/10/14(水)10:41
          ポルソナーレは、独自に、
       「認知行動療法」を
       開発した。
       うつ症状の人にも、
       大幅に「認知能力」が
       低下した人にも
       効果がある。
       基本は、どんな人と
       会話するときにも
       「相手の顔、目を
       見ながら話す」、だ。


《事例》
 
 わたしは、結婚して3年目の主婦です。妊娠して出産をひかえているのでひとりで家ですごしています。
 結婚しても働いていましたが、退社しました。
 勤めていた会社は、大学を卒業してからずっと働いていました。
 ノンバンク系の金融業でした。

 結婚して出産するからといって必ずしも退社する女性ばかりではありません。
 わたしは、人間関係に異常に過敏な性格なのです。わたしの生育歴や家庭環境に原因があるのかもしれませんが、非常に気を遣う人と、親しく、心を通い合わせた信頼し合って話せる人とに大きく色分けされるのです。
 「この人は嫌だ」と思うと顔を合わせて、顔を見るということができません。
 どんな人とも気さくに話をする人、明るく笑いながら話しやすい性格の人がいますが、そんな人を見るたびにうらやましく思いますが、その反面、大勢の人と適当に、八方美人的にチャラついて話す人は嫌だとも思います。

 わたしは、子どものころから自分のおこなったことについていじわるな言葉や欠点として指摘されることを言われると、それが何日も何日も頭にこびりついて離れないということがありました。
 「あなたって、声が小さいね」と言われると、「あなたは友だちがいなかった人でしょう?」「いつも一人遊びで人形ばかりをいじって、一人芝居のようにおしゃべりをして過した人?」と言われているように思い、心が暗くなります。
 ひとりで部屋に居るときに、その言葉が頭に思い浮び、カッとなって眠れなくなります。何日も何日も、眠れない日がつづくこともありました。
 言われた言葉の嫌だと思う言葉をなかなか忘れることができないのです。

[3788-2] 谷川うさ子 2015/10/14(水)10:42
    わたしは、イライラする性格です。買い物や公共機関で待たされると、イライラで体の感覚が緊張します。街の中の人混みで思うように歩みが進まなくなると、イライラが顔の表情に出て叫び出したくなります。
 わたしは、子どもが生まれると、子どもにヒステリーを起こして大声を出すのではないかと心配です。

 すぐにイライラが顔の表情とか声が暗くなるのは母親によく似ていると思います。わたしの母親と同じように、わたしも、仕事にしろ家事にせよ、馬車馬のように体を動かしつづけます。
 とりくんでいることの以外はまったく目に入らなくなるのです。
 息もつけないような心持ちになり、必死という言い方があてはまる異様な緊張状態になります。

 夫と話すときは、顔も目もぎいっと見詰めて自分の言いたいことだけを夢中になって、思い詰めたように話します。ここでも、仕事や家事と同じように手抜きということはありません。わたしの結婚も、結婚ということが頭にこびりついて離れなくなり、仕事はもう目に入らなくなって「しなければならない」と思い、完成させなければ落ちつけないイライラした気分になって、自己本位の思いやりのない思いで結婚したのです。
 (秋空月子(仮名)、37歳、元会社員、主婦)

《ポルソナーレのカウンセリング》

 相談者の秋空月子さん(仮名)は、三つの性格の特徴を語っています。
 「気に入った人とは、心の通い合うような会話ができる、嫌だと思った人とは、顔も合わせない」のが一つめです。
 「人から自分の欠点を指摘されたと思えることを言われると、その言葉がいつまでも頭にこびりついて離れない、夜も眠れなくなる、思い出すと頭の中にいっぱいになってカッとなる」のが二つめです。
 「仕事にしろ、家事にせよ、じぶんの行動のことと決めたことは、馬車馬のようにがむしゃらに終わるまで必死の思いになって行動しつづける」のが三つめです。

 人間の脳の働き方のしくみをよく理解できると、この秋空月子さん(仮名)の人間関係や仕事、私生活にかんすることの行動は、「主観」を中心にした脳の働かせ方です。
 「主観」とは「短期記憶」の脳の働かせ方のことです。
 ふつう、短期記憶というと「すぐ忘れること」「長くは憶えられないこと」と考えられていますが、こういう理解は間違いです。哲学の定義でいうと「ロックのいうものごとの第二の性質を憶えること」をいいます。ものごとには「第一の性質」と「第二の性質」があります。
 「第一の性質は、ものごとの法則、規則、規範のこと」です。「第二の性質」は、人間の感覚がとらえた性質(たとえば色、音、味、音)のことです。
 日本人のつかう日本語は、この「第二の性質」だけを分かるための言語です。

 秋空月子さんのような病理の考えや行動、人間関係がなぜつくられるのかというと、これは、脳の働き方のメカニズムを正しく分かれば手に取るように説明されることなのです。
 人間の脳(身体も)は、「人間の本質」という部位と「自然という部位」そしてその「中間領域」の三つでつくられています。
 日本語は、「中間領域」の言語です。

 このことは、「目」「耳」「手・足」の器官も「人間の本質」を働かせる機能と、「自然性の領域」を働かせる部位に分かれているということです。
 「人間の本質」とはいうまでもなく理性とか知性とかをいうのですが、これは「目、耳の働きの認知の働き」がつくります。
 だから、「認知行動療法」というときは、「目」「耳」が「知性や理性」をつくり出すような働かせ方のことをいうのです。それが、「相手の顔、目を見ながら話す、聞く」です。
 秋空月子さんは、ふだんは、「相手の顔、目を見ないで話す女性」です。すると、「嫌な顔の人など見たくもない」というように、「自分の脳の中の自然性の部位」だけを言葉や行動にあらわします。

[3788-3] 谷川うさ子 2015/10/14(水)10:42
    「人から言われたことが自分のことを悪く言っているように思える」ときは、いつまでも気になるし、思い出してはカッとなると言っています。
 これは、日本人に特有の「自然意識」というものがつくる病理です。
 日本語は「自然の成り立ち」を尊敬語に用いています。日本人の「行動」もこの「自然性がつくる感覚」であらわされます。
 だから日本人のおおくは自分のどんな行動も「自分で自分を尊敬する」という敬語体系を利用して行動を成り立たせています。それなのに「バカにされた」と感じると自分の「内扱いというイバリ」の相手が「自分の方がエライのだ」と言っているように思えて、夜も眠れなくなるのです。
 日本人は、このように自分で自分を尊敬するという「行動」を「相手の顔、目をぜったいに見ない」という関わり方であらわします。
 それが、仕事の中では、がむしゃらに仕事をするという仕方です。暗記してうまくいっていれば給料をもらえるし、他のことに気をとられると、ここに妄想のイメージが思い浮んで認知症(痴呆症)の周辺症状があらわれるのです。

 秋空月子さんは、「待たされるとイライラする」「仕事でも、家事でも、行動することができないこと、終わらないことにもイライラする、馬車馬のようにがむしゃらにとりくむ」と言っています。自分の言うべきことを言う相手には、どこまでも「顔、目を見て言いつづける」といっています。
 これは、「認知の無い行動の仕方」です。
 「相手と自分のつながり」(共生とか共同体をつくるつながりのことです。行動の秩序ともいいます。社会的な場面、状況で誰もが認識している規範のことです)が欠如しているときの行動の仕方です。

 犬に芸を教えると教えたとおりに「行為」をあらわします。これは、「目」「耳」の「感覚の知覚」という機能がつくる行動の仕方です。
 人間は、動物と同じようにこういう行動の仕方で「仕事」「家事」「学校の勉強」を憶えます。
 「短期記憶」による憶え方です。自分で自分の行動を「尊敬する」という「内扱いの尊大」の主観で行動を成立させているのです。
 秋空月子さんの「イライラする」「終わるまで行動しないと気がすまない」というのは、自分の「欲」の「自然性」のあらわれを自分でも自分を尊敬するし、他者にもこの「内扱い」の「イバリ」を押し付けて「現実の秩序」や「相手との関係」を破綻させるということをおこなっているのです。

 この内扱いの「イバリ」の内容は、人によっては嫉妬妄想であったり、ゴミを捨てない仮性作業だったり、「占い」ふうの常同症だったり、強迫神経症だったりするでしょう。
 ポルソナーレが教える「認知行動療法」の基本は「相手の顔、目を見る」、そして、相手の話した言葉の中の「名詞」「形容詞」の言葉を自分も「言い表す」、です。
>> スレッド[3788]に返信

[3787] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの10月1回目のカウンセリング・ゼミをご案内いたします 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/09(金)13:12
[3787-1] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの10月1回目のカウンセリング・ゼミをご案内いたします 谷川うさ子 2015/10/09(金)13:12
   ◎10月1回めのポルソナーレのカウンセリング・ゼミ

●「カウンセラー養成ゼミ」(10月10日、10月13日)

衰弱死(老衰死)に至らしめる認知症(痴呆症)の周辺症状

       女性は、なぜ「占い」に100億円も
       つぎこむのか
       「占い」が「当る」「当らない」は
       どうでもいい。
       「私の話を聞いてくれ」は、
       仮性作業という内扱いの倫理破綻である。

●「ゼミ・イメージ切り替え法」(10月10日)

ポルソナーレ式「認知行動療法」

       日本人の鬱病は認知症(痴呆症)の
       周辺症状である。
       「聞き書き」をしない、
       「相手の顔、目を見て聞く」、
       「相手の話した言葉の中の
       名詞、形容詞を自分も必ず言う」
       これが、日本人の鬱病を予防し、
       治す。

◎ポルソナーレからあなたへの真実の愛のメッセージ

 ポルソナーレは、「ポルソナーレ式認知療法」を開発しました。企業はもちろん、個人で「鬱」でお困りの方に、すぐに効果があって役立てていただける実践実技です。「試してみたい」と思う方は実行の仕方のみを無料でレクチュアします。
 正しくとりくめば、一週間以内に効果を確かめられます。
 
 脳の働き方にもとづいた、日本はもちろん、世界のどこでもおこなわれていなくて、誰も知らないポルソナーレだけの真実の「認知」の仕方にもとづく「療法」です。

 何をやっても症状が治らずうまく改善されないという方は、費用もコストもかからない、誰もがあっと驚く「ポルソナーレ式認知療法」をお試しになってみませんか。

■連絡先はこちらへどうぞ。
 「谷川うさ子・ポルソナーレ式認知療法係」
 TEL・東京03(3496)6645
>> スレッド[3787]に返信

[3786] 読むだけで幸せになる手紙・相手の顔を見て話すと「引きつる」のも認知症の周辺症状 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/05(月)19:45
[3786-1] 読むだけで幸せになる手紙・相手の顔を見て話すと「引きつる」のも認知症の周辺症状 谷川うさ子 2015/10/05(月)19:45
          人と話すとき「顔、
       目を見る」と、
       「顔がひきつる」
       「目が歪む」、
       「口も目もマヒして
       固まる」という人。
       これも認知症の
       周辺症状だ。
       分裂病のカテゴリーの
       神経症だ。
       対策は「笑い声を
       出しながら話さない」
       である。


《相談の事例》

 わたしは、会社に入ったばかりの女性です。大学を卒業してすぐに会社員になりました。
 わたしは人と話をすると、顔面がピリピリとしびれます。顔の頬と上唇の両端がしびれます。
 友人の女性と話すと、わたしの頬のしびれが感染するようで、わたしがさりげなく頬を隠すと相手も同じようなしぐさ、動作をするのです。

 わたしは、笑うと顔の全体が硬直して固まり、元に戻らなくなります。思いきり笑って人と話すことができなくなりました。
 誰かが自分の方を見ているなと思うと、視線が気になり、顔の全体と目がひきつります。口の中もカラカラに乾いて、声も出なくなります。
 わたしは、中学生までは非常に明るく、ジョークを言って人を笑わせる積極的な女の子でした。
 (山田幸子(仮名)23歳・証券会社員)

《ポルソナーレのカウンセリング》

 相談者の山田幸子さん(仮名)は、「人と話すと、顔がひきつり、シビレる」ということで悩んでいます。「上唇の両端がしびれる、顔面がピリピリとしびれる」、「笑うと顔の全体が硬直して固まり、元に戻らなくなる」といっています。「誰かが自分を見ているなと思うと、人の視線が気になり、顔や目がひきつる」とも悩んでいます。

 日本人の脳の働き方のしくみから考察すると、人と話すときに笑い声を出しながら話す、相手の人の話を聞くと、「自分の言葉」も、「相手の話す言葉」も、こなごなに粉砕されるのです。

[3786-2] 谷川うさ子 2015/10/05(月)19:45
    そして、じぶんの脳の中(右脳・ブローカー言語野・3分の1・X経路・副交感神経支配の言語領域。言葉の意味のイメージを表象します)に思い浮べられるのは、「性の欲のイメージ」(人間関係をつくるための行動成立の像)です。
 「笑い声」も「大声」も人間の自然の生理的身体にむすびつく「感覚」の表象です。
 これが、「相手の言葉」も、「自分の言葉」もこなごなに打ち砕かれるということに、「笑い声」(大声)の本質があります。

 これは、認知症(痴呆症)の周辺症状の「嫉妬妄想」、「物盗られ妄想」などと同じカテゴリーの「被害妄想」と同じ「妄想」の表象になるのです。
 このような「被害妄想」がなぜ発生するのでしょうか。
 日本語の已然(いぜん)と未然(みぜん)の文型(構文)がつくる「内扱い」に理由があります。

 日本語による尊敬語(敬語体系)は、「ル」「ラル」「ナル」「アル」などの助動詞がつくります。
 (いらっしゃる、おいでになる、など)
 「自然成立」が尊いことで尊敬の内容である、ということです。
 「笑い声を出す」「大声を出す」のは「自然性の表象」です。自分で自分を尊敬する、という「内扱い」の究極が「笑い声を出す」あるいは「沈黙して一言もしゃべらない」という人間関係です。
 ここでは、自分も相手を見るし、相手も自分を見ます。
 まず被害妄想をつくり、次に「人の視線が気になる」と妄想を拡大していよいよ相手の攻撃と粉砕にかかるというのが分裂病をつくる「内扱い」のしくみです。
 
 対策は、会話のときに「相手を優先する」ということです。「相手の話したことを常に前提に立てて、これについてのみ話す」ということです。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
>> スレッド[3786]に返信

[3785] 読むだけで幸せになる手紙・わたしはメモ人間・しつこく尋ねる念押し人間 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/05(月)10:35
[3785-1] 読むだけで幸せになる手紙・わたしはメモ人間・しつこく尋ねる念押し人間 谷川うさ子 2015/10/05(月)10:34
          しつこく、同じことを尋ねる人がいる。
       しつこくノートにメモを
       執り、書き取る人もいる。
       「相手の顔を見ない」、
       「相手の目を見ない」、
       そして「ノート」「パソコンの
       ディスプレー(画面)」
       だけを見ると、
       史上最強のイバリの
       性格になる。
       破滅の道を
       喜ぶ日々が
       あっという間に過ぎていく。


《相談の事例》
 
 わたしは、高校、大学の頃、「メモ人間」といわれるくらい何でもメモに書いたり、ノートに書き取ることをやってきました。
 メモに取らないとすぐに忘れる、忘れてはいけないと思ってメモをとり、ノートに書いてきました。

 会社に入り、勤め人になった頃、恋人ができました。わたしよりいくつか年上の男性です。交際の中の会話をメモに取るのもおかしなことなので、憶えていられることはできるだけ憶えようとしました。

 するとわたしは「念押し人間」になったのです。交際中の男性がどこどこに行こうと言います。もしその店が閉まっていたらどうするの?とか尋ねるのです。
 交際中の男性が「出張に行く」と言います。
 誰と?一緒に行く人は女性?男性?と尋ねるのです。くどくどと尋ねて相手の説明を聞くと心配の気持ちは消えて、お気をつけて行ってらっしゃいませ、と言います。

 会社は小売業です。
 毎日、ミーティングと称した伝達や業務指示があります。メモを取ったり、ノートに書くと嫌がられるので、聞くことに集中します。聞いていても聞いていないのでは?とか、指示されたことはおこなっているはずなのに、やっていないのでは?と心配になり、これはこういうことですよね、それは、こういうことですか?これは、こういうやり方でいいんですよね?と「念押し」をします。
 交際中の男性は、「そんなに信じられないのか!!」と怒りました。
 会社の上司は、疑いの色メガネで見たり聞いたりするのを止めろと叱りました。
 
 わたしの、じぶんのものごとを気にしすぎ、心配しすぎて「念を押す」ということは、何かを失敗して困ったことがあったからつくられたわけではありません。失敗したこと、困ったことは何もありません。先日も、自分の部屋のガス・ストーヴの火を消し忘れたのでは?と非常に気になったことがありました。心配になり、上司の許可をもらって自宅に戻りました。確かめるとガス・ストーブの火はちゃんと消していました。
 (山中桃江(仮名)、34歳、女性、小売チェーン会社勤務)

[3785-2] 谷川うさ子 2015/10/05(月)10:35
   《ポルソナーレのカウンセリング》
 
 山中桃江さん(仮名)は、学校の授業も、仕事の中の説明も、せっせ、せっせとノートに聞き書きをする女性です。
 また、人の説明も、人の話すことも、せっせとメモを執る人です。
 このノートに聞き書きをすることとメモに執ることを止めて、聞いて憶えることをおこなうようにしたらこんどは、「念押し人間」になったと言っています。
 たしかに聞いて憶えているとは確信しているが、まちがいないだろうか?と心配になる、そこで「こうですよね」「こうでまちがいないですか?」と尋ねる、しつこく相手に同じことをなんべんも言わせる、と言っています。

 「こういうことですか?」「これでまちがいないですか?」と念押しして尋ねる人がいないときは、「だいじょうぶだろうか?」とじぶんの目で確かめるために行動しています。
 自宅のガス・ストーヴの火を消火したかどうか?が心配になり、会社の仕事を中断して確かめるために自宅に戻っています。

 この山中桃江さんの「念押し」でなんどもしつこく尋ねる、確かめて心配な気持ちがなくなるまで聞く、というのは、日本人の認知症(痴呆症)の周辺症状のひとつです。
 相手になんどもなんども同じことをくりかえして尋ねる、話す、というのは「認知症」(痴呆症)の周辺症状の中の嫉妬妄想とか物盗られ妄想と同じカテゴリーの被害妄想の一種です。
 認知症(痴呆症)とは、高齢者になってから発症するものだ、と思われています。しかし、日本人は若い頃から認知症になります。認知症(痴呆症)の症状は「中核症状」と「周辺症状」のふたつがあります。中核症状は「体験を忘れる」という症状のことだといわれています。日本人の多くは認知症の周辺症状をあらわすのです。相談者の山中桃江さんは周辺症状をあらわしています。

 ポルソナーレの脳の働き方について長年にわたる研究と考察にもとづくと、多くの日本人には、「体験を忘れる」ということは起こりえません。
 「体験」ということの正しい意味は、誰もが同じように見たり、聞いたり、皮膚の感覚に知覚することを、自分も同じように身体の五感覚に知覚することをいいます。分かりやすい例は、字の筆順を憶える、話し方のマナーや礼儀を憶える、正しい文の書き方や人の話の聞き方の決まりごとを憶える、といったことが「体験の学習」です。

 体験の学習は、「目で見る」「耳で聞く」という関わり方が可能にします。
 「関係つけ」といいます。「目で見る」「耳で聞く」という働きは、自律神経の交感神経の働きが成り立たせます。目の働きの交感神経は、「遠くを見る」という機能をもっています。
 「遠くを見る」ことにはゲシュタルト原理という認知の能力が生じます。ゲシュタルト原理とは、「ルール」「きまり」「やくそくごと」のことです。ゲシュタルト原理がつくる「ルール」「きまり」「やくそく」とは、学校で教わったり、仕事の中で学んだりするルール、きまり、やくそくのことではありません。「行動の秩序」のことです。
 乳・幼児は正しく行動します。乳・幼児が見聞きして身につける「行動の秩序」は「遠くを見る」がつくりまうs。
 こういう「行動の能力」を「倫理」といいます。「道徳」ともいいます。
 共生とか共同体の誰もが分かっておこなう「規範」のことです。
 したがって「体験」を「学習する」とは、「目」「耳」の自律神経の交感神経が働かなければならないのです。

[3785-3] 谷川うさ子 2015/10/05(月)10:35
    この「行動の秩序」を学習して身につけた人が、「論理」とか「理論」とかが正しく分かって、他者に正しく説明する知性の学習に取り組めるのです。

 相談者の山中桃江さんは「メモをとりつづける」「ノートに聞き書きをする」人です。
 ここでは、「目の自律神経の交感神経」は全く働かないのです。したがってゲシュタルト原理がつくる「ものごとの正しい秩序」は分かりません。
 例をあげると、字を書くときの筆順も分からず、正しい文の書き方、会話のルールなども分かりません。
 「ノートだけを見る」「メモの紙だけを見る」「パソコンの画面だけを見る」と、「目の働き」は副交感神経だけが働きます。
 
 会話のときに「相手の顔を見ない、目を見ない」というときに「目」は「副交感神経」が優位に働きます。ソッポを向く、あらぬ方向を見ながら話す、という場合です。
 目の視覚が「副交感神経優位」になるとは、交感神経がつくるゲシュタルト形態原理が働かない(プレグナンツという法則の認知の能力が働かない)ということです。これは、「言語」や「言葉」のもつ法則(秩序)を認知しない(分からない)ということです。

 すると、「聞き書きをする」「いつでもどこでも、どんなことでもメモを執る」というのは「目の働きは副交感神経だけが働いている」のです。
 これは、非言語のための眼の働き方です。
 すると、目も耳も「右脳」にシフトするのです。

 「右脳」は非言語野(感覚野)です。目は「右脳・頭頂葉」から「右脳・実像」の「非言語」のメカニズムの「感覚の知覚」のみを働かせます。
 耳は「右脳・聴覚野」の自然音(風の音とか鳥の鳴き声、虫の音など)を聴くためにだけ働きます。人間の話す言葉は「言葉の秩序」(言葉の意味、話されていることの主旨、文脈など)を全く聞いていなくて、「ヒューヒュー、チンチロリン、ザーザー、ゴーゴー」としか聞こえません。
 「しかし、わたしはちゃんと人間の話す言葉のとおりに聞いていますよ」とお思いになる人はおおいでしょう。
 これは、日本人の場合は、「左脳・ブローカー言語野・副交感神経支配領域・X経路支配のゾーン・主観の言語領域」で日本語の「已然」と「未然」の言葉を憶えていることに理由があります。
 これは、簡単にいうと「欲を言い表す言葉」(感情などの感覚を現わす言葉)です。
 「感覚語」と定義されるものです。この「感覚語」(日本語)は、「右脳・聴覚野」「右脳・頭頂葉」に結びつきます。

 「目で見る」というときは「右脳・実像」の「感覚の知覚の働き」だけに結びついています。
 「感覚の知覚」は、「行動だけを成り立たせる」のです。
 すると、「自分の行動」に関わりのある「言葉」だけは覚えられるので、「自分の感覚」が分かる「言葉」だけを聞くのです。

 わかりやすい事例をあげます。
 どんな知的な文章でもいいのですが、日本人は、まず、スラスラと読むことをおこないます。とにかく読めればいい、わかりにくい言葉があっても「読めればいい」と考えます。スラスラと読めれば「分かった」「内容を理解した」と思います。これが「自分の感覚だけが分かる言葉」を「聞く」(読む)という関わり方です。

[3785-4] 谷川うさ子 2015/10/05(月)10:35
    「聞き書き」は、「自分の感覚」が憶えている「言葉」だけを耳で聞いて書くということです。
 「言葉の意味」「意味にもとづく脈絡」(説明されている主旨)は「感覚によっては分からない」ので「聞かない」「書かない」(書けない)のです。

 「認知症」(痴呆症)とは、「体験を忘れる」ことだといわれています。
 日本人は「体験」に相当する「ものごとのルール、きまり、法則」を学習しないので、「忘れる」ということは起こりません。
 「体験を学習しない」ことによって、相談者の山中桃江さんのように、「自分の行動秩序」に関することをしつこく尋ねる(念押しする)という常同症(仮性作業、無意味な行動)という認知症(痴呆症)の周辺症状をあらわします。
 ガス・ストーヴの火を消したか?どうか?と心配になり、確かめずにはいられない(強迫神経症)は、「相手の顔、目を全く見ないで話す、聞く」ということがつくり出す、「行動秩序」を不問にした「行動のみの成立のさせ方」という行動障害です。

 「理由は分からない」「目的も分からない」「必要性も分からない」、しかし「行動している」というのが強迫神経症といわれている行動障害です。このような行動は、行動が止まると他のことの行動はできないので認知症の中核症状をあらわすのです。

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[3784] 読むだけで幸せになる手紙・怒鳴る母親が育てた子どもは、人の親切を恐がり、自分の子どもの子育てに不安いっぱいになる 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/02(金)15:43
[3784-1] 読むだけで幸せになる手紙・怒鳴る母親が育てた子どもは、人の親切を恐がり、自分の子どもの子育てに不安いっぱいになる 谷川うさ子 2015/10/02(金)15:43
          日本人の人間関係は
       「内扱い」と「外扱い」が
       一般的だ。
       「内扱い」とは「相手の
       顔、目を見ない」
       のことだ。
       しかし、怒鳴る、バカにする
       ときは「顔、目を
       見る」。
       怒鳴られた子どもが
       成人すると、「依存症」
       ムキ出しの人生になる。


《相談の手紙》

 わたしは、35歳の主婦です。生後4ヵ月の子どもがいます。
 わたしは、子どもを育てる自信がありません。実家に戻り、母親の世話を受けてなんとか、かろうじて子どもを育てています。
 わたしは、実家の母親も嫌なのです。小さい頃から怒鳴られ、バカにされて育ったからです。
 お前は、バカだから何もできないと言われ、何でも母親にやってもらいました。過保護に育てられたのです。

 夫の母親(義母)はとてもいい人です。話もていねいで、やわらかくほほえみながらおだやかに放します。わたしはこの義母と話すのがとても苦痛です。はい、はい、そうですね、そうです、と下を向いて話します。
 顔も目も見ることはできません。
 思ったことを言おうとすると、顔をそむけてあらぬ方を見て話します。
 結婚生活にも自信がありません。毎日、変なことをしています。
 そうじをしようと思っているのに、クツを磨くとか、せんたく機を回そうと思っているのにトイレ掃除をする、とかです。気がつけばこんな生活から逃げ出したいとばかりを白日夢のようにボーッと思い浮べています。
 (山田花子、35歳・仮名。主婦)

《ポルソナーレのカウンセリング》
 人間の脳は、左脳と右脳に分かれています。左脳は「言語野」です。右脳は「感覚野」です。
 「感覚」とは、「見る」「聞く」「触る」の器官とその「内容」(イメージ)のことです。
 右脳には「ブローカー言語野」と「実像」の二つの部位があります。
 この「実像」が、今、げんに見ていることと、げんに今、聞いていることについての「対象」を「知覚」し、そして「認知」します。

 ふだん、人間がものを見たり聞いたりするときは、「右脳・実像」の部位を働かせています。
 それは、子どもの脳の働き方を観察すればよくわかります。
 子どもは、じぶんが見たこと、聞いたことをそのまま、そのとおりに話しています。しかも非常に正確に話します。

[3784-2] 谷川うさ子 2015/10/02(金)15:43
    子どもの話し方は、ただ見たよ、聞いたよ、という話し方ではありません。
 「動物園に行ったよ。トラがいたよ。トラって大きいよ。岩のかげで寝ていた」
 「雨の降る日は、トラさんは、どうするのかな?」
 「わかんない、ぬれるよ」
 「雨の日は、長グツはくでしょ。カサもさすね。トラさんはどうするのかな?」
 「トラさんはぬれるよ」
 「トラさんはね、長グツを4つはくんだよ。四つ足だからね。カサはどうするの?」
 「トラさんはカサをさせない。ぬれるよ」
 「トラさんはね、しっぽでカサをもってさして歩くんだよ」

 このように、事実や事実関係の内容を見たり、聞いたりするのが「右脳・実像」の「視覚が知覚する認知」です。
 「右脳・実像」は、「目の感覚の働き」と「目の知覚による認知」の二つで二重になっていることを理解しましょう。
 
 相談の事例の山田花子さん(仮名・35歳)が「子育てに自信がない」「日常生活の中で意味不明の行動をおこなう」のは、母親の怒鳴り声が、「左脳・聴覚野」の言語を分かる働きを壊したからです。
 こういうときの母親は、子どものころの山田花子さんの「顔、目」をぎーっと凝視するように、ニラむように、見ます。
 子どもの山田花子さんは、母親の顔、目を見ますが、それは、怒りの声、大声とともに、なので、クローズ・アップ(大写し)に見えてイメージされるでしょう。
 このときの母親の言葉は、母親自身の欲、感情という意味を言い表します。

 つまり、5W1Hにもとづく事実などの「客観」の内容ではありません。これが子どものころの山田花子さんの「右脳・実像」に思い浮びます。
 山田花子さんの「目」「耳」の能力は、「認知の能力」(目の視覚の知覚による認知の働き)が壊れてしまったのです。

 成人して結婚した山田花子さんは、「右脳・実像」の「目の感覚の機能」が働かなくなりました。ちょうど、スマホを見ながら歩く人のように、目と耳の「感覚」に迫ってくる母親の指示への言葉に依存症になったのです。

 「義母の顔、目が見れない」といっています。
 依存できないとき、自分の性の欲の衰弱が起こり、ちょうど高齢者が食欲不振に陥って「老衰死」「衰弱死」に向かう脳の働き方になっているのです。無意味な行動をくりかえす(仮性作業)ときは、「死」が目の前に迫ってきています。対策の基本は「顔、目を見る」です。

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[3783] 読むだけで幸せになる手紙・「人の顔を見ない、目も見ない」がつくる症状と対策 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/02(金)13:19
[3783-1] 読むだけで幸せになる手紙・「人の顔を見ない、目も見ない」がつくる症状と対策 谷川うさ子 2015/10/02(金)13:18
          「人が自分を悪く言って
       いるような気がする」。
       これは「相手の顔も
       見ない」がつくる。
       認知症の周辺症状
       という。
       誰もがおこなっている
       「人の顔も目も
       見ない」がつくる脳の働き方の
       しくみを教える。


 《相談の事例》

 わたしは32歳の女性です。家族と同居しています。会社で事務の仕事をしています。
 わたしは、会社に行くのがとても嫌です。会社に行くと玄関があります。
 その玄関を見るだけで心臓がドキドキします。
 仕事にとりかかると、時計ばかりを見ています。早く仕事が終わればいいとそればかりを考えています。
 私は人と同じように仕事ができません。与えられた仕事はあります。「こうすればいいかな」と思って仕事をしても、後で必ず、誰かが手直しをします。
 もう何度も手直しされるので、「どうせまじめにやってもダメなのだから」と初めからゆっくりゆっくりやるか、手直しを当てにして適当に手抜きをしています。だから、いつも「仕事を失敗しないだろうか」とビクビクしています。
 他の人がホメられると、異常に思えるくらい嫉妬します。
 
 わたしは、昼休みの時間、みんなが集まっている部屋に行きます。誰かがおもしろいことを言うとみんなはドッと笑います。わたしは、おもしろくもなんともないのですが、ムリして笑います。
 誰かが言ったことで、おもしろくもなんともないことを、わたしは笑うのです。ひとりで笑いころげて、笑いが止まりません。

 帰りはバスです。わたしは、このバスが嫌なのです。乗客がじっと見ているようで緊張します。乗客から何か悪口を言われているような気がします。笑い声が聞こえてくると、「あ、わたしのことを笑ったのかな?」と気になります。
 わたしは、「じぶんは、他の人と違っておかしいのではないか」と思います。他の人がスイスイできることがわたしにはできません。だからいつも劣等感を感じています。わたしは、いつも自分が不安でないと不安に感じるのです。不安になると、いつでも、どこでも意味もなく数字を数えるのです。何をするにも数字を数えながら動作をおこなうのでとても時間がかかるようになりました。
 わたしは、頭の中がごちゃごちゃして何も判断ができなくなっています。
 スマホの画面を見るときだけが、何も考えずにすむので安心しています。
 (山口順子(仮名)、女性、32歳、銀行員)

 《ポルソナーレのカウンセリング》
 相談者の山口順子さんは、「会社に行くのが嫌だ」、「仕事は適当におこなう」「人が笑うことはおもしろくなくて、他の人がおもしろいとは思わないところで笑い声を出し、笑いが止まらない」、「バスの中で人が自分を見ている、バスの中の人が自分を悪く言ったり、笑ったりする」、「意味もなく数字を数えながら行動する」「自分に自信がなくて、不安でいるのがあたりまえで、不安をかんじていないときがむしろ不安である」といっています。

[3783-2] 谷川うさ子 2015/10/02(金)13:19
    山口順子さんは、仕事の中で、仕事の指示や説明を聞くときに、ノートを開いて、せっせと「説明の言葉を耳で聞きながら、話されていることを書き取る人」です。
 そうでなければ、「この仕事はこうすればいいのではないかな」と自分の記憶だけで仕事をするということはおこないません。

 学校の授業で教師が説明することにしろ、仕事の中で上司が仕事の説明をおこなうことにせよ、説明されていることをひたすらノートに書き取るというのは、不可能なことです。なぜならば、ノートに書き取るスピードよりも、話す言葉のスピードが速いので、書き取っているつもりでも、書き取れていない言葉や説明の主旨の方が多いからです。
 それにもかかわらず、なぜノートに書き取ろうとするのか?というと、自分の気持ち(感情、欲)をベースにして、自分が気に入った言葉を選んで自分の解釈で書くのです。

 脳の働き方の言葉の生成のメカニズムからみると、人間の「目」は自律神経の交感神経が「遠くの対象」を認知します。認知とは、ものごとのしくみや規則性を分かる、ということです。
 この「遠くの対象を見る」というのは「目の働き」の「ゲシュタルト形態原理」が働くということです。「ゲシュタルト原理」ともいいます。これは有名な法則です。
 空の雲の動きや色を見て「雨が降りそうだ」とか、「明日は晴れそうだ」と判断できるのは「眼のゲシュタルト原理」が働いているからです。
 「ゲシュタルト原理」は、かくべつ学校で勉強しなくても「これは正しい」「これは間違っている」と行動のルール、きまりを分かるし、ルールのとおりに行動する能力をつくり出します。
 こういう「目の働き」があるから、人間は、0歳児、1歳児にかけて人間にとって非常に重要な脳の働き方のしくみを完成するのです。
 1歳半から人間は、言葉を少しずつ話し始めます。
 
 人間の脳幹の上に位置している「視床」が、感覚のセンターの働きをしています。五官の感覚の知覚を「左脳」「右脳」に分けて送るという働きをします。
 この「視床」の中に視覚の中枢神経の「外側膝状体」があります。「外側膝状体」とぴったりくっついているのが「内側膝状体」です。「内側膝状体」は「聴覚」の中枢神経です。
 目と耳の働きは、「視床」でくっついていて、いつも共時して働くということです。
 人間の「目」と「耳」は同時に連動し合って働いているのです。
 このしくみは、非常に重要なことです。
 
 「人と話をする」「人の話を聞く」というときに、「相手の顔、目を見る」というのは自律神経の交感神経が働くということです。
 ここでは、「ゲシュタルト原理」が働くので「話すこと」「話される言葉」の中味の「論理」とか「言葉の意味」を認知する脳の働き方になります。

 事例の山口順子さん(仮名)のように「仕事が分からない」「仕事に失敗が多い」のは、「目」と「耳」(視覚と聴覚)の交感神経が全く働いていないことが原因です。
 山口順子さんの「目」と「耳」(視覚と聴覚)は、「副交感神経」しか働いていません。
 これは、脳の交叉支配の法則によって、「右脳」の「視覚野」と「聴覚野」が働きます。
 「右脳」は、「非言語野」です。「言葉」を意味としてではなく、自然音として「見る」「聞く」のです。
 だから、仕事で説明されている言葉は、「5W1H」にもとづく行動の目的とか対象の内容は全く分かりません。
 
 「これから、今日の仕事の予定と各自の役割分担を説明します」(上司の説明)は、「これからヒューヒュー、今日のザーザー、ピューピューッ、各自のザワザワ、ミャーミャー、ワンワン」のようにしか聞こえないのです。

 日本語は、已然と未然の構文による言葉なので「自分の食欲と性欲」にもとづく感覚で、「行動」だけを可能にします。
 目の「感覚」、耳の「感覚」だけが働く交感神経が働くのです。
 「目の働き」と「耳の働き」の「認知」や「認識」のための働きは、「左脳・言語野」(副交感神経)が働く必要があります。 
 「内容はどうでもいい、とりあえず手、足が動けばいい」という行動成立のさせ方の典型は「丸暗記」です。これは、「今日の仕事の予定と各自の役割分担を説明します」(上司の説明)を「各自の役割」だけを選択して、この言葉だけをひろいあげて憶えるということです。だから山口順子さんは、「自分の仕事の役割は、こんなもんでいいんじゃないの」とと適当に、そして手抜きをしておこなっているのです。

[3783-3] 谷川うさ子 2015/10/02(金)13:19
    山口順子さんのこの仕事の仕方は、日本語の「内扱い」のしくみにもとづいています。
 「内扱い」とは、社会とか現実のルールや決まり、約束ごとを無視する、そして壊す、ということです。
 「貴様」(尊い方)を「キサマ!!」と罵(ののし)り語に変える、「御前」(神様の前)を「オマエ」「テメエ」「お前ら」と、自分を自分で尊敬して、相手とか現実を価値の無いものとして扱う、関係づけるのが「内扱い」の本質です。
 これが「相手の顔を見ない」「相手の目を見ない」ことを良しとして、日本人の多くの人がわざわざおこなっている無意識の目的です。

 山口順子さんは、バスの中で「人が自分を見ている」「人が自分のことを笑っている」という不安を抱えています。
 これは、「人と話すとき」「人の話を聞くとき」に、ほとんどパーフェクトに「相手の顔、目を見ない人」の妄想です。相手に話すこと、相手の話で聞くことが全く無くなるので、「相手が困って、疲れて、ストレスに感じること」をイメージする(妄想する)ということがおこなわれています。これは、要介護から認知症(痴呆症)に移行する人の周辺症状です。精神分裂病ともいいます。
 山口順子さんが「数を数えながら仕事をする、数を数えながらなんでも行なう」ということをおこなっているのは、「自分の行動の秩序」というモラル(倫理)を壊す認知症(痴呆症)の周辺症状をつくっていることを意味しています。

 日本人の要介護、認知症(痴呆症)は、周辺症状から始まり、そして中核症状の「体験を学習していない」(体験を忘れるに相当します)の「行動の止まり」に行き着くことがよくお分りでしょう。対策の基本型は「相手の顔、目をしっかり見る」、です。

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[3782] 読むだけで幸せになる手紙・高齢者の虐待は、「顔を見る」「目を見る」、「そして自分の顔を見せる」が解消する 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/10/02(金)10:01
[3782-1] 読むだけで幸せになる手紙・高齢者の虐待は、「顔を見る」「目を見る」、「そして自分の顔を見せる」が解消する 谷川うさ子 2015/10/02(金)10:01
          平成27年9月27日付けの
       日本経済新聞の「メディカル
       NOW」欄に、「止まらぬ
       高齢者施設での
       虐待」が報道されて
       いた。
       「殴る・蹴る」(64%)
       「無視」(33%)
       「介護放棄」(17%)
       という内容だ。
       虐待の要因は、
       「教育、知識、介護
       技術の理解
       不足」であるという。
       しかし、脳の働き方の
       観点からみると、
       本当の原因は
       「顔を見ない、目を見ない」
       「自分の顔を見せない」
       にある。ここを改善すれば
       高齢者の虐待はなくなる。

 今の介護業界でも医療業界も、「認知症」(痴呆症)とは「体験を忘れることだ」と定義している。
 この「体験を忘れる」とは「さっきの食事を忘れる」とか「身近な人の顔、名前を忘れる」といったことだ。
 中核症状という。

 認知症(痴呆症)の中核症状に、人それぞれの「周辺症状」があると説明されている。
 周辺症状はものすごくたくさんある。
 目、耳の神経症(白内障、緑内障、突発性難聴など)、嫉妬妄想、物盗られ妄想、自分はイジメられている(被害妄想)、行動障害(つくり話、作話症、仮性作業、ゲーム、マンガ依存など)などだ。

 これは、脳の働き方と言語学と言語理論を理解しない人には全く理解しえないことなのだが、日本人は、「体験」というものを初めから学習しないのだ。
 「体験」と「経験」という言葉があるが、この二つは内容も意味も全く違う。
 「体験」とは、筆順、言葉の意味、本の正しい読み方、文や文章の正しい書き方、推移律、帰納、演繹などの思考の方法、説明の仕方、などのことだ。
 日本人はこれらのことを「内扱い」(ウチ扱い)によって拒否し、学習を否定する。
 つまり、「体験を忘れる」といっても、初めから学習していないのだから「忘れる」ということが成り立つはずもない。

 この「体験を学習しない」ことがつくるのが「周辺症状」である。
 不適応や不適合などの病理症状は全て認知症(痴呆症)の「周辺症状」なのである。

 この「周辺症状」の柱とも土台になるのが「相手の顔を見ない、目を見ない」というものだ。
 「相手の顔、目を見ない」中で「話す」そして「聞く」。

 この「相手の顔、目を見ない」中で「話す」「聞く」から「妄想をしゃべる」ときには「相手の顔、目を見る」。
 これは、「笑い声を出しながらしゃべる、聞く」だろう。
 そして「嫉妬妄想」「関係妄想」を話すときは、「相手の目」をニラみつけながらしゃべる。
 共通するのは、「言葉」のもともとの正しい意味を打ち壊し、踏みにじり、粉々(こなごな)に粉砕するということだ。

[3782-2] 谷川うさ子 2015/10/02(金)10:01
   ◎例
1.貴様(尊い方)を「キサマ」と罵(ののし)り語に変える。
2.御前(神様の前)を「オマエ」「テメエ」と「イバリ語」に変える。
3.「おのれ、うぬは盗人か!}
4.「われは、とんでもなく悪い奴だ」

 1,2は「内扱い」で社会のルール、きまり、規則を壊して、自分の欲を優位に立てる仕方です。
 3,4は、「一人称」(自称詞)を「二人称」(他称詞)に変えて、自分の「欲」(感情)を相手に覆いかぶせて「相手の存在」を消滅させるという粉砕の仕方です。

 1,2が「相手の顔を見ない、相手の目を見ない」ことの目的です。
 3,4は、日本人の多くの人がもつ精神分裂病の構造です。

 また、1,2が認知症(痴呆症)の「周辺症状」です。「作り話を話す」「しょっちゅう作り話を言う」(作話症)という病理です。
 「目を見ない、顔を見ない」ことがこういう「作話症」を成立させます。
 
 3,4は、「言いがかりをつける」「人を陥れる」「暴言を言う」「暴力をふるう」「人との約束を踏みにじる」という認知症(痴呆症)の周辺症状です。 
 この他者の崩壊を経て、自分自身の全ての「行動が止まる」という自然性優位による「人間の世界の疎外」の道をたどるのが、日本人の認知症(痴呆症)の本質です。

 高齢者の虐待は、起こるべくして起こっています。
 「自分の親を殺したくない」「自分の子どもを殺したくない」「自分も、犬、猫以下の存在になって死にたくない」と思うならば、人と話すとき、人と向かい合うときは「顔、目を見る」lことです。
 話すときは「自分の言葉の意味のとおりに行動をあらわすこと」です。
 これが、「高齢者の虐待防止」の正しいとりくみ方です。

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[3781] 読むだけで幸せになる手紙・「高齢者施設の虐待」は、「顔と目を見ない」が原因である 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/09/29(火)14:28
[3781-1] 読むだけで幸せになる手紙・「高齢者施設の虐待」は、「顔と目を見ない」が原因である 谷川うさ子 2015/09/29(火)14:28
          川崎市の「介護付有料
       老人ホーム」や「系列の
       施設」など高齢者
       施設で虐待が増え
       つづけている、という。
       虐待は、2013年が
       「962件」(通報・
       相談)という。
       被害者は「認知症者」が
       多く、「認知症」
       (痴呆症)への理解の
       足りない職員が引き
       起こすということだ。
       そこで教えるが、対策は、
       「顔と目を見て話す」
       ことである。

 平成27年9月27日付の日本経済新聞に、訪米中の中国の習近平国家主席とオバマ米大統領との会見のもようが、報じられている。
 「オバマ大統領は、習氏が話している最中、真正面を向き、遠くを見つめたままだった」。
 「約1時間に及ぶ会見で、2人はほとんど目を合わせなかった」。
 2人は冷たい関係をあらわした。

 話をする相手の顔の「顔、目を見る」ということには、非常に大きい意味がある、ということの好例だ。少なくとも、「顔を見ない、目を見ない」ことは良いことではないことくらいは分かるだろう。また、「自分の顔を見せない、目を見せない」ことも、相手とのいい関係をつくろうとか、仲良くしたいという表面的な努力すらも放棄していることは分かるだろう。

 日本人と欧米人、そして中国人とは、言語の構造が全く違う。
 人間の脳の働き方を理解するときには、「インド・ヨーロッパ語」(英語、ドイツ語、フランス語など)と「中国語」と「日本語」は、それぞれ、独自の脳の働き方をつくる。
 これらの異なる「言語」を共通させるのは「0歳8ヵ月までの乳児の脳の働き方」である。
 「1歳半」の「言葉」を学習しはじめるころから「英語・ドイツ語」「中国語」そして「日本語」がつくる脳の働き方に変わる。

 そしてつけくわえれば、コンピューター(パソコン、スマホ、デバイスなど)のテクノロジーは、どの国の人間の「脳の働き方」も、「0歳8ヵ月児」までにつくられる「人間の本質」としての「脳の働き方」の「倫理」「行動秩序」「共同体」や「共生」をつくる思考の能力や判断力、社会性の能力を低下させて、「ディスプレー」(画面)に隷属させるのである。

 英語、ドイツ語を言語とする人びとが「相手の顔を見ない、目を見ない」というのは、「意思を交流する対象とは見なさない」ということだ。
 人間をただの「物体」としか見ない(三人称扱い)をするという脳の働き方になる。

[3781-2] 谷川うさ子 2015/09/29(火)14:28
    中国語は、国語学者・大野晋によれば「孤立語」だ。活用の変化が無い言語だ。発音の音の変化でものごとを「認知」する。非常につよく人間の欲(食欲、性欲)に直結する「自然性の意識」が脳を働かせる。
 
 日本語は、已然(いぜん)と未然(みぜん)を中心とする文型(構文)が、日本人の脳を働かせる。げんみつにいうと英語やドイツ語でいう「文法」は存在しない。

 日本人のつかう日本語は、「ものごとを見る」「ものごとを聞く」というときに「目の感覚が知覚する」ということと「目の感覚が知覚したものを認知する」という二つの働き方のうち、一つめの「感覚が知覚する」ことしか脳を働かせない。
 「中身はどうでもいい」「おおざっぱに分かる」「てきとうに、曖昧に分かる」ことをもってごくごく一般的な日本人のふつうの脳の働き方をおこなう。
 これは、「相手の顔を見ない、目を見ない」ことがつくる脳の働き方である。
 そして、「相手にじぶんの顔を見せない、目を見せない」ことで、全ての人間関係を拒否する。
 ここに「相手に向かってしゃべらない」ということが加わると、ここからが認知症(痴呆症)の「中核症状」なのである。

 認知症(痴呆症)とは、中核症状と周辺症状の二つのことだ。
 中核症状とは「体験を忘れる」ことだ。
 周辺症状は、たくさんある。
 ふつう「うつ病」「分裂病」「神経症」「行動障害」といわれるものは全部「周辺症状」である。
 また「体験」とは、「共通の認識とか認知のこと」だ。

 すると、多くの日本人は、「体験のこと」「体験にかんすること」は、「忘れる」のではなくて「学習していない」のである。 
 ルール、きまり、やくそくごとは、「筆順」も知らないし、言葉の品詞も知らない、帰納法も演繹法も推移律も知らない。尊敬語も謙譲語も礼儀やマナーも知らない人はちっとも珍しくない。
 「体験」にかんすることを「忘れる」のではなくて、初めから「知らない」(学習を拒否する)のだ。だから、認知症(痴呆症)の「周辺症状」を、毎日、毎日、あらわして、「体験を知らない」という脳の働き方に到達して衰弱死するのである。

 高齢者の虐待を防ぐとすると、対策は、「相手の顔、目を見る」「自分の顔、目を見せる」である。
 また、高齢者が「目をつむろうが、下を向こうが、相手に自分の顔を見せて、相手の喜ぶことを話しつづけること」である。
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