[3782-2] 谷川うさ子 2015/10/02(金)10:01 修正時間切れ
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◎例 1.貴様(尊い方)を「キサマ」と罵(ののし)り語に変える。 2.御前(神様の前)を「オマエ」「テメエ」と「イバリ語」に変える。 3.「おのれ、うぬは盗人か!} 4.「われは、とんでもなく悪い奴だ」
1,2は「内扱い」で社会のルール、きまり、規則を壊して、自分の欲を優位に立てる仕方です。 3,4は、「一人称」(自称詞)を「二人称」(他称詞)に変えて、自分の「欲」(感情)を相手に覆いかぶせて「相手の存在」を消滅させるという粉砕の仕方です。
1,2が「相手の顔を見ない、相手の目を見ない」ことの目的です。 3,4は、日本人の多くの人がもつ精神分裂病の構造です。
また、1,2が認知症(痴呆症)の「周辺症状」です。「作り話を話す」「しょっちゅう作り話を言う」(作話症)という病理です。 「目を見ない、顔を見ない」ことがこういう「作話症」を成立させます。 3,4は、「言いがかりをつける」「人を陥れる」「暴言を言う」「暴力をふるう」「人との約束を踏みにじる」という認知症(痴呆症)の周辺症状です。 この他者の崩壊を経て、自分自身の全ての「行動が止まる」という自然性優位による「人間の世界の疎外」の道をたどるのが、日本人の認知症(痴呆症)の本質です。
高齢者の虐待は、起こるべくして起こっています。 「自分の親を殺したくない」「自分の子どもを殺したくない」「自分も、犬、猫以下の存在になって死にたくない」と思うならば、人と話すとき、人と向かい合うときは「顔、目を見る」lことです。 話すときは「自分の言葉の意味のとおりに行動をあらわすこと」です。 これが、「高齢者の虐待防止」の正しいとりくみ方です。
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