谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
[ワンマンカウンセラー・コース(人間関係の能力づくり)]
[お試しカウンセリング] [カウンセラー養成ゼミ] [ゼミ・イメージ切り替え法]
[脳の働き方から変える新・性格教育法] [入会案内]
のいずれかをクリックして、ごらんください。
なお、ご投稿は、「文章」に社会性があること、社会的責任が表現されていること、を基準にして受け付けます。

うさ子とクマ江の掲示板はこちら

[トップページ] [新規投稿] [タイトルリスト] [スレッド一覧] [内容表示] [使い方]
件ずつ ページ目 and or 検索

[次の10件>

[3849] 読むだけで幸せになる手紙・「人の顔を正視できない。全く知らない人は平気だけど、顔見知りの人は避けてコソコソと逃げています」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/01/07(木)16:56
[3849-1] 読むだけで幸せになる手紙・「人の顔を正視できない。全く知らない人は平気だけど、顔見知りの人は避けてコソコソと逃げています」の治し方 谷川うさ子 2016/01/07(木)16:55
          話をする人の顔、目を
       見るのが怖い、という症状
       がある。
       「正視恐怖症」といわれて
       きた。
       人と話すときは、極端に
       ソッポを向く。
       横だの上だの下だのを
       見て話す。
       なぜか、パソコンやスマホの
       画面は見ても平気。
       だから結婚しても緊張の
       日々となる。
       職場はガマンと苦痛の
       毎日。
       原因と対策を教える。


《相談の事例・わたしは、会話のときに相手の目を見ることが怖くて、見れません。人と話すと、相手の目に意識がいって何を話しているのか、全く分からなくなります》
(大庭孝子(仮名)、45歳、無職)

 わたしは、中学1年のときに国語の授業中、教科書を読むように、教師から命じられました。
 読んでいると、誰かがクスクスと笑っているのが聞こえました。
 すると、教科書を読んでいるわたしは、息が詰まり、息苦しくなりました。
 口の中につばがあふれてとうとう読めなくなりました。
 わたしは、授業中に本を読むのが恐怖になったのです。
 高校生のとき、先生から話しかけられました。進路のことについて尋ねられたのです。
 このとき、先生の目が気になり、うわの空で話しました。
 このときから人の目を見ると怖いと恐怖心をかんじるようになりました。人の顔を正視できなくなったのです。

 大学を卒業して商事会社に就職しました。仕事はパソコンを扱っての事務でした。わたしは隣の席の男性が気になって体をガチガチに固くして神経を使って仕事をしました。人の目がとても気になって、人とはほとんど話しませんでした。人と話すと相手の目に意識がいきます。
 まわりの人は、わたしが人の目を気にしていることを分かって避けるようになったのです。

 わたしは、人と話をするのが辛いので、男の人から誘われると黙ってついていきます。
 そんな男の人のひとりから結婚を申し込まれました。

[3849-2] 谷川うさ子 2016/01/07(木)16:56
    これでまわりの人の目を気にせずにすむと思い、結婚しました。
 子どもが生まれました。2人目の男の子が生まれたとき、夫が交通事故で亡くなりました。

 2人の子どもを抱えて生きていかなくてはならなくなりました。近所の人の目が気になり、買い物は暗くなってから出るようになりました。子どもの授業参観は、全く知らない人ばかりだといいのですが、顔見知りの人がいるので嫌でたまらなくなりました。

 わたしは、いつのころからかはハッキリしませんが、いつも物の数を数えるようになりました。タイルの目の数、ガラスの枚数、電車の窓の数、などです。わたしは、数えなければ気がすまなくなりました。
 わたしの弟は、こんなふうにいつも物の数を数えている日々の中で、焼身自殺をしました。

《ポルソナーレのカウンセリング》

 「人の目が気になる、だから人の目を正視できない」というと「目で見ることの能力」になにか異常があるように思えます。たいていの人がこういう理解の仕方をするでしょう。悩む本人もそう考えています。
 本当の原因は「幻聴」にあるのです。
 「幻聴」とは、話される言葉が壊されていて、それを聞いて憶えた子どもが頭の中に思い浮べる「壊れた視覚のイメージ」のことです。
 いつも頭の中に音楽が鳴り響くとか、自分を攻撃する意味をもつ言葉が思い浮ぶというのが「幻聴」です。
 このときの音なり言葉は、必ず、「目で見ること」とむすびつくので、「自分を攻撃しているように見えるもの」、すなわち「話している人の目」が「壊れたイメージ」として知覚されます。
 「目で見る」ことは自律神経の交感神経が「見る」という知覚と認知を働かせるので、「幻聴」は、この交感神経の働きを壊すのです。

 「相談の事例のような正視恐怖をつくり出す幻聴は、母親がじぶんの病気のことを話したことが原因です。
 それと、作り話を聞かせられた子どもが、言葉による認知の能力を失くして、目で見ることをあるがままに、正常に見れなくなります。
 そのけっか、見ることとむすびつく行動は、正常な行動秩序がガチャガチャに壊されます。物をしつこく数えずにはいられないとか、自分が憶えていた行動していたことの行動秩序を壊すという幻覚による脳の働きがつくり出されるのです」と、説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。

 多くの日本人の脳の働き方がつくり出す「幻覚」は、「右脳・実像」の「感覚の知覚」の部位で発生します。原因は、母親が、「子どもの顔、目を見ない」「子どもの話をおしまいまで聞かないこと」です。幻覚は「聴覚」による言葉を消滅させて、妄想のイメージを代わりにつくります。
 「幻聴」は、「右脳・実像」の「知覚の認知」の部位で発生します。おもに母親が「作り話を話すこと」が原因です。「幻聴」の方が「幻覚」よりも重症です。

 「ポルソナーレに入会して特別の個人指導を受けました。話すよりも聞くことを優先する、あいづちや、うなづきながら聞く、名詞と形容詞の言葉を肯定的に復唱して実行する、の指導を受けました。1ヵ月で人の目が怖くなくなりました」
 大庭孝子さんは、感謝と喜びの声を語ります。


◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
>> スレッド[3849]に返信

[3848] 読むだけで幸せになる手紙・「人から見られていると思うと、頭がガタガタ震えて止まらない」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/01/06(水)14:26
[3848-1] 読むだけで幸せになる手紙・「人から見られていると思うと、頭がガタガタ震えて止まらない」の治し方 谷川うさ子 2016/01/06(水)14:25
          「人から見られている」
       と思うと、恐怖の
       気持ちになる
       症状がある。
       仕事中に頭が震えて、
       手も震える。
       やがて、道路を歩いて
       いる人が「自分を
       見ている」と思えてきて恐怖心を
       おぼえる。
       ひとりで部屋に
       いると身体が緊張
       する。「死ぬこと」を
       考えるようになる。
       これも認知症(痴呆症)
       の周辺症状だ。
       原因と対策を
       教える。


《相談の事例・わたしは仕事中に上司からじっと見られて、人の視線が恐くなりました。頭がガタガタと震えて、仕事の手も震えます》
(名取美恵子(仮名)、38歳、公務員)

 わたしは、財団法人で仕事をしていました。
 仕事中に、上司からじっと見られていることに気づきました。
 見られていることに恐怖心をかんじて、とうとう退社しました。
 公務員の試験を受けて転職しました。
 人の目が恐いことと、呼吸が苦しくなって頭が揺れるように震える症状は治りません。

 新卒で就職して数ヵ月がたったころのことでした。
 総務課に配属されました。 
 席に座って仕事をしている数人をへだてた席にいる課長が、わたしをじっと見ているのに気づきました。
 わたしは、嫌だっと思いました。息が詰まり、身体が硬直して頭がブルブルとけいれんしました。震えたのです。小刻みにカタカタと震えました。
 こういうことは今までにはなかったことなので、自分でも驚きました。

[3848-2] 谷川うさ子 2016/01/06(水)14:25
    その課長は、ほかの職員の顔や仕事している姿をじっと見ます。いつの間にか後ろに立ってじっと見ている課長に気づいた男性の職員が「課長、何ですか?」と大声で怒り出したこともありました。
 わたしも、「何かご用ですか!」と大声で、抗議の感情をこめて言えばよかったのかもしれません。課長がじっと見ている視線にしばしば気づきました。そのつど知らないフリをしました。見られているという恐怖心と、頭がブルブルとけいれんして震えるようになりました。他の課の人と話しているときも相手の目が気になって頭も手も震えるようになったのです。

 課長から逃れようと思い、公務員の試験を受けて転職しました。
 職場は市役所に変わりました。人の目が怖い、一人で部屋にいるときも身体が緊張して呼吸が苦しくなることがなくなるだろうと思いました。予想に反してもっと人の目が気になるようになったのです。手もガタガタに小刻みにけいれんして震えるようになり、仕事が全く手につかなくなりました。
 家に帰ってひとりで泣きました。死ぬことばかりを考えるようになりました。

 原因として思い出すことは、中学1年生のころ、父親から「口がくさい。変な匂いがする」と言われたことです。なるべく、人に息の匂いを感じさせないように、話をするときに、息を詰めて息を吐かないようにしました。
 高校のころに、母親から「息は匂わないよ」と言われました。でも、なるべく息を詰めて息を吐かないようにすることをおこなっていました。
 
《ポルソナーレのカウンセリング》

 相談の事例の名取美恵子さんは、「仕事の中で、人の視線を見られていると気にして、頭が震える、仕事をしている手も震える」という症状を訴えている女性です。
 名取美恵子さんは「要介護の状態」にある人ではありませんが、中核症状の「行動の止まり」があらわれています。「仕事が手につかない」「人の目を気にして仕事という行動は表面的で、仕事をしているフリをしているだけ」が、「行動の止まり」の状態です。
 このような周辺症状が長くつづいていき、中核症状にいきつくのです。

 「なぜ、人から見られていると思うと、頭が震えて、手も震えるのか?というと、母親が子どものころの名取美恵子さんの顔、目を見なかったこと、子どもの話をおしまいまで聞かなかったことが、人の話す言葉を憶えられないという幻覚をつくる脳の働き方の原因です。
 右脳の実像という部位が、ものを見てもそれが言葉にむすびつかないという幻覚をつくる働き方になりました。
 中学のころに父親が自分の思い込みがつくる、匂いについての嗅覚という視覚と同じ感覚の知覚の働きを言葉で壊したので、幻聴をつくり出す認知の仕方がつくり出されました。
 自分が仕事で見ている対象の言葉を自分で壊しています。言葉を憶えないことと、自分の行動は丸暗記で成立しているのに言葉の意味を破壊する幻聴の脳の働き方が行動のルール、きまり、約束を消滅させて、その代わりに病気の異常な行動を生み出している、それが頭のけいれん、手の震え、呼吸の詰まりです」と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。

[3848-3] 谷川うさ子 2016/01/06(水)14:26
    人間の目の視覚、耳の聴覚、手・指の触覚の知覚と認知は、「右脳・実像」で働いています。
 目の視覚の働きが歪むと「幻覚」がイメージされます。
 耳の聴覚の働きが歪むと「幻聴」の音や声がいつも思い浮ぶようになります。名取美恵子さんの場合は、子どものころに、母親が「顔、目を見ない」ことが幻覚の原因です。「口から吐く息が匂う」という父親の異常な病気の言葉が幻聴になっていることを聞いて、母親が、「正しい行動と正しい呼吸のイメージについて話さなかった」ことが「見られている」という幻覚を強力にイメージするようになったことの原因です。

 「ポルソナーレに入会して特別の個人指導を受けました。
 わたしの幻覚と幻聴の対策の基本は、相手の顔、目を見ること、相手の話す言葉を口に出して復唱することでした。
 言葉の意味である場面と状況をイメージできるようになると、人の目が怖いという幻覚も消えました」と、名取美恵子さんは、仕事に復帰して喜びの声を話します。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
>> スレッド[3848]に返信

[3847] 読むだけで幸せになる手紙・「人の目が気になります。人の目がこわくてたまりません」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/01/05(火)19:31
[3847-1] 読むだけで幸せになる手紙・「人の目が気になります。人の目がこわくてたまりません」の治し方 谷川うさ子 2016/01/05(火)19:31
          日本人の心・精神の病は
       「顔が赤くなる」と
       「手・足・声が震える」
       がよく知られている。
       大正時代からつづいている
       症状だ。
       もうひとつの日本人の
       脳の中の暗黒がつくる
       病がある。
       「人の目が気になる」
       「人の目が怖い」
       という症状だ。
       母親の話し方に
       脳の働き方の原因が
       ある。
       原因と対策を教える。


《相談の事例・わたしは人の目が気になり、とても怖いです。電車に乗っても、下を向いて顔を隠しています》
(川田佳子(仮名)・28歳・無職)

 わたしは、目がまぶしくて人の目がとても気になります。18歳の高校卒業したあたりから急にひどくなりました。
 家の玄関にあるポストを見に行くだけのことが、人の目を気にして怖くなりました。
 バスに乗れば乗客の全員の目が気になって怖くなります。
 わたしは、とくにこの人の目が気になるとおもうと、顔がニタニタと異常な笑い顔になるのです。
 あるときは、立っているわたしの前の座席に座っている中年の男性の目が気になりました。わたしは、笑いたくもないのに、口元を両手で覆ってヒッヒッ、ヒャッヒャッヒャッ、アハアハッと笑い出しました。その男性は、「なにがおかしいの?なにか、失礼なことをしましたか?」と怒り出しました。
 わたしは、言われて顔中が凍りつき、目が吊り上がって体中がガタガタと震え出しました。

 人の目が怖くなって家の中に閉じこもって10年が経ちました。
 国立病院、大学病院には、マスクをつけて通いました。処方された薬は、眠くなるので、安定剤も処方されました。指示のとおりに服用しました。10年が経ってもまだ治りません。
 わたしは、夜寝ていると人が石を投げ入れるのではないか?わたしを見張っているのではないか?とびくびくしています。怖くなると、息が苦しくなります。病院では「心臓神経症です」と診断されました。

《ポルソナーレのカウンセリング》

 相談の事例のような「人の目がこわい」「人の目を異常に気にする」という症状は、これが「要介護状態」に至る「認知症」の周辺症状であると理解しなければ、誰にも原因や理由は不可解で、さっぱりわからないものです。
 要介護状態に至る認知症(痴呆症)は、中核症状と周辺症状に分けられます。中核症状とは「行動が止まること」です。ベッドの上で一日中を過して全く動けないとか、ひとりの力で入浴も着替えもできないという症状です。これは、脳の働き方がつくり出します。

[3847-2] 谷川うさ子 2016/01/05(火)19:31
    周辺症状とは、「目で見ていること」「耳で聞いていること」にいびつな歪みが発生するという症状です。周辺症状が長い時間をかけて進むとだんだんに「行動」が止まりはじめます。
 「仕事に行かなくなる」「学校に行かなくなる」「家の外に一歩も出ない」、と、「行動」が極端に減少します。限られた行動しかできなくなります。
 食事を摂る、オンラインゲームを日課にするなどです。
 すぐに、「脳」と「身体」の生体防御システム(セントラルドグマ)が破綻します。これは身体の内臓か脳の生理機能に疾患が発生することと同じ意味です。ここから身体の行動機能に異常があらわれます。

 「相談の事例の川田佳子さんは、人の目が怖いと話しています。家の外の人の目、乗り物の中の乗客の目が気になる、見られていると思って怖がり、家の外に出ない、外出するときはマスクを着けて自分の顔を隠しています。
 このような人の目を怖がる異常は、脳の働き方がつくります。脳の働き方とは、人間が目で見る、耳で聞く、言葉を言いあらわす、そして行動をあらわすというメカニズムのことです。
 相談の事例の川田佳子さんの症状は、生育歴と家庭環境の中で、母親から顔と目をニラむように見られたことが原因です。母親が自分の身体の病気の話をしたこと、そして人の悪口とか人へのウラミごと、人への恐れの話を聞かされたことも原因です。
 これによって川田佳子さんは、自分は人から攻撃されている幻聴をつくりました。そして、自分が、目で見ているものを正しく見るという能力を壊したのです。
 その結果、川田佳子さんの社会的な秩序のある行動は、幻聴として聞いているとおりのこと……自分は攻撃されているという母親がしゃべった病気の言葉のとおりに、自分は動けない、自分は何もできない、というシバリのとおりの異常なおこないやふるまいをあらわしているのです。
 見知らぬ他者に向かって異常な笑い声とニタニタ笑いの表情を見せるのは、自分の正常な聴覚(人の話を聞くこと)の脳の働き方が、病気の言葉しか思い浮ばないのでそのとおりに動作、態度をあらわしているからです。
 ニタニタ笑いに意味があるのではなく、どんな異常な言葉も思い浮ばないというときの心的現象です」とポルソナーレの熊野クマ江さんは説明します。

 「ポルソナーレに入会して特別の個人指導を受けました。
 基本は、会話の相手の顔と目を見て聞くこと、でした。次に、相手の話す言葉の中の名詞と形容詞を一つか二つ、復唱しました。そして、その言葉の対象にたいしてルールどおりの行動をおこないました。すると、一週間で頭の中に鳴り響いている音楽とか、死ね、死ねといった声も消えてなくなりました」
と川田佳子さんは、ポルソナーレのカウンセリングの効果を喜びの声で語ります。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
>> スレッド[3847]に返信

[3846] 読むだけで幸せになる手紙・「顔に力がはいり、頬(ほほ)、顎(あご)、首、肩が痛くてたまりません」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/01/04(月)11:20
[3846-1] 読むだけで幸せになる手紙・「顔に力がはいり、頬(ほほ)、顎(あご)、首、肩が痛くてたまりません」の治し方 谷川うさ子 2016/01/04(月)11:20
          認知症(痴呆症)の
       周辺症状に「身体症状」が
       ある。
       白内障、緑内障、
       突発性難聴、そして、
       リウマチや膠原病
       (こうげんびょう)だ。
       脳の働き方がつくり出す。
       対策を教える。


《相談の事例・わたしには顔に、異常に力が入るクセがあります。痛くて、ものを噛むのも辛く、死ぬことばっかりをかんがえています》
(中山裕美(仮名)、21歳、無職)

 わたしは、今、無職で家にいます。高校生のころから顔に、異常に力が入り、自分で力を抜いて楽にすることができなくなりました。

 きっかけは、高校のころ、体育の授業で「走り方がおもしろい」と笑われてマネされたことでした。バレー部にも入っていたのですが、「パスの仕方がおもしろい」と先生がおもしろおかしくマネをして、この動きがこんなふうにおかしいとみんなの前で解説もしました。
 陸上競技では、「歩き方、走り方がおかしい」とみんなの前でやらされて、自分はもうダメだとすっかり自信をなくしました。
 高校生活の中では、「足がおかしい」「手が変だ」と言われつづけて、わたしはコンプレックスのかたまりになり、食事を食べることも寝ることもこわくなったのです。進学も就職もムリと思いこみ、家でゲームばっかりをやっています。
 
 顔に異常に力が入るので、本も集中して読めないし、人の話も聞けません。首、肩、背中が痛いくらいに凝っています。ものを食べると顔の耳の前のあたりが、口を動かすと痛くなります。話をしようと口を動かしても、痛いのです。
 いつも頬骨、顎の骨に異常な重圧を感じます。力を抜いても力が入るのがこわくてまた力を入れてしまいます。
 このごろは顔がすっかり変わって骨がゴツゴツ、目がギロギロ、口もとがいつもひくひく動いているというふうになりました。

[3846-2] 谷川うさ子 2016/01/04(月)11:20
   《ポルソナーレのカウンセリング》

 一般的な症状でいうと「玄関のカギを閉めたか?と心配になってなんども確かめる」「ガスストーヴの火を消したか?心配で、なんべんも確かめに戻る」という病理症状と同じです。
 「病気になるのが怖くて、水道の水を流しつづけて、何十回も手を洗う。数を忘れると初めから数え直して手を洗いつづける」といった異常行動と同じカテゴリーの症状です。
 直接の原因は、生育歴の中で「母親が、子どもに、“あなたのお父さんはこういうふうにおかしな人で”とか“結婚してすぐに離婚しようとおもったけど、あなたが生まれたので毎日、嫌々ながら暮らしてきた”などと話した」ことです。子どもに自分のグチ、近所の人の悪口、父親をバカにするなどのことを話した母親の子どもが、相談の事例の女性のような症状をつくり出します。

 「女性の行動は、視床下部の視索前野(しさくぜんや)が生成します。
 ただし、女性は、言語と人間関係の法則を学べる行動を憶える必要があるのです。
 男性は、背内側核で行動をつくり出しますが、女性は、必ず、言語と人間関係のきまり、約束、規則を学ぶ行動でないとどんな行動でも止まるのです。
 相談の事例の女性は、母親が、言葉を壊し、自分の行動も、他者の行動も壊す女性だったのです。こういう異常な行動は、視床下部の腹内側核(ふくないそくかく・食べたくないの中枢神経)が生み出すのです」
と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。
 異常な行動は、扁桃核の「敵・嫌い」という行動の価値づけがつくり出します。
 線条体でセロトニンが作用して「イバる私はエライ!!」と自分で自分を高く評価して尊敬します。そして、血液の中の生化学物質のアセチルコリンが筋肉を硬化させ、ガチガチに緊張させます。力を抜いてもガチガチの強度はつづきます。足腰に力が入らなくなると一歩も歩けなくなるのです。
 これが、認知症(痴呆症)の周辺症状です。
 「ポルソナーレの特別の個人指導で、野口式体操のストレッチとか、呼吸法を教わりました。
 そして、相手の話を復唱するということを教わり実行しました。一週間で劇的に解消しました。
 今、大学に行くための準備にとりくんでいる毎日です」と、中山裕美さんは、バラ色の幸せの喜びを語ります。
>> スレッド[3846]に返信

[3845] ポルソナーレのカウンセリング・ゼミが明らかにした日本人の要介護と認知症(痴呆症)の予防、改善のためのマニュアルをお伝えします。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/01/04(月)11:01
[3845-1] ポルソナーレのカウンセリング・ゼミが明らかにした日本人の要介護と認知症(痴呆症)の予防、改善のためのマニュアルをお伝えします。 谷川うさ子 2016/01/04(月)11:00
          ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、
       日本人の要介護状態と、
       直接の原因の認知症
       (痴呆症)のつくられ方、
       そして予防の
       しかた、今、
       要介護状態にある人の
       改善のしかたを解明
       して、現ゼミ生の皆様に
       お伝えしています。


 くわしい説明や実証は、カウンセリング・ゼミを受講していただくことで学習していただけます。個別のアドバイス、実践のしかたのレクチュアもおこなっています。お困りの方はご予約の上、ご相談なさってください。
 平成27年8月から要介護問題に焦点をあてて研究、開発して分かったことは、次のことです。

一、要介護状態は、中核症状(行動の止まり)と周辺症状とでなりたっている。
 周辺症状とは、多くの日本人の女性、男性が病理症状としてもっている「赤面症」「手、声、脚が震える」「不潔恐怖症」といったもののことである。

二、日本人の要介護状態は、周辺症状がなんらかのきっかけで「行動を止める」ことから始まる。
 だから、要介護状態を「予防する」ということは、「赤面症」や「手、声、脚が震える」「不潔恐怖症」に典型的な周辺症状を改善することである。

三、日本人の女性、男性の要介護状態に至る道のりは、周辺症状がずっとつづいていることですぐに診断される。
 では、どういう女性、男性が周辺症状をかかえこんでいるのか?と診断できるのか?
 「会話のときに、相手の顔、目を見ない人」「相手の話を、顔、目を見ないで聞く人」だ。
 また、「会話をしているときに、相手の話を自分の話す言葉にしないで、話を飛躍させる、話題を広げて、思い浮ぶままの言葉を果てしなく話しつづけて止まらない」というのも重症の周辺症状である。

四、要介護者の「行動の止まり」を改善するには、「話し手の顔を見せながら話す」「要介護者の目、顔を見ながら話す」ことが基本である。
 ブルガリア方式で話し、脳の中に「認知的不協和」を発生させる。望ましい「行動」をおこすまで持続することだ。

[3845-2] 谷川うさ子 2016/01/04(月)11:01
    ポルソナーレが解明した日本人の要介護状態は、中核症状という「行動の止まり」と周辺症状という「擬似行動」から成り立っています。「擬似行動」とは、仕事でも学校の勉強でも、恋愛とか結婚の中の生活の中のことでもいいのですが、どんな「行動」でも、その「行動」をあらわす「言葉」をい憶えていないことをいいます。
 「そんなことはない。わたしは、自分の仕事のことの行動の言葉はどんなことでも憶えています」と思う人は多いでしょう。
 しかし、このように言う人でも、「行動の仕方」は丸暗記していても、「行動」の言葉は憶えていないのです。
 
 これは、どんなに専門の仕事に就いている人も、どんなに高度の資格をもっている人も、どんなに高い学歴の人も同じで変わりません。
 「擬似行動」とは、「言葉」を単に「記号」としてしか憶えていないことをいいます。

 「仕事が成り立っていればいいのでは?」というように考える人は多いでしょう。
 「果してそうか?」と問うのが「要介護状態」です。「仕事が成り立っていればいいだろ?」と考えている人は、必ず、「周辺症状」をあらわします。

 典型は「赤面症」です。とくに女性に多い症状です。
 人間の「行動」は、脳の中の視床下部がつくり出します。「欲の脳」といわれています。「欲」とは「性の欲」と「食の欲」のことです。「視床下部」は、女性の「性の欲」と男性の「性の欲」の中枢神経に分かれています。
 「人間関係」と「言語」をつくり出すのが女性の「性の欲」の視索前野です。したがって女性は、「生殖」と「対幻想」(言語、人間関係の法則のことです)の二つの「性の欲」をもつのです。男性は、「生殖」に向けての「行動」だけで「対幻想」はつくれません。だから、男性は、女性から「言語」と「人間関係」の法則を学習するしかないのです。「女性の話をおしまいまで肯定的に聞けない」という男性は、周辺症状をつくり、年齢の早い段階から要介護状態におちいります。

 女性は、母親から「顔、目を見て話してもらえなかった。子どもの自分の話をおしまいまで聞いてくれるということがなかった」というとき、「行動」はいつでも止まるというリスクを抱えています。
 「言葉を記号としても丸暗記できない」したがって「行動も、動物が芸を教えられるように反復してようやくできるようになった」という丸暗記でおこなっています。

 女性は、ここで、「その仕事はいつまでも終わりますか?」などと質問されると、「言葉」を記号としても憶えられないので、何も言えず、「赤面する」のです。「対幻想」が消滅して「生殖としての性」の意識が思い浮びます。
 大勢の人の前であたかも性の行為をあらわしているかのような錯覚がおこり、これがヨソ者とか、共同体からの追放とかの「恥意識」となり、「赤面」します。

 要介護に至る周辺症状の病理症状のつくられ方とは、おおよそこういう脳の働き方がつくり出します。
 「対幻想」とは、吉本隆明による説明の概念です。多くの人には、「見たことも聞いたこともない言葉」であるでしょう。
 「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店・所収、昭和54年東京医科歯科大学お茶の水祭講演)にくわしく説明されています。
 多くの人に、読まれている文献です。

[3845-3] 谷川うさ子 2016/01/04(月)11:01
    人間の脳は、生理的身体だけではなくて、人間的意識をつくり出して、「観念の世界」を形成しています。したがって哲学による理解が不可欠なのです。「AI」(人工知能)など、人間の脳の働きの10パーセントにも満たない部分しか動かしていないということがよく分かります。
 それだけに、テクノロジーに依存すると、その日から痴呆症のゾーンで、「超擬似行動」(つまり動物一般と全く変わらないということです)によって、生きることを諦めてその日暮らしで生きているといえるのです。

 


 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、日本はもちろん、世界でもゆいいつ、要介護状態の対策に本格的にとりくんでいます。
 平成28年度も、現ゼミ生の皆さまの厚い御支持を得て、お役に立つ対策をお伝えします。
>> スレッド[3845]に返信

[3838] 質問よろしいでしょうか? Ayuko - 最新投稿 Ayuko 2015/12/30(水)19:43
[3838-1] 質問よろしいでしょうか? Ayuko 2015/12/22(火)13:45
   うさこさん、こんにちは。

右脳・実像や左右の聴覚野・視覚野のメカニズムの学習をしていてふと、気になった事があります。

それは、歌(様々なジャンルの歌全般。聴く場所(歌番組やコンサート、映画など)も様々ですが)を聴いていた時、その曲のメロディーを憶えて口ずさんだり、口笛を吹くことが可能であっても、肝心の歌詞に関しては、楽譜や歌詞カード、歌番組の字幕やカラオケの字幕がないと全く思いだせないので歌えない。歌詞が曖昧で間違った覚え方をしている、といった場合、脳の中ではどのような働き方になっていると言えるのでしょうか?

ちなみに、私自身は先天性の右耳難聴があり、電話やイヤホンは必然的に左耳で聴くという形になっています。

時間がある時でいいので、回答よろしくお願いいたします。

[3838-2] 追加の質問です。 Ayuko 2015/12/25(金)13:12
   うさこさん、こんにちは。

先日の質問の件ですが、追加の質問として、音楽のメロディーに付け加えて、音楽のリズムについても、歌詞が思い浮かばない、曖昧な記憶しかなくて歌えなくても、音楽のメロディーやリズムは思い出して音楽に合わせる事が出来る。といった場合の脳の中でのメカニズムについても教えていただけたらと思います。

[3838-3] 「Ayuko」さんのご質問にお答えいたします(12月29日・谷川うさ子) 谷川うさ子 2015/12/29(火)14:52
     Ayukoさんからは、12月25日付けでご質問のご投稿をいただきました。どうもありがとうございました。ご回答が遅くなりました。お詫びいたします。

■ Ayukoさんのご質問の主旨
一、音楽の歌の歌詞、メロディ(旋律、伴奏)、リズム(音のアクセント、拍子)は、脳のどういう部位で聴くのか?

二、これら歌の歌詞を忘れる、もしくはメロディ(旋律、伴奏)だけを憶えている、あるいはリズム(音の高低などや拍子)だけを憶えている、という脳の働き方とはどういうものか?

三、自分自身は、右の耳に先天性の難聴がある。
 電話の受話器、イヤホンは左耳で聴いている。

●お答えいたします
 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミが明らかにした「脳の働き方(言葉の生成のメカニズム)」のごくおおまかなしくみ(デザイン)をご説明します。

◎人間の脳は「左脳」「右脳」に分かれている(独立して働くが、共に協力しても働く)。
◎「左脳」は「言語」および「言葉」をつくり出す。
◎「左脳」は、「非言語」(行動のことです)をつくり出す。

◎人間が、「左脳中心」、「右脳中心」というのは「耳」「目」の感覚の働かせ方で分かれる。
◎「左脳の聴覚野」は言語、言葉の文法などの法則を聴く。
◎「左脳の視覚野」は、物事の「二・五次元」と「三次元」(ゲシュタルト原理)を視る。

◎「右脳の聴覚野」は、ロックのいう第二の性質を聴く。自然音のことである。
◎「右脳の視覚野」は、ロックのいう第二の性質を視る。色、味、香などが第二の性質である。

◎「右脳」に『実像』という領域がある。この『実像』は、「目」(視覚)の『感覚』と『感覚の知覚による認知』という二つの働きと機能をもっている。

◎『右脳・実像の感覚の知覚』は、「対象とかかわること、その行動をつくり出す」。ちなみに、「視覚」と「聴覚」は、大脳辺縁系にある「視床」でつながっていて、つねにセットで働く。

◎『右脳・実像の知覚の認知(吉本隆明の哲学では、「了解作用の過程」と説明されています)』は、「行動の秩序・倫理」をつくり出す。


◎音楽は「非言語」である。
◎「右脳・聴覚野(ロックのいう第二の性質)」でメロディ(旋律・伴奏)も、リズム(音のアクセント、拍子)も聴く。

◎歌の「歌詞」は、『右脳・実像の感覚の知覚』の部位で、「丸暗記」として憶える(歌詞は言葉ではあっても、言語ではない。だから、人間関係か、そのときの行動を記号として丸暗記の言葉として言い表すのが歌の歌詞である)。

◎歌の「リズム」は、『右脳・実像の感覚の知覚』に対応している。だから、「リズム」というのは「行動」のカテゴリーにある。「くりかえして聴く」という「行動の持続」がないとすぐに忘れられる(ロックのいう第二の性質は「主観」であり、「短期記憶」であるからである)。

◎歌の「メロディ」は、『右脳・実像』の感覚の知覚の認知(了解作用の過程)に対応している。
 「メロディ」(旋律・伴奏)は、「行動の秩序」(倫理)のカテゴリーにある。

[3838-4] 谷川うさ子 2015/12/29(火)14:52
    「リズム」をくりかえして何年にもわたって聴くと、「メロディ」の「秩序」の了解に転化する。もしくは、「右脳・言語野」(ブローカー言語野・3分の2、空間構造)の「言語」による行動の意味を学習してものごとの「認識と行動」を手に入れた人が、「メロディ」に共感する。

●昭和30年代から40年代の日本の「年末の歳末」は、小林旭や橋幸夫の歌が、大音量の拡声器で町中に流されていました。新聞への折り込み広告のチラシも月刊誌なみの厚さで各家庭に配布されました。映画館は大音量の拡声器で石原裕次郎の歌を空高くに向けてくりかえして、流していました。歌とリズムが一致して、12月にもらったお金で、冬の暖かいマフラーとか手袋とかを買うという行動が、新しい年への希望、出会いたい期待に胸を高鳴らせました。
 日付けが変わり、年も変わると、買った物も、消えた歌、リズムとともに、次の新しい「行動」につながって、また、新しい歌とリズムが心をふるい立たせて、「行動」も成長しました。

 平成の現代は、電化とテクノロジーで「右脳・実像」の「行動」の能力がどんどん止まり、認知症(痴呆症)にみる「行動の止まり」が「歳末の光景」になっています。歌もリズムも「着メロ」になって消費されて、「行動の止まり」が若い世代にも広がっています。今は、瞬間、瞬間のキレギレの「行動」が「年明けの光景」にもなり、誰もが「歌」の歌詞を忘れ、リズムも忘れるという「健忘症」の中で生きているのです。

 「忘れない」ためには、歌っている人の「顔、目を見て聴くこと」です。要介護状態にある人にも、好きな歌手の「顔」「目」を見せてあげながら、くりかえし、5回くらい、聴いてもらうと、「新しい年は、いっちょ、やってやるか」と立ち上がり、行動の力を取り戻していただけるはずです。

[3838-5] ありがとうございました。 Ayuko 2015/12/30(水)19:43
   丁寧な回答ありがとうございました。

歌を聴く機会がある時には、歌っている人の『顔・目』を見て聴く事を生活習慣の一部として定着できるように努力していきたいです。
>> スレッド[3838]に返信

[3843] 読むだけで幸せになる手紙・「結婚したわたしの娘は、わたしに“お母さんは、わたしの夫と性関係がある”と妄想を言います」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/29(火)11:25
[3843-1] 読むだけで幸せになる手紙・「結婚したわたしの娘は、わたしに“お母さんは、わたしの夫と性関係がある”と妄想を言います」の治し方 谷川うさ子 2015/12/29(火)11:25
          これまで「妄想」はなぜ
       起こるのか?は、
       謎だった。
       妄想は、嫉妬妄想
       から物取られ妄想、
       病気になるのが恐い
       まで、無数にある。
       脳の働き方のしくみ
       からみると、日本語の
       作話症から
       始まると、誰にもよく
       分かる。
       対策もよく分かる。


《相談の事例・わたしの娘は結婚して子どももいます。娘は、わたしにも夫にも妄想をしゃべります。精神科に入院させるしかないのでしょうか?》
(中井房子(仮名)、68歳、主婦)

 わたしの娘は45歳です。
 子どもは5歳と9歳の女の子2人です。
 娘の夫は46歳です。大手建築会社の役職者です。
 娘夫婦は、わたしの住む家から電車で一駅のところに住んでいます。
 わたしの夫は、娘が10歳のときに病没しました。わたしは、学校の教師をしながら娘を育ててきました。
 娘に子どもが生まれてから、娘に頼まれて家に行き、子どものことやら生活のことを手伝うことがしばしばあります。

 娘に2人目の子どもが生まれたころ、突然、耳を疑うようなことをわたしに言いました。
 「お母さんは、わたしの夫といつから体の関係にあるの?」
 娘の夫とわたしが性関係がつづいていると言うのです。

 つづけて、娘は、隣の家の娘さん(30歳くらいの女性)と、自分の夫とが性の関係があると確信してわたしに話します。いったいなぜ、こういう根も葉もないことを思い込むようになったのかは分かりません。

 娘は、「夫がわたしに毒の入った食べ物を食べさせようとする」とも言います。
 食事中に電話が鳴ったので席を立って電話に出た。
 食卓に戻ってみると白い湯ドーフの上に、小さな粒がバラバラと乗っていた。夫が食べなさいと言う。不自然さを感じて「あなた、食べてみて」と皿を押しやったら、夫は「なんだ、毒でも入っているというのか?」と不機嫌になった。
 自分から「毒でも入っているというのか」という言葉がおかしい。お母さん、もしもわたしが変死しても、娘のわたしは信用していなくて夫を信じているから、わたしは自殺したと思うのでしょうね、と言います。
 わたしは、いつ殺されるかわかったものじゃないと声をおしころしてさめざめと泣くのです。そして、わたしをきつくニラんで怒りはじめます。
 わたしは、途方に暮れています。
 知り合いに精神科の医師がいます。「すぐに入院させたほうがいい」とつよくすすめます。

[3843-2] 谷川うさ子 2015/12/29(火)11:25
    《ポルソナーレのカウンセリング》

 要介護状態は、認知症(痴呆症)から始まります。認知症(痴呆症)は、中核症状と周辺症状の二つに分かれます。
 中核症状とは「行動が止まること」をいいます。
 周辺症状は、異常な発言、異常な行動のことです。
 相談の事例のような「妄想」も周辺症状です。
 
 要介護状態をあらわす周辺症状は、必ずしも高齢になってから起こるのではなくて、相談の事例のように、若い年齢からすでに始まっています。

 「妄想には、二通りのパターンがあります。
 ひとつは、人間関係に敵意を向けるモチーフをもつ妄想です。
 もうひとつは、相談の事例のように、自分の行動をガチャガチャに壊す、そして他者の行動にもいいがかりをつけてガチャガチャに壊すというものです。
 妄想は、擬似行動といって擬似の言葉、擬似の行動をつくり出すことに原因と理由があります。
 前者は、視床下部の外側核(食べたい欲)がつくり出します。
 後者は、腹内側核(食べたくない欲)がつくり出します」と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。

 母親が「子どもの顔、目を見ない。自分の顔を見せない」という生育歴をもつ女の子が、思春期を迎えるころになると、「行動」のための「言葉」を記号としても憶えられない、という脳の働き方になります。すると、人間関係に敵意も向ける「妄想」を話すようになるのです。「あのときにこういうことを言っただろ!」「わたしに、こういうキズつくことを言っただろ!!」。

 母親が、子どもの女の子(男の子にも)に、「あなたのお父さんは、これこれこういう変なことを言ったし、行なったのよ」などと、身近な他者についてのグチ、不満を話すと、相談の事例の女性の娘のような妄想をしゃべります。
 「言葉を壊す」「行動を壊す」という擬似行動(擬似対幻想)をつくり出す脳の働き方になるのです。

 「ポルソナーレの特別の個人指導のレクチュアを受けました。
 わたしは、なにかにつけて笑いながら話すことをしてきました。
 そして、神が、霊が、占いが、人のウワサは……といったことを娘に話してきたことを思い出しました。
 対策は、娘の顔、目を見ながら話す、相手の言うことを復唱する、可能なことはその言葉のとおりに実行する、ということでした。
 今では、精神科に入院させることもなく、順調に正常な会話ができるようになっています。毎日、安らぎと安心に満ちてとっても幸せです」と、中井房子さんは、喜びと感謝の言葉を話します。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
>> スレッド[3843]に返信

[3842] 読むだけで幸せになる手紙・「わたし、赤面症です。手、声も震えます」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/29(火)10:15
[3842-1] 読むだけで幸せになる手紙・「わたし、赤面症です。手、声も震えます」の治し方 谷川うさ子 2015/12/29(火)10:15
          「赤面症」という
       対人恐怖の症状がある。
       「手が震える」、
       「声が震える」、
       「脚も体も震える」。
       脳の働き方が分かれば、
       正しく治せる。


《相談の事例・わたしは中学生のころから顔が赤くなる症状がありました。結婚して主婦になってもまだ治りません》
(高藤伸子(仮名)、38歳、主婦)

 わたしは、今、結婚して10年めの主婦です。
 赤面症で今も悩んでいます。
 始まりは、中学生のころからです。理科の授業のとき、男性の教師の顔を見ながら授業の話を聞いていると、なぜか、不自然に顔が赤くなったのです。
 わたしの顔が赤くなったのを近くの席の女の子に気づかれました。
 わたしの顔が赤くなることがクラス中に広がりました。
 わたしは、理科の授業がすっかり嫌になりました。

 わたしは男性恐怖症になったのではと思いました。
 今、相手の人が男性でなくても、女性と話しても頭の中はまっ白になります。話をすると声も震えます。結婚する前は、会社に勤めていましたが、手が震えるのを上司に見られてたいへん辛い思いをしました。


《ポルソナーレのカウンセリング》

 「赤面症」と「声が震える」「手が震える」「足が震える」というのは、日本人の対人恐怖症の症状としてよく知られています。
 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、日本人の要介護問題に焦点をあてて脳の働き方を説明しています。
 要介護状態とは、認知症(痴呆症)の中核症状の「行動の止まり」のことです。
 
 この「行動の止まり」は、認知症(痴呆症)の周辺症状から始まります。
 「赤面症」とか「手、声、脚が震える」という症状は、周辺症状です。
 脳の働き方からみると、このことがよく分かります。
 「行動が止まる」ということに周辺症状の本質があります。
 相談の事例の女性は、「学校で勉強をすること」「会社で仕事をすること」「結婚して主婦として人間関係をつくること」の全ての「行動」が「止まっている」ことに脳の働き方の特徴があります。

 「赤面症の人は、学校でも仕事でも、結婚生活でも、ぜんぶの行動が止まっているというと、意外に思うかもしれません。学校にも行ったし、会社にも勤めたし、今は結婚して主婦としての生活をおこなっている。ちゃんと行動しているように見えるじゃないか、と誰もが思うでしょう。

[3842-2] 谷川うさ子 2015/12/29(火)10:15
    ところがそうではないのです。
 赤面症とか、声が震える、手が震える、脚が震える人のおこなっている行動は、擬似行動といいます。
 犬とか猿とかの動物に芸を教えるためには、くりかえし、なんども反復して経験させます。手、指、身体の皮膚の触覚に記憶させます。
 人間がこのようにして行動を憶えることを擬似行動といいます」
とは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。

 脳の働き方からみると、「母親が子どもの顔、目を見ない」「母親が子どもの話を、顔を見ながらおしまいまで聞かない」という生育歴をもつ女の子は、中学生をすぎたころから、「赤面」したり、「手、声、足」が震えるという症状があらわれます。
 「行動にともなう言葉を記号としても丸暗記できない、行動を言葉で憶えられないという脳の働き方に原因があります。

 人間の行動は、視床下部の欲の脳がつくり出します。女性の性の欲は視索前野が中枢です。
 言語と人間関係の法則(対幻想)をつくります。女性が、言葉を丸暗記もできない、行動を言葉で憶えられないとき、自分の行動を他者から言葉で話されるとか質問されると、視索前野が生殖としての性の意識を思い浮べさせます。この生殖の性意識が赤面をつくります。恥意識が起こります。自分はヨソ者だ、穢(けが)れているという孤立感が生まれるのです。これが赤面です」と、ポルソナーレの熊野クマ江さんは説明します。

 行動のための言葉を憶えられないのに、なぜ行動がつづけられるのか?というと、日本語の「内扱い」が「自分の行動は立派だ」と、自分で自分を高く評価して、尊敬するからなのです。
 これは「作り話による行動の作為」という行動です。必ずミスが起こり、デタラメの行動になります。それでも「内扱いのイバリ」で行動をつづけると、異常な筋肉の硬直となり「震え」が起こります。
 
 「ポルソナーレの特別の個人指導のレクチュアを受けました。
 行動と言葉は一致しているから、行動を言いあらわす言葉を学習しました。これで赤面症が治りました。次に、どんな行動も、決めたとおりに、正確にガマンしておこなうように実行しました。一週間で赤面症と震えが治りました。
 今では、何十年もの悩みがすっかりきれいに解消して夢を見ているように幸せです」と高藤伸子さんは、喜びの声を語ります。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm
>> スレッド[3842]に返信

[3841] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの12月2回目の「カウンセリング・ゼミ」の日程とおもな内容をご案内いたします。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/25(金)16:17
[3841-1] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの12月2回目の「カウンセリング・ゼミ」の日程とおもな内容をご案内いたします。 谷川うさ子 2015/12/25(金)16:17
   ■「カウンセラー養成ゼミ」(12月26日、12月29日)

●認知症の三大周辺症状
 「赤面症」「手・足・声の震え」
 「不潔恐怖症」のつくられ方

 言葉を憶えられない、
 言葉を壊す、
 行動を作為する。
 これらの脳の働き方が原因である!!


■「ゼミ・イメージ切り替え法」

●日本語の使い方で要介護、認知症(痴呆症)になる人、ならない人の違いと証明

◎相手の顔、目を見て話す人。
 
    自分は健康。
    恋人も元気。
    家族も元気。
    子どももよりよく成長する。

◎相手の顔、目を見ないで聞く人。
 ニラミながら話す人。

    人を攻撃する。
    社会に背を向ける。
    運動能力も内臓も病気になる。

●ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、要介護状態に至る認知症の治し方をレクチュアしています。
 「赤面症」「手、指、声、脚が震える」「不潔恐怖症」(手をなんども洗わずには気がすまない)、などが認知症(痴呆症)の周辺症状です。

 もともとの原因は、「相手の顔、目を見て話さない」「相手の顔、目を見ながら話を聞かない」「相手の話をさえぎり、笑い、一方的に話をあっちこっちに飛ばしてしゃべる」などの脳の働き方にあります。

 脳の働き方のメカニズムが正しく分かれば、これらの原因、そして対策がナットクできます。
 半信半疑の人も、関心がある人も試してみましょう。効果を実感できます。

 くわしいことを知りたい方はお問い合わせください。
 わかりやすく説明します。

◎お問い合わせはこちらへどうぞ。
 TEL・東京03(3496)6645
>> スレッド[3841]に返信

[3839] 日本語トレーニング・ペーパーの学習の狙いと目的をお伝えいたします 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/22(火)14:03
[3839-1] 日本語トレーニング・ペーパーの学習の狙いと目的をお伝えいたします 谷川うさ子 2015/12/22(火)14:03
          日本人の最大の問題は
       現在642万人といわれる
       要介護問題。
       原因と発生の機序は
       脳の働き方を理解しなければ、
       誰にも分からない。
       認知症の予防薬が
       売れているのは、脳の
       働き方のメカニズムを
       誰も知らないからだ。
       しかし、認知症(痴呆症)は
       少しも治らない
       から、要介護をめぐって
       家族全員の
       経済が破綻している。
       対策は、認知症を治す
       ことだ。


 ポルソナーレのカウンセリングの通信講座『谷川うさ子王国物語』(日本語トレーニング・ペーパー)の第11ヵ月め、第3週分と第4週分のテクストの配信をおこないます。
 この日本語トレーニング・ペーパーは「受注生産方式」です。
 予約購読のお申し込みをされた方に、直接、お届けするシステムです。


 この第11ヵ月めの第3週と4週では、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミで研究・開発した日本人の「要介護状態」をつくり出す「認知症」(痴呆症)の発生のしくみと対策をお伝えしています。

 「本当に認知症(痴呆症)は治るのかな?」と半信半疑の人は多いでしょう。
 そこで、この真実の愛のメッセージでは、日本人の要介護状態をつくる認知症(痴呆症)のつくられ方のおおよそのところをわかりやすく説明します。
 おおよそというのは、げんみつな構造は、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミで、現ゼミ生の皆さまの厚い御支持をいただいて明らかにされているということです。


●もともとの原因は「日本語の使い方」(内扱いの話し方、聞き方)にあります


 誰もいっていないことなので耳なれないかもしれませんが、日本語には「文法」というものはありません。みなさんが「文法」と思って、学校の国語の授業で教えてもらった日本語の「きまり」や「約束ごと」は「構文」(文の型)です。この「文の型」を憶えて大学受験に臨むので誰もが「日本語にも文法がある」と思っています。
 しかし、この説明と錯覚が日本人の要介護をつくる認知症(痴呆症)の暗黒の背景になっています。

[3839-2] 谷川うさ子 2015/12/22(火)14:03
    脳の働き方とは、はやりのロボット工学のようなテクノロジーの働きの人工知能のようなものではありません。
 人工知能(AI)は、人間の脳の中の「言語」をつくり出すメカニズムからみると10%にも満たない領域に対応している機能のことです。「知能」とは名ばかりで、正しい意味の知能とは全く関わりはないものです。

 脳の働き方のしくみをじっくりととらえると、それは、「左脳」と「右脳」とに分かれます。「左脳は言語をつくる」「右脳は、非言語の言葉をつくる」という理解の仕方になるのです。
 この理解が受け容れられれば、多くの日本人が大正時代からつくりつづけてきている異常が治ります。「赤面症」とか「手足が震える」、「自分でもどうにもならないおかしな行動」(たとえば、不潔恐怖症とか、ゴミを集めるとか、オンラインゲームが止められない、風呂に入れないといった異常行動のことです)が止められるし、改善できます。

 「左脳」は、「言語」をつくり出します。この「言語」と「言葉」は全く別のものです。「言葉は言語だろ?だったら言語は言葉じゃないの?」と99%の人は思うでしょう。そういうことはないのです。

 「言語」は、かんたんにいうと「社会」とか「共同体」とか「共生」といったものをつくり出すのです。日本人の使う日本語は「言葉」ではあっても「言語」ではありません。
 「日本にも国があるし、社会もあるじゃないか」と思う人はいるでしょう。
 こういう疑問をもつ人は日本語を「言語」として使う方法を学べる人です。
 それは、「外扱い」という使い方です。
 多くの日本人は、日本語を「内扱い」として使うのでそのときの日本語は「言葉」ではあっても「言語」ではないのです。
 「言語」ではない。しかし「言葉」ではある。この「言葉」とは、どこの国の人がどの国の言語を使っても、「行動」をつくり出すためだけの脳の働き方です。

 多くの日本人は、日本語を「内扱い」だけでしか使いません。
 「行動」をつくりだすことだけのために話したり聞いたり、読んだりしています。インターネットの「画面」(ディスプレー)に表示される「検索情報」は、「行動」を支えるために効果があるので1日中手離せない人が多いのです。
 


●一例をあげると「赤面症」も「手、足が震える」も「異常な行為、行動をせずにはいられない」は、認知症(痴呆症)の周辺症状です。これらの症状がなぜ起こるのか?を説明します。

 人間の脳は、哲学の概念でいうと、「人工世界」(共同体、共生の世界)をつくることに本質があります。これがなければ、猿とか猫、犬という動物一般と人間との違いはありません。
 この「人工世界」は哲学者のハンナ・アーレントの定義です。吉本隆明は「共同幻想」と「対幻想」と定義しています。
 
 「言語」は、この人工世界をつくり、参加するために存在します。そのために、人間の脳と身体はセントラル・ドグマ(生体防御システム)をつくっています。
 マンガ家の水木しげるが93歳で亡くなりましたが、それは、セントラル・ドグマが働いていたから93歳まで活躍できました。転んで、ケガをして入院したら、セントラル・ドグマが働かなくなって、多臓器不全で亡くなりました。

 人間は、左脳の言語野で共同体とか、共生のための「言語」を言いあらわしているとセントラル・ドグマが働いて、「不安」とか「恐怖」とか「悲しい」とか「辛い」といった倫理的な歪みの病理を解消します。
 自己免疫疾患とか、ガンなどの疾患も治します。

[3839-3] 谷川うさ子 2015/12/22(火)14:03
    「赤面症」というのは、大正時代からの日本人の神経症の病気です。
 なぜ起こるのか?というと、人間の「行動」は、視床下部から起こることに理由があります。視床下部は、大木幸介もいっているように「欲の脳」です。
 「食の欲」と「性の欲」の二つをつくり出します。
 人間の「行動」をつくるのは、「性の欲」です。
 このことは、吉本隆明が、「性の欲が対幻想をつくり、そして共同幻想をつくる」と明言しているとおりです。

 「赤面症」で悩む人はおもに女性です。男性も「赤面症」の人はいますが、女性ほど深刻ではありません。
 視床下部の自律神経の働き方をみると、女性は「行動」のために「性の欲」の働きを借りるのです。
 しかし、母親が、「子どもの顔を見ないで話す」「子どもの話すことを最後まで聞かない」という女性であった場合、その子どもの女の子は、「行動」のための言葉を丸暗記することができません。「行動」は「目」「耳」の働きを抜きにした「手、指の触覚」だけで憶えるのです。
 この行動が「仕事」であるとき、職場の男性が「この仕事はいつまでに出来上がりますか?」などと話しかけると、「対幻想」の言葉は憶えていないので、「性の欲」は「生殖」としての「性」を脳に思い浮べさせます。
 当の女性は、職場の中で自分が「性行動」をあらわしているかのように思えるのです。ここで「共同体」からの孤立を意識して「赤面する」のです。
 
 「赤面する」というのは、「笑い者にされている」と思うことです。
 誰からもいっせいに「みっともない」と遠巻きにしてクスクスと笑われ、指をさされるということです。
 多くの日本人は、「内扱い」によって「自分の行動」を自分で「尊敬」しています。尊大にイバっているということです。このイバリが打ち砕かれて地に落ちるのが「赤面」です。こういう倫理の破綻を「恥」といいます。「恥」は、ひとりだけ責任をとらされて悪霊か、穢(けが)れ、傷物として人々の生活圏の外に追放されます。「呪われた人」とみなされるのです。
 
 「人の前で発言したり、本を読む、手で文字を書く」というときに「手が震える」「身体が震える」「脚が震える」という女性がいます。男性ももちろん、います。女性が中心の神経症です。これも認知症の周辺症状です。

 なぜ、「声が震えるのか」「手が震えるのか」「脚が震えるのか?」というと「行動」をあやふやに憶えているからです。
 仕事の中で「これは、これこれ、こういうやり方で、必ず、こういう形になるようにおこなってください」と言葉で言われたとき、その「行動のしかた」を憶えられない、聞いたすぐに「忘れる」という人が、「震える」のです。
 犬や猿は、芸を憶えます。くりかえし、脅したり、ごほうびをあげたりして調教すると、ある行動をおこなえるようになります。
 日本人の「行動の憶え方」は、これと同じ憶え方をします。

 「声が震える」「手が震える」「脚が震える」という人の「行動」の憶え方は、「扁桃核」の「好き・嫌い」「敵・味方」という「対象に近づく」か「敵から逃げる」かによる憶え方をします。
 「母親から叩かれた」とか「母親から大声で叱られた」という経験がこのいずれかの行動にバイアスをかけるのです。
 「行動をつづけられているもの」は「近づく」、すなわち「好き、味方」という価値づけによる憶え方です。
 「これは、こういうふうにおこなってください」と職場で言われたときの「行動」は、「好き、味方」というものではないので、ニュートラル状態です。

 この行動をずっとつづければ、「好き、味方」(近づく・近づいてもよい)と思えるようになるでしょう。それには行動のくりかえしという時間がかかります。2年とか3年という時間をかけた行動は、人の前でもなめらかにあらわせます。
  
 「好き、味方」という価値がつくる「近づく」という行動ではないとき、震えが起こります。副交感神経による行動であること、血管を流れる血液に生化学物質のアセチルコリンが筋肉の緊張と痛みを発生させます。「本を読むときの喉の筋肉」「手で文字を書くときの腕、手首の関節」「立っている脚の膝の関節」にもアセチルコリンが集まり、痛みをつくり、脱力を生じさせる、無理に当の行動をつづけると「震える」のです。

 これも、「言葉を憶えられない」「行動を触覚で憶える」ことがつくる擬似行動です。
 「母親が病気がちで子どもの話を最後まで聞かなかった」という生育歴をもつ女性が「震える」のです。この擬似行動が止まるとき、この周辺症状は、認知症(痴呆症)の中核症状(行動が完全に止まる。寝たきり状態になる)に転化します。

[3839-4] 谷川うさ子 2015/12/22(火)14:03
    「不潔恐怖症」とは、「手を何度も洗う」とか、「何時間も歯を磨きつづける」とか、「風邪のウィルスを気にしてマスクをつけずにはいられない」などが典型です。
 「行動」に対応する「言葉」という問題です。
 
 「母親」が「夫(子どもの父親)のグチを言った」「自分の不調を子どもに話した」など、「言葉」そのものを作り話(妄想も作り話です)として聞かせると、その子どもは、いつでもどこでも、人の話す言葉をわざわざ壊すという憶え方をします。すると、自分の行動は、どんな行動も作話症による言葉のとおりの行動となります。

 社会性のある行動を止めます。そして日常生活の中のごくふつうの行動を無意味な行動に変えて反復します。これが「強迫神経症」といわれる異常行動です。
 そして、これもまた要介護状態に至る中核症状に移行していく「周辺症状」です。
 扁桃核の「敵・味方」の価値にシフトした擬似行動です。

 血管の中の血液のセロトニンという生化学物質が、「内扱い」の尊大を強力にします。どんな薬を飲んでもセロトニンが打ち破り、扁桃核の交感神経を働かせます。
 「内扱いによる尊大」をセロトニンで表象させる人は、母親の言葉で自分の思考も破壊されることを「内扱い」の「味方」とするので、依存する母親がいなくなると、要介護状態の中核症状(行動の止まり)に向かって、進みます。
 すなわち、社会性に対して敵対し、自分の行動を異常にしていくことを「味方」(依存)として「行動の止まり」の頻度を増やして自虐的な喜びとともに衰弱していくのです。

 


●認知症の周辺症状の改善と対策は、『谷川うさ子王国物語』の日本語トレーニング・ペーパーで教えています!!

 


 基本型は、「相手の顔、目をやわらかく見て話す」ことです。そのほか役に立つ対策の実技を説明しています。効果は確かめられています。半信半疑の人も、お試しになってください。
>> スレッド[3839]に返信


<前の10件]


新規投稿
名 前
アイコン
 色 
内 容


[2025/11/18 12:33] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子