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NHK・TVの「NHK スペシャル」で「老後破産」 「漂流する老人社会」が 放映されていた。 取材されていた老人、 その子ども(40代、50代)の 「話し方」に特徴がある。 誰も気がつかず、 問題にもしないが、 「話し方」に「行動の 止まり」があらわれている。
要介護状態とは何か?というと、ひとくちにいえば「行動の止まり」だ。 NHK・TVの「NHKスペシャル」の「老後破産」「漂流する老人社会」の番組を観るとそれがよく分かる。
日本はもちろん、世界のどこでも「人間の脳の働き方」(言葉の生成のしくみのこと)を研究したり、考察する人は一人もいない。 ポルソナーレだけが40数年間、とりくんでいる。 吉本隆明の「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店)やハンナ・アーレントの『人間の条件』(ちくま学芸文庫)の哲学の考察を継承して追究しているのだ。
演繹による証明と証拠をあげて全解明したのが「人間の認知症(痴呆症)はなぜ起こるのか?」の原因と理由である。 くわしい説明は、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミを系統立てて学習してもらうことが可能だ。
結論は、要介護、認知症(痴呆症)の原因は、アルツハイマー病とか脳血管性の痴呆といわれているが、この考え方は誤りだ。 原因は、「なぜアルツハイマー病になるのか?」「なぜ、脳血管性の痴呆になるのか?」にある。 その原因は「分からない」といわれている。
ポルソナーレは、要介護、認知症(痴呆症)の発生の機序(しくみ)を全解明した。 「人の話を聞くときに、相手の顔も目も見ない」「人と話すときに相手の顔、目を見ないでしゃべる」ということが原因の一つだ。
あなたは、台所で野菜をほうちょうで切るとき、切る対象の野菜を目で見るだろう。下を向くとか、ソッポを向くとか、天井を見ながら切ることはしないだろう。
「話すときに相手の顔を見ない、相手の話すことを顔を見て聞く、目を見て聞く」ということをしない人はものすごく多い。これが異様だとか、異常だとかは誰も思わない。この「思わない」ということが日本人に共通する脳の働き方の異常なのである。 この脳の働き方が要介護、認知症(痴呆症)をつくる原因なのである。 |