谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
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[3712-1] 読むだけで幸せになる手紙・ヨソ者だと見られない話し方 谷川うさ子 2015/05/19(火)13:27 修正時間切れ
       日本語には話し方の
       法則がある。日本の文化だ。
       話し方の法則は
       相手が話した言葉を
       必ず話す。これを
       改善して幸せになった物語。


 初夏野朝子さん(仮名・32歳)は、小さな会社の事務の仕事をしています。
 建築の設計事務所です。
 初夏野朝子さんのつとめる職場からは富士山がよく見えます。夏になると月見草の花が道々に咲いて、しゃぼん玉のように風にゆれて富士山によく似合います。
 初夏野朝子さんは、夕方になるときれいに咲く月見草のように優しそうな女性です。
 「仕事はていねいで、しっかりやってもらっています。お客さまの評判もよくて経営を支えてもらっています」
 所長の小田川吾郎さん(60歳・仮名)のお話です。
 わたし、人に言えない、話すには勇気のいる恥しい症状で悩んでいます、と初夏野朝子さんは言います。
 「わたしは、ひどい赤面症なのです」。


 赤面症に気づいたのは中学2年生のころだといいます。
 当時は、赤くなったね、と言われても気にしませんでした。好きな男の子の名前を言われて、あ、当ってると思ったら顔がパッと赤くなった程度でした。
 二度目のときは、クラスの男の子から家に電話がかかってきたときでした。
 兄から、顔が赤いよ、と言われて、なんでこんなに顔が赤くなるのかなあと思いました。このころまでは、友だちもたくさんいて明るく、元気におしゃべりもしていました。
 「わたし、なんでこんなにすぐに顔が赤くなるの?体質かな?」
 気にしなかったのですぐに治るでしょう、と楽観的でした。死にたいと思う位に重症になるとは夢にも思いませんでした。
 くったくなく、富士山によく似合う月見草の咲く道を帰宅していました。


 ちょっと異常じゃないかなと思ったのは20歳のころです。
 大学生のときでした。大学でも、お友だちと話しているとき少しずつ意識していました。何か言えば顔が赤くなりそうだと思って、なるべく話さないようにしていました。にこにこして話を聞く、うなづいて共感をあらわすようにしていました。
 友人に誘われて化粧品の対面販売の店に行きました。ここでじっと顔を見られて話しかけられました。
 「顔にも、背中にも汗が出てきたのです。顔が夏の日光に照らされたようにじりじりと熱くなったのです」。


 家族と話をしても気が休まりません。何かを言えば顔が赤くなるという気がします。黙って横を向きます。黙って目立たないようにして顔が赤くなるのを必死でおさえます。
 気が休まるのは、一人のときです。スマホをじっと見ていると、別世界にふわりとジャンプしたように思い、顔が突然に、ボン!!と赤くなる現実から逃れられて安心します。



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[2025/08/04 03:22] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子