谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
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[3827] 読むだけで幸せになる手紙・「兄からイジメられたわたしは、今、夫をイジメています」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/04(金)13:29
[3827-1] 読むだけで幸せになる手紙・「兄からイジメられたわたしは、今、夫をイジメています」の治し方 谷川うさ子 2015/12/04(金)13:29
          日本人の要介護、認知症
       (痴呆症)は、周辺
       症状から始まる。
       周辺症状は、生育歴の中で
       つくられる。
       認知症(痴呆症)は日本人の心身の病気の
       終着駅だ。
       人生の終着駅に
       到着する前に改善
       できるか、どうか?
       今、それが認知症(痴呆症)
       の問題である。


《事例・わたしは、今、結婚した夫をイジメて、悪魔のような女だと言われています》

 わたしは、結婚して8年目の主婦です。昼間、パートに3時間ほど出ています。子どもは、小学生と幼稚園生児の男の子が2人です。
 わたしの夫は、わたしの目から見ても気が弱くて、少しだけ文句を言っただけでひどく傷つきます。
 「お前はトゲのある言い方をする。キメつけて、痛めつける言い方をする。お前の口うるさいせいで車の事故を起こした。お前は悪魔のような女だ」と言います。

 夫は、わたしから見てもとても神経質で、気が弱く、自信がなさそうに見えます。
 会社の昇進試験のときは、下を向いて話して、小さく細い声で答えて不合格になったといいます。夫は車を運転するときも、なんだかボーッとして、車をあっちこっちにぶっつけます。
 わたしは、この人なら離婚を迫られることはないと思い、結婚しました。わたしは、夫には自分のものの考え方をはっきりと出せます。
 夫以外の人には、対人恐怖症で、人の顔色を見てビクビクします。話をつづけられないし、おとなしいのです。わたしは、人にとけこめないのです。子どもを迎えに、幼稚園に行ったとき、顔見知りの子どもらの母親と会っても、逃げ出したくなります。わたしは人を寄せつけない、固くなる性格なのです。

 わたしは、中学3年生の頃、兄にいじめられました。
 親にも言えず、じっとガマンしていました。
 高校に入ると、「自分は人とは違う」という負目があって、勉強にも興味をなくしました。
 非行をはたらく数人の人たちがいました。わたしはその仲間に入って、ありとあらゆる非行の行為をして孤立の辛さを解消していました。

 高校を卒業してコンピューター関係の専門学校に行き、通信関係の会社に勤めることができました。
 会社では、何人かの人との恋愛関係がありました。わたしは、恋愛をとても美化して考えたので、幻聴とか幻覚が起こりました。親元から精神科に入院しました。短い期間、二、三回入院して美化していた恋愛の相手の何人かの人がいつも頭に思い浮ぶという幻覚はなくなりました。
 今の夫とは、インターネットで知り合いました。結婚すれば、自然と愛情をもてるようになるだろうと思いました。
 しかし、結婚してみると、そういうことにはならないことに気がつきました。独身の時のように、ノイローゼ状態になって身動きがとれないということにならないのは子どもがいてくれるおかげかと思っています。
 (中里友子・仮名、42歳、主婦)

[3827-2] 谷川うさ子 2015/12/04(金)13:29
   《ポルソナーレのカウンセリング》

 相談の事例の中里友子さん(仮名)は、人間関係で困っている女性です。家の外の人にはビクビクして緊張する、話せない、出会って少し話すと逃げ出したくなると説明しています。
 中学生、高校生の頃から性の関係をともなう恋愛関係がありました。性の関係は、成人して社会人になってもつづいていて、その延長で結婚しています。
 脳の働き方のしくみから見ると、女性の「性の欲」をつくる視索前野(しさくぜんや)から「背内側核」(はいないそくかく)で人間関係の「行動」をつくり出した女性です。

 しかし、中学3年生の時に兄からの虐待(いじめ)を受けて、このことを母親に言えないことから、「言葉」を憶えるという「丸暗記」の能力をなくしています。
 すると、人間関係は全て、敵対的に見えるという非言語を中心とする脳の働き方に変わりました。
  
 「日本の女性は、言葉を丸暗記できるかどうか?が心の病気のつくられ方の分かれ目です。
 事例の中里友子さんは、どんな行動にも必要な言葉の丸暗記もできないことが根本の問題です。
 ふつう多くの日本人は、言葉の丸暗記ができて定年くらいまではなんとか元気で生活できるのです。
 中里友子さんは、言葉の丸暗記ができない女性です。恋愛でも結婚生活の中でも、相手の人の行動を不能状態に追いやっているんですよ」と説明するのはポルソナーレの熊野クマ江さんです。
 
 「わたしは、過食症というほどでもありませんが、食べると眠くなり、ヤル気がなくなっていました。視床下部の中枢神経が外側核にシフトしているという診断でした。対策は、相手の顔をニラまない、やわらかく見る、相手の話を最後まで聞く、ことが正常な行動を回復する、でした。
 今では、夫とも子どもとも、楽しく会話ができるようになっています」とは、中里友子さんの喜びの声です。

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http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
>> スレッド[3827]に返信

[3826] 再び、ポルソナーレの「脳の働き方」のメカニズムの解明だけが明らかにする「日本人の認知症(痴呆症)、および要介護状態」の引き起こされ方と増加のしくみ。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/03(木)15:17
[3826-1] 再び、ポルソナーレの「脳の働き方」のメカニズムの解明だけが明らかにする「日本人の認知症(痴呆症)、および要介護状態」の引き起こされ方と増加のしくみ。 谷川うさ子 2015/12/03(木)15:16
    再び、ポルソナーレの「脳の働き方」のメカニズムの解明だけが明らかにする「日本人の認知症(痴呆症)、および要介護状態」の引き起こされ方と増加のしくみ。
 予防と改善の決定版のカウンセリング・ゼミをお伝えいたします!!

 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、平成27年12月現在、現ゼミ生の皆様方の厚い御支持をいただいて、「日本人の認知症(痴呆症)の起こり方、その対策」の研究・開発にとりくんでいます。

 テクストにしているのは、吉本隆明の「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店・所収)と、ハンナ・アーレントの『人間の条件』(ちくま学芸文庫、『谷川うさ子哲学入門』によるレジュメ)です。


 吉本隆明とハンナ・アーレントの哲学の説明をてがかりにして解明した日本人の認知症(痴呆症)のつくられ方は、次のとおりです。
 
一、日本人の認知症(痴呆症)の、根本の原因は「丸暗記」である。

二、日本人は、「憶えること」(学習すること)を、世界の誰もが常識にしている「言葉を憶えることである」とは、誰も考えていない。

三、日本人にとっての「憶えること」とは、「行動が成り立つこと」と同じである。(例えば、動物が調教されて芸を覚え込むように、命じられたことをそのとおりにしゃべり、手足が動けば、それが日本人にとっての記憶である。)

三、だから、日本人の認知症(痴呆症)とは、社会的に意味のある「行動」を「止める」ことが「記憶障害」である。

四、日本人がつくり出す認知症(痴呆症)には「周辺症状」というものがある。


◎周辺症状の例

①「白内障」「緑内障」など目の症状。
②人の話が聞こえない、分からないなどの「突発性難聴」。
③手、足が動かない筋肉脱力症状(会社に行かない、学校に行かない、風呂に入れない、など)。
④他者に敵意を向ける妄想(物を盗られた妄想、部屋に侵入された被害妄想、自分は人から見下されている嫉妬妄想、など)。
⑤自分の身体の調子がおかしい、自分は不幸な状態にあるという念慮をつくる「妄想」(強迫神経症、強迫観念など)。
⑥その他……「作り話をしゃべる作話症」「ゲーム依存などの仮性作業」「行動力の低下にともなう異常な行動」(不潔行為、一日中寝る、昼夜逆転の生活など)。

[3826-2] 谷川うさ子 2015/12/03(木)15:17
    これらの認知症(痴呆症)の「周辺症状」もまた、日本人だけに特有の脳の働き方である「丸暗記」がつくり出す。これらの「周辺症状」は「擬似行動」である。本人は、どんな異常な「話し」でも「手、足の動き、もしくは動かないこと」も『行動である』と思いこんでいる。


 さらに、日本人の心身の病理(周辺症状)の特異さがある。
 日本語は「已然」(いぜん)と「未然」(みぜん)の法則により、「自分自身にとって」という表現の基準のうえで話され、そして文が書かれている。「自分自身にとって」とは、「行動」の動機ということである。このことは、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでくわしくレクチュアしているとおり、日本語の「内扱い」の「話し方」をつくり、「外扱い」の話し方を壊すことを目的および優位の話し方とするということだ。


ポルソナーレ注・「内扱い」とは「自然成立」を価値とみなすということである。助動詞の「ル」「ラル」が尊敬語になっているように、「自分自身の丸暗記と、行動成立も、自分が自分を尊敬する対象にする」ということが「内扱い」である。
 すると、この「内扱い」は、「不登校」、「引きこもり」「いじめ」「虐待」の「行動」も「自分が自分を尊敬する対象」としてつくり出される。

 「他者の痛み」「自分の人生の将来」「最愛の対象であるはずの家族の安心、安全」などよりも、「自然成立する自分の欲、自分の感情」の方が価値が高いと判断するものの考え方が破壊や破滅をつくり出すのである。自発的に改善される可能性は少ない。


 日本人の認知症(痴呆症)の周辺症状は、「社会的に意味のある価値のある行動ではない」ことははっきりしている。日本人が使う日本語の「内扱い」のしくみからみると、これも「丸暗記」がつくる「行動」である。
 日本人の認知症(痴呆症)の周辺症状とは、「丸暗記」がつくる「行動」ということに本質がある。
 それは「擬似行動」というものだ。

 当の本人は、日本語の「内扱い」によって「自分で自分の欲と感情を尊敬する」。「自然を価値とする共通の価値観」で「自分の周辺症状は正しい」と確信している。
 同時に、家族など周りの人とも同じ価値観をもつので、周辺症状である「擬似行動」を受け容れて世話をする。

[3826-3] 谷川うさ子 2015/12/03(木)15:17
    ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、この「丸暗記」による「擬似行動」(擬似対幻想といいます)を、さらに追究します。
 女性は、視床下部の「欲の脳」(視索前野)は副交感神経です。
 人間は、交感神経が働かなければ、どんな行動も成立しません。
 そこで、女性は、背内側核(男性の性の中枢神経・交感神経)を働かせて「丸暗記による行動」を成立させます。

 ところで、女性の「性の欲」(視索前野)は、「言語」と「人間関係」の能力を生成します。
 だから、女性の「行動」が「言語」と「人間関係」を認知することを志向するという行動の仕方ではない場合、女性の行動は「擬似行動」に変わります。
 基本的に「母親から、顔、目を見て話す」ということをしてもらえなくて、人間関係と言葉を否定されて育った女性は、「外側核」(視床下部)に丸暗記と行動がシフトして「食べたい欲」が擬似行動をあらわします。
 このときの周辺症状は、「人間に対する敵意」が中心になります。精神分裂病の妄想を症状として話すようになるのです。

 「父親」もしくは「母親」から意味不明の言葉を聞かされて育てられた女性は、「腹内側核」(食べたくない欲)に丸暗記と行動をシフトして周辺症状をあらわします。言葉そのものを、行動成立のために丸暗記もしないので、強迫神経症を中心とした異常な行動をあらわします。周辺症状は「作り話を話す」(作話症)、「仮性作業」(ゴミ集め、占いなどを常同症としてつづける、ネット依存症、ゲーム依存症など)が典型です。

 この視床下部の「腹内側核」に「丸暗記」と「行動成立」をシフトさせる擬似行動は、「丸暗記」とは名ばかりです。「丸暗記」もできないので、仕事、恋愛、習い事、結婚生活、子育てのどんな「行動」も「止まる」という「記憶障害」をあらわします。

 


 日本の男性の「行動の成立のさせ方」はどうか?というと、男性は「視床下部」(欲の脳)の中枢神経は「背内側核」ですから、GnRH、テストステロンのホルモンで、自動的に行動が成立します。
 「背内側核」は「空間認知」の能力をつくり出します。そして交感神経の中枢です。


 ところが男性の「行動」は、「言語」と「人間関係」の能力を志向しません。ただ「食の欲」か「性の欲」の実現があればよい、という「行動」です。

 すると、男性は、「言語」と「人間関係」を志向して、認知の目的にするということがなければ、いつでも「行動が止まる」(記憶障害が起こる)のです。
 男性は、「女性の話を聞けない」(女性に対して一方的にしゃべりまくる、女性の顔、目を見ない)ことで認知症(痴呆症)の周辺症状(記憶障害)を引き起こすのです。

 男性は、背内側核(視床下部)が交感神経の中枢なので、「擬似行動」のために「外側核」とか「腹内側核」に「丸暗記」(行動)をわざわざシフトさせることはしません。「性の欲」は「生殖」と「対幻想」の区別がつかないので、いつでも「記憶障害」を抱えていて、「いつでも行動が止まる」というきわどい「行動」をあらわしています。

 生育歴の中で「母親不在であった男性」は、女性に緊張と敵意をもって接します。
 こんな男性と女性がたまたま恋愛関係になるとか、結婚すると、暴言や暴力に悩まされるようになるのです。

[3826-4] 谷川うさ子 2015/12/03(木)15:17
    生育歴の中で「母親」が「意味不明の言葉を話す女性」であった場合、この男性は「作話症」(つくり話、仮性作業のゲーム依存、アルコール依存なども)、を中心とする記憶障害(認知症の周辺症状)を、年齢とは無関係にあらわします。

 神経症をつくり、「休職」とか「転職」に追い込まれる可能性が高いといえます(鬱病のことです)。
 強迫神経症をつくる男性は、職場でトラブルを引き起こします。
 強迫観念のイメージのとおりに話したり、そのまま仕事をするので「反健康」「反生活」を持ち込み、「行動の止まり」に追い込まれて、認知症(痴呆症)の中核症状をあらわすリスクが高いのです。

 ざっと、「自分は認知症(痴呆症)をあらわすか?どうか?」の自己診断もかねて、日本人の「記憶障害」(行動の止まり)の起こり方を脳の働き方から説明しました。

 多くの日本人は、このような客観にもとづく論理実証という思考の仕方や判断の仕方とは全くなじみませんが、少しでも関心をもって、予防と改善にとりくんでほしいと願っています。

 「格差」が深まる社会情況の中で、いつでも「行動が止まる」という事態が誰にも迫っています。「行動の止まり」は、自分にとっての世界も終わりです。

 さらにポルソナーレのカウンセリング・ゼミを御支持いただき、この閉塞している現実を健康で、元気に生きていかれるようどうぞよろしくお願いいたします。

 (全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ代表・田原克拓。平成27年12月2日)
>> スレッド[3826]に返信

[3825] 読むだけで幸せになる手紙・「結婚生活はこんなにもつまらない」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/02(水)16:51
[3825-1] 読むだけで幸せになる手紙・「結婚生活はこんなにもつまらない」の治し方 谷川うさ子 2015/12/02(水)16:50
          一人は淋しいから結婚したい
       という女性は多い。
       そして、結婚したけど
       「結婚ってこんなにも
       つまらない、このまま
       一生を過すのか?と
       思うと虚しい」と思う
       女性も多い。
       これが日本人の認知症
       (痴呆症)を
       つくる記憶障害の
       始まりだとは誰も
       知らない。
       脳の働き方から説明
       する原因と対策を
       教える。


《相談の事例・幸せを夢見た結婚生活が、こんなにも虚しく、つまらない》

 わたしは、友人の女性たちがつぎつぎに結婚したので、結婚するのは当り前という考えがあって、この人ならいいかと思う男性に近づいて、結婚しました。とくに重視したのは学歴です。学歴の高い男性はいい話し相手になるだろうという期待もありました。

 あなたはすばらしい、とってもいい人だと言うと、その男性は、結婚を承知してくれました。わたしは、これで自分の人生は安定、安心、安全だとひとりで喜びました。

 ところが結婚してみると、1年か2年で毎日が憂うつになったのです。子どもが生まれました。すると夫の実家の姑からたびたび電話がかかってくるようになりました。子どものことをいろいろと聞きます。
 これがとても憂うつになります。イライラして2,3日、気分が沈み暗くなります。

 子どもの成長に合わせて何かのお祝いとか贈り物とかが送られてきます。お返しはどうするとか、お礼の電話をしなくちゃとかでひどく緊張します。胃も痛くなり、食欲もなくなります。
 8月とか12月になると夫は帰省しようと言います。
 親が喜ぶから、子どもの顔を見せると言います。わたしは、夫の実家に行くのが内心、とても嫌なのです。気を遣い、神経が疲れて、非常に疲労します。
 食事のときの箸の持ち方、茶わんの持ち方、入浴の仕方、トイレへの行き方などなど、ふだんなんでもないことのひとつひとつが緊張の材料になるのです。

[3825-2] 谷川うさ子 2015/12/02(水)16:50
    結婚したら生活の中に楽しいことなど、何もないことに気づきました。
 夫も性格が一変してパソコンとかスマホばかり見て、わたしの顔など見ません。わたしも、夫の顔をまともに見て話さなくなりました。

 一年中毎日、こんなことばかりを考えて、一生このままかと思うと虚しくなっています。
 ほかの主婦は、何を楽しみに毎日を生きているのでしょうか?わたしだけが特殊なのでしょうか?
 (川口鈴香・仮名、36歳、主婦)


《ポルソナーレのカウンセリング》

 このような相談の事例を見て、これが、日本人にとって大問題になっている要介護とか認知症(痴呆症)と関係があるなどとは、多くの人は、全く考えないでしょう。
 年齢も30代だし、もう間もなく40代であるにしても、まだ「認知症(痴呆症)を心配する年齢じゃない」と誰もが考えます。

 しかし、それは、人間の脳の働き方のメカニズムのことについて何も知らないから事例の女性の悩みの意味がよく分からないためです。
 相談の事例の女性のいう「姑から電話がかかってきたって、お礼を言うとか、聞かれたことに答えればいいだけじゃないか」という感想をもつだけでしょう。
 
 こういう感想をもつ人は、日本語には、「外扱い」と「内扱い」という話し方があるということを全くよく分かっていない人です。
 「外扱い」ったって、ただ丁寧に話せばいいというものでもありません。
 さすがに、「マジで?」とか「びっくりポン!」という言い方はまずいくらいのことは分かるでしょうが、「相手の話を前提にして自分も、話題の状況について話す」ということが、これがじつは「外扱い」のことだとは、ほとんどの人は知らないのではないでしょうか。日本語の「外扱い」とは、必ずしも尊敬語、謙譲語(形)のことだけではないのです。

 「そういうことを知らなくったって、毎日のことで何も困ることはない」と思っている人は多いでしょう。
 女性にとっては、これが「記憶障害」の起こりなのです。「記憶障害」とは、「行動の止まり」と全く同じ意味です。
 日本人にとって、この「行動の止まり」が「認知症(痴呆症)」の実体なのです。

 「日本人の女性も、男性も、行動の止まりの症状は、認知症の周辺症状をあらわします。高齢者のように、パタッと行動が止まって、ベッドに寝たきりになるのではなくて、年齢が若いころは認知症を意味する周辺症状をあらわします。この周辺症状の症状がいくつも拡大すると、ごくわずかのことしか行動できない不能状態が何年も何年もつづいていくのです」とは、ポルソナーレの熊野クマ江さんのお話です。
 
 欧米人は、言葉の意味や論理を憶えることが「記憶」です。
 日本人にとっては、言葉とかその意味を憶えることはどうでもよくて、ただ「行動が可能になること」が「記憶」です。
 これが脳の働き方からみた違いです。

[3825-3] 谷川うさ子 2015/12/02(水)16:51
    とくに、女性は、視床下部の視索前野がつくる「行動の内容」の「言語」と「人間関係」を憶える「行動」が「止まる」ときが、周辺症状の「記憶障害」をあらわします。
 相談の事例の川口鈴香さんは、「人間関係にひどく緊張する」という「外側核」(視床下部)の「行動の止まり」(記憶障害)をあらわしているのです。

 「ポルソナーレに入会して、特別の個人指導のレクチュアをうけました。
 脳の働き方が、人間関係を敵視して言葉が分裂病気味になっていることを改善していただきました。
 たった一週間でみるみる目覚しい勢いでステキに変わって、子どもの将来のためにもたいへん嬉しく思っています。
 夫も心身の不調を回復して元気に働いています」と、川口鈴香さんは喜びの言葉を語ります。

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>> スレッド[3825]に返信

[3824] 読むだけで幸せになる手紙・「恵まれているけど不安になる」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/02(水)13:07
[3824-1] 読むだけで幸せになる手紙・「恵まれているけど不安になる」の治し方 谷川うさ子 2015/12/02(水)13:06
          「わたしは恵まれている」と
       安心している人が、
       「なぜか、毎日が不安です」
       と辛くかんじて
       いる、意識している。
       脳の働き方から
       見れば、認知症
       (痴呆症)の記憶障害の
       始まりのことが
       多い。
       ポルソナーレだけが教える
       原因と対策。


《相談の事例・わたしは恵まれた生活をしている。でも、毎日がこんなに不安》

 わたしは43歳の主婦です。夫は大きな会社で有能に働いています。
 子どもは二人です。小学生と幼稚園生児です。
 義母が小さな食堂を経営しているので昼間の時間、少し手伝っています。家を建て、収入も安定しています。子どもや夫とも仲良くやっています。
 もちろん、義母とも仲良くやっていて、毎日が恵まれている、何の心配もないと幸せに過しています。

 わたしの生育歴は?というと、小学6年のころ母親が病気で亡くなりました。しばらくすると姉が、家出をして行方不明になりました。兄は、遊ぶお金のために借金をして、そのために事件を起こしました。高校一年生のとき父親が再婚しました。
 新しい母親とは、ケンカするとかいじめられるということはありませんでしたが、たいへん気を遣って生活しました。

 わたしは、関西の大学に行かせてもらいました。
 とくに好きな学部というものではなかったのですが、家を出て一人で生活することを喜びました。毎日、歌が好きだったので歌手になることを夢見て、レッスンにも通い、充実した毎日だったのです。

 大学を卒業しても歌手になる夢を抱えながら大手の会社に就職しました。そこで今の夫と知り合ったのです。
 歌手になる夢を抱えていたので、結婚は無理と思っていました。しかし、女性の友人らのアドバイスの「現実を見ろ」という言葉で目が覚めた気持ちになり、なんだか違和感を感じながらも結婚したのです。
 結婚しても、「これは自分の本当の生活ではない」という気持ちがどこかにありました。もっと違う、別の生活があるように思えていたのです。

[3824-2] 谷川うさ子 2015/12/02(水)13:06
    子どもが生まれると、「現実を見ている」という気持ちになりました。子どもの手が離れるようになると、また、わけのわからない不安感が思い浮ぶようになりました。ものごとを悪い方へ、悪い方へと考えます。
 夫にこの内面の不安のことを話すと、「現実から受け容れられてこなかったから、こんどは自分が現実を受け容れられないのではないか。すると毎日を異邦人みたいな目で見ているのではないか」と言います。

 わたしは今、毎日が、食欲もなく、体重も減りました。
 気分が晴れることもなく、ゴロゴロと横になってしまいます。そのときだけ、頭の中に浮ぶあれこれの不安なことを考えなくてもすむからです。
 見た目は元気はつらつで、何のくったくもなさそうにしていますが、わたしの気持ちの中にふくれ上がってくる不安のことを思うと、吐き気がもよおしてくることもあります。
 何か、悪い病気にかかっていたらどうしようという考えがこびりついて取れなくなっています。
 (中田良子・仮名・43歳、主婦)


《ポルソナーレのカウンセリング》

 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのカウンセリング・ゼミでは、日本人の認知症(痴呆症)の起こる原因と理由の理解にとりくんでいます。
 約40年間の脳の働き方のメカニズムの研究と開発をふまえた日本人の認知症(痴呆症)のつくられ方、引き起こされ方の考察です。

 日本人の認知症(痴呆症)は、「記憶障害」がつくり出します。
 こまかく、くわしく説明すると、混乱する人も多いので、かんたんにいうと、日本人は、この「記憶」ということができない脳の働き方をおこなっています。

 「ほんとかなあ?」という人は多いのではないでしょうか。
 そこでほんの少しだけ脳の働き方のしくみを説明しましょう。
 ロックという哲学者がいます。このロックの哲学によると、人間の「記憶」は二つに分かれます。
 ものごとの性質の「第一の性質」(ルール、規則、法則など)と、「第二の性質」(色、香、味、音(自然音、機械音))の二つです。
 日本人の脳の働き方は、「第二の性質」しか憶えません。
 「第一の性質」は、すぐに消えて無くなるものです。
 
 だから、日本人は、仕事でも勉強でも、新しい知識でもすぐに忘れるのです。
 多くの日本人が、言葉を丸暗記しても、言葉の意味を調べたくもない、言葉の意味などどうでもいいと無関心なのは「第二の性質」しか憶えないからです。

 日本人が「記憶」といっているのは、単に「行動のこと」です。仕事でも、家事でも、学校の勉強のことでも、「行動成立」を可能にすること、それが日本人にとっての「記憶」です。

 すると、この「行動の止まり」が日本人にとっての「記憶障害」であるのです。
 仕事でも、学校の勉強でも、人間関係でも、何であれ、ここで「行動が止まること」がすなわち「記憶障害」です。この「記憶障害」(行動の止まり)が起こるとき、認知症(痴呆症)の周辺症状が起こります。

[3824-3] 谷川うさ子 2015/12/02(水)13:07
    女性と男性は、それぞれ脳の視床下部のしくみ(脳の働き方)が全く違います。
 女性の中枢神経は「視索前野」です。副交感神経の中枢です。
 「言語」「人間関係」を生成します。
 「行動」のためには交感神経が働く必要があります。そこで女性は、男性の中枢神経の「背内側核」の交感神経を働かせて、「丸暗記=行動」をつくり出します。ただし、女性のこの行動は、「言葉の習得」と「人間関係の習得」を可能にするものでなければならないのです。

 「相談の事例の女性のように、歌を歌うことが行動の目的だとすると、ここには言語も人間関係の法則もないので、実生活の中で行動が止まります。
 女性は、恋愛の相手がコロコロ変わる、転職が多い、などが行動の止まり、すなわち記憶障害の起こりです」とは、ポルソナーレの熊野クマ江さんのお話です。

 「ポルソナーレに入会して特別の個人指導のカウンセリングによるレクチュアを受けました。
 女性は、言語と人間関係の学習を内包している行動が止まると、擬似行動の『食べる欲』をあらわして、全ての人間関係に敵意の言葉を向けるようになる、ということです。
 
 わたしは、『食べたくない欲』(腹内側核)で擬似行動をあらわしたので、強迫神経症をつくり出したということでした。
 改善のための対策を教えていただいたら、一週間で記憶障害の認知症の周辺症状が治りました。
 今では、将来への不安もなくなり、体調もよくなって夢を見ているような幸せの毎日です」とは、中田良子さんのお話です。


 


 「男性の場合は、視床下部の背内側核の空間認知が『行動』だけはつくり出しますが、しかし言語と人間関係の能力は無いので、女性の話を聞くということができないと行動の止まり、作り話をしゃべる記憶障害(コルサコフ健忘症)が起こるんですよ」とポルソナーレの熊野クマ江さんは説明します。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
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[3823] 読むだけで幸せになる手紙・「本が読めない、文章を書けない」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/11/27(金)17:10
[3823-1] 読むだけで幸せになる手紙・「本が読めない、文章を書けない」の治し方 谷川うさ子 2015/11/27(金)17:10
          人間関係がうまく
       いかない、仕事にも失敗が
       おおいという人は多い。
       だから、習い事をして
       改善しようとする。
       その習い事もうまく
       いかなくて将来が不安
       になる。
       「食べること」に執着
       すると「人間関係の能力」が
       衰弱する。
       脳の働き方から見た
       対策を教える。


《事例・習いごとも続かず、もの忘れがひどくなっています》

 わたしは、いくつか転職をして今、レストランのウェイトレスをしている38歳の女性です。初めは、建設の設計事務所で働いていましたが、指示された仕事にミスが多く、辞めさせられました。本を読むとか、仕事のことを記録するとかを努力しましたが、三日坊主が三日もつづきません。つづけるということができないのです。

 わたしは、本を読むのがとても苦痛です。仕事の書類を読んでも目が疲れてきて、適当に読むので、質問されて答えると「何を言っているのか、分からない」と言われます。

 話し方の通信教育を受けても、パソコンの教室に通っても、だんだん頭の中がボンヤリしてきて眠くなります。力づくで憶えようとすると、学習している瞬間から、何も憶えていないことがよく実感できるので、苦しくなってきます。家で学習すると、初めはいいのですが、すぐに腰が痛くなって止めたくなります。イライラして何か食べたくなり、食べると安心して、学習することも、ノートに書くこともすっかり忘れます。

 わたしは、人と話をしても思うように話せません。
 すぐに頭の中が熱くなり、顔が赤くなります。
 目がひきつり、言葉も震えます。
 しゃべると、ムキになって言い立てるので、相手の気分を害してしまい嫌がられます。
 いつも相手が、自分のことをどう思っているのかが気になっていて、話す前から「こんな自分は嫌だ」と思い、話をしている相手にも自信がありません。
 (川崎洋子(仮名)、38歳、レストラン店員)


《ポルソナーレのカウンセリング》

 人間が行動をするには、「憶えること」が必要です。
 日本人に多くなっている認知症(痴呆症)の人とは、この「憶えること」ができなくなって「行動が止まる人」のことです。その認知症(痴呆症)の「行動の止まり」は、相談の事例のように、「本が読めない」「文章を手で書けない」ということから始まります。

[3823-2] 谷川うさ子 2015/11/27(金)17:10
    男性も女性も、「行動する」ためには、大脳辺縁系にある「視床下部」の「欲」が正しくあらわされることが必要なのです。
 「欲」には、「食欲」と「性欲」があります。「性の欲」は、吉本隆明さんがいっているように、「生殖」ということと、「対幻想」という「共生」とか「共同体」の人間的意識をつくり出します。

 女性も男性も、「性の欲」を出発点にして、まず「行動」をつくり出す、そして「対象」となる人、物を認知するという脳の働かせ方をつくり出します。
 ところが、多くの日本人は、この「行動」を「丸暗記」で成り立たせます。
 「丸暗記」は、同一の行動の対象についてのことを憶えるには有効なのです。しかし、ここに丸暗記が通用しないことがあります。「他者に説明する」ということです。「他者に説明すること」をイバリとか作り話でおこなうと少しずつ行動が止まり、同時に自信もなくなります。

 「わたしは、本を読むとか、文章を書くと辛くなるので、たくさん食べていました。気分が不安定になると、冷蔵庫の中の食べ物を全部、食べていたのです。
 すると、仕事もどうでもよくなり、怒りっぽくなって退職をくりかえしていたのです」(川崎洋子さんの話)。

 「これって、性の欲が食の欲に移行したってことなんですよ。食べたがる人も、拒食のように食べたくない人も、対幻想をつくる能力が止まります。人間関係など、全てどうでもよくなり、不快に思えて、敵意のような感情で頭の中がいっぱいになるんですよ」とは、ポルソナーレの熊野クマ江さんのお話です。

 「会話のときに、相手が話した言葉を自分も復唱するという対策を教えてもらいました。
 ポルソナーレの特別の個人指導でのカウンセリングです。
 相手の言葉を言ってみるという行動との一致のさせ方を教わりました。次に自分の行動も、ちゃんと言葉に言いあらわして行動につなげる、というレッスンも受けました。

 今では、恋愛の人間関係に意欲が出て、仕事にもヤル気がみなぎるようになっています。毎日、夢を見ているような幸せ感がいっぱいで元気に働いています」とは、川崎洋子さんのお話です。
 ポルソナーレの認知症(痴呆症)の予防の対策は、こんなふうに成果をあげているので、喜びの声がいっぱいです。
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[3822] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの「11月2回め」の「カウンセリング・ゼミ」の日程とおもな内容をご案内します。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/11/27(金)14:33
[3822-1] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの「11月2回め」の「カウンセリング・ゼミ」の日程とおもな内容をご案内します。 谷川うさ子 2015/11/27(金)14:33
    ポルソナーレの11月2回めのカウンセリング・ゼミはNHKスペシャル『認知症革命』(平成27年11月15日放映)、NHK・TV『クローズアップ現代』(平成27年11月24日放映)がケーススタディです。

 認知症(痴呆症)の徘徊、家出はなぜ起こるのか?

 日本の女性の10代、20代、30代、40代の女性らの「自殺」(首吊り、薬の過剰服用、焼身自殺)の理由の「貧困」「DV(ドメスティックバイオレンス)」は、なぜ、引き起こされているのか?
 
 これらの脳の働き方のしくみを解明して、予防、対策の実践実技を教えます。

■「カウンセラー養成ゼミ」(11月28日、12月1日)

       NHKスペシャル『認知症革命』
       徘徊、暴力、暴言、家出の
       脳の働き方と対策

       日本人の認知症(痴呆症)は
       「丸暗記」がつくる。
       視床下部が「食べる欲」に偏向すると
       「丸暗記」も不能になり、
       「憶える能力」も不能になる。

■「ゼミ・イメージ切り替え法」(11月28日)

       女性の記憶障害、
       男性の記憶障害の
       つくられ方のメカニズム。

       NHKスペシャル『認知症革命』
       に見る徘徊。
       NHK『クローズアップ現代』
       に見る女性の自殺の急増!!

       ポルソナーレだけが明らかにする
       日本人の記憶障害のしくみ、
       対策を教える。
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[3821] 『谷川うさ子王国物語』Ⅳ(実践実技・日本語講座、日めくり式プリント形式のテキスト) 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/11/25(水)14:40
[3821-1] 『谷川うさ子王国物語』Ⅳ(実践実技・日本語講座、日めくり式プリント形式のテキスト) 谷川うさ子 2015/11/25(水)14:39
   『谷川うさ子王国物語』Ⅳ(実践実技・日本語講座、日めくり式プリント形式のテキスト)

■第11ヵ月め・1週分と2週分の配送メッセージ

カリキュラムと学習の狙い、目的についてお伝えいたします!!


       日本人の認知症(痴呆症)の
       発症の原因と理由を、
       脳の働き方のメカニズムから
       明らかにする。
       予防と改善の対策も
       わかりやすい実行の仕方として
       お伝えする。
       すでに効果も出ている。
       どうしても破滅の道を
       歩きたがる人と、痴呆とは
       無縁の健全な
       脳の働き方の道を歩ける
       人々との違いも明らかにする。


 ポルソナーレのカウンセリングの通信講座『谷川うさ子王国物語』(日本語トレーニング・ペーパー)の第11ヵ月め、第1週分と第2週分のテキストを編集、製作しましたのでごあいさつとご案内を申し上げます。

 


 第11ヵ月めのテキストのカリキュラムは「スーパーリッチの能力・認知症(痴呆症)を予防する抽象名詞文」です。
 第1週は「認知症の原因・丸暗記を改善する」、
 第2週は「認知症の原因・丸暗記の対象と限界」、
 第3週は「認知症の防ぎ方・外扱いの話し方」、
 第4週は「認知症の改善の仕方・ブルガリア方式で話す」。


 ごらんのとおり、日本人の認知症(痴呆症)は、日本人の多くの人がおこなっている学校の勉強や仕事の憶え方の「丸暗記」が直接の原因であるということを明らかにしています。
 いきなり「丸暗記が要介護状態とか認知症(痴呆症)の原因である」といわれても「なるほど、そうか」と、スッと受け入れられる人は多くないでしょう。
 この考察は、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミの現ゼミ生の方々の御支持をいただいて、約40年間もの間、「カウンセリング・ゼミ」の中でご一緒に考えてつきとめた真実です。

 脳の働き方のメカニズムの解明は、ハンナ・アーレントの哲学(『人間の条件』ちくま学芸文庫)、吉本隆明の哲学「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店、所収)がテクストになっています。
 論理実証を方法にして解明しています。

[3821-2] 谷川うさ子 2015/11/25(水)14:40
    現代人の多くは、テクノロジー(コンピュータ。パソコンやスマホなど)を中心に社会の生産活動にかかわったり、通信が娯楽に利用しています。
 「ネットで調べる」という言い方がふつうにおこなわれているように、画面(ディスプレー)に表示される文や文章の説明を「そのとおりだ」と了解しています。このことは、画面(ディスプレー)に「検索」すればすぐに示される「情報」が、ひとりの人間の「情報としての知識」よりも圧倒的に多いということです。
 もともとは書物とか印刷物とかにあったものが「検索しさえすれば、自分の目にいともやすやすとパッと表示される」ことがテクノロジーのもつ本質です。

 ここで現代人の多くの人は誤解します。あるいは錯覚します。「ネットなりのテクノロジーが、画面とか機械の動きに表示する内容は全て正しい。人間よりも優れている。テクノロジーは、人間の脳よりも優れた働きをするのではないか?」

 ハンナ・アーレントと吉本隆明の哲学は、パソコン、スマホなどのテクノロジーと脳の働きの関係を明確に説明します。
 人間の脳には、「非言語野」と「言語野」があります。その中間に、目、耳、手・足の五官の感覚がつくる人間的な意識を想起させる表象の領域があります。それは『右脳にある実像』という部位です。
 ここでは、「目で見たもの」「耳で聞いたもの」の「感覚の知覚」の表示と、もうひとつ「感覚の知覚が了解したもの」を表示することがおこなわれています。

 テクノロジーは、「感覚の知覚」と「知覚が了解したもの」の二つを画面(ディスプレー)に表示します。
 人間の脳は、「見て分かった」「聞いて分かった」という「情報としての知識」を知覚します。
 そして「認知した」と錯覚します。
 この「錯覚」とは、「マンション建設業界の杭打ち偽装問題」にみるように、データ入力も偽装するし、受け手の側も「これは全て本当のことだ」と理解を偽装するということです。

 このテクノロジーと脳の働き方の関係の本質は、世界の誰も明言しえていませんが、ヘーゲルのいう「現に、今、ここに」という実在の了解が脱落しています。
 このことは、何を意味するのか?というと、日本人の脳の働き方の場合は、「行動が止まる」ということです。

 欧米人(中国人や韓国人も)にとっては、「共同体」や「共生」という人間関係の中の「行動の秩序」(倫理)が脱落して、性の欲がつくる「空間認知」による「行動」のみがあらわされて、対象も目的もない「行動」をあらわすということです。これがヨーロッパの難民問題であり、テロによる宗教対立、イラクの壊滅への報復の根本の本質です。

 日本人の「丸暗記」は、『右脳・実像』の「目」「耳」の「感覚の知覚」だけを働かせるための憶え方です。
 「知覚の認知」(目、耳の働きでものごとの内容を分かる働き方)とは全く無関係の憶え方です。「行動だけが成立すればそれでいい」とする脳の働かせ方です。
 だから、会話のときに、「相手の顔も目も見ない」というように、話の内容を理解するための会話の仕方はしません。
 
 「丸暗記」は、「行動することの対象」が変わったり、無くなったりすると「行動が止まる」のです。ここでふつうにいわれている心、精神の病が発生します。
 テクノロジーは、「行動のための触覚の知覚」を人間の脳の中で存在しないものとして機能するので、スマホ依存、パソコン依存は、社会生活に必要な「行動の能力」を退化させます。

 ここが認知症(痴呆症)の中核症状の「何もかも忘れる。行動が全て止まる」という脳の働き方と共通します。
 


 「丸暗記もできない」という脳の働き方があります。
 脳の中の大脳辺縁系にある「視床下部」の「欲」のあらわれ方がつくります。
 「視床下部」は「欲の脳」といいます。「食欲」と「性欲」をつくる中枢神経です。
 「性の欲」は、吉本隆明が「対幻想」をつくると説明しているとおり、「生殖」と「人間の一対一の関係と、多数性・複数性の関係」をつくる中枢神経です。
 人間は、脳の中でも自律神経の交感神経が働かなければ、どんな行動も止まります。身体の内部の機能も止まります。

[3821-3] 谷川うさ子 2015/11/25(水)14:40
    ふつうに人間のことを観察してみて、「食欲に偏向している人」は、全ての人間関係にたいして無能になります。過食症が典型です。したがって拒食症になると、「寝たきりも同然」となり、呼吸も心臓の動きも止まる過程にあります。言動の全ては、自己に対しても、身近な人に対しても排他的な発言と動き方になるのです。

 「対幻想」をつくる過程の中で、「性の欲」が「他者の目を気にする」などの妄想の言葉に傾くとき、ここでは病理の行動となるのです。

 このようなポルソナーレの脳の働き方からみた人間の異常と正常の説明は、世界の誰もが「見たことも聞いたこともない」ものです。
 しかし、要介護とか認知症(痴呆症)にたいして唯一、効果と有効性のある「社会教育」であることに違いはありません。
 
 「人の顔、目を見ない」という立場には、このような説明を聞いても読んでも、「自然音」(風の音、動物の鳴き声)と同じにしか了解されないことは、まことに気の毒ですが、有意義な人生を送るために、ぜひ、お役に立ててほしいと願っています。
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[3813] 完全主義・完全欲について ミキ - 最新投稿 dark forest 2015/11/17(火)22:10
[3813-1] 完全主義・完全欲について ミキ 2015/11/09(月)11:07
   完全主義や完全欲というのは、どうしたら治るのでしょうか

[3813-2] ミキ 2015/11/11(水)10:17
   こんにちは。説明不足ですいませんでした。

完全欲とは、人前で恥をかきたくないと過度に思ってしまうことです。笑われたり、からかわれるのが嫌で、失敗しないように完璧にしようとしてしまいます。

[3813-3] 「ミキ」様へ。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ代表 田原克拓(平成27年11月11日) 谷川うさ子 2015/11/11(水)16:14
    「ミキ」様からは、わたしどもの掲示板にメールのお問い合わせをいただきました。
 どうもありがとうございました。

 人前で恥をかきたくない、笑われる、からかわれるのが嫌で、失敗しないようにという「完全主義」「完全欲」をどうすれば治せるのか?というお尋ねでした。

 脳の働き方から見た対策は、日本語を「内扱い」で使うものの考え方に原因がありますので、「外扱い」の話し方、態度、姿勢をあらわすと、解消します。
 以上のとおりにお伝えします。お役立てください。

[3813-4] 田原克拓先生、こんにちは。 dark forest 2015/11/12(木)20:25
   どうぞ私に教えてください。
私の母親は、父無し子で、虐待されて育ちました。
私の父親は、私を溺愛しました。
その復讐のために、私はインスタントラーメンを主食にされました。ぶくぶく太らせて、愛されないようにしたのです。それでも、私の父親は、私を溺愛しました。
すると、私の母は、私の父の名誉を冒涜しました。
どうしても許せないのは、母ではなく、その悪行の尻馬に乗った男どもです。私にとって、あいつらは、天敵です。どうしても許すことが出来ません。
何より許せないのは、甘ったれて泣き言を言う、ふてぶてしさです。愛される資格のない奴らが、甘い幻想を抱き、次の手を打とうとする憎々しさに反吐が出ます。
いったい、この私はどうすれば、やつらの存在を、脳内イメージから消去できるでしょうか?
折に触れて、奴らに一泡吹かせる光景を思い浮かべています。たとえ、この国で戦争が起きても、奴らは戦おうとしないでしょう。怠け者で、女のスカートに潜り込むしか、能の無い奴らです。本当に男らしい男は、戦争に行き、能なしの男は、戦争が起きても、女の真似をして狡を決め込むのです。私は心のそこから、奴らが嫌いです。

[3813-5] こんばんは。 ミキ 2015/11/13(金)05:08
   回答ありがとうございました。

外扱いの話し方や態度、姿勢がまだよくわかっていないのですが、ポルソナーレのブログを読んで勉強してみます。

ありがとうございました。

[3813-6] 「dark forest」様へ。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ代表 田原克拓(平成27年11月17日) 谷川うさ子 2015/11/17(火)14:32
    「dark forest」様からは、平成27年11月12日付けで、わたしどもの掲示板にご相談のご投稿をいただいておりました。どうもありがとうございました。ゼミの準備の期間にあたり、回答が遅くなったことを心よりお詫びいたします。

 ご相談の主旨は、お書きになっていることを整理すると、「母親から不幸な扱われ方をして育った」ということのようです。父親は、「溺愛」というくらいに可愛がってくれたが、母親は、自身が「父親を知らない」中で虐待されて育ち、成長して結婚して子どもをもったために、可愛がられている「dark forest」様を妬み、不幸な扱い方をしたということのようです。その「不幸な扱い」というのが問題で、複数の男性を通して、今、自分には天敵と思えて、心から嫌いと思い起こさせるような仕打ちをおこなった、と説明しておられます。

 プライバシーのことがおありのようで、立ち入ったことはお尋ねできませんが、おおよその問題となることはこのようなことだとうかがわれます。

《ご回答いたします》

 ポルソナーレは、特設ゼミというものを設けて、ハンナ・アーレントという女性の哲学者が書いた「人間の条件」(ちくま学芸文庫)の哲学の勉強をつづけています。

 この中でハンナ・アーレントが「宗教」の脈絡ではなくて、哲学の脈絡で説明していることに「人は許さなければならない」といっています。宗教の言葉での「許し」ではなくて、「人間が、人間として生きていくためには許しが必要なのである」といっています。

 人間は、自分が今、何をおこなっているのかを何も知らずにおこなっている、ということを説明しています。自然も、人間の世界のこともただ壊すばっかりで、元に戻す能力がない、明日のことがどうなるのかを正しく予測することができない、これが人間の正しい分かり方というものだ、という定義をおこなっています。

 すると、すべての人間にできるゆいいつ正しいことは、「許すこと」です。
 これは、「新しく始める」ということです。「憎む」とか「罰する」ということを全く無くしてしまうことはできないにしても、人間は、その憎む人を理解することはできます。ここから全ての人間は、孤立から脱け出して多くの人々といっしょに「新しく始めること」ができます。

 ハンナ・アーレントの哲学では、「許し」というのは、過ちがなかったことにするとか、贖罪によって罪過をあがなうことではありません。「新しく始めましょう」ということです。

 辛い思いとか、動きをとれなくさせる気持ちが消えないということはおありでしょう。自分の行動に「あるべき自分の姿」のイメージをつないで、そこを目的にして身体のどこでも動かすことを日々、毎日、お考えになってみませんか。

 以上のとおりに、ハンナ・アーレントの名においてお伝えいたします。お役に立てていただけば、アーレントも喜ぶとおもいます。

[3813-7] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ代表 田原克拓先生へ dark forest 2015/11/17(火)22:10
   お忙しいところ、ご指導を賜りまして、ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
>> スレッド[3813]に返信

[3820] 読むだけで幸せになる手紙・認知症の周辺症状「負けるのが嫌。わたしのことを分かってほしい」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/11/17(火)10:59
[3820-1] 読むだけで幸せになる手紙・認知症の周辺症状「負けるのが嫌。わたしのことを分かってほしい」の治し方 谷川うさ子 2015/11/17(火)10:59
          平成27年11月15日の
       NHKスペシャル「認知症
       革命」で認知症の
       人が、「怒られるのが
       嫌」、だから「徘徊
       する」と言っていた。
       「人から文句を言われたくない」は、
       認知症の
       周辺症状というものだ。
       だから、若い年齢から
       始まっている。
       対策と改善の
       仕方を教える。


《事例・わたしは負けたくない女性です》

 わたしは、結婚して3年目になります。毎日、家出をしようか、逃げ出そうか?と考えて暮らしています。
 年齢は、37歳です。
 義理の親とか、親戚の人たちから、こういうことをやってください、この人とはこう関わってくださいと言われると、なにか文句をつけられたり注文をつけられているようで、とても嫌です。
 ごくささいなことなのに、ものすごく重大事が迫ってきていて、内面が揺さぶられているように感じます。

 自分が間違っていなくても自分から折れる、相手に合わせて受け容れることは必要だとは分かっていて、わたしは負けるのが嫌なのです。
 
 わたしには、自分のことを分かってもらいたいという思いがあります。
 わたしは、内面の状態の波が、快調と不調とで分かれていて、不調の波と快調の波が人よりも大きいと思っています。
 不調のときは、皆から好かれたいと思い、相手に合わせます。
 ここでショックなことを言われると絶望感でいっぱいになり、身体の具合も悪くなります。

 結婚するときに、この人なら、わたしの内面のことグチョグチョしたところを話せると思ったのですが、「こんなにミジメな人って思わなかった」と言われて、何も言わなくなりました。明るく、すっきりした、さっぱりした性格になるにはどうしたらいいのでしょうか。
 (石山光恵・仮名、37歳、主婦)


《ポルソナーレのカウンセリング》

 ポルソナーレのカウンセリングは、指示性のカウンセリング法です。
 だから、原因とか根拠をつきとめて、なぜこういうことが起こるのか?を説明します。
 根拠にもとづいて対策を説明します。

[3820-2] 谷川うさ子 2015/11/17(火)10:59
    ポルソナーレ以外のカウンセリングは、カール・ロジャーズが開発した非指示性の手法を用いています。
 「カウンセリングって、なぜ聞くだけなの?」と不満の声があるのは、心理療法や精神科が採用している非指示性のカウンセリングのことです。

 ポルソナーレのカウンセリングは、原因と理由を明らかにします。
 だから脳の働き方のしくみも研究、開発しました。
 脳のしくみは、欧米人も日本人も同じです。
 脳は、言語によって働くので、脳の働き方は欧米語と日本語とでは大きく違います。

 日本語は、「親に叱られた」「お出かけになられた」「もう間もなくいらっしゃる」の文例に見るように、「ル」「ラル」という言葉が土台、もしくは柱になっています。
 この「ル」「ラル」という助動詞は「自然に成り立つ」という意味のことです。つまり「自然」のことです。
 「自然はいいことだ」という価値観が日本人の全ての人に共通しています。日本人の男性も女性も、脳の働き方を分かろうとすれば、この「日本人は、自然ということをどんなことよりも高い価値とみなす」ということをいつも判断の基準にもっておくといいのです。

 「日本人は、わたしの話を聞いてほしい、と誰もが思っています。人の話を聞くことよりも、自分が話すことの方が重要なのです。話すというのは、欲の脳の視床下部がつくる欲の表象のことです。
 話を聞いてほしいとは、内扱いのことです。内扱いとは、自分で自分の欲(自然)を尊敬するという人間関係の行動のしかたのことです。この内扱いが丸暗記によって行動を成り立たせます。 
 丸暗記による行動は、仕事でも、結婚でも、恋愛でも、生活の中のことも、対象の意味はどうでもいい、ただ行動ができさえすればよいという性質のものです」と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。
 
 平成27年11月15日にNHK・TV「NHKスペシャル、認知症革命」を放映していました。ここで、認知症の人が「家族から、自分が何かを忘れたことをあれこれと言われるので、怒りたくなったり、ガマンして口をきかなくなったり、徘徊しました」と言っていました。

 これは、丸暗記では、必ず忘れることが生じる、だから行動が止まるという脳の働き方のことです。
 なぜ、こういうことが起こるのか?というと、丸暗記はただ行動できさえすればいいという脳の働き方なので、話すことが作話症になりやすいのです。作り話でしゃべると、必ず、行動が止まります。この時に「もの忘れ」がひんぱんに起こります。
 「内扱い」は「自分のしゃべること」を自分で尊敬します。それなのに人から文句を言われると、怒りたくなるでしょう。
 認知症の人はここで暴力をふるいます。暴言を言い、ガマンしきれなくなると家出(徘徊)します。

 「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミに入会して特別の個人指導を受けました。緊急の対策として、話す相手の顔、目を見る、そして、相手の話す言葉を復唱する、相手の言葉のとおりに実行しました。すると、行動のための言葉が地に足がついたように安定して、どんな人の気持ちも手に取るように分かり始めたのです。人に伝える説明の能力がみるみる目ざましい勢いで発達して、いつでも頭の中がスッキリ、さっぱり、エネルギッシュに働いて計画力も伸びています。今では、毎日が充実していてとても幸せです」とは石山光恵さん(仮名)のお話です。

 「認知症は、中核症状と周辺症状の二つがあります。
 いずれも丸暗記を内扱いで行動にあらわすことが原因です。
 NHKスペシャル『認知症革命』では静岡県富士宮市の2000人の認知症の人が紹介されていました。
 いい対応の仕方が放映されていましたが、若い年齢のうちから脳の働き方を、日本語の外扱いで変えることで予防が可能です」とポルソナーレの熊野クマ江さんは自信満々でお話します。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
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[3817] 読むだけで幸せになる手紙・認知症の周辺症状「人と付き合えない」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/11/16(月)15:20
[3817-1] 読むだけで幸せになる手紙・認知症の周辺症状「人と付き合えない」の治し方 谷川うさ子 2015/11/16(月)15:20
         人とちゃんと付き合えない
      というのが日本人の認知症の
      周辺症状だ。
      脳の働き方のしくみを
      見ると、いつも孤独、
      孤立の働き方をおこなって
      いる。
      脳の働き方を変えて、
      人間関係の中で
      幸せになろう。


《事例・なぜ、わたしだけが恋愛できないのか》

 わたしは、歯科医院に勤める28歳の女性です。
 わたしの悩みは、友だちと会っておしゃべりをすると、話題は決まって恋愛の話になることです。
 友人の女性たちは、それぞれ交際している男性がいます。必ず、交際中の男性の話をします。
 話題にするくらいですから、内容はいいことばかりではありません。
 ゲームばかりしているとか、スマホを見ている時間が自分と話をする時間よりも多いとか、です。

 わたしは、男性とちゃんとお付き合いしたことがないのです。
 これまで、気になって思いつづけたり、メールのやりとりをしたり、グループで集まるときに会って話をするという男性はいました。
 でも交際して恋愛関係になる、ということはいちどもなかったのです。

 わたしは、友人の女性たちと会うと、とてもコンプレックスを感じます。
 たまに友人の中の誰かが結婚する、ということを聞くと、ショックで夜も眠れなくなります。
 自分に自信がなくなり、仕事も無気力になり、体調もおもわしくなくなります。
 わたしの人間関係の能力には、何が足りないのでしょうか。
 (小山田直子・仮名、28歳、歯科医院勤務)

 


 日本人の脳の働き方は、「丸暗記」が中心です。
 「丸暗記」とは、言葉の意味を学習しない、だから放置する、ということです。漢字検定でも、「読めるか、どうか?」を出題しています。
 「丸暗記」が当り前で、誰もが「いいことだ」と疑わないという国民的な背景と歴史があります。

 「丸暗記」にも効果があります。試験に合格する、ご飯がたける、そうじができる、言われたことだけをおこなえばいいだけの仕事、などです。

 「丸暗記ではない」ということもあります。
 「言葉の意味の学習」「ものごとのしくみとか変化の内容」「人間についての理解」「子育て」「恋愛関係や結婚生活」「理論や論理」、などなどです。

[3817-2] 谷川うさ子 2015/11/16(月)15:20
    「丸暗記って、人間の脳の中で、食欲や性の欲の実現の行動のためにだけに憶えることをいいます。小鳥や犬に芸を教えて行動を憶えさせる脳の部位がありますが、これとほとんど同じしくみを働かせる、行動だけを成り立たせるためだけの憶え方の脳の働かせ方のことなんですよ」とは、ポルソナーレの熊野クマ江さんの説明です。
 人間の脳は、言葉を学習する領域と、目、耳、手、足の感覚器官の働きでものごとを分かる領域の二つがあります。
 言葉は、主観を分かる領域と客観を分かる領域に分かれています。目、耳、手足の感覚器の働きも、身体の行動だけを働かせる領域と、行動がつくる秩序(倫理といいます)をつくる領域に分かれています。

 日本人の使う日本語は、もともと主観を分かるための言葉なので、客観を分かるためのもうひとつの学習をしなければ、犬や猫が芸を憶えるような行動のための学習しかしないのです。それが「丸暗記」です。

 「丸暗記は、同じ行動で同じ行動対象とずっと、10年とか20年もつづけると社会で生きていくことが可能です。しかし、行動の対象が変わると丸暗記が破綻して作り話をしゃべるコルサコフ症になるか、大会社がデータをごまかして仕事をしていた事件のような詐欺行為をおこなうのです。行動が止まると分裂病の妄想を話すのです」(熊野クマ江さん)。

 「ポルソナーレのゼミに入会して、特別の個人指導を受けました。話をすることよりも相手の話を聞くことで脳の働きの自律神経の働き方が変わり、ここで話題性が生まれる、相手の話の中の言葉を実行することで幸せな関係がつくられることなどをレクチュアしていただきました。
 
 今では、お付き合いできている男性と充実したお話ができていて元気いっぱい、仕事もヤル気いっぱいの毎日です。上司からもよくホメられて、感謝されています」と、小山田直子さんは、夢を見ているような幸せの中にいるとお話します。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
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