谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5344-2] 谷川うさ子 2019/10/22(火)07:51 修正時間切れ
●普通名詞の示す「もの」の場合は、「石」が良い例になるように、手にも触れるので、目に見える形も、表面の状態も、拡大した質の様子などが、誰にもぱっと分かりやすく認知(そこに在るという了解)できます。

「ぱっと分かる」とは、「そこに、現に、在る」ということ・・・「実在性」を分かることができます。

●この「ぱっと分かる」ということ・・・実在性・・・「性質」・・・・「その物の成り立ち」あるいは「なんで、こういうものがあるの?、の事情」などが、「石」なら「石」という普通名詞の言葉の「意味」です。

この「性質・・・意味」とは、「正面から見た内容」「真後ろから見た内容」「拡大して大きく見た内容」「手に触れるくらいに接近して観察してみた内容」の全部を合わせた内容、簡単に要約した説明・・・のことです。

●もし「石」という普通名詞をフォームの「主題」にしたとすれば、「主題」は「石というもの」となります。

この「石というもの」の「ゲシュタルト形態の型」・・・「目で見た基本の形」・・・「同一性」とは、「石」の「成り立ち」を簡単に説明した内容になります。

◎例は次のとおりです。

●「石」の「同一性」・・・成り立ち・・・「無機化合物。溶岩、地殻などを原材料にした自然にある塊。形は人間の手で加工できる範囲の大きさの物を、石という」、となるでしょう。

◎モデルにしていただきたい抽象名詞の「失名詞症」の場合も、考え方は同じです。

「失名詞というもの」と「失名詞ということ」の2つの文のうち、まず、「失名詞症というもの」(物)は、「石」の普通名詞と同じように、「目で見える実在性」から作り出されています。

現実のなかに発生の事実があり、ここから生まれているのが「失名詞症」です。

●だから「抽象名詞の言葉」をきちんと学習する場合には、「場面」「状況」という具体的な事実という現実をまず、観察して特定しなければなりません。

●抽象名詞の言葉を学習するとは、モデルでいえば、「失名詞症」という症状の実在する「場面」「状況」を「イメージする」ことをいいます。

その「場面」「状況」の現実を特定して、その症状の現象を「距離」「角度」「方向」のそれそれの言葉での説明で言い表すと「性質・・・普遍的な意味(概念ともいいます)」の文になります。

命題の成立ともいいます。

●これが、フォームを構成している「ゲシュタルト形態」の「型」(パターン)の「同一性」の文になります。

◎失名詞症の「同一性」・・・場面、状況・・・目を開けていて、生活、仕事のなかで、右の目、左の目ともに、視覚の機能は正常に働いてその物を見ている。しかし、現実の事物、例えば、普通名詞の言葉の示すコップなどが見えていない、という症状である。

●きょうのコーチングはここまでです。

面倒くさいとか、ここまでしつこく考えなければならないの?とお思いでしょうか?

ぜひとも、考えなければならないのです。

何故かといえば、研究会のコーチングでお話したように、現実の中・・・

病院でも、介護の現場でも、職場でも、こういうふうに考えられないことが原因で、「騙される」

「不当にイジメられる」

「西川秀樹のいうように奴隷まがいに仕事をさせられる、結果、身体の病気を悪化させて症状を進行させる、精神障害がどんどんひどくなる」

「早期退職の理由づくりのレッテルをいつの間にか貼られている」

などという不利益を招き寄せる原因の、動詞文の思考を脱却できず、寂しく、ただ泣くばかりの辛く、悲しい日々をおくることになるからです。

◎続きます。



[2024/04/29 12:12] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子