[3823-2] 谷川うさ子 2015/11/27(金)17:10 修正時間切れ
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男性も女性も、「行動する」ためには、大脳辺縁系にある「視床下部」の「欲」が正しくあらわされることが必要なのです。 「欲」には、「食欲」と「性欲」があります。「性の欲」は、吉本隆明さんがいっているように、「生殖」ということと、「対幻想」という「共生」とか「共同体」の人間的意識をつくり出します。
女性も男性も、「性の欲」を出発点にして、まず「行動」をつくり出す、そして「対象」となる人、物を認知するという脳の働かせ方をつくり出します。 ところが、多くの日本人は、この「行動」を「丸暗記」で成り立たせます。 「丸暗記」は、同一の行動の対象についてのことを憶えるには有効なのです。しかし、ここに丸暗記が通用しないことがあります。「他者に説明する」ということです。「他者に説明すること」をイバリとか作り話でおこなうと少しずつ行動が止まり、同時に自信もなくなります。
「わたしは、本を読むとか、文章を書くと辛くなるので、たくさん食べていました。気分が不安定になると、冷蔵庫の中の食べ物を全部、食べていたのです。 すると、仕事もどうでもよくなり、怒りっぽくなって退職をくりかえしていたのです」(川崎洋子さんの話)。
「これって、性の欲が食の欲に移行したってことなんですよ。食べたがる人も、拒食のように食べたくない人も、対幻想をつくる能力が止まります。人間関係など、全てどうでもよくなり、不快に思えて、敵意のような感情で頭の中がいっぱいになるんですよ」とは、ポルソナーレの熊野クマ江さんのお話です。
「会話のときに、相手が話した言葉を自分も復唱するという対策を教えてもらいました。 ポルソナーレの特別の個人指導でのカウンセリングです。 相手の言葉を言ってみるという行動との一致のさせ方を教わりました。次に自分の行動も、ちゃんと言葉に言いあらわして行動につなげる、というレッスンも受けました。
今では、恋愛の人間関係に意欲が出て、仕事にもヤル気がみなぎるようになっています。毎日、夢を見ているような幸せ感がいっぱいで元気に働いています」とは、川崎洋子さんのお話です。 ポルソナーレの認知症(痴呆症)の予防の対策は、こんなふうに成果をあげているので、喜びの声がいっぱいです。 |
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