[3788-1] 読むだけで幸せになる手紙・「ポルソナーレ式認知行動療法」 谷川うさ子 2015/10/14(水)10:41 修正時間切れ
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ポルソナーレは、独自に、 「認知行動療法」を 開発した。 うつ症状の人にも、 大幅に「認知能力」が 低下した人にも 効果がある。 基本は、どんな人と 会話するときにも 「相手の顔、目を 見ながら話す」、だ。
《事例》 わたしは、結婚して3年目の主婦です。妊娠して出産をひかえているのでひとりで家ですごしています。 結婚しても働いていましたが、退社しました。 勤めていた会社は、大学を卒業してからずっと働いていました。 ノンバンク系の金融業でした。
結婚して出産するからといって必ずしも退社する女性ばかりではありません。 わたしは、人間関係に異常に過敏な性格なのです。わたしの生育歴や家庭環境に原因があるのかもしれませんが、非常に気を遣う人と、親しく、心を通い合わせた信頼し合って話せる人とに大きく色分けされるのです。 「この人は嫌だ」と思うと顔を合わせて、顔を見るということができません。 どんな人とも気さくに話をする人、明るく笑いながら話しやすい性格の人がいますが、そんな人を見るたびにうらやましく思いますが、その反面、大勢の人と適当に、八方美人的にチャラついて話す人は嫌だとも思います。
わたしは、子どものころから自分のおこなったことについていじわるな言葉や欠点として指摘されることを言われると、それが何日も何日も頭にこびりついて離れないということがありました。 「あなたって、声が小さいね」と言われると、「あなたは友だちがいなかった人でしょう?」「いつも一人遊びで人形ばかりをいじって、一人芝居のようにおしゃべりをして過した人?」と言われているように思い、心が暗くなります。 ひとりで部屋に居るときに、その言葉が頭に思い浮び、カッとなって眠れなくなります。何日も何日も、眠れない日がつづくこともありました。 言われた言葉の嫌だと思う言葉をなかなか忘れることができないのです。 |
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