谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

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[4747-1] 日本人の認知症のリスクとは 谷川うさ子 2017/03/24(金)15:09 修正時間切れ
       「要介護700万人時代」に
       なっています。
       2025年には「認知症
       800万人」が予測されています。
       これだけ大量の人が
       要介護になるのは、日本人の
       一人一人が認知症の
       要素を抱えているからです。
       どういう人が今も認知症で、
       どういう人が
       認知症と共存して
       いるのか?
       まず、ここから学習して
       認知症の危機域に
       入るのを回避しましょう。


●誰も分かることができない認知症の本当の姿とは

 ポルソナーレは、現ゼミ生の皆様とご一緒に十数年の歳月をかけて認知症(痴呆症)の本当の姿を明らかにしました。
 それは、脳の働き方(言葉の生成のしくみ)から日本人の認知症(痴呆症)を正しく分かるというものです。
 なぜ、脳の働き方(言葉の生成のしくみ)をわざわざ考察しなくてはならなかったのかというと、理由は超カンタンです。
 心・精神の悩みとして語られていることを聞いて、解決の仕方を教えても、全く伝わらないからです。
 例えば「人が大声で文句を言うと怖くて逃げたくなる」という悩みをもつ人には、「大声とか、怒鳴る声は気にしないで、話していることの内容の言葉に注目するといいですよ」と教えます。
 しかしたいていの人は、やっぱり大声に気をとられます。そして、自分も相手に負けないくらいの大声を張り上げて、怒鳴るように話します。
 これは一つの例ですが、ここで誰にもすぐに分かって気がつくことは、「話す言葉」や「話す内容」には注意が向かわないのだなということです。
 「話すということ」「人の話を聞く」ということは「言葉」を一つ一つ分かるということです。
 ポルソナーレが四十数年間、多くの人のいろいろな悩みのことを聞いて、役に立つアドバイスをさしあげてきた中で、気がついたことは、ごく普通の日本人は、「人の話す言葉」をほとんどといっていいくらい、その瞬間も、会話の最中も、会話が終わってからも、「どんな言葉も記憶していない」ということです。
 断片的に憶えている言葉はあるかもしれません。でも、その言葉は、その場のことだけのことで、別の場面、他の体験、あるいは、自分のことなのだけども、他の人の類似した体験ではどうなのか?という置き換えや、適用というときの言葉としては、何も憶えられていません。

●日本人の使う日本語を脳の中で見るとどうなるか?

 人間の脳の働き方の言葉の生成のしくみを見ると、日本人の使う日本語とは、初めからそういうものだということが明らかになります。
 日本人の使う日本語(和語)は、「自分の今の行動」のことと、「自分にとっての行動の対象」のことしか記憶しません。
 日本人の認知症(痴呆症)とは、「何ごとかを憶えていないことだ」とは、誰もがよく知っています。
 脳の働き方(言葉の生成のしくみ)から見ると、日本人の使う日本語(和語)の「動詞文」の「動詞」だけの使い方は、「自分の欲(食欲と性欲)のことしか記憶できない」という働き方をします。
 この時点で、「これが認知症の正しい姿だ」ということが分かります。
 人間が、「行動を起こして、何かに向かって動きをすすめる」というときの対象を「目的」とか「目標」といいます。
 この「目的」のどんなことでも正しく記憶できないという認知症(痴呆症)を多くの日本人の誰もが抱えています。



[2024/05/10 12:54] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子