|  | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
 
 ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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 日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
 
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 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
 (第1期・420号)
 (令和2年3月28日)
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 こんにちは。ポルソナーレの田原です。
 
 明日の3月28日(土曜日)は、ポルソナーレ「自己カウンセリング研究会」の「研究会」を予定どおりに実施いたします。
 
 ●場所・・・恵比寿・エクセルルーム、609号室(貸会議室)。1階は「ローソン」です。
 ●午後5時より、8時まで。
 
 ◎ポルソナーレは、フォーム(Form)の形式と構成のとおりに「名詞文を書く」ことをコーチングしてきています。
 
 「名詞文を書く」ということのメリットは、一言で言えば、「人間が生きている現実の世界は、名詞、抽象名詞の言葉でつくられているから」です。
 
 これにたいして日本語(ひらがなの言葉。漢字の訓読みの言葉も)は「動詞文」の体系でなりたっています。
 
 ●「動詞」とは誰もが知るように「食べる」「起きる」などから「なる」「ある」「する」「やる」「る」などの言葉のことです。
 
 ●「洗米機で米をあらう」という文は、「洗う」が動詞なので、動詞文です。
 
 「洗米機は米を洗う機械である」という文は、「機械である」命題の文なので名詞文です。
 
 ●動詞文と名詞文の違いとは何か?というと、説明の対象が違うのです。
 
 動詞文は、自分の行為とか行動を「説明する」のです。
 
 名詞文は、自分の行動の目的の対象を「説明する」のです。
 
 ●動詞文の例文では「洗米機を扱った自分の行動」が説明されています。
 
 ●名詞文の例文では、「米を洗う機械についての説明」が文の目的になっています。
 
 「動詞文しか話せない」「動詞文しか書けない」ということは、名詞の言葉の「洗米機」とこの言葉にむすびつく「機械」という物のことが記憶できない、という問題をかかえて生きている、ということを意味しています。
 
 ●動詞文を「国語」とする日本人は、仕事とか社会の中の名詞、抽象名詞の「言葉」とこの言葉にむすびつく「事物」(例文では洗米機)を「丸暗記」して、自分の行動の対象にしてきました。
 
 「丸暗記」とは「手で触る」「口で発音して繰り返し、言葉を言う」「体の全部を動かして決められたとおりに物事を扱う」ことをいいます。
 
 日本人は、こういう憶え方で「勉強」と「学習」をしてきました。だから記憶をテストする試験に合格すると、「丸暗記」の世界では「大変優秀です」と評価されて安心してきたのです。
 
 ●ですが、動詞文は、例文の「洗米機」という対象は説明しないので、「洗米機」という言葉を丸暗記はできても「洗米機とはなんですか?」という質問には答えられません。
 
 「なんですか?」に答える正解は「手で洗うかわりに計量した大量の米を炊飯の前に、短時間で洗う装置」です。
 
 これは、辞典にも載っているのと同じ「洗米機」の言葉の意味です。名詞文で答える、説明することで成立します。
 
 定義ともいいます。今、現に、目で見ているかのような視覚のイメージが脳に思い浮かぶ、ということを特質にしています。
 
 このイメージが「洗米機」という名詞の「実在性」といいます。
 
 「実在性」とは、哲学の言葉です。フッサールが説明しています。
 
 人間の意識になって「思考をつくる」、という構造を説明する言葉が「実在性」です。
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