谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
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[3721] 読むだけで幸せになる手紙・好きなことは熱中する、好きでないものと関わると神経症になって脳がフリーズする対策 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/06/08(月)10:54
[3721-1] 読むだけで幸せになる手紙・好きなことは熱中する、好きでないものと関わると神経症になって脳がフリーズする対策 谷川うさ子 2015/06/08(月)10:53
          好きなことには熱中する。
       社会的に意味があろうと
       なかろうと、かまわない。
       社会的に意義のある
       ことにかかわると、
       神経症になる、
       失敗する。
       対策は、「学習法」と
       分かって幸せに
       なった物語。


 『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)を書いた権田真吾さん(42歳)のアスペルガー症候群が事例です。
 

 「ぼくはアスペルガー症候群だ。40歳のときに医者から診断された。あまりにももの忘れが激しいので、ぼくは認知症ではないのか?と、認知症を疑った。
 仕事はコンピューター関連の会社員だ。仕事でパソコンにインストールをおこなう。長い間の仕事なのにインストールの手順を忘れる。なんどもマニュアルを確認する。
 そのほかの仕事の手順やルールも憶えられない。
 上司からは無能扱いを受けた」。


 権田真吾さんは、「あまりにも憶えられない、物忘れが激しいので認知症ではないか?」と脳神経外科を受診しました。
 認知症は、脳のどこかの部位の脳細胞が死滅して働かなくなるトラブルです。CTスキャンで診ると白くぼんやりしているのですぐに分かります。
 「認知症」ではありませんでした。


 「ぼくには、収集癖があります。好きな歌手のレコード、写真集を集めます。大学生のころは工藤静香に熱中した。
 社会人になってからは、CoCoに熱中した。CD、レコード、写真集は全てをそろえた。楽曲もほとんどフルコースを憶えた。コンサートにも何度も行った」。
 権田さんの知り合いに「おニャン子クラブ」のファンだという人がいました。
 その人は「セーラー服を脱がさないで」すらもまともに歌えないと聞くと、権田さんは「許せない」と思い、「ファンを侮辱している」と怒り、「その日は一日中、不快で、気分が悪かった」といいます。


 「ぼくは、最初の就職先で帳票印刷をするセンターの運用とヘルプデスクを担当した。帳票の不具合に気づかない、他の社員への気配りが足りない、と、上司から指摘された。
 注意を受けて改善しようと努力した。必死に改善しようとした。
 すると、体調が悪くなった。下痢と便秘をくりかえす。目まいの症状も出た」。

[3721-2] 谷川うさ子 2015/06/08(月)10:54
    権田さんは、会社の診断所で診てもらいますが、何の異常もないと言われます。
 「とくに異常は無いと言われると、こんどは幻聴が出てきました。通勤の駅にある時計が、ぼくに暴言を吐くのです。
 仕事をする気があるのか!!好きな歌手の楽曲も歌も全部憶えるのに、仕事のことは憶えないし、忘れるのか!!」
 毎朝、時計の暴言に悩まされます。
 会社からは、「辞めてもらえないか?」とリストラ勧告を受けました。
 権田さんは、会社を辞めました。


 ポルソナーレのカウンセリングです。
 日本経済新聞の「私の履歴書」欄に、理化学研究所理事長の松本紘(ひろし)が書いています。
 「小学校、中学校、高校は勉強はよくできた。成績はいつも一番だった。勉強の仕方は、教科書の声出し丸暗記だった。母親が試験の答えを一つ間違えると怒った。だから、丸暗記した。ふだんは、予習もしない、復習もしない、丸暗記で試験の成績がいいだけだった。叱られるのが嫌、ホメられたいので短時間で集中して憶えた」。


 「中学校の理科の先生が、ノートの取り方を教えてくれた。全体を把握して論理的にノートを構成する方法を熱心に教えてくれた。その後の自分にとってこの方法がとても役に立った」。
 松本紘(ひろし)が理科の先生から学んだ「全体とは何か?」「全体をどう部分で構成するか?」の方法を「学習過程」といいます。
 仕事でも、人間関係でも、本を読むことにも、この「学習過程」があります。
 日本人の多くの人は、「丸暗記」はできても「学習する過程」のための学習法は知らないのです。これが、自律神経症、幻聴の原因です。


 権田真吾さんのお話です。
 「アスペルガー症候群は、その場の空気が読めない障害だといわれています。
 その場で思ったことを口に出して言わずにはいられない、興味のないことには、手先が不器用、見落し、見間違いが多い、などの現われです。
 しかし、努力する姿勢を正しく評価してもらうと嬉しくなって社会性のあるルール、きまりも憶えようとします」と権田さんは、アスペルガーでも幸せになれる方法をお話します。
>> スレッド[3721]に返信

[3720] 読むだけで幸せになる手紙・大きな音、大声を聞くと脳がフリーズする対策 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/06/03(水)19:41
[3720-1] 読むだけで幸せになる手紙・大きな音、大声を聞くと脳がフリーズする対策 谷川うさ子 2015/06/03(水)19:40
          アスペルガー症候群か
       どうか?の診断。
       大きな声に弱い。
       怒鳴り声に怯えてパニックになる。
       この音に敏感、は
       アレルギー症状だ。
       交感神経を働かせて脳に血流を送る
       アルツハイマー病に似る。
       自分も叫び、ひとりで
       バカ笑いをすると気がついて
       幸せになった物語。


 『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)の権田真吾さん(42歳、会社員)がケーススタディです。
 「ぼくは、アスペルガー症候群の特性として、たいへん音に敏感だ。
 物が落ちる音、バシッと何かを叩く音に敏感だ。子どものころ、両親がよくケンカしてドスンッバシッという音を立てた。
 この音が嫌だった。
 音を聞くと不安になる。
 不快な気持ちでいっぱいになる」。
 権田真吾さんは結婚して子どももいます。
 男の子です。
 この男の子は家の中をとびはねます。
 ドスン!!
 権田さんは、子どもに大声を出します。
 「やめろ!!うるさい!!」


 「ついこの間のことです。
 妻が、家の中でとびはねる息子を大声で怒鳴りつけました。やめなさい!!いいかげんにしなさい!!
 ぼくは、妻の怒鳴り声を聞いたら、過呼吸発作を起こしました。本当に息ができなくなりました。苦しくて死ぬのではないか?と頭の中がまっ暗闇になりました」。


 ポルソナーレのカウンセリングです。
 アスペルガー症候群といわれる脳の働き方は、自分の「欲」「感情」を土台と柱にした「行動秩序」をつくることです。
 人間の世界には「秩序」は二通りあります。一つは、共同体(社会)の秩序です。もう一つは、公けの人間の多数が共通にあらわす秩序です。倫理です。アスペルガーの人々の行動秩序は、このどれでもありません。自分の「性の欲」を中心にして行動を現わします。
 この「性の欲」は、「人間」に向かうのではなくて、自分の「執着」「こだわり」「愛好物」に向かいます。
 たとえば「名古屋のゴミ屋敷の人」は、「ゴミの収集」に向かっています。
 「一過性意識消失」の人は、仕事が辛くて会社に行きたくないという「欲」の屈折した性(意識)のために電車の中で息苦しくなりパニック発作を起こして倒れます。救急車で病院に搬送されると30秒もしないうちに楽になります。
 「性の欲」が視床下部で背内側核に向かう交感神経が、行動可能の対象として「食物」を特定化すると摂食障害になります(過食症、拒食症のことです。外側核と腹内側核がつくり出します)。

[3720-2] 谷川うさ子 2015/06/03(水)19:41
    「音に敏感」は、性の対象(心情の能力の対象も)と社会的な言葉で関わりをもてないときに発生して「性の欲求の感情」が変型して叫ぶことをおこなう心的現象です。
 「音に敏感」というのは、交感神経が突然活発になった興奮状態のことです。


 権田真吾さんの話です。
 「アスペルガーの人は、自分の思うことと他者の思うことは別のものだという区別がつきにくい。だから人に話しかけるということを怠りがちである。
 つねに、他者の気持ち、欲、好みをおしはかったり、尋ねてみるとよいのだと思う」。
>> スレッド[3720]に返信

[3719] 読むだけで幸せになる手紙・話を合わせると脳がフリーズする、無理に合わせるとパニックになる対策 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/06/03(水)16:57
[3719-1] 読むだけで幸せになる手紙・話を合わせると脳がフリーズする、無理に合わせるとパニックになる対策 谷川うさ子 2015/06/03(水)16:56
          アスペルガー症候群という
       発達障害がある。
       人の話に全くあわせられない、
       ムリに合わせるとパニック症状になる。
       脳の働かせ方に問題が
       あると分かって幸せに
       なった物語。
       
       『ぼくはアスペルガー症候群』
       (彩図社)を
       書いた権田真吾さん
       (42歳・コンピューター
       関連の会社員)が
       ケーススタディです。


 「ぼくは酒の席が苦手だ。飲み会では、何を話していいか戸惑う。だからつまらない。つまらないだけならいいが、飲み会の次の日は、うつ病になる。寝たきりになるのだ」。
 対人緊張にさらされるのが鬱病になる原因だと話します。
 「共通の話題がないのです。集団に属している以上、その中の人間の文化(話題)に合わせるのが大切だと言われます。ぼくは、興味のないこと、仕事の利益にならないことを無理して憶えたり、話を合わせるのが苦手なのです」。


 あるとき、権田真吾さんは、会社でモバイル端末の操作についての教育係に指名されました。
 講義をおこなう役です。テキストを見ながら操作を勉強して、レクチュアのための資料づくりもおこないました。
 上司のKさんにアドバイスを受けました。
 「ぼくは、指導の説明を受けている最中に、体が震えました。シビレにも悩まされました」。
 上司がぼくの説明の間違いを指摘しました。
 「すると、頭の中がまっ白になりました。息が苦しくなって、失神しそうになったのです」。
 ぼくは、突然の体の震え、全身のシビレ、呼吸困難になります。


 権田真吾さんは、人の前に出るのが嫌だとか、酒の席に緊張するというのではありません。
 「ぼくは、会社員になったころ、社員の結婚式の二次会に呼ばれました。会の途中で、ぼくは新郎新婦にはしゃいでしゃべりかけました。大勢の中なのに、ひとりだけ大きな声を出して話しつづけました。新郎新婦よりも目立ってしまいました。周囲の人々の白い目にも気づくことはありませんでした。
 学生のノリで、わっしょい、それ、それ、そーれ!と舞い上がったのです」。


 ポルソナーレのカウンセリングです。
 脳の働き方に「凍りつき」という状態があります。
 大脳生理学では「学習性の絶望」といわれています。
 自律神経の交感神経が働いていない状態のことです。
 権田真吾さんのパニック障害や鬱病の症状は、脳の「言語野」で自律神経の交感神経が全く働いていないというときに発生する症状です。

[3719-2] 谷川うさ子 2015/06/03(水)16:57
    最近、強い地震や火山の噴火が起こっています。
 テレビの報道を観ると、現地の地元の人は「体が凍りついて全く動かなかった。頭の中がまっ白になって、熱くドロドロしたものがまっ黒い煙のかたまりになって流れて迫ってくるのを、立って見ているだけだった」と語っていました。逃げようとか、危ないとかの思考が働かなかったと言います。
 これが「学習性の絶望」(凍りつき)という脳の働き方です。


 人間の脳も身体も自律神経の働きで働いています。交感神経と副交感神経です。中心になって働くのは交感神経です。
 脳の交感神経は、目の視覚神経を中心に「Y経路」と呼ばれています。ブローカー言語野は「3分の2」の言語野です。
 「右脳・実像」も「Y経路のゾーン」を交感神経の働きでゲシュタルト形態認知を認知します。


 多くの日本人は、日本語の「文法」が已然(いぜん)と未然(みぜん)のために、ブローカー言語野は「3分の2」(副交感神経)しか働いていません。それでも日々の行動が止まらないのは、「右脳・実像」は「Y経路」(交感神経)が働いているからです。
 タクシードライバーは「右目」で進みゆく前方を見て「左目」で路上の客を探します。
 これが「右脳・実像」の交感神経の働き方です。


 現代はテクノロジーの社会です。パソコン、スマホ、デバイスなどのディスプレー(画面)だけを目で見て一日の大半を過す人が多くなっています。
 このディスプレー(画面)に表示される文字、画像は、交感神経のY経路の働きを「3次元」から「2次元」に低下させます。これは、視覚の像の「結果」だけ(パターンだけ)を見るので、副交感神経の働きに変わるということです。


 「手で文字を書かない」「文字を筆順どおりに書かない」「いつもゲームに依存している」「スマホを15分おきにいじらずにはいられない」という人の脳の自律神経は副交感神経が優位の人です。
 このタイプの人が、交感神経を働かせなければならない状況におかれると、学習性の絶望という「凍りつき」が起こります。これがアスペルガー症候群のパニック障害と鬱病の原因と理由です。


 かんたんにまとめます。
 アスペルガー症候群のパニック障害と鬱病とは、脳も身体も血管も副交感神経優位が原因です。恒常的なリラックス状態のために、血管が広がって生化学物質が滞留して、痛み、不快、拒否、攻撃の感情をつくり出します。心拍も低下するので、心停止の不安も発生して、無気力になるという心的現象です。


 権田真吾さんのお話です。
 「パニックになり、とんでもないことを言ったり、とんでもない行動をしでかすのを防ぐには、いざというときに相談できる上司や同僚をもつことにつきる。
 アドバイスにもとづいて、自分の仕事のすすめ方を立て直すことが可能だ。アスペルガー症候群の人は、周囲の人に、自分の症状を説明できる環境が求められる」。

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>> スレッド[3719]に返信

[3718] 読むだけで幸せになる手紙・脳がフリーズしても人の話を理解できる聞き方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/06/03(水)16:09
[3718-1] 読むだけで幸せになる手紙・脳がフリーズしても人の話を理解できる聞き方 谷川うさ子 2015/06/03(水)16:04
          「アスペルガー症候群」の
       症状はいくつもある。
       一つは、人の話を聞いても
       「理解できないこと」だ。
       印刷された文章も
       理解できない。
       ディスプレー表示の字、
       文、文章はもっと
       理解できない。
       対策は、ルールの学習と
       気がついて幸せになった物語。


 『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)を書いた権田真吾さん(42歳・コンピューター関係の会社員)の告白がケーススタディです。
 「ぼくはアスペルガー症候群の男性である。みなさんは、アスペルガー症候群という障害をごぞんじだろうか?」。
 「人の話が聞けない」(その場の状況にはかまわずにひとり言のように話して暴走する)、「空気が読めない」(職場のルールの『ホウレンソー』(報告、連絡、相談)を無視して一人遊びのように行動する)などによって、「変なヤツ」「変わっているヤツ」と見られて目立っている人のことだ、と説明します。


 「ぼくは、人の話を理解するのが苦手です。
 上司から、自分の仕事の実績をアピールすることは大事です、と言われました。プレゼンテーションができなければならない、という話です」。
 権田さんは、上司の話を、自己アピールとは売名行為、自分という人間を不正に高く売ること、やってもいないことをデッチ上げること、と理解しました。
 お客に媚を売り、スタンドプレーをして目立つことだと理解したのです。
 「自分なりの思い込みが激しく、こうだと思い込んで信念にしてしまい、他人の話を理解するのが非常に難しく、困難に感じています」。
 

 権田真吾さんは、医者から「あなたはアスペルガー症候群です」と診断されました。
 「もの忘れがひどく、目で見ていることも憶えられないのです。マニュアルを目で見ているのに間違えます。プリンタの操作手順も憶えられず、上司からは無能扱いを受けました。
 ぼくは、自分が認知症ではないか?と疑いました」。
 脳神経外科を受診しました。
 CTスキャンを受けました。
 脳細胞の萎縮は認められません。
 大人用のアスペルガー症候群を診断する病院を受診して「アスペルガー症候群です」と診断されました。
 会社を二度も辞めさせられて、今の会社でも失敗、ミス、トラブルを続発させて信用をなくしています。
 「まじめに仕事をする気があるのか!」と上司に一喝されました。
 「ぼくはアスペルガー症候群です」と診断内容を話しました。
 上司は、「面倒な部下を抱えている」という怒りの表情をあらわしました。

[3718-2] 谷川うさ子 2015/06/03(水)16:09
    ポルソナーレのカウンセリングです。
 人間関係も、社会の中の仕事の場も全て規則、法則、論理で成り立っています。
 規則とは、組織の運営の仕方のことです。仕事の始めは何時から、何時までというルールが規則です。
 法則とは、仕事に行く目的のことです。「信用の向上」「品質の向上」「利益の追求」という目的に誰もが従うのが法則です。
 論理とは、その場を成り立たせる思考の仕方のことです。日本語の場合、「外扱いの話し方」「5W1Hにもとづく話し方」などが論理です。


 アスペルガー症候群の人は、このような日本に長くつづいている人間関係のルール、日本人の社会で合理的に運用されている規則や論理というものについて一切、何も知らないことを特徴にしています。なんとなく憶えている、なんとなく人のやっているとおりにマネして行動している、いつもなんとなく人のやっているのを見て人のやっているとおりにおこなっている、というように行動しているのが「アスペルガー症候群」です。


 なぜ、こういう「なんとなく憶えている」「なんとなくマネして行動している」ことが成り立つのか?といいますと、それは、自分の好きなことを、好きなとおりに、好きなだけおこなう行動の仕方を身につけているからです。
 これを「自分だけの行動秩序」といいます。
 哲学ふうにいうと、「自己倫理」です。社会の中で誰もが共通に現わしている「共同の倫理」は学習せずに、「自分の好きなことだけをおこなう行動の仕方」(自己倫理)を学習して身につけています。
 それが「アスペルガー症候群」です。


 権田さんのお話です。
 「職場にIさんという女性がいる。ぼくの目から見ても異常な暴言癖がある。
 会社の決めた目標にたいして、嫌だ、気に入らないという発言を他の部署に行って話す。
 ぼくの場合、空気の読めない自分をどこか客観視している。だから後から反省する。そしてお詫びもする。
 しかし、Iさんは、叱られても、怒られてもケロッとしている。自分を客観的に見ようとはしない。
 また怒られちゃった、くらいに軽く見ている。
 治りそうもない。ぼくよりも重症かもしれない」。

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>> スレッド[3718]に返信

[3717] 読むだけで幸せになる手紙・脳の働きのフリーズ、怒り、息切れしてパニックになる対策 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/06/02(火)11:05
[3717-1] 読むだけで幸せになる手紙・脳の働きのフリーズ、怒り、息切れしてパニックになる対策 谷川うさ子 2015/06/02(火)11:05
          アスペルガー症候群かどうかの診断基準。
       ちょっと悪く言われたと
       感じると脳がフリーズする。
       怒り、パニックとともに
       言い返す。逃げ出す。
       自分のカラに閉じこもる。
       これは負の行動倫理と
       気づいて幸せになった物語


 『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)を書いた権田真吾さん(42歳、会社員)のアスペルガー症状の説明がケーススタディです。
 

 ぼくはアスペルガー症候群です。アスペルガーの人は偏食が多い。その偏食が度を越している。ピーマンやニンジンは問題はない。キュウリやブロッコリーは苦手だ。キュウリはあの食感が嫌なのだ。
 子どものころ習っていた英会話の先生も、非常な野菜嫌いだった。
 「今でも野菜は苦手だ」とその先生は言っている。
 嫌だ、と思うものへの拒否の態度、行動をいつでもどこでも、誰にでも、場も状況にもかかわりなくハッキリ現わすのがアスペルガー症候群です、と権田真吾さんは言います。


 ぼくは、アスペルガーですと説明するのは権田真吾さんです。
 「追い詰められると、してはいけないと分かっていてもパニックになり、暴走します。
 ノルマ、納期が重圧になり頭がパンクします。
 あれは気に入らないという発言を会社の中でも平気でしゃべる。暴言癖がある。文句を言い、言わなくてもいいことをしゃべって、会社を辞めさせられました」。


 物忘れが激しいのもアスペルガー症候群のもつ障害の一つです。
 パソコンのインストール中に手順を何度も忘れるので、何度もマニュアルを確認します。マニュアルを見ているのに手順を忘れる。
 コンピューターの開発言語やプリンタの操作手順もなかなか覚えられません。
 「ぼくは、あまりの物忘れの激しさに認知症を疑いました。
 脳神経外科を受診してCTスキャンを受けました。しかし脳細胞の萎縮は認められませんでした。しかし物忘れと、記憶できないという症状はあります。それがアスペルガーだったのです」。


 ポルソナーレのカウンセリングです。
 アスペルガー症候群といわれているものの症状の特徴は「自分の好きなようにしゃべる」「自分の気に入ったとおりに行動する」「自分の感情のとおりにならないものには、自分の感情を優先して、社会の中でも公共の中でも、自分がつくった行動ルールを押し通す」というものです。

[3717-2] 谷川うさ子 2015/06/02(火)11:05
    ものごとはどんなことも「秩序」で成り立っています。自然秩序、社会秩序、人間関係の秩序、思考の秩序、などです。
 「アスペルガー」といわれる脳の働き方は、現実社会の中の「秩序」をそのとおりに憶えていません。一見して憶えているように見えて、丸暗記で、つじつまを合わせているだけです。自分が好みでつくった自分だけの秩序(自己倫理ともいうべきものです)のとおりに、社会の中、人間関係の中で現わします。これ以外の秩序は一切、忘れる、キョーミがないので無視する、マニアのように気に入ったことだけを熱心におこなうという脳の働き方をします。
 「アスペルガー症候群」と障害名をつけると安心しますが、こういう「右脳・実像」の暗記中心(テクノロジーによるディスプレー表示は暗記のバリエーションです)の人は「スマホを持ちながら見ながら歩く人」も同じカテゴリーなので、「発達障害」というほど特殊な異常現象ではありません。


 アスペルガー症候群の人には、支援センターから「ジョブコーチ」というアドバイザーがつくことで仕事も、人間関係もうまくやれるようになる。
 「道筋をつけてあげる人」がいると社会に適合できる。失敗した原因は何か?を一緒に見つけてもらうのだ。

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>> スレッド[3717]に返信

[3716] 読むだけで幸せになる手紙・フリーズした脳でしゃべると嫌われる話し方になると気づいたわたし 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/06/01(月)14:29
[3716-1] 読むだけで幸せになる手紙・フリーズした脳でしゃべると嫌われる話し方になると気づいたわたし 谷川うさ子 2015/06/01(月)14:29
         アスペルガー症候群とは、
       脳の働き方、働かせ方が
       つくる症状のことだ。
       気持ちで思っていることを
       ストレートにしゃべる。
       ひとり言も言う。
       ひとり笑いもする。
       子どもの頃は可愛いが、
       大人になるとひとりで浮き上がる
       会話のルールを覚えれば
       幸せになるという物語。


 権田真吾さん(42歳、会社員)は、『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)という本を書きました。
 「発達障害とも呼ばれています。ふつうの人が身につけている社会的な感覚が身についていません。でもこの発達障害も、上司や先輩社員から注意されたり、教えられると少しずつ社会性が身につきます」と話します。


 NHK教育テレビに『おかあさんといっしょ』という子ども向けの番組がある。
 「どこが変わったか当ててみよう」というコーナーがある。
 スタジオの子どもたちに、二回、絵を見せる。
 一回目に見た絵と二回目に見た絵はどこがどう変わったか?を当ててもらうというものだ。
 遠足の絵がある。一回目の絵はリュックサックを背負っている。二回目の絵ではカボチャを背負っている。
 飛行機の絵は、二回目の絵ではキュウリになっている。
 ぼくは、どこが変わったのか?がすぐには分からなかった。
 アスペルガー症候群の人は、ふつうの人よりも「視覚の認知の能力」が弱い。


 買い物を頼まれる。
 「三百九七円の巻き寿司を買ってね」と頼まれた。
 ぼくは「巻き寿司」という言葉とイメージだけが思い浮ぶ。
 だから「一本百円のハーフカットサイズ」の巻き寿司を買った。
 だから、アスペルガー症候群の人には、「巻き寿司を買ってきて」と言葉だけで頼むと忘れられる。
 写真を見せる、チラシの切り抜きを持たせる、チラシにハッキリ分かるように丸印をつける。
 図、イラスト、写真で、対象をハッキリ明示する。これは自閉症の療育(治療教育)でもよく用いられている。目で見て分かるビジュアル情報があると、言葉だけよりもミスが少なくなる。


 ポルソナーレのカウンセリングです。
 権田真吾さんは、コンピューター関係の会社で仕事をしています。
 コンピューターとは、パソコン、スマホ、デバイスなどでものごとをディスプレー(画面)に表示するテクノロジーの通信技術です。

[3716-2] 谷川うさ子 2015/06/01(月)14:29
    このテクノロジーの通信技術はマトリックスという速度の速い表示機能を特質にしています。
 人間が目で見るものは、ゲシュタルト形態原理で、「2・5次元」から「3次元」に現わします。
 人間が「目で見る」というときは「3次元」でものを見ます。
 ところが、パソコン、スマホ、デバイスは、「動画」も含めて「2次元」を表示するのです。
 目で見たものを「結果だけ」を現わします。
 「いや、動いて見えるものがあるよ」と異議をもつ人もいるかもしれません。しかし、「動画」にもストーリーとか5W1Hの事実関係という「知覚の了解作用の過程」は無いので「2次元」(もしくは2・5次元)としてしか見えないのです。
 すると、ここには「思考の過程」というものが無いという脳の働き方があります。
 これがアスペルガー症候群です。


 権田真吾さんは、次のように話します。
 「ぼくは、計画を立てるということが非常にニガテでした。好きなことはのめりこみ、他のことが目に入らなくなるのに、いざ計画を立てようとするとうまくいかない。いつも漠然ととりくむ。
 他に関心のあることがあるとそちらに目が行き、とりくむことがうまくいかなくなります。
 上司から、おおざっぱでいいから学習計画を立ててごらん、とアドバイスをうけました。
 ラフスケッチでよいというのです。これがたいへんありがたかったのです。
 方向性を指示していただいて、会社の仕事に必要な資格の勉強がスムースにすすみ、なんとか合格することができました」。
 
◎この「読むだけで幸せになる手紙」は、メルマガでも配信しています。
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[3715] 読むだけで幸せになる手紙・フリーズする脳は、アスペルガーのことと初めて分かったわたし 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/06/01(月)13:46
[3715-1] 読むだけで幸せになる手紙・フリーズする脳は、アスペルガーのことと初めて分かったわたし 谷川うさ子 2015/06/01(月)13:45
          空気が読めない。
       まわりのことが目に入らない。
       怒られるとパニック。
       これはアスペルガー症候群の症状。
       脳の働き方が分かれば
       対策は簡単という物語。


 『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)を書いた権田真吾さん(43歳)の告白がケーススタディです。
 平成26年8月に初版が発行されています。平成27年6月には第12刷ですから、アスペルガー症候群にかんしての関心の高さがうかがえます。
 権田真吾さんによれば、アスペルガー症候群とは、「言葉の意味が、ふつうの人よりももっと極端に理解できない」ということであるようです。
 「言葉の意味」を考えないのではなくて「この言葉の意味はこういうものだろう」と非常に曖昧に、ぼんやりとしか理解していないといいます。


 「小学生のころ、こんなことがあった。母親から留守番を頼まれた。このとき、他人を家に入れてはいけませんと命じられた」。
 その日、伯母さん夫婦が訪ねてきました。
 「家の中に入れて」と言います。 
 「ぼくは、お母さんから誰も家に入れてはいけないと言われているんだ」と伯母さんに言います。
 小学生の権田さんは、ドアのカギをはずして伯母さん夫婦を家の中に入れませんでした。伯母さん夫婦はしかたなく車で帰っていきました。


 ここで権田さんは、母親の言葉の「他人を家の中に入れてはいけない」を「誰も入れてはいけない」の意味にとらえています。日本人は、「内の人」「外の人」と人間を分類します。「他人」とは家族、親族など血縁関係以外の人をさします。伯母さんは、母親か父親のきょうだいの人です。すると日本人の「内扱い」「外扱い」の対人意識からおしはかると「他人」ではないわけです。
 「アスペルガー症候群の人は、言葉を字義通りにとらえる。だから、伯母さんはなくなく帰っていった」と権田さんは説明しています。
 アスペルガー症候群の人は、言葉の意味を「字義どおりに学習しない人」と判断するのが正しいのです。


 権田真吾さんは、自分のことをこんなふうに自己紹介しています。
 「ぼくはアスペルガー症候群の男性である。42歳の男性だ。みなさんは、アスペルガー症候群という障害をご存知だろうか?」


 アスペルガー症候群とは、自閉症である、知的発達の遅れではない。
 「人付き合いがニガテ」「その場の空気が読めない」「人の話を聞く能力に劣る」「ちょっと変わっていると周囲の人は見る」と、権田さんは説明します。

[3715-2] 谷川うさ子 2015/06/01(月)13:46
    ポルソナーレのカウンセリングです。
 「アスペルガー症候群」は、アメリカの精神医学協会の「DSM-Ⅳ」の診断マニュアルの定義の中で生み出された概念です。
 たしかに「症状の現象」とか派生した「神経症の症状」はありますが、脳のどこかの発達の障害を原因にして起るというものではありません。


 「アスペルガー症候群」の起こり方は、脳の働き方、働かせ方によります。人間の脳は、「言語野」と「感覚のつくる知覚が生み出す認知」との二つで働きます。
 前者は、「ブローカー言語野」です。後者は「実像」です。
 日本人の使う日本語は、「言語野」と「実像」の中間領域で憶えたり学習したりする言語です。
 すると日本語は、よっぽど子どものころに、親が知的教育をしないかぎり、ただ「行動だけが成り立てばよい」というようにしか学習されません。
 この学習が丸暗記であった場合に「アスペルガー症候群」になるのです。


 権田真吾さんは、「子どものころには、鳥や動物の図鑑を読むのが好きだった。今でも、冬の公園にやってくる鳥の名前をほとんど言い当てられる」と書いています。
 「読む」と言っていますが、触覚(ウェルニッケ言語野)中心の丸暗記を子どものころからおこなっています。写真撮影と同じ憶え方です。こういう脳の働き方がアスペルガー症候群の脳の働き方になるのです。
 感覚(目、手、耳など)は「知覚」という能力をもっています。「知覚」は、結果の「形」と「了解過程」の二つで成り立っています。
 アスペルガー症候群とは、「知覚の了解過程」を学習しない、したがって記憶していない人の病理症状のことをいいます。


 権田真吾さんは、アスペルガー症候群の対策として次のとおりに書いています。
 「アスペルガー症候群の人は、同じ失敗をくりかえす。だから、自分だけの作業のマニュアルを作る、もしくは、ジョブコーチと呼ばれる道筋をつける人と同伴することである」と書いています。
 「ぼくも、社会に出て、先輩社員や上司に注意されて、少しずつ社会性を身につけている」。

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[3714] 読むだけで幸せになる手紙・家族の痴呆を治す話し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/05/25(月)15:50
[3714-1] 読むだけで幸せになる手紙・家族の痴呆を治す話し方 谷川うさ子 2015/05/25(月)15:50
          痴呆(認知症)が日本人の
       危機の最大のものだ。
       失業も不登校も、
       そして貧困も、脳の
       働きの痴呆化が全てを
       生み出す。
       脳トレよりももっと効果の
       あるのが「筆順」だと
       分かって、痴呆症が
       改善に向かって幸せになった物語。


 六月雨太さん(39歳・仮名)は、子どものころから母親にプレッシャーを感じていました。
 始まりは、小学5年生のときの授業参観の日でした。
 「ぼくが指されて、黒板の前に出て、先生から与えられた問題を解こうとしたときです。いくつかの漢字の筆順の番号を書くという問題でした。飛、馬、永の漢字の筆順が分からなかったのです」
 黒板の前で立往生しました。
 教室の後ろには授業参観の母親や父親がいます。
 この参列している母親たちの中でドサッと人の倒れる音がしました。
 「ぼくの母親が、緊張と心配のあまり、呼吸困難に陥って、失神して倒れたのです」。
 教室の中は騒然となりました。


 ぼくは、中学のころから、人と一緒に食事をすると手が震えていました。授業中は、すぐにトイレに行きたくなりました。
 学校の授業がよく分からなかったのです。
 ガマンして先生の話を聞いているとお腹が痛くなります。授業中、ひんぱんにトイレに行くと友だちから何と言われるか。
 それも心配だったのでガマンしました。
 昼食のとき、まわりの友人から「手が震えているね」と言われないように、なんでもないフリをして明るく、堂々と笑いながら食事をしました。
 「家には弟がいます。弟は目ざとくぼくの手の震えを目にして、手が震えているね、と言います」。


 高校に行っても、授業が分からないという事態は変わりませんでした。
 お腹も痛くなり、ガスだの、腸の動く音のゴロゴロが教室中に響き渡っているようで、辛くてしかたがありませんでした。
 母親に「病院に行きたい」と言うと「病院に行くのはいいけど学校を休むのは許さない」と言います。
 自分には逃げ場がない、母親は逃げることを許してくれないと不信感とも敵意とも呼ぶような感情がわきおこりました。


 「高校3年生のある朝です。朝、母親が起こしに来ました。きょうは、学校に行きたくないなあ、と言いました」。
 これを聞いた母親は、「えっ!!」と悲鳴のような声をあげたのです。
 見ると、両手をこぶしにして強く握りしめて、顔面から血の気が引いて白くなっています。目が吊り上がり狂気の目の色に変わっています。
 「ぼくは、ショックを感じてとび起きました。学校に行くしたくをしました」。
 母親は、登校拒否になったのかとおもったと泣きそうな声で言います。胸がドキドキしているようで、肩で息をしています。
 ぼくは母親になにか恐いものを感じました。

[3714-2] 谷川うさ子 2015/05/25(月)15:50
    「父親は、精神科の薬を飲みながら仕事に行っています。
 公務員なので、いくら休んでも職場を辞めさせられるということはありません。
 何ヵ月も薬を飲んで家に居ることもありました。たいていパソコンでゲームをしています。
 しばらく仕事に行っても、昼すぎに帰ってくる日がつづきます」。
 大学生の頃の父親は、テレビを観ながら、この政治家はどこどこの誰とつるんでいて、どういう陰謀を企んでいるということを画面を観ながらしゃべります。
 母親は、トイレに駆け込みます。トイレの中から大声で泣く声が聞こえてきます。
 弟は、野球で有名な高校に進学しました。いじめられて学校に行かなくなりました。スマホでゲームをして食べて寝るだけの毎日を二年間つづけています。


 ポルソナーレのカウンセリングです。
 テクノロジー(マトリックスによる通信技術)が金融と経済の状況を一変させたのは二○一○年ごろです。
 人工知能とかロボット工学などが知識の主要テーマになりました。
 これらのテクノロジーは、人間の脳の「感覚による知覚の了解過程」(実像といいます)を機械化しています。
 ここで人間の脳は、三つに働き方が分解しました。
 確率・帰納を中心とするプラグマティズム思考です。
 もう一つが、共同体、共生をつくる演繹思考です。
 もう一つが、依存症をつくって脳の「言語野」が全て止まる、というものです。


 
 日本人の脳の働き方は、帰納も確率も、そして演繹を学習する「文法」の法則をもっていないので、言語による「感覚による知覚の了解過程」(認知)をとらえることができず、「マトリックス」(テクノロジー)に、脳の働き方の全て、一切をゆずり渡して、知にかかわる思考能力を消滅させています。
 痴呆(認知症)が一般化しています。


 六月雨太さんは、母親の子どもへの言葉がけの能力がどこまでも主観で、客観のもつ法則を言い表すものではなかったので子どものころから空間認知の行動が成立せず、手、指などの感覚のもつ「知覚の了解作用の過程」の記憶がなく、どんな身体活動も止まる、という症状が発生したのです。
 手指の震え、内臓の機能障害、脳細胞の廃用萎縮などです。


 「ぼくはポルソナーレのカウンセリングによるアドバイスを受けました。対策の基本は、手で文字、文を書くこと、でした。筆順の習得が土台になるというアドバイスでした」。
 仕事は公務員です。
 わからないことはなお多くて緊張する日々ですが、人と話をする、人の話を正しく聞く、ということができるようになって、人と一緒の食事も平常心でできるようになりました。 
 職場の中に、休職者が次々に発生している状況で、なんとか人間らしい生活をとりもどせています、とお話します。
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[3713] ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ「家族間のトラブルの原因と対策」1 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/05/22(金)14:46
[3713-1] ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ「家族間のトラブルの原因と対策」1 谷川うさ子 2015/05/22(金)14:46
   ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ「家族間のトラブルの原因と対策」


       ポルソナーレの5月2回目のカウンセリング・ゼミ。
       親が子どもを殺害し、子どもが
       親を殺害する事件がテーマ。
       原因は、脳の働き方に変化が
       起こっている。
       親子間には、「愛着」があり、
       これが心情の能力をつくる。
       対幻想とは「共生」の知性のことだ。
       対幻想が喪失している。
       すると、母親は、幼児を川に
       投げ落し、父親は、幼児を
       飢え死にさせている。
       子どもは、母親を包丁で
       刺殺する。


■「カウンセラー養成ゼミ」(5月23日・土よう日、5月26日・火よう日)


       現代人は、誰もがスマホ、パソコン、デバイスを
       見たり触らずにいられなくなっている。
       ここに依存症が発生している。ゲーム依存、
       ソーシャルネットワーク依存、オンラインポルノ
       依存などだ。


 依存の典型が文字を手で書けない、手書きの文字が全く読めないというものだ。


 これは、テクノロジーのもたらす弊害か?
 必ずしもそうではない。
 日本人の脳の働き方の場合はもともと、共同とか共生のための「言語野」が働いていなかった。
 テクノロジーに脳の働き方が収斂されている。
 社会のルール、秩序、決まりを暗記すらもできなくなっているということだ。


 それが家族間の人間関係、恋愛、友人、結婚の関係も消滅させている。


 対策は、文字の筆順を覚えることだ。手で文を書くことだ。

[3713-2] ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ「家族間のトラブルの原因と対策」2 谷川うさ子 2015/05/22(金)14:46
   ■「ゼミ・イメージ切り替え法」(5月23日・土よう日)


       横浜市戸塚区で母親、祖母を包丁で
       刺殺した高1男子の事件がある。
       中間試験の前日なのに、オンラインゲームで
       遊んだ。これを叱られて刺殺した。


 同日、昨年11月に新潟県で3歳の長女を川に投げ落としておぼれ死にさせた24歳の母親の裁判の判決があった。母親が自分の子どもを殺害する事例だ。

 
 テクノロジーは、グローバル経済をつくり、スーパーリッチを生み出している。経済と市場を二分化し、富の独占をつくり出している。その一方で、痴呆、認知症、引きこもり、不登校もつくり出す。


 テクノロジーの問題ではなく、もともとの脳の働き方のグレーゾーンが、白か黒かに分化したということだ。
 吉本隆明が「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』)で明らかにした「対幻想」が崩壊している。

 
 スーパーリッチのエリートらは健康で長生きしている。ゲーム依存症の人びとは認知症をはじめ、あらゆる神経症の中で快楽の中で生きている。


 脳の働き方を正しく学び、正しく立て直さなければ、さまざまな危機を生き残れないだろう。


◎日本人の危機を正しくとらえて、正しく立て直すアドバイスをしているのは、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミだけです。ぜひ、お声をかけてください。
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[3712] 読むだけで幸せになる手紙・ヨソ者だと見られない話し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/05/19(火)13:27
[3712-1] 読むだけで幸せになる手紙・ヨソ者だと見られない話し方 谷川うさ子 2015/05/19(火)13:27
          日本語には話し方の
       法則がある。日本の文化だ。
       話し方の法則は
       相手が話した言葉を
       必ず話す。これを
       改善して幸せになった物語。


 初夏野朝子さん(仮名・32歳)は、小さな会社の事務の仕事をしています。
 建築の設計事務所です。
 初夏野朝子さんのつとめる職場からは富士山がよく見えます。夏になると月見草の花が道々に咲いて、しゃぼん玉のように風にゆれて富士山によく似合います。
 初夏野朝子さんは、夕方になるときれいに咲く月見草のように優しそうな女性です。
 「仕事はていねいで、しっかりやってもらっています。お客さまの評判もよくて経営を支えてもらっています」
 所長の小田川吾郎さん(60歳・仮名)のお話です。
 わたし、人に言えない、話すには勇気のいる恥しい症状で悩んでいます、と初夏野朝子さんは言います。
 「わたしは、ひどい赤面症なのです」。


 赤面症に気づいたのは中学2年生のころだといいます。
 当時は、赤くなったね、と言われても気にしませんでした。好きな男の子の名前を言われて、あ、当ってると思ったら顔がパッと赤くなった程度でした。
 二度目のときは、クラスの男の子から家に電話がかかってきたときでした。
 兄から、顔が赤いよ、と言われて、なんでこんなに顔が赤くなるのかなあと思いました。このころまでは、友だちもたくさんいて明るく、元気におしゃべりもしていました。
 「わたし、なんでこんなにすぐに顔が赤くなるの?体質かな?」
 気にしなかったのですぐに治るでしょう、と楽観的でした。死にたいと思う位に重症になるとは夢にも思いませんでした。
 くったくなく、富士山によく似合う月見草の咲く道を帰宅していました。


 ちょっと異常じゃないかなと思ったのは20歳のころです。
 大学生のときでした。大学でも、お友だちと話しているとき少しずつ意識していました。何か言えば顔が赤くなりそうだと思って、なるべく話さないようにしていました。にこにこして話を聞く、うなづいて共感をあらわすようにしていました。
 友人に誘われて化粧品の対面販売の店に行きました。ここでじっと顔を見られて話しかけられました。
 「顔にも、背中にも汗が出てきたのです。顔が夏の日光に照らされたようにじりじりと熱くなったのです」。


 家族と話をしても気が休まりません。何かを言えば顔が赤くなるという気がします。黙って横を向きます。黙って目立たないようにして顔が赤くなるのを必死でおさえます。
 気が休まるのは、一人のときです。スマホをじっと見ていると、別世界にふわりとジャンプしたように思い、顔が突然に、ボン!!と赤くなる現実から逃れられて安心します。

[3712-2] 谷川うさ子 2015/05/19(火)13:27
    初夏野朝子さんは、電車の中が恐怖です。座席に座ると、正面の人が自分の顔を見ていると感じます。乗客の視線がとっても気になります。気になると、顔の皮膚が音を立てて、ボン!!と赤くなるのです。
 電車の中では、立っていてもチクチクと人の視線がひどく気になります。
 「小学生のころまでは、あんなに明るくて活発で、人の顔を見て大声で笑っていたのに」と思います。
 男の人と付き合うとか、一緒に食事をするとか二人で向かいあって話すとか、想像もできません。想像しただけで身体中がカチカチに固くなり金シバリに合ったようにぴくりとも動かなくなります。
 どんなにひどいことをされても逃げ出すこともできないと思えば苦しくなります。


 「仕事の中の会話も、緊張して何を言っているのか分かりません。顔がボン!!と赤くなっているので、どんな話も頭の中を風のように通りすぎていくだけです。投げやりだとは分かっています。今日、一日、なんとか早く過ぎていけと念じながら地をはうように生きています」


 
 ポルソナーレのカウンセリングです。
 世界中のどんな言語にも文化というものがあります。この文化が、どこの国の人にも分かるように言いあらわされるのが、人間社会の共同性です。
 この共同性というものをつくるのが会話の法則です。
 日本語の文化は、話し手の話を尊重する、というものです。その尊重の仕方は、話している人の言葉を正しく分かること、そして忘れない、憶えておいて自分もその言葉をしゃべる、というものです。
 この法則は奈良時代からつづいています。
 この法則を分からない人は、日本の文化から外れている人、「ヨソ者」とみなされて穢れや禁忌の対象とされました。
 「お祓(はら)い」の対象になったのです。この日本の文化は、誰も言わないけれども、今もつづいています。
 タブー(禁忌)の話し方とは「しゃべらない」「一方的にしゃべる」「話をそらす」(話題の飛躍)などです。


 「わたしは、ポルソナーレのカウンセリングをうけました。赤くなるのは、日本文化の中でヨソ者になった人の印で、その病理症状とのことでした。テキストを中心に、学習しました。テキストの中のクマ江さんとうさ子さんのアドバイスに従って、歪んだ性意識のつくる赤面症から解放されました」。
 初夏野朝子さんは、事務所の男性と話しながら一緒に歩けるようになりました。
 月見草に似て、初夏野朝子さんは富士山によく似合ってステキになりました。
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[2025/11/19 01:59] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子