[3786-2] 谷川うさ子 2015/10/05(月)19:45 修正時間切れ
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そして、じぶんの脳の中(右脳・ブローカー言語野・3分の1・X経路・副交感神経支配の言語領域。言葉の意味のイメージを表象します)に思い浮べられるのは、「性の欲のイメージ」(人間関係をつくるための行動成立の像)です。 「笑い声」も「大声」も人間の自然の生理的身体にむすびつく「感覚」の表象です。 これが、「相手の言葉」も、「自分の言葉」もこなごなに打ち砕かれるということに、「笑い声」(大声)の本質があります。
これは、認知症(痴呆症)の周辺症状の「嫉妬妄想」、「物盗られ妄想」などと同じカテゴリーの「被害妄想」と同じ「妄想」の表象になるのです。 このような「被害妄想」がなぜ発生するのでしょうか。 日本語の已然(いぜん)と未然(みぜん)の文型(構文)がつくる「内扱い」に理由があります。
日本語による尊敬語(敬語体系)は、「ル」「ラル」「ナル」「アル」などの助動詞がつくります。 (いらっしゃる、おいでになる、など) 「自然成立」が尊いことで尊敬の内容である、ということです。 「笑い声を出す」「大声を出す」のは「自然性の表象」です。自分で自分を尊敬する、という「内扱い」の究極が「笑い声を出す」あるいは「沈黙して一言もしゃべらない」という人間関係です。 ここでは、自分も相手を見るし、相手も自分を見ます。 まず被害妄想をつくり、次に「人の視線が気になる」と妄想を拡大していよいよ相手の攻撃と粉砕にかかるというのが分裂病をつくる「内扱い」のしくみです。 対策は、会話のときに「相手を優先する」ということです。「相手の話したことを常に前提に立てて、これについてのみ話す」ということです。
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