[3815-1] 読むだけで幸せになる手紙・認知症の周辺症状「何でも話せる人がいない、毎日、暗い気持ちがいっぱい」の治し方 谷川うさ子 2015/11/09(月)19:52 修正時間切れ
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「誰かと一緒に過すのは めんどう」という人が 増えている。 パソコン、スマホ、デバイスで 何かのアプリと つながっているので 「楽しい」「ラクだ」 からだ。 脳の働き方を見ると、 認知症の周辺症状が 「進撃」している。
《事例・何でも話せる人が誰もいない》
わたしは、母親と二人で暮らしている独身女性です。 社会の中の人間関係に自信がなくて、母親を頼りにして生きています。仕事をつづけることができなくて、20歳くらいからずっと家にいます。 父親は、わたしが19歳のころに病没しました。 わたしは、今、34歳です。
毎日、スマホやらパソコンの画面を見ているのであっという間に一日と季節が過ぎ去ってしまいました。 将来、自分はどうなるのか?と思うと気分が落ちこみ、暗い気持ちになります。 わたしには、何でも話せる人がひとりもいません。 道路や町の中で、明るく楽しそうに話しているのを見るととても羨ましくなります。わたしは、人と会ってじかに話をすると、すぐに話がとぎれて、言葉が浮んでこないのです。 何かを聞かれると、答えて話すことはできます。話がとぎれて何を話していいのか、分からなくなります。 人がたくさんいると、そこで話されていることがよく分からなくて、話されている中に加わるとか、話に参加することができないのです。
何でも話せる友人がひとりもいないので、こんな情けないわたしになりました。 いつまでも長く付き合える能力は、どうすれば身につきますか。 (野川二三子・仮名、34歳、無職。佐賀県)
《ポルソナーレのカウンセリング》
相談の事例の野川二三子さん(仮名)は、「何でも話せる友人がほしい」と言っています。 野川二三子さんのように、「何でも話したい」と思っている人はたいへん多いのです。 ポルソナーレの脳の働き方(言葉の生成のしくみのことです)の理解の立場からみると、この「何でも話す」「何でも話したい」というのは、非常に大きな問題になります。 |
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