[3694-2] 谷川うさ子 2015/04/28(火)10:43 修正時間切れ
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「行動の止まり」を「内扱い」と名づけよう。内扱いはとっても気持ちのいいものだが、「行動が止まる」のは、身内殺しにもいきつくから危ない。対策は「外扱い」だ。「外扱い」は少々、心寂しさを感じるが、知的な能力づくりのためにはガマンしなくちゃいけない。 こうして研究、開発されたのが「待遇表現」という謙譲表現と尊敬表現だったのです。 現代は、とりわけ、インターネットの環境になって、頭の中でいったん考えてみるという思考の仕方がマトリックスにとって替えられたので、誰もが、「内扱いの行動の止まり」しか言い表わせなくなったのです。
四月藻末子さんのお話です。 「わたし、尊敬語と謙譲語(形)との区別もよく分かりませんでした。 まわりの人は誰もそんな言い方はしていませんので、そんな言葉があることも知りませんでした。 たまに目にすることがあっても、なんだか、自分を身分の低い者のように言い表すので、相手がイバり出すんじゃないかと思って嫌だったのです」。
しかし、待遇表現の言い方を憶えて、努力して使ってみると、不思議なことにどんどん記憶力がよくなりました。仕事に自信がつきました。ガマンづよくなったのです。赤面症もなくなり、会話の能力もついて、幸せになりました。 |
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