[3654-4] 谷川うさ子 2015/01/12(月)15:53 修正時間切れ
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「そういうアドバイスだと、マイケル・ルイスの書いたノンフィクション『マネー・ボール』(早川文庫・完全版)が参考になるね。女性には、野球に関心の無い人もいるかもしれないけれども、野球に理解力のある男性には理解しやすい本ですね。少ない資金力で、どういうふうにして利益を上げるのか?どういう頭の使い方をすると、収入を増やせるのか?のケーススタディのモデルになるね」
●女性が話す、話せないの「あるべき姿」という利益とは
うさ子さん 「日本の今年と来年の現実を前にして、まず問題になるのが、相談の事例のような日本の女性です。 何が問題になるのかというと、しゃべれる、しゃべれない、話す、話せない、の両方が問題になります。 日本だけでなく、世界の女性は、脳の言語野(ブローカー言語野)で、言葉をつくり、言葉を知的に発達させる機能を持っています。 しかし、その機能がうまく稼動していないのです。 自動車はガソリンで走ります。エンジンも車輪も高性能なのに、しかし、女性の運転する自動車は、ガソリンではなくて小型のバッテリーの電気で動かされています。 目的地まで届かない、電気を倹約して目的地まで到着する女性もいるけれども、帰りは歩いて帰ってくるしかない。 多くの女性は、目的地までの半分までにも自動車が動かないので、歩いて目的地まで行くことをやらない女性も多いのです」
●女性は「見た」と思っているけど、じつは「見ていない」
うさ子さん 「脳の働き方から見た目で見ること、耳で聞くこと、手で触ること、舌で味わうこと、鼻で匂いを嗅ぐこと、のことです。五感覚の知覚の能力がガソリン、もしくは電気です。 目なら目で見たことの内容が目的地になります」
クマ江さん 「これって、マイケル・ルイスの『マネー・ボール』に出てくる従来型の野球の経営者や指導陣、高給取りの選手に似ているね。ものすごい巨額の資金を投下していながら手にする収穫の収入は、投下資本に見合っていないばかりか、反比例しているというのが、マイケル・ルイスが取材した実証派の指摘だ。 その実証派の指摘と、目で見る、耳で聞く、手で触るなどの認知が成り立っていないという指摘が同じだと言っているよね」
●「見る」「聞く」「味わう」「嗅ぐ」の知覚の能力を手に入れた女性は収入を増やせる
うさ子さん 「日本の女性は(男性もですが)、自分は目で見ていると思っていても、思っているだけで、正しくは見ていないことの方が非常に多いのです。 しゃべる、しゃべれない、話す、話せない、の問題は、聞くことや触ること、味わうことも含めて、ここを改善して、訓練すると『マネー・ボール』に登場するビリ・ビーンのように目的地に到達することが可能になります」
クマ江さん 「今年のポルソナーレは、日本の女性の脳の働き方を本物の働き方に近づけることをレクチュアする一年になりますね」 |
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