[3847-2] 谷川うさ子 2016/01/05(火)19:31 修正時間切れ
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周辺症状とは、「目で見ていること」「耳で聞いていること」にいびつな歪みが発生するという症状です。周辺症状が長い時間をかけて進むとだんだんに「行動」が止まりはじめます。 「仕事に行かなくなる」「学校に行かなくなる」「家の外に一歩も出ない」、と、「行動」が極端に減少します。限られた行動しかできなくなります。 食事を摂る、オンラインゲームを日課にするなどです。 すぐに、「脳」と「身体」の生体防御システム(セントラルドグマ)が破綻します。これは身体の内臓か脳の生理機能に疾患が発生することと同じ意味です。ここから身体の行動機能に異常があらわれます。
「相談の事例の川田佳子さんは、人の目が怖いと話しています。家の外の人の目、乗り物の中の乗客の目が気になる、見られていると思って怖がり、家の外に出ない、外出するときはマスクを着けて自分の顔を隠しています。 このような人の目を怖がる異常は、脳の働き方がつくります。脳の働き方とは、人間が目で見る、耳で聞く、言葉を言いあらわす、そして行動をあらわすというメカニズムのことです。 相談の事例の川田佳子さんの症状は、生育歴と家庭環境の中で、母親から顔と目をニラむように見られたことが原因です。母親が自分の身体の病気の話をしたこと、そして人の悪口とか人へのウラミごと、人への恐れの話を聞かされたことも原因です。 これによって川田佳子さんは、自分は人から攻撃されている幻聴をつくりました。そして、自分が、目で見ているものを正しく見るという能力を壊したのです。 その結果、川田佳子さんの社会的な秩序のある行動は、幻聴として聞いているとおりのこと……自分は攻撃されているという母親がしゃべった病気の言葉のとおりに、自分は動けない、自分は何もできない、というシバリのとおりの異常なおこないやふるまいをあらわしているのです。 見知らぬ他者に向かって異常な笑い声とニタニタ笑いの表情を見せるのは、自分の正常な聴覚(人の話を聞くこと)の脳の働き方が、病気の言葉しか思い浮ばないのでそのとおりに動作、態度をあらわしているからです。 ニタニタ笑いに意味があるのではなく、どんな異常な言葉も思い浮ばないというときの心的現象です」とポルソナーレの熊野クマ江さんは説明します。
「ポルソナーレに入会して特別の個人指導を受けました。 基本は、会話の相手の顔と目を見て聞くこと、でした。次に、相手の話す言葉の中の名詞と形容詞を一つか二つ、復唱しました。そして、その言葉の対象にたいしてルールどおりの行動をおこないました。すると、一週間で頭の中に鳴り響いている音楽とか、死ね、死ねといった声も消えてなくなりました」 と川田佳子さんは、ポルソナーレのカウンセリングの効果を喜びの声で語ります。
◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。 http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm |
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