谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

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[3686] 読むだけで幸せになる手紙・勉強しているのに分からないのが、父親の気持ちが分かって解消 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/04/07(火)10:52
[3686-1] 読むだけで幸せになる手紙・勉強しているのに分からないのが、父親の気持ちが分かって解消 谷川うさ子 2015/04/07(火)10:52
          何年も勉強しているのに試験に合格しない人は少なくない。
       自信がなくなり、諦めようか、自分に合う人を探そうか?とも。
       父親に暖かいまなざしを向けたら自信がついたという不思議な物語。


 勝野女神子さん(仮名・30歳)は、中学2年生のときに、高校2年生の男の子がとても好きになりました。通学はバスでした。タバコ、お菓子、雑貨、食品を売る店の前がバス停でした。このバス停からバスに乗るために高校生の男の子が5,6人やってきます。好きになったのはその中のひとりです。暗いかげのあるまなざしや憂うつそうな動作に惹かれました。
 「好きです。付き合ってください」と勇気を出して告白しました。
 その高校生は、ちらっと横目で見て「お断りだよ」と言いました。
 一緒にいた他の高校生は見て見ぬフリをしていました。


 「バカにしてますよね。いくら気に入らなくても、もう少し言いようってものがあるじゃないか。このやろう!!」
と勝野女神子さんは話します。


 高校1年のときに、大学生の男性が好きになりました。兄が通っている大学の大学祭に行ったときに出会いました。
 「相手の男性は21歳でした。顔を見たときに、はっきりとこの人はわたしに好意をもっている!!と分かったのです。話をしてみると、わたしもその人に好意をもっていることが分かりました。
 でも、バス停の前でフラれた男性のことが忘れられなかったので、大学生の男性の期待には応えられなかったと言います。


 勝野女神子さんは、現在、自宅で税率の試験のための勉強をしています。受験浪人です。5科のうち、2科は合格しました。
 残りの3科がなかなかクリアできません。
 家にいると父親のことがどうしても気になると言います。父親のことが気になるあまり、大学も2年間で中退しました。
 「高校2年生のころ、母親から、両親の離婚のこと、どう思う?と聞かれました。わたしは、兄もいるし、子どもが独立するまで離婚しないでよ、とつよく言いました。
 今、こう言ったことをすごく後悔しています」。
 勝野女神子さんは、父親について、親父、ハッキリ言って1日も早く死んでしまえ!!と思うと言います。
 父親は、母親に暴力をふるい、毎日暴言をあびせます。それを見てきた勝野女神子さは、父親を憎む気持ちでいっぱいになりました。離婚しないでと言ったことでは、母親に申し訳ない気持ちがいっぱいですと言います。

[3686-2] 谷川うさ子 2015/04/07(火)10:52
    ポルソナーレのカウンセリングです。
 このことは全く知られていませんが、女性は、父親との関係が記憶力に影響します。母親との関係は、社会性の能力に影響します。社会性の能力とは、言葉の理解力のことです。


 脳の働き方をみると、ものごとを正しく分かる能力とものごとに向かって行動する能力が人間の本質です。男性は、大脳辺縁系にある視床下部の背内側核が中枢神経です。女性は、視索前野が中枢神経です。
男性は、対象が何か?は分からないのに、直線的に行動する能力をもっています。女性は、行動する能力ではなくて対象を分かる(認識する)能力をもっています。
 勝野女神子さんが、恋愛や大学の学校の勉強にザセツしたのは、必ずしも父親の暴言や暴力を見聞きしたからではありません。
 「あんなふうに、自分の思うがままにふるまい、気持ちや欲求のままにものを言い、自分の感情に執着してもよいのだ」という認知と行動の仕方を学んでいます。
 このような脳の働き方を身につけました。


 
 勝野女神子さんの父親は、行動に一貫性がありません。ものごととの関わり方を丸暗記によっても成り立たせることができていません。女神子さんは、男性や学校の勉強、税理士の資格の受験の科目を憶えることができていないのは、父親の認知と行動の仕方を憶えているからです。


 「わたしが大学2年のとき、父親は交通事故で大怪我をして入院しました。
 バイクを運転していて、10メートル下の川の中に転落したのです。三ヵ月の入院でした。入院中の父親のわがままぶりは、ふだんの10倍もありました。
 父親が退院すると、ストレスで母親が寝込みました。
 それなのに、父親は、食事のしたくをさせ、酒だのタバコだのを買いに走らせるのです。
 母親に心底同情するわたしは、なんであの時、川の底に沈んで死んでくれなかったんだと涙を流しておもいました」。
 勝野女神子さんはポルソナーレのアドバイスをうけました。
 過去のイメージを修正するイメージ療法です。
 日本語には、過去形、現在形、未来形という文法のルールがありません。だからいつまでも過去は終わっていなくて、未来まで地続きにつづいているという思考の仕方をおこなうのです。
 ポルソナーレのイメージ療法は、過去のどんなことも終わらせて、現在の現実を客観的にイメージできるようにします。


 「わたしは、父親にたいして、この野郎とか、クソ親父とか、死んでしまえとかどっか行けとか、おまえのためにどんだけ迷惑しとると思っとるんやとか、父親の顔を大きくクローズアップさせて思い浮べていました。すると胸が息苦しくなっていたのです。遠くに、小さく、全身像を思い浮べて、にこにこ笑顔の父親を思い浮べるように変えました。
 お父さん、おはようございますと、ていねいに、おじぎをして言ってみます。
 父親は、試験の勉強、がんばってね、と言ってくれます。
 今年は3科クリアできます、楽しみです、と言ってくれました」


 勝野女神子さんは、試験に合格して税理士になりました。
 今は、少人数の税理士の事務所で働いて、いきいきと活躍しています。
>> スレッド[3686]に返信

[3685] ポルソナーレのメルマガ「読むだけで幸せになる手紙」を発行します!! 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/04/06(月)13:48
[3685-1] ポルソナーレのメルマガ「読むだけで幸せになる手紙」を発行します!! 谷川うさ子 2015/04/06(月)13:48
          ポルソナーレのメルマガを発行します。
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>> スレッド[3685]に返信

[3684] 読むだけで幸せになる手紙・恋愛と結婚の能力は、こんなにも違うと気づいて幸せになった私 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:02
[3684-1] 読むだけで幸せになる手紙・恋愛と結婚の能力は、こんなにも違うと気づいて幸せになった私 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:02
          恋愛すれば結婚できると思い込んでいる人は多い。
       この思い込みが結婚にブレーキをかける。
       結婚について学習して幸せになった物語。


 中藤栄子さん(仮名・35歳)は失恋しました。
 5年間のお付き合いでした。
 恋人だった男性のアパートに訪ねていき、結婚してほしいと頼みました。
 「あなたはつまらない。もっといい人いないの?もう会わない」と言われたのです。
 「わたしは、ただ好きな人と一緒にいたいと思っただけなのです」
 中藤栄子さんは、中卒です。
 高校へは行かせてもらえなかったのです。父親は小学2年生のときに脳梗塞で亡くなりました。
 「父方の祖母が農業を営んでいたので、父の死後も農業を手伝わされて高校に行かせてもらえなかったのです」。
 農作物は、米、麦、レタス、大根、そして養蚕です。


 中藤栄子さんは、高校に行けないのならと家を出て、縫製会社に勤めました。6年くらいが経ったころアパートを借りて、一人暮らしの生活を始めました。
 会社に出入りしている別の縫製会社の営業担当の男性から声をかけられて、恋人関係になったのです。
 その彼が、中藤栄子さんのアパートに訪ねてくるという関係でした。


 「彼には、わたしの実家のことを話しました。
 祖母が、わたしと母親に冷たく当るのです。冬には暖房を入れさせない、近所の人が来ると暑いくらいに暖房を入れる、わたしたちの朝食は冷たいご飯と冷たいミソ汁、前の晩の冷たいおかずだけなのに、訪ねて来た人には炊きたてのあつあつのご飯に出来たての煮魚や焼魚をにこにこ顔でふるまう、といった祖母でした。わたしたちに強制的に作らせるのです。
 祖母も談笑しながらおいしそうに食べます」。
 祖母が憎らしい、悔しい、足で蹴って顔を踏みにじってやりたかったと話しました。 
 「そんな話は聞きたくない」
 別れ際に彼はそう言いました。


 ポルソナーレのカウンセリングです。
 日本人は、ほとんどの人が「うち」という言い方をします。うちの会社、うちの社長、うちの猫、うちのばあちゃん、うちの電話、など。うちの電話に誰かから電話がかかってくると「あんた、誰?何を言っているの?ハッキリ言いなさいよ」という言い方をします。「うちの電話」だからです。
 職場の電話に出るときは「お待たせいたしました。○○でございます。おそれいります、どちらさまでしょうか?」と外扱いの言い方で話します。
 人間の脳には、「うちのこと」だけを記憶している中枢神経があります。

◎扁桃核……叩かれたこと、怒鳴られたことのエピソードを憶えている。
◎線条体……お腹がすいたこと、淋しかったこと、ひとりぼっちだったことを憶えている。
◎中隔核……目先のことで、気持ちがいいこと、暴言や暴力など壊して作ったことのエピソードをよく憶えている。

 恋人や結婚した人は、「うちの人」になったということです。だから、思う存分、胸や喉に固まっている「うちについての記憶」のことを言うのは当り前、と思ってしまうのです。

[3684-2] 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:02
    「別れた恋人は、わたしにこうアドバイスしてくれました。
 あなたは、祖母のことや母親のことを話すとき、女優や声優になるね。声は祖母とそっくりになり、表情も祖母になりきる。
 母親のことを話すときは、虐げられた女性を演技で再現してみせる。
 当時の過去の自分に戻ったときは、怒りの声を荒げる。
 聞いている僕に、祖母であるかのように見立て、つかみかからんばっかりだったよね」。
 日本人の「うち扱い」は、自分の妻を「お母さん」と言い、夫を「お父さん」と呼びます。
 子どもに憑依(ひょうい・とりつき、のりうつること)するのです。
 中藤栄子さんは、祖母に憑依し、母親に憑依しました。別れた恋人は憑依した中藤栄子さんを見たのです。


 中藤栄子さんは、結婚相談所に申し込むにあたり、結婚の能力づくりのカウンセリングを受けました。
 結婚すれば子どもが生まれます。子どもは、0歳8ヵ月までに、脳の中に共同体、共生をつくる空間構造と空間概念を完成させます。すると、プレグナンツといって客観にかんする法則、規則、論理を教えなければ子どもはひとりの力で生きることができなくなります。
 結婚とは、共同体、共生の言葉で会話することだったのです。
 中藤栄子さんは、今、あるべき結婚の形に向けて学習にとりくんでいるところです。
>> スレッド[3684]に返信

[3683] 読むだけで幸せになる手紙・自分に好意を向けている人の正しい見分け方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:01
[3683-1] 読むだけで幸せになる手紙・自分に好意を向けている人の正しい見分け方 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:01
          自分が好きという気持ちと、人が自分を好きという気持ちは違う。
       この違いが分かって、誰とも仲よくできた物語。


 今井九代さん(仮名・高1女子)は、高校の自分のクラスのことで悩んでいます。今、自分が所属しているクラスよりも、別のクラスが好きなのです。そのために、毎日、学校に行くのが辛く、行きたくないなあとおもっています。
 「今のクラスは、なんとなく自分が出せないのです。本当の生地の自分が出せません。借りてきた猫です。誰からも好かれていなくて、相手にされていないと感じています」。
 今井九代さんは、別のクラスには、中学の時からずっと仲が良かった女の子が3人もいます。
 休み時間になると、そのクラスの教室に走っていきます。
 そして別人のように、生地の自分が出て、3人の友だちと楽しくおしゃべりをします。


 「わたしは、自分のクラスにいると、とても誤解されやすくなります。6人の不良グループの女の子がいます。
 その日は、朝から気分がよくなくてきつい目つきと表情をしていました。
 どうも不良グループの一人をニラんだようなのです。
 放課後、呼び出されました」
 今井九代さんは、男の子からも誤解されているといいます。所属しているクラスの中の男の子の一人が好意をもっているようで、明るく話しかけてきます。
 「このクラスにいる自分は本当の自分ではないのに、とおもいます。だから、明るくしゃべれません。ほんとうは、活発にしゃべって、男の子を楽しませてあげたいのです」。


 今井九代さんを好きらしい男の子は、友人のいる別のクラスにもいます。その男の子もいっしょうけんめいに話しかけてきます。
 「この男の子は、自分のクラスにいるときのわたしを知らなくて誤解しているのでは?とおもいます。話がとぎれとぎれになってじょうずに楽しく話せなくて辛いのです」
 せっかく自分のことを好きになってくれている男の子がいてもその男の子たちに嫌な思いをさせていることを悲しく思っています。誰とも仲良くできない、素直で明るくなって、これが本当の自分だと自信をもって好かれる自分になりたいと思っています。


 ポルソナーレのカウンセリングです。
 男の子にも女の子にも自我(じが)というものがつくられます。自我が完成するのは中学の3年間です。自我とは、自分の気持ちとか、欲求を自分の思うとおりにあらわしたいという意識のことです。高校生の年齢で社会人としての自我が形づくられます。
 男の子と女の子の自我の中身は違います。
 男の子は、自分の気持ちや欲求の中身は分かりません。中身が分からないのに、行動する能力だけをつくるのが男の子です。
 パッと見て、理由は分からないけどとにかくストレートに行動するのが男の子です。


 女の子は、「学習しだい」が条件ですが、気持ちや欲求の中身を分かる能力をもっています。正しく分かるかどうかは、その女の子の認識力の学習によります。
 今井九代さんは、お母さんの話す言葉を聞いて、「人が聞いて、不快な思いをするような言い方を、わざとしている」と考えていました。これが認識の能力です。女の子にはあるけど男の子にはありません。
 男の子でも、よほどの学習をした人は認識の能力を身につけています。
 女の子は、日常の中でごく自然に学んで身につけています。それが女の子が誰でも持っている脳の働き方です。

[3683-2] 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:01
    「わたしには二人の姉がいます。二人の姉は年が近いせいか仲がいいのです。
 わたしは、5つも年が違うのでひとりでおとなしくしています。
 母親は、そんなわたしに甘く、優しく接してくれます。
 わたしは、母親の人を楽しくさせる話し方や気遣い方は好きです」
 今井九代さんは、母親の性格から人に誤解を与えるところを教訓として学習できた女の子でした。
 今井九代さんは、別のクラスに行くのをやめました。
 今のクラスで、お友だちの話を優先して聞くようにしています。
 明るくあいづちをうって、話に共感して。
 「分かるよ」とか「楽しそうね」とか、「いいねー、すっごくいいじゃん!!」とか。
 クラスの中のみんなは、今井九代さんと話をするのが大好きです。
>> スレッド[3683]に返信

[3682] 読むだけで幸せになる手紙・初めて分かった好かれる笑顔の魅力づくり 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:00
[3682-1] 読むだけで幸せになる手紙・初めて分かった好かれる笑顔の魅力づくり 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:00
          人は見た目でパッと判断する。
       声も笑顔も話し方も、パッと好き嫌いを決められる。
       好かれる笑顔を練習して仕事に成功した女性の物語。


 四月野花子さん(仮名・25歳)は美容室で働いています。いくつかのお店を転職しました。まだ見習いの団塊です。
 「早く技術を覚えて一人前になりたいのですけど、いつまでも下働きばかりで、疲れて辞めてしまうのです」。


 四月野花子さんは、美容の仕事が好きです。学校でもいっしょうけんめいに勉強しました。
 「わたしにはこの道しかない」という気持ちが熱くふくらみました。
 お客さまをヘアスタイルを見違えるように輝かせることができたらどんなにいいだろう!と思うともっと勉強したいという意欲があとからあとから湧いてきます。

 
 「でも、わたしの仕事は、ブラッシング、シャンプー、トリートメント、先生の助手、片付などです。あと、タオル洗いとおそうじもわたしの受け持ちです」。
 四月野花子さんはどの仕事もいっしょうけんめいにとりくみます。ちっとも嫌いだと思ったことはありません。
 夜7時が閉店です。
 お客さまがおみえになったときは、8時とか9時が閉店のときもあります。
 

 家に帰ると食事は用意してあります。長い間入院していた母親が退院して家に居るので、食事を用意してくれています。
 体の調子のいいときは、食後、美容院の仕事の勉強をしていました。
 「今は、体がとてもだるく、疲れているので勉強はできていません。入浴して、メールのやりとりをするともう寝る時間になるんです」。


 四月野花子さんは、悩みごとは父親に相談していました。母親がもう10年以上も入院していたので、父親が食事づくりや洗濯などをおこなっていました。
 花子さんも協力しました。
 そして学校のことも、勉強のことも、仕事のことも父親に相談してきました。父親は花子さんの話に耳を傾けて聞いてくれます。
 「自分ではどう考えている?」と問いかけます。
 花子さんの考えを暖かくうけとめます。 
 「母親がいない間は、父が家のことを守って、家族を支えてきました」


 四月野花子さんが、見習いの仕事以上のことをなかなかさせてもらえないのは接客に問題があると指摘されていました。
 女性ならばほとんどの人はごく自然に笑顔をあらわせると誰もが思っています。
 「経営者でもあるカリスマの先生は、笑顔がないとお客さまを逃すと言います。お客さんもいうとったけど、あんたの表情はいかんわ」。
 花子さんは、下を向いたとき淋しげな表情になるというのです。正面を向いているときはふつうにほほえみのある表情になります。下を向くと哀しげで、泣いて謝っているような表情に変わるといいます。

[3682-2] 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:00
    ポルソナーレのカウンセリングです。
 人は、謝るときや自分を下の地位としてあらわすときは下を向きます。自律神経の副交感神経が優位に働いて、五感覚の触覚中心の気持ちに変化するのです。
 右下に視線がいくと、過去に痛い思いをした触覚中心の記憶が思い浮びます。
 四月野花子さんは、母親が入院してひとり淋しい思いをしてベッドの中で泣いたときの自分の姿が無意識のうちに思い浮んだのかもしれません。


 左の下に視線が向くと、過去に記憶した辛い思いをした言葉、悲しい思いをした声が脳の中に思い浮ぶのです。脳の左下が音源になって、人の声や言葉も頭の中に響きわたります。


 「わたしには、前の職場の美容院に好きな男性がいました。その男性が好きなあまり、彼という言い方をしました。その人にはすでに彼女がいたのです。
 家の中で左の下に視線を向けてその男性のことを考えていると、その男性の言葉や声がいつも思い浮ぶようになったのです。
 ひとり言をしゃべるようになりました。自分では彼と会話しているつもりだったのです」。
 四月野花子さんは、精神科に入院することになりました。父親が入院させたのです。
 半年間の入院生活になりました。


 「ポルソナーレのアドバイスをいただいて、笑うときは、視線を右の上の方向に向けるようにしました。すると、昇り竜の勢いといいますか、朝日が昇る輝きの笑顔に変わったのです」
 NHK・TVドラマ『花子とアン』の主演女優さんも、笑うときは、こころもち顔を上げて、うしろに背をそらして声が天に昇るような笑い方をしていました。視聴率はいつも20%以上で、日本中の大人気の女優さんになりました。
 今では、四月野花子さんは、お客さまから次々にご指名をいただいて大忙しの美容員になっています。
>> スレッド[3682]に返信

[3681] 読むだけで幸せになる手紙・気づかなかった聴覚障害の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/04/02(木)11:31
[3681-1] 読むだけで幸せになる手紙・気づかなかった聴覚障害の治し方 谷川うさ子 2015/04/02(木)11:30
          人の話は、聴いていると思っていた。
       でも、相手の話はほとんど、憶えていなかった。
       これが聴覚障害か?と気づいて改善できた物語。


 わたしは美容院の見習いです。
 転職が5回めです。
 働いて二ヵ月くらいすると、職場のお店に行けなくなります。お客さまとの会話をうまくつなげられないのです。
 お客さまに何か話しかけることができません。
 お客さまが、こうしてほしいという希望のことを話しても、すぐに明るく反応できないのです。


 わたしは、人と話をしても話をしているフリをしています。
 人の話も聞いているフリをします。声は聞こえています。
 話されている言葉の中に分かる言葉と分からない言葉があります。
 お客さまが希望の髪形や完成のイメージを話す言葉も、聞いていない言葉があるのではないか?と頭の中がまっ白になります。

 
 一日の仕事が終わって、反省会をします。
 先輩の女性が「お客さまの山田順子さんのご希望はどういうものでしたか?」と質問します。
 わたしよりも若い女の子は、すぐにくわしく説明します。
 わたしは、説明のための言葉が何も出てこないのです。
 お客さまの言葉も忘れています。お客さまのヘアスタイルのイメージも思い浮びません。
 わたしは、年の若い女の子に嫉妬します。そしてその女の子を憎むのです。


 美容のお店には、親切な女性の先輩がいます。
 美容の技術の腕を磨くために、特別にレッスンをしてくれます。
 就業後の時間です。
 わたしは、その先輩がおこなって見せてくれる手の動きやハサミ、レザーなどの使い方は目で見ていてよく分かります。
 しかしその全部を憶えられないのです。なんど見ても憶えられません。そして間違ったやり方をしてしまいます。
 先輩は、顔はにこにこと笑っています。先輩は、もういちど言葉でおさらいをしてくれます。復唱するわたしの声はヨソの人が話しているように聞こえます。テープレコーダーに録音して再生しているしゃべり方のようです。
 憶えられていない言葉がいくつもあるのに気づきます。


 春賀喜多子さん(24歳・仮名)の物語です。
 人間の脳は、食欲などの欲や感情をエネルギー源にして働きます。
 この欲や感情をすぐに受けとるのが、目、耳、舌、鼻、皮膚など五官の知覚です。この五感覚は、「遠くのもの」か「近くのもの」を認知します。
 人間は、遠くまで歩いていって欲求の対象をとらえて自分のものにします。
 そして生きていくのです。


 人間は、遠くのものを正しく分かり、手に入れることで生きていくことができます。
 これが人間の本質です。

[3681-2] 谷川うさ子 2015/04/02(木)11:31
    遠くのものを正しく分かる五官は聴覚です。耳で言葉を聞いて分かる力です。認識の能力といいます。
 近くのものを分かる力が目の視覚の能力です。
 遠くにあるもののカテゴリーは「文字」「言葉」「ルール」「規則」「論理」などです。
 近くにあるもののカテゴリーは「食べ物、飲み物」「性の対象」「気持ちを安心させるもの、快感に感じさせるもの」などです。


 人間は、誰でも乳・幼児の0歳8ヵ月までに、「遠くのものを分かる脳の言語能力」を完成しています。
 春賀喜多子さんは「遠くのものが分からない」という聴覚障害です。1歳半から2歳にかけて、「遠くのもの」を分かる認識の能力を母親との「愛着」の情緒的な安定のシステムで学習しなかった人は聴覚障害がつくられます。


 
 わたしは、美容の仕事に行くフリをして朝、家を出ます。そのまま職場の店には行かないで、近くの温泉に行きます。そして、帰りに街の中をブラブラします。
 夕方になって、仕事から帰ってきたフリをして家に戻っていました。
 仕事を辞める直前はいつもこんなふうに何かをしているフリをしていたのです。
 中学校の頃も、お友だちと仲良くしているフリをしていました。心の中と現実がぴったり一致していなかったのです。


 ポルソナーレからアドバイスをいただきました。
 新しく勤めた美容のお仕事では、毎日、3時間をかけて復習をしています。
 大型のB4版の大学ノートに仕事でおこなったことを順序立てて書きます。絵や図も描いて、手順に説明の文も書きました。
 お客さまの言葉や反応や印象も書きました。
 ノートに書く文の中の言葉は、辞書で意味を調べて、余白に書きとめるようにしました。


 今では、人の話を聞いても、相手の人の言葉が風のように頭の中に吹き抜けていくということはなくなりました。
 お客さまの話されている言葉もその人の姿や状況といっしょに思い浮ぶようになりました。
 お客さまから「生まれ変わったみたいです」と喜んでいただけて、幸せな仕事の毎日をすごしています。
>> スレッド[3681]に返信

[3680] 読むだけで幸せになる手紙・治療しても治らない頭痛、不眠が将来のことを考えて治った私 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/03/31(火)11:08
[3680-1] 読むだけで幸せになる手紙・治療しても治らない頭痛、不眠が将来のことを考えて治った私 谷川うさ子 2015/03/31(火)11:07
          頭痛、胃のムカつき、不眠で薬を飲んでいる女性は多い。
       副交感神経が優位なら辛い症状は、自然現象。
       自分の将来を考えるのは勇気がいるけど、幸せになれた物語


 わたしは、親と同居しています。週に三日ほど小さな工場で働いています。35歳の独身女性です。
 私には夢があります。女優になることです。NHKのドラマの主演女優になって、活躍している姿を思い浮べます。
 そういう自分を想像すると胸がときめきます。
 わたしは、長い間体調がよくないので、夢も諦めなければならないのかなとおもっています。
 

 わたしの体の症状は、緊張性の頭痛です。頭がガンガンして痛みます。心臓もドキドキしているので、頭が痛いのか、心臓の動悸なのかのみわけがつきません。
 病院は5つくらいの病院で検査をしてもらいました。
 CTスキャンで脳も調べてもらいました。検査の結果は、どの病院でも異常はないという診断でした。
 わたしは、この症状で10年間ほどひとりで辛い思いをして苦しんできました。
 もう一生治らないのではないかと諦めています。


 わたしにはお付き合いをしている彼氏がいます。
 5歳年上です。彼はとても優しく、思いやりのある男性です。介護職の現場で働いています。介護の現場の老人の方々に好意をもたれています。この彼も体調がよくありません。CTスキャンで撮影してもらったので白血病にかかっているのではないかと心配しています。わたしのことも、CTの影響で白血病になっているのではないかと心配そうな表情で気に病んでくれてもいます。
 わたしはこの彼ととても相性がいいとおもっています。会って話せば、体の調子や症状のことを尋ね合って、いたわり合い、なぐさめ合っています。


 わたしは、小さいころによく頭を叩かれました。叩くのは父親です。あんまり頭を叩かれるので、いつも頭痛がするようになったのだとおもいます。
 医者の診断が素直に受けとれないのは、いつも頭痛があるせいなのかもしれません。


 わたしは、駅の階段でもよく転びやすいのです。これまで5回くらい駅の階段で転んで頭を打ちました。痛くて涙が出ます。転んで頭を打ったのも頭痛の原因ではないかなとおもっています。


 わたしは、家に帰ってくると、両耳にヘッドホーンをあてて音楽を聴きます。食事中も聴いています。寝ているときも聴いていたいのですが、親が「それだけはやめなさい」と言うので、ヘッドホーンを外して寝ています。すると、心臓の動悸がドキドキするのが耳に聴こえてきます。なかなか寝つけません。眠っていると胃がムカムカしてきてもたれてくるのです。胃の不快感でなかなか眠れません。
 夜にでも、彼氏にすぐメールを出して「生きた心地がしない」と訴えます。彼氏は、すぐに返事をくれます。「自分も胃の調子がすごく悪い。今日は、食事は一度しか摂れなかった」などと返信メールが来るのです。
 お互いに、この先、生きていけるのだろうか?と心配し合っています。

[3680-2] 谷川うさ子 2015/03/31(火)11:08
    自立神圭子さん(35歳、仮名)の物語です。
 人間は、自律神経の働きで生きていることは、あまりよく知られていません。身体の活動も、心や精神の活動も、自律神経の働きが中心の柱になっています。
 とくに、自律神経の働きが大きいのは血液を送る血管です。血液がエネルギーや栄養を送ります。
 酸素も、脳や、身体の器官の細胞に送ります。
 自律神経の中でも交感神経がエネルギーと代謝のシステムをになっています。
 女性は、血管が副交感神経支配です。すると、いつも、未来のこととか、将来のことをしっかり考えなければ、交感神経が働きにくくなるのです。
 過去のことに気持ちがとらわれていると、副交感神経がすぐに優位になります。
 自分の将来を悪く悲観しても、辛い考えや痛みのともなう症状をつくり出すホルモンや伝達物質が血液の中を流れ出すのです。


 わたしは、女優になるという夢があります。この夢を毎日の生活の中の目的にするとよいというアドバイスをいただきました。
 『マッサン』というNHKの朝ドラでは、「エリーさん」役のアメリカの女性が、疲労と緊張で声が出なくなったと聞きました。
 女優になるには体力がいる、と気づきました。
 人との会話のやりとりにも同調して、波長を合わせることも大事と気づきました。
 自律神経の交感神経を働かせる井穴刺絡のひとりでできる免疫療法も教わりました。
 今、頭痛も治り、胃の調子も治りました。
 夜も、窓の外のまるいお月さまを見て気持ちよく眠れています。
 今日も、銀色の大きい月を、ピンク色の谷川うさ子さんが横切っていくのが見えたような気がします。
 「がんばれ、がんばれ、神圭子さん」という彼氏の応援の声も聞こえました。
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[3679] 読むだけで幸せになる手紙。女性から嫌われているのは目を見て話せないからと気づいた僕 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/03/31(火)09:40
[3679-1] 読むだけで幸せになる手紙。女性から嫌われているのは目を見て話せないからと気づいた僕 谷川うさ子 2015/03/31(火)09:40
          気に入った女性と話をしたい男性は多い。
       自信がないと思えば話す勇気がない。
       顔ではなく、女性の気持ちを見れば楽しく話せると気づいた物語。


 僕は、中学2年生のころから人の目を見て話すことができなくなりました。目を見て話していると、相手の人が目をそむけるのです。おもしろいことを話そうとわくわくしているのに、スッとそっぽを向きます。相手の人が消えてなくなった、という感じでした。


 相手の人の姿が消えてなくなることに気づいたのは、小学4年生のころです。
 姿が消えていなくなったのは母親です。もちろん本当に居なくなったというのではありません。ちゃんと母親はそこにいます。話をしようとすると顔と目が見えなくなるのです。母親は手元を見ているか、スマホの画面を見るためにうつむいています。
 僕は、母親がいなくなったとおもいます。


 僕の母親は、小学2年生のときに離婚しました。母親は、離婚したいきさつを話してくれました。僕にはむずかしい言葉が多くて、よく分かりません。話を聞いていると息が苦しくなりました。泣きたい気持ちになりました。泣くと話をしたい母親が困るだろうとおもいました。それでガマンして聞いていました。
 そして笑い出したのです。
 母親は、「お母さんの話していること、そんなにおかしい?」と言いました。
 
 
 小学生の高学年までは、友だちと話すとすぐに笑い出すのは、明るい、おもしろいと思われていたようです。でも、学校の先生は冷ややかでした。お腹をかかえて、体をよじらせていつまでも笑うので、ひとりで度の過ぎた笑いの中にいると思われたのかもしれません。


 中学2年生になったとき、僕は、友だちが話したらすぐに笑い出す、というのをやめました。友だちに話すときに、ハッハッハッハと笑いながらしゃべることもやめました。
 友だちの姿は、消えていなくなりました。誰もいません。
 僕は、相手の顔と目を見るのもやめていたのです。
 ふいと目線を左の上の方向に向けます。
 目の前にいるはずの友だちのかわりに、母親の顔が思い浮びます。早口でとぎれなく話しています。僕は、恐くて心臓がどきどきします。

[3679-2] 谷川うさ子 2015/03/31(火)09:40
    大学には自宅から通いました。
 大学から帰ると母親が夕食をつくって待っています。スマホにメールが来ます。「何時ごろ帰ってくるの?」。
 夕食は母親と食卓をはさんで食べます。母親は、教育関係の仕事に就いています。自分が見たり聞いたことをしゃべります。話している母親の顔と目を見ようとすると、母親の表情が急に変わります。
 僕は、母親の目が気になって、食欲がなくなります。
 ご飯を食べるのが辛くなります。
 自分の顔と目を鏡で見ると、少しおかしいときがあります。たまに恐い目つきをしているなと思えるときがあります。


 
 人は、母親の胎内で人間として成長します。最初は、男か女かはわかりません。まず女に形づくられて、その後、男に分かれます。分かれなかったらそのまま女として成長します。男になる、女になるという成長の中で、脳の基本のしくみも男の脳、女の脳になります。
 男性は、母親の同調と同期という関わり方、話し方を学習して、人の顔を見て話せる、目を見ながら話せるようになるのです。
 母親の同期、同調という接し方、話し方を学習しなかった男性は、人と一緒に居ても自分ひとりだけの世界の中にいるようになるのです。
 女性の脳のしくみの基本は「自分ひとりだけの世界」の中に、ずっと居るということに耐えられなくなることです。しかし男性は、一生、ずっと「自分ひとりだけの世界」に居ても平気と思うようになります。アフリカのいろいろな動物も、牡(おす)だけが「ファミリー」から離れて放浪し、孤独の中で病死します。
 人間の男性の場合は、女性の能力の対象を分かる能力を学習しなかったことが遠因で、孤立を受けいれるようになるのです。


 会社に出勤する途中の道には猫がいます。座ってうずくまっています。僕いがいの誰が猫の側を歩いて通りすぎても、じっと目をとじています。僕が歩いていくと猫は目を開けて警戒の目でじっと見るのです。近づくと、僕の顔を見て、パッととび上がり逃げ去ります。
 
 
 電車の中には、赤ちゃんがいます。母親が乳母車に乗せています。僕が、その赤ちゃんの顔を見て目を見ると、火がついたように泣き出すのです。スマホを見ていた母親は、赤ちゃんの側に行きます。次の駅で、スマホを片手にそそくさと降りていくのです。


 会社に、熊山八重桜さん(32歳、仮名)がいます。
 残業で遅くなったある日、一緒に帰路を歩きました。
 「東山朝日さん」と話しかけてくれました。
 「途中、ラーメン店に寄って行きましょう」と話しかけてくれました。
 「何を食べる?」と訊ねてくれます。
 「ラーメン店はお店、目的はメニューの中のラーメンを思い浮べることです」と教えてくれます。
 「わたし、塩ラーメンが好きです」と言います。
 熊山八重桜さんの気持ちがサッと分かりました。塩ラーメンのイメージが思い浮びます。
 「僕も、塩ラーメンを食べたいとおもいます」。
 熊山八重桜さんの顔と目を見て力強く言えました。
 熊山八重桜さんは、にっこり笑顔で言います。
 「ラーメンの好みと目的が一致しましたね」。
 僕は、この日から女性の誰とも顔を見て、目も見て話せるようになりました。
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[3678] 三月二回めのポルソナーレのゼミのご案内・日本の財政破綻と生き延び方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/03/27(金)13:28
[3678-1] 三月二回めのポルソナーレのゼミのご案内・日本の財政破綻と生き延び方 谷川うさ子 2015/03/27(金)13:27
          ポルソナーレの三月二回めのカウンセリング・ゼミ。
       伊藤隆敏のリポート。
       日本財政の破綻のシミュレーション。
       いつ?どのように?どうなる?が明確化。
       それまでどう対策を立てるか。
       どういう対策で生き延びられるのか?をレクチュアします。


■「カウンセラー養成ゼミ」

◎3月28日(土曜日・1時00分より)。3月31日(火曜日・午後7時00分より)

 初めて日本財政の破綻までの日程と条件がシミュレーションされました。
 伊藤隆敏による『日本財政「最後の選択」』(日本経済新聞社)です。
 「2020年」「消費税率15%~20%の増税が条件」です。消費税率15%~20%は、反対も否定も、賛成の人もいるでしょう。
 肝心なことは、現在の財政赤字はいつまでも続かないということです。

 伊藤隆敏のシミュレーションを前提にすれば、消費税「15%」「20%」をひとりひとりの日本人が、どう知的能力に変えることができるか?X(エックス)デー以降に、今からどう備えることが可能か?が冷静に考えるべきことです。

 2017年に消費税「10%」の増税が決まっています。すると、ここから不況状況や国債の暴落の可能性がありえます。
 すると、2015年の今からが、ひとりひとりの人間にとっての対策の必要の時間になります。対策にとりくむリミットはせいぜい今年一年くらいです。

 対策は何か?というと、それは脳の働き方を変えることです。日本人の脳の働き方は短期記憶の働き方です。すぐに忘れる、憶えても認知バイアスが起こる、行動のための記憶は可能でも説明のための記憶は困難、などが特徴です。


 現実を正しく分かる、目的を立てて計画を立て、そのとおりに実行できる、正しく結果を出せる、などのアクション・プログラムをつくれる脳の働き方の改善が、どういう対策にも役に立つ必須のテーマです。

[3678-2] 三月二回めのポルソナーレのゼミのご案内・日本の財政破綻と生き延び方 2 谷川うさ子 2015/03/27(金)13:28
   ■「ゼミ・イメージ切り替え法」


◎3月28日(土曜日、5時30分より)

 日本の財政破綻のシミュレーションが打ち出されました。
 伊藤隆敏による『日本財政「最後の選択」』です。日本の今の政府は、消費税率「10%」(2017年より)から上げようとはしない(平成27年3月25日の日経より)ので、日本の経済社会は、相当な揺さぶりを受けることは避けられません。


 ここで問題になるのは、ひとりひとりの生活の能力、所得を上げる能力、資産による収益を上げる能力です。この能力の基本は、日本語の言葉の能力ではなく、脳の働き方から見た言葉の表現の能力です。

 
 脳の働き方から見ると、日本人の脳の働かせ方は、ブローカー言語野・3分の1の言語野です。ここは短期記憶、主観の欲や感情を思考する、きまりや約束の行動はできるが、他者への説明はできない、ものごとの認知バイアスが起こる、などを特質にしています。


 迫りくる現実に対して目的をもって対策を立てるといったことを困難にするのがこの脳の働き方の特徴です。諦めて放置する傾向もあります。


●日本では唯一、ポルソナーレだけが、脳の働き方のしくみを解明し、日本語の正しい使い方、書きあらわし方を説明できます。どういう対策を立てるにしても、脳の働き方=言葉の能力の学習が必要です。くわしく知りたい方はお声をかけてください。

◎TEL・東京03(3496)6645
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[3677] ◎読むだけで幸せになる手紙・嫌っていたから嫌われていたと気づいた私 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/03/24(火)14:42
[3677-1] ◎読むだけで幸せになる手紙・嫌っていたから嫌われていたと気づいた私 谷川うさ子 2015/03/24(火)14:42
        自分は人から嫌われていると思っている人は多い。
     嫌われていると思えば、人を避ける。
     本当は、人のことは好きだったと
     気がついて幸せになれた物語。


 わたしは、結婚して3年目になる主婦です。子どもは、2歳になる女の子がひとりです。
 購入したマンションに住んでいます。
 しつけの厳しい父親が、早く結婚して家を出て行けと言うので、見合いの相手と結婚しました。
 夫とは、結婚の当初は、別々の部屋で離れて寝ていました。顔を見て話すことも、笑って夫の話を聞くこともありませんでした。


 マンションには、小さい子どもをもつ女性が何世帯かがいます。子どもを、公園に連れていって遊ばせるのであいさつをしたり、話をして「ママトモ」になります。
 いつも顔を合わせる若い主婦が2人います。
 ひとりは、実家で美容院を経営していたという女性です。わたしはこの人とは気楽に話せます。
 ところが、もうひとりの女性のきつい言い方にどうしても合わせることができません。


 わたしは、一日を部屋の中で過すようになりました。子どもがまだ小さいので、世話をすると、心が慰められます。
 マンションは三階の一室です。ベランダごしに空が見えます。雲の流れや時刻の移りゆきで空の色が変わるのをボンヤリと眺めます。夕方になり、子どもを外に連れて行こうと部屋を出ると、公園のあたりからニガテな女性の声が聞こえてきます。もうひとりの女性の楽しそうな笑い声も聞こえます。
 この声が聞こえてくると、頭の中がまっ白になって凍りつくのです。
 このままガマンして無理にでも公園に行こうかと思います。
 そのニガテな女性が、横目でまるで嫌なものでも見るように、目を細めてじろっと見る表情が思い浮びます。


 わたしはよっぽど嫌われているんだなと思うと、涙が出てきます。買い物に行くときは、どこの家でも夕食の仕度をする時刻にこっそりと、人目をしのんで出かけます。ほんとうは、サングラスにマスク、顔を半分包みこむマフラーを首に巻きつけて、あたりをうかがって部屋を出たいのですが、まだ、さすがにそこまでは実行できないでいます。
 そのかわり、スマートフォンのアプリをじっと見ているフリをして、まわりのことに気がつかないことにして出かけます。


 わたしは、友だちがいないので辛いのではありません。あの人は、友だちがいない人なんだね、と思われるのが悲しくて辛いのです。独身で仕事をしていたころは、お昼ごはんをいっしょに食べる人がいないので、ずっとお昼ご飯を食べずにすごしました。みんなが、スマホの画面を見ながらも、お互いに時々、顔を見合わせて楽しく話しているのを見ると、うらやましくてしかたがありませんでした。

[3677-2] 谷川うさ子 2015/03/24(火)14:42
    今、中学時代も、楽しく話せる友人が一人もいなかったことを思い出して胃がムカムカしてきます。
 ある日。寝ている子どもの首を絞めかけました。
 ベランダのガラス越しの空にピンク色の物体がサッと横切って通っていくのが目の端に映りました。
 「そういうことはおやめなさい」。
 声が聞こえたような気がします。今のは、谷川うさ子さんだったかな?という気がしました。

 
 また、別のある日。
 帰宅した夫を、あまりの淋しさに鬼のような顔でニラみました。激しく文句を言い、どなり散らしました。
 夫が怒ったので、なぜかパワーが出てきて、足で蹴りました。
 なにかの気配を感じて、ベランダのガラス越しの夜空を見ました。まるいお月さまを背にしてピンク色の物体が浮んでいました。サッと消えました。
 「そういうことは、おやめになったほうがいいですよ」
 声が聞こえたような気がしました。谷川うさ子さんだったのかもしれません。


 夕立鳴子さん(28歳・仮名)の物語です。
 日本人は、人間関係を内扱いという関わり方でつくります。内扱いの原型は、アメリカ人などがおこなう「ハグ」や「おやすみなさいのキス」です。触覚の知覚のつながりです。欧米人は、言語の文法のしくみが、論理的な言葉中心なので、人間関係にもおのずと距離が生じます。
 そこで、「親愛なる」とか「愛しているよ」とかわざわざ言い表して触覚の知覚で「親しさ」というものをことさらにアピールします。
 日本人どうしが、道路や駅でハグをしている光景を見かけます。日本人どうしのハグは「内扱いの強化」というものです。
 かくべつ「親愛の表現」ではありません。ほとんど、触覚が強調されて性的な接触に近くなります。


 ポルソナーレのアドバイスをいただいて、わたしは、夫に、淋しいという気持ちを話しました。
 こういうことは、今まで誰にも言ったことがなかったのです。
 言えば嫌われるだろうと思えて言えなかったのです。
 夫は言いました。
 「ごめん。ぼくも、どんどん話しかければよかった。ぼくも嫌われていると思って、家に帰ってくるのに心が重かった」。
 夫は、職場であったことや、新聞で読んだことを話してくれるようになりました。
 夫の話を聞くと、いつも夫の頭上を、谷川うさ子さんがサーッと通り過ぎていったような、ピンク色の彩りがただよいます。
 このごろは、公園で、「ママトモ」3人でお話を楽しめるようになりました。
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[2025/11/19 06:30] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子