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人の話を聞くのが苦痛 という人は多い。 聞きながらアクビをする、 すかさず自分がしゃべる、 スマホを見る。 これが視覚障害ではないと 気づいて幸せになった物語。
『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)を書いた権田真吾さん(42歳・コンピューター関連の会社員)の語る「アスペルガー症候群」の物語です。 「ぼくは、他人の話を理解するのが苦手です」。 妻から買い物を頼まれる。 「何を買うのかを忘れる。別の商品を買ってしまう。買うのを忘れることもある」。 「自分が正しい」という思い込みが「分からなくさせる」ようだ。
フィットネスクラブでウェイトトレーニングをした。 マシンが動かない。 「機械が動かない」とスタッフを呼んで言った。 「バーが留め金にかかっている」。安全装置がかかっているだけだった。 よく見れば分かるだけのことだった。
社会人になってある会社のデータベースの試験に合格するまでに一年かかった。ふつうは三ヵ月くらいの勉強で合格するものだ。 ぼくは、なんどもなんども反復作業をくりかえして、他人の三倍、四倍をかけて憶えた。 間違って憶えている、忘れている、憶えられないまま適当に流す。見落し、聞き落し、見間違い、聞き間違いが多いのだ。 「視覚認知能力が弱い」、「脳のどこかに障害がある」といわれている。 インターネットで調べてみると、どうもそういうことのようだ。
ポルソナーレの脳の働き方を発達させる教育の現場からのカウンセリングです。 人間がものを見る、言葉や文、文章を読むには「秩序の能力」がいります。 そのための能力は、生まれたときに、母親から自然に受け継いでいます(頭頂葉と右脳・実像の働きです)。 |