[3660-4] 谷川うさ子 2015/02/02(月)13:56 修正時間切れ
 |
ここで山口部長は「できるよね?」と尋ねています。ここでは「資料」という言葉が言い表わされています。資料というのは、販売をどう伸ばすか?についての販売を促進する責任者への提案の資料です。山田順子さんは、マーケティング改革のための資料を作成しています。 小売店の売り場を商品の品目別につくるのではなくて、お客様のライフスタイルを基準にした売り場づくりを企画しています。企画の内容を分かりやすく説明するための資料を作成しています。山田順子さんは、いくつもある小売店の地域のお客様の年齢層や性別の傾向、一日のご来客数の動向のおおよそを調査しています。 参考にしているのは、バブル全盛期の頃の糸井重里のキャッチコピー「おいしい生活」「不思議大好き」です。 「見守りできずな生活」というキャッチコピーを考えました。高齢者のライフスタイルのイメージです。入浴用品と健康食品で小さなブロックのコーナーを構成しました。やはり、高齢といっても女性と男性は健康のライフワークが違います。 山口部長は「昨日頼んだ資料は?」と尋ねました。「どういう資料を企画していますか?」とは尋ねません。 「内容によっては、会議日延べしてもいいですよ」とは言いません。日本の男性は、行動のことには関心をもっても対象のことについては認知の能力がないのです。 よっぽどの少数の男性しか「資料の作成の進み具合はどうでしょうか?何か手伝うことがありますか?」とは尋ねません。 山田順子さんは、山口部長と販売担当の皆さんに喜んでもらえて、会社の小売業界の低迷状況にある中で、なんとか経営改革によって営業利益を伸ばそうといっしょうけんめいに考えているのです。
日本の女性は、脳の働き方は主観の言語領域で日本語を話し、言い表します。 視床下部の女性の中枢神経は「視索前野」(しさくぜんや)です。副交感神経の中枢です。 すると、交感神経の「認知」の働きはありません。 だkら、男性が「できるかな?」「できるよね?」と認知の言葉を言うと、内心で、あれ?この質問ってちょっと変だなとは思っても、「はい、がんばります」と言うよりほかはないのです。 山田順子さんのようによい企画を考える力をもっている人でも、「はい、今、がんばっていますから」と内心、いまいましく思いながらも答えざるをえないのです。 女性が、内心、ちょっと変だなと思うのは、視索前野が左脳の言葉の神経伝達のA6神経といつながっているからです。A6神経は言語能力のための神経伝達です。女性は、認識の能力と機能をもつのです。だから山田順子さんのように日頃から論理思考の学習をしている女性は、小売りのライフスタイルの企画を考えることができます。 『人間の条件』(ちくま学芸文庫)を書いた哲学者のハンナ・アーレントも女性です。 『グローバル・スーパーリッチ・超格差の時代』(早川書房)を書いたクリスティア・フリーランドも女性です。女性は、日本人でも、本当の知性を求めて思考しているので、社会がどんなに不安でいっぱいになっても、ちゃんと希望はあります。
■ポルソナーレは、この第17期からは、この山田順子さんの物語のような方式でカウンセリング・ゼミをお伝えします。そして、「認知バイアス」を中心につくり出される病理を解消し、より楽しい生活をおくれるような脳の働き方を発達させていただきます。 ぜひ、どうぞ楽しみにご期待ください。 |
|