谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
[ワンマンカウンセラー・コース(人間関係の能力づくり)]
[お試しカウンセリング] [カウンセラー養成ゼミ] [ゼミ・イメージ切り替え法]
[脳の働き方から変える新・性格教育法] [入会案内]
のいずれかをクリックして、ごらんください。
なお、ご投稿は、「文章」に社会性があること、社会的責任が表現されていること、を基準にして受け付けます。

うさ子とクマ江の掲示板はこちら

[トップページ] [新規投稿] [タイトルリスト] [スレッド一覧] [内容表示] [使い方]
件ずつ ページ目 and or 検索

[3777-2] 谷川うさ子 2015/09/22(火)16:59 修正時間切れ
 またべつの家族のケースがある。心優しそうな長男の母親が、衰弱してベッドの中にいる。どうも医療をかねた施設のようだ。
 起き上がれない母親に、心優しそうな男性(中年の男性だ)は、遠くアメリカに留学している子ども(男性)の写真を見せる。じっと見せつづける。一言、二言くらいは何かを言う。
 「あ、少し笑った、喜んだふうだ」とまわりの人に話しかける。

 ここでは、「見る」ことに共時させた「聴覚」(左脳の聴覚野・言語を聞く)が何も無い。
 すると、母親の脳の中では、虫の音とか風の音のようにしか、話されている言葉は聞こえない。山の中か、広い海の中に一人でぽつんと孤絶した状態になる。
 自律神経の交感神経が全く働かなくなり、無気力、不快感、苦痛感がつのって心身にダメージを受けるのだ。

 もし、この男性が、写真を見せながら「何をしている」とか「どういう活躍をしている」とか「アメリカの友だちはどうだと言っていた」と説明の話を、写真に対応させればどうなるのか。
 社会性のある会話ができるのだ。仮にどこかで死ぬにしても、「そういう人はいなかったも同然」という存在証明の記憶が残らないような死に方ではなくなる。「顔、目を見て話して、その人が生きていた」という共同と共生の中で、多くの人の心の中でなおも生きつづけるような「死に方」、「生き方」の技術を学習すべきではないか。

◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。
http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm



修正投稿
名 前
アイコン
 色 
内 容
削除する 管理者用パスワード


[2025/08/03 01:56] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子