[3832-1] 「なんでこんなに食べるのか?毎日、食べてばっかしで、医学部を退学しました」の治し方 谷川うさ子 2015/12/08(火)14:19 修正時間切れ
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人間関係は言葉が つくる。 この人間関係の言葉は 「擬似人間関係」と 「本物の人間関係」の 二つがある。 「食べること」に熱中 する人は、女性も男性も、 「ニセモノの人間 関係」「ニセモノの 行動」(仕事だって、勉強 だって)しかつくれない。 デタラメな言葉を 憶える日本人の「丸暗記」の 障害の対策 (治し方・予防)を 教える。
《相談の事例・わたし、食べることにしか関心が向かなくなって、とうとう大学の医学部を退学しました》
わたしは23歳の女性です。 この間まで、京都の大学の医学部に在籍していたのですが、食べてばっかりの毎日で勉強に無気力になり、とうとう大学を退学しました。
高校のころから、わたしの頭にあるのは、やせることと食べることだけでした。 友人の女の子からダイエットのことを聞きました。 ダイエットをすると、体重が減りました。でも、食べるとまた、体重は元に戻りました。 同じ失敗はくりかえさないと固く決意してもういちどダイエットをしたら体重を減らすことに成功しました。そのあと、また気がすむまで食べたらまた、元の体重になったのです。そのあと、自分で食事制限をしてガマンしているうちに、「もうどうでもいいや」というすてばちな考えになって、お腹がいっぱいで苦しいのに、まだまだ食べてしまうのです。
京都の大学の医学部に入学したのですが、大学に入ってもやせることと、食べることしか頭にはなかったのです。 授業のある、勉強している学期は、勉強のことにも注意を向けます。しかしそれは、上辺だけのことで、ちょっと気がつくとバカみたいに「食べること」しか頭に思い浮ばないのです。 学食で友だちと一緒になると、友だちが残したラーメンのおつゆも「ちょうだい」と言って飲みほします。 みっともないというよりも病的に異常に見えるらしく、女の子の友人は「人の食べ残しまで夢中になって食べあさるのはやめなさい」と言います。こんなことに悩んでいる自分に嫌気がさし、腹立たしくなります。とうとう何をする気にもならなくなったのです。 (成田空子(仮名)、23歳、元医学部学生) |
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