[3684-2] 谷川うさ子 2015/04/04(土)14:02 修正時間切れ
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「別れた恋人は、わたしにこうアドバイスしてくれました。 あなたは、祖母のことや母親のことを話すとき、女優や声優になるね。声は祖母とそっくりになり、表情も祖母になりきる。 母親のことを話すときは、虐げられた女性を演技で再現してみせる。 当時の過去の自分に戻ったときは、怒りの声を荒げる。 聞いている僕に、祖母であるかのように見立て、つかみかからんばっかりだったよね」。 日本人の「うち扱い」は、自分の妻を「お母さん」と言い、夫を「お父さん」と呼びます。 子どもに憑依(ひょうい・とりつき、のりうつること)するのです。 中藤栄子さんは、祖母に憑依し、母親に憑依しました。別れた恋人は憑依した中藤栄子さんを見たのです。
中藤栄子さんは、結婚相談所に申し込むにあたり、結婚の能力づくりのカウンセリングを受けました。 結婚すれば子どもが生まれます。子どもは、0歳8ヵ月までに、脳の中に共同体、共生をつくる空間構造と空間概念を完成させます。すると、プレグナンツといって客観にかんする法則、規則、論理を教えなければ子どもはひとりの力で生きることができなくなります。 結婚とは、共同体、共生の言葉で会話することだったのです。 中藤栄子さんは、今、あるべき結婚の形に向けて学習にとりくんでいるところです。 |
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