谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[5342-2] 谷川うさ子 2019/10/21(月)07:54 修正時間切れ
普通名詞の場合は、目に見えるし、手にも触れるので、「性質・・・抽象化した内容・・・意味」はわりあいに理解しやすいことが分かるでしょう。

●抽象名詞は、「失名詞症」を例にとると、「石」とか「花」などのように、手で触れるというようには存在していません。

目の前にある「コップ」「パン」などが見えていない、という、人間の目の働きの能力の欠落という心的な現象の事実が「失名詞症」ということです。

しかし、名詞の言葉は、普通名詞であっても、抽象名詞であっても、「イメージが思い浮かぶ」ことを特質にしています。これが名詞というものの本質です。

●そこで、抽象名詞の「抽象」とはなにか?ということを説明しました。

「抽象」とは「石」「机」「花」でも、そのものの「性質・・・成り立ちの仕組み。こういうものがなぜ、存在しているのか?、を説明する事情」・・・その言葉の「意味」のことです。

●同じように、抽象名詞の言葉の場合も、「成り立ちの仕組み。事情」を辞書などで調べて分かる必要があります。

この「辞書」などで調べる、ということが努力というものです。調べなくては、たんなる解釈になり、自分はこう思う式の妄念(主観)を話すことになります。

●抽象名詞の言葉の「成り立ち」や「事情」は、この言葉を使う「場面」「状況」のことです。

この「場面」「状況」には、人間の動きとか、フォームの形があります。このことを重要なこととして理解してください。

●この抽象名詞の成り立つ「場面」「事情」は、「目に見える」「手にも触れる」ことを分かりましょう。

●ここには、「成り立ち」という仕組みを説明する内容があることを分かりましょう。

●また「事情」という人間の動きに関する「働きかけ方」
(作用)があることを分かりましょう。

お送りしているニューズレターには「抽象名詞の言葉」は2つの種類があると説明しています。

●例をあげれば「恋愛」とか「愛情」「精神障害」「うつ病」「幻聴」「幻覚」「視覚障害」「聴覚障害」などのように、「人間関係がつくる抽象名詞」です。これが1つ目です。

●2つ目は「会社」「仕事」「年金」「報告」「経理」「税理」「利益」「損害」「計画」「「業務」「「パワハラ」「乳がん」「子宮筋腫」「卵巣腫瘍」「脳梗塞」「認知症」などです。

◎「失名詞症」も2つ目の抽象名詞です。

名詞の言葉は、「イメージ」を思い浮かべることが学習ということである、と説明しました。

これが動詞文の脳の働き方を名詞文の脳の働き方に変えるということです。

●こういう順序を踏まえて、順々にたどらなければ、日本人の母系制で驚くほど病的に固まっている脳の働きかたは、容易に変えられるものではない、というのがポルソナーレのカウンセリング・ゼミを経た結論です。

◎ポルソナーレのフォーム(Form)では、「名詞の言葉」を「もの」と「こと」の2つの文に書きましょう、と指示しています。

●「失名詞症」は「失名詞症というもの」の「物」が「成り立ちの仕組み」です。

「もの」とは「物」のことです。「場面」「状況」の中の「失名詞という症状の支障とか障害の現象」を説明する内容が「失名詞症というもの」(主題)(命題ともいいます・・・例えば、「地球は丸い。」の「丸い。」が命題の文です)。

「失名詞症というもの」の文(帰納による文)は、観察記録のような、「ああいうこともあった、こういうことも起きた、こういう妙なことも起きている、いったいなぜ、目は開けていて焦点も合っているようなのにその物が無いかのようにふるまっているのか?」・・・という説明の文で、事実や事実関係とともに、説明するのが、この「失名詞症というもの」の文です。

●「失名詞ということ」の「事」は、「事情」のことです。

「ルール」「決まり」「約束」「法的な規範」などが「事」・・・すなわち「事情」です。

「失名詞症とは、どういう決まりごとのことをいうのか?、どういう原因があればこういう障害ができるのか?、どういう目で見る能力の欠如があれば名詞の言葉の示す事物が目に見えないのであるのか?」・・・などが「失名詞症」の定義・・・約束事であるのか?を説明する内容が「失名詞ということ」の文です。これは「演繹の文」で説明します。

●またこの文が「問題解決の知的な能力」の完成です。

いちおう、フォーム(Form)の完成までのたどり方をコーチングするとこんなふうです。

ひとまず、ご参考になさってください。

◎続きます。



[2024/05/14 17:04] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子