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メールでは何でも言えて、 とっても話題豊富 という人は多い。 でも現実の中では 何もしゃべれない、 声が震える、 手も震えるのは なぜ? 若くても脳の働きは どんどん退化している。 身体の機能が 壊れて衰弱していく。 認知症(痴呆症)の 周辺症状のしくみと 対策をアドバイス。
《相談の事例・わたしは高3の女子。メールでは自分を出せて話せるけど、大勢の人前で声と手が震えます》
わたしは高3の女子です。 わたしは学校のクラスで、大勢の人の前でしゃべれないのです。声が異常に小さくおとなしくなります。 国語の授業の本読みのときなど、「みんなが見ている」と思ったらとたんに胸がドキドキして、たちまち声が震えてくるのが分かります。身体も震えるのです。脚のひざの力がぬけてフワフワと宙に浮いているような気分になります。 人の前に出て、黒板に字を書こうとすると、腕の全体がカタカタと震えて、字を全く書けません。 この手の震えは小学生のころからずっとつづいていて、いまだに治りません。
わたしは、パソコンとかスマホでメールの文はスラスラ打てるのです。思ったとおりに何でも言いあらわせます。 実際に人と会って話をすると、聞くことが多くて、自分からはあまりしゃべりません、何を話していいか分からなくて言葉が出てきません。 男子としゃべるなんてとてもできません。意識してしまい、思っていることの逆のことを言って、後で後悔してしまいます。
わたしは一人のときはいつもモゴモゴと考えていて言葉が出て来ます。人の顔を見ると何も言葉を思いつかないのです。 (丸山通子(仮名)、高校3年生) |