[3721-1] 読むだけで幸せになる手紙・好きなことは熱中する、好きでないものと関わると神経症になって脳がフリーズする対策 谷川うさ子 2015/06/08(月)10:53 修正時間切れ
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好きなことには熱中する。 社会的に意味があろうと なかろうと、かまわない。 社会的に意義のある ことにかかわると、 神経症になる、 失敗する。 対策は、「学習法」と 分かって幸せに なった物語。
『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)を書いた権田真吾さん(42歳)のアスペルガー症候群が事例です。
「ぼくはアスペルガー症候群だ。40歳のときに医者から診断された。あまりにももの忘れが激しいので、ぼくは認知症ではないのか?と、認知症を疑った。 仕事はコンピューター関連の会社員だ。仕事でパソコンにインストールをおこなう。長い間の仕事なのにインストールの手順を忘れる。なんどもマニュアルを確認する。 そのほかの仕事の手順やルールも憶えられない。 上司からは無能扱いを受けた」。
権田真吾さんは、「あまりにも憶えられない、物忘れが激しいので認知症ではないか?」と脳神経外科を受診しました。 認知症は、脳のどこかの部位の脳細胞が死滅して働かなくなるトラブルです。CTスキャンで診ると白くぼんやりしているのですぐに分かります。 「認知症」ではありませんでした。
「ぼくには、収集癖があります。好きな歌手のレコード、写真集を集めます。大学生のころは工藤静香に熱中した。 社会人になってからは、CoCoに熱中した。CD、レコード、写真集は全てをそろえた。楽曲もほとんどフルコースを憶えた。コンサートにも何度も行った」。 権田さんの知り合いに「おニャン子クラブ」のファンだという人がいました。 その人は「セーラー服を脱がさないで」すらもまともに歌えないと聞くと、権田さんは「許せない」と思い、「ファンを侮辱している」と怒り、「その日は一日中、不快で、気分が悪かった」といいます。
「ぼくは、最初の就職先で帳票印刷をするセンターの運用とヘルプデスクを担当した。帳票の不具合に気づかない、他の社員への気配りが足りない、と、上司から指摘された。 注意を受けて改善しようと努力した。必死に改善しようとした。 すると、体調が悪くなった。下痢と便秘をくりかえす。目まいの症状も出た」。 |
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