[3812-2] 谷川うさ子 2015/11/06(金)10:15 修正時間切れ
 |
手術すると肩から腕に走る痛みはとれるということですが、自律神経が原因だとすると、痛みがまた出てくるように思います。どうすればいいんだろうと毎日、悩んでいます。
夜、横になって眠ろうとすると首か喉をしめつけられているように感じます。トイレに行きたくなったり、誰かわたしの部屋に入ってきて悪口を言っているような気配を感じるときもあります。
わたしは自分の体のこのような不調を母親にも父親にも言えません。母親も胃炎や膵臓(すいぞう)炎で悩まされているからです。父親は、人の話を聞くというよりも、自分の思いつくままに飛躍したことを話すので、長い間、話というものをしたことがないのです。 わたしがこんな体の痛みを感じるようになったのは、眼がよく見えなくなってからです。メガネをかけても物がハッキリしません。 眼の中がコロコロする、かすんで見える、やがて目を開けていられなくなって気持ちが落ちつかなくなります。 わたしがどんなに気分よくしていても、必ず、どこからかやってくるこの体の痛みは何を意味するのでしょうか。 どうすれば治るのでしょうか。 (山田良子・仮名、20歳、大学生)
《ポルソナーレのカウンセリング》
ポルソナーレのカウンセリングの現場にやってくる相談には、ここにご紹介した事例のような身体の不調を訴える人がたいへん多くなっています。身体の不調には二通りがあります。一つは、事例のように、勉強とか仕事をしていた人が突然、不調になって、勉強や仕事がつづけられなくなるという場合です。 もうひとつは、もともと学校とか、職場とかの行動がギクシャクしていて、なにかのきっかけで毎日、家の中に居る人が、体の中の機能がおかしくなって、症状の痛みを気にする強迫神経症に悩むという場合です。
山田良子さん(仮名)が、なぜ、肩が痛い、腕が痛い、膝が痛い、首が痛いと感じてなかなか治らない、ひどくなる一方だと悩まされるようになったのかの原因と理由は、学校の授業中に、ノートに「聞き書き」をしたことにあります。授業の説明をする教師の顔を見たり、黒板を見ないで、授業の説明の言葉を耳で聞きながら、目はノートを見つづけて「せっせとノートに書く」のが「聞き書き」です。 脳の働き方(言葉の生成のメカニズム)を解析すると、目と耳の自律神経の交感神経が全く働かなくなるのです。 女性の「血管」は副交感神経支配なので、目や耳の「血流」が停滞すると、血管拡張の生化学物質のアセチルコリンがリウマチ状の痛みを発生させます。プロスタグランジンが胃や腸に炎症をつくり出します。 山田良子さんは、なんとか大学に行こうと思って、「聞き書き」をしながら「丸暗記」もしました。 これは血管が副交感神経優位なのにムリにムリを重ねて目、耳、手、足を動かすということです。 この行動の仕方は、女性は必ず、性の欲の妄想をつくり出すという脳の働き方になるのです。「丸暗記」は身体の交感神経の働きを意味するので、女性の「性の中枢神経」の視索前野が背内側核でGnRH(性ホルモンのペプチド)を出すので、人間関係の分裂病の妄想を生み出します。 |
|