[3707-2] 谷川うさ子 2015/05/11(月)16:13 修正時間切れ
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ポルソナーレのカウンセリングです。 本を読むだけではほんとうの勉強にはならないといったのはニーチェです。 吉本隆明さんは、歌手とか、ピアノの演奏とか、踊りとかの練習は、10年くらいつづけるとだいたいうまくなる、といいました。 これは、脳の働きでいうと感覚を働かせる部位の『実像』だけが働くことの説明です。 脳の中には、言語野があります。 脳の中の言語野が働いて、習いごとは、どんなことでも正しく上達するのです。 台所で料理するための包丁の扱いがうまくなっても、お客に喜ばれる料理人になれるわけではないことと同じです。
五月野風子さんは、大学生ののこりの学年を、楽譜を手で書いてすごしました。ピアノの練習のかわりに、楽譜を書いたのです。この楽譜の中に、言葉で、光景とか場面とか、状況のコメントも書きました。 言葉で楽譜の表現するイメージをつくる練習をしたのです。 「ピアノを教える生徒さんに、演奏の目的を説明して、その手段としてピアノを弾く、ことを伝えられるようになりました」 生徒さんに喜ばれるようになって、決まっている就職にも自信をもって出立できると、五月野風子さんは自信満々です。 |
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