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人と話すと、興奮して 怒りのままに叫び、 怒鳴り、自分では どうにも止められない、 という人が増えている。 「暴走老人」が典型だ。 だが、生育歴の中で、 母親が「顔も、目も 見なかった」という人は 誰でもこうなる。 高齢者の「徘徊」の 脳の働き方だ。 対策を学んでほしい。
《相談の事例・わたしは、気持ちが不安になると、夫を怒鳴ります。自分では止められず、夜中に、3時間くらい叫びつづけます》
わたしは、結婚して10年の主婦です。子どもは男の子がひとりです。小学生です。 夫は自営業です。建設の材料を販売しています。家は二階建てです。一階が仕事場です。 夫は、昼間は配達で出ています。わたしは、営業事務と、書類関係の仕事をうけもっています。
夫は、週に3日ほど、マージャンをやりに出ます。 夜に出かけて、帰宅は深夜2時、ときには徹夜のこともあります。 付き合いだからしょうがないとは思うのですが、帰宅が遅いと寝つかれなくなります。
夫が帰ってくると、自分でもゾッとするくらい暴言、攻撃の言葉を言い、責めたてます。 自分でもこんな自分が、恐くてたまりません。 こういうのをトランス状態というのだそうです。 そんなとき、いつも死にたいと思い、自殺も考えます。
興奮が過ぎ去ると、もっと平気でいられないものかと悩みます。付き合いで帰宅する人はこの世の中にはたくさんいます。 発作的にいつも「離婚、離婚」と叫び立てますが、ひとりでやっていく自信などありません。 (松田真佐子(仮名)、43歳、主婦)
《ポルソナーレのカウンセリング》
人間の「行動」は、大きく分けて「真性の行動」と「ニセの行動」の二つがあります。人間と、犬や猫などの動物一般の行動は、どれが同じでどれが違うのか?ということを解明すればこういう区別がはっきりするのです。 |