[3766-1] 読むだけで幸せになる手紙・日本人の認知症(痴呆症)は、「相手の顔、目を見ない」で話す、聞く、が始まり 谷川うさ子 2015/08/31(月)12:57 修正済み
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日本人の認知症(痴呆症)の 原因は「分からない」と いわれている。 だが、脳の働き方の メカニズムから見ると、 会話のときに 「相手の顔を見ない」 「目を見ない」、が 原因と理由だ。
人と会話するときに「あなたは、相手の顔も目も見ませんね」といわれると、内心、すこしムッとするのではないか。 おおくの日本人は、誰と話すときも、いつでも、どこでも、相手の顔、目は、見ないでソッポを向いて話しているからだ。 自分だけ相手の顔を見て話しても疲れるし、おもしろくもなんともない。 だからムッとする。
どうしても相手と向かい合って話をせざるをえないときがある。 家に人が訪ねてきたときだ。テレビをつけて画面を見ながら話す。 帰りが一緒で同じ電車になったときだ。 下車までの時間がある。スマホの画面を見ながら話す。ソッポを向いたまま話す。 大声で笑いながら話す、聞く。
人間の目は、自律神経で働いている。遠くを見るときは交感神経が働く。 人間と話すときに、相手に話の中身を伝える、相手の話の中身を聞くことをおこなう。 この話の中身を聞く、話すときには、目は相手の顔を見なくてはならない。 英語の会話で「I」「uou」と必ず言うのは、「話す内容に注目する」という意味だ。 「I」「you」は、交感神経の働きが、「目」と「耳」の両方に成立しているということだ。
欧米人は「I」「you」と発語するから自律神経の交感神経が働いている。これは「左脳の聴覚野」が働いている証拠になる。 「左脳・聴覚野」は、「右脳・実像」の目の感覚の働きの交感神経支配のゾーン(Y経路)につながっている。
日本人は「わたし」とか「あなた」とか「山田さん」「小川さん」とはそのつどいちいち言わない。ここでは、「右脳・実像」の目の働きの感覚と知覚の部位は副交感神経しか働いていない(X経路のことだ)。
日本人の「聴覚野」は「右脳・聴覚」しか働いていない。 この「右脳・聴覚野」は、「人間の言葉」を認識しないのだ。秋の虫の音とか風の音、カラスの鳴き声、雨の音など自然の音を認識するというように聴く。 「右脳・聴覚野」しか働いていないということは、自分が話すことも自然音を発声することを中心に話す。歌声、うなり声、泣き声、怒り声、笑い声、叫び声などをいつまでも発声しつづけると快感に感じる。「話の内容」「話の中身」「話の意味」は話せない。 聞こうとすると不快に感じる。もしくは辛くなる。 ムリに聞くと、風の音のようにしか聞こえないのだ。相手の話を忘れるといえば、いったんは憶えることをいう。だが憶えることはできない。当然、「仕事」も、「学校の勉強」だって何も憶えられなければうまくいくはずがない。不登校、休職、退職の理由、原因になる。 |
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