谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

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[3843] 読むだけで幸せになる手紙・「結婚したわたしの娘は、わたしに“お母さんは、わたしの夫と性関係がある”と妄想を言います」の治し方 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2015/12/29(火)11:25
[3843-1] 読むだけで幸せになる手紙・「結婚したわたしの娘は、わたしに“お母さんは、わたしの夫と性関係がある”と妄想を言います」の治し方 谷川うさ子 2015/12/29(火)11:25
          これまで「妄想」はなぜ
       起こるのか?は、
       謎だった。
       妄想は、嫉妬妄想
       から物取られ妄想、
       病気になるのが恐い
       まで、無数にある。
       脳の働き方のしくみ
       からみると、日本語の
       作話症から
       始まると、誰にもよく
       分かる。
       対策もよく分かる。


《相談の事例・わたしの娘は結婚して子どももいます。娘は、わたしにも夫にも妄想をしゃべります。精神科に入院させるしかないのでしょうか?》
(中井房子(仮名)、68歳、主婦)

 わたしの娘は45歳です。
 子どもは5歳と9歳の女の子2人です。
 娘の夫は46歳です。大手建築会社の役職者です。
 娘夫婦は、わたしの住む家から電車で一駅のところに住んでいます。
 わたしの夫は、娘が10歳のときに病没しました。わたしは、学校の教師をしながら娘を育ててきました。
 娘に子どもが生まれてから、娘に頼まれて家に行き、子どものことやら生活のことを手伝うことがしばしばあります。

 娘に2人目の子どもが生まれたころ、突然、耳を疑うようなことをわたしに言いました。
 「お母さんは、わたしの夫といつから体の関係にあるの?」
 娘の夫とわたしが性関係がつづいていると言うのです。

 つづけて、娘は、隣の家の娘さん(30歳くらいの女性)と、自分の夫とが性の関係があると確信してわたしに話します。いったいなぜ、こういう根も葉もないことを思い込むようになったのかは分かりません。

 娘は、「夫がわたしに毒の入った食べ物を食べさせようとする」とも言います。
 食事中に電話が鳴ったので席を立って電話に出た。
 食卓に戻ってみると白い湯ドーフの上に、小さな粒がバラバラと乗っていた。夫が食べなさいと言う。不自然さを感じて「あなた、食べてみて」と皿を押しやったら、夫は「なんだ、毒でも入っているというのか?」と不機嫌になった。
 自分から「毒でも入っているというのか」という言葉がおかしい。お母さん、もしもわたしが変死しても、娘のわたしは信用していなくて夫を信じているから、わたしは自殺したと思うのでしょうね、と言います。
 わたしは、いつ殺されるかわかったものじゃないと声をおしころしてさめざめと泣くのです。そして、わたしをきつくニラんで怒りはじめます。
 わたしは、途方に暮れています。
 知り合いに精神科の医師がいます。「すぐに入院させたほうがいい」とつよくすすめます。

[3843-2] 谷川うさ子 2015/12/29(火)11:25
    《ポルソナーレのカウンセリング》

 要介護状態は、認知症(痴呆症)から始まります。認知症(痴呆症)は、中核症状と周辺症状の二つに分かれます。
 中核症状とは「行動が止まること」をいいます。
 周辺症状は、異常な発言、異常な行動のことです。
 相談の事例のような「妄想」も周辺症状です。
 
 要介護状態をあらわす周辺症状は、必ずしも高齢になってから起こるのではなくて、相談の事例のように、若い年齢からすでに始まっています。

 「妄想には、二通りのパターンがあります。
 ひとつは、人間関係に敵意を向けるモチーフをもつ妄想です。
 もうひとつは、相談の事例のように、自分の行動をガチャガチャに壊す、そして他者の行動にもいいがかりをつけてガチャガチャに壊すというものです。
 妄想は、擬似行動といって擬似の言葉、擬似の行動をつくり出すことに原因と理由があります。
 前者は、視床下部の外側核(食べたい欲)がつくり出します。
 後者は、腹内側核(食べたくない欲)がつくり出します」と説明するのは、ポルソナーレの熊野クマ江さんです。

 母親が「子どもの顔、目を見ない。自分の顔を見せない」という生育歴をもつ女の子が、思春期を迎えるころになると、「行動」のための「言葉」を記号としても憶えられない、という脳の働き方になります。すると、人間関係に敵意も向ける「妄想」を話すようになるのです。「あのときにこういうことを言っただろ!」「わたしに、こういうキズつくことを言っただろ!!」。

 母親が、子どもの女の子(男の子にも)に、「あなたのお父さんは、これこれこういう変なことを言ったし、行なったのよ」などと、身近な他者についてのグチ、不満を話すと、相談の事例の女性の娘のような妄想をしゃべります。
 「言葉を壊す」「行動を壊す」という擬似行動(擬似対幻想)をつくり出す脳の働き方になるのです。

 「ポルソナーレの特別の個人指導のレクチュアを受けました。
 わたしは、なにかにつけて笑いながら話すことをしてきました。
 そして、神が、霊が、占いが、人のウワサは……といったことを娘に話してきたことを思い出しました。
 対策は、娘の顔、目を見ながら話す、相手の言うことを復唱する、可能なことはその言葉のとおりに実行する、ということでした。
 今では、精神科に入院させることもなく、順調に正常な会話ができるようになっています。毎日、安らぎと安心に満ちてとっても幸せです」と、中井房子さんは、喜びと感謝の言葉を話します。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm


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[2025/05/15 05:14] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子