[3762-1] 読むだけで幸せになる手紙・日本人の認知症(痴呆症)は、白内障、緑内障をつくり出す「見方」から始まる 谷川うさ子 2015/08/25(火)12:30 修正時間切れ
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平成27年8月23日付けの 日本経済新聞は、 「MCI」(軽度認知症) という概念を報道して、 「運動」や「暗算」「クイズ」 が対策だ、と 教える。 本当の原因は、白内障、 緑内障をつくる「目の 使い方」にある。 暗算やクイズは、逆に 要介護、認知症を 作り出す。
人間の脳の本質は、動物一般と違って「言葉」をつくり出すことにある。そしてこの「言葉」の本質は、社会や国を生み出す共同の空間構造、空間概念にむすびつくことにある。 この二つを脳の中につくり出すのは「目」(視覚)と「耳」(聴覚)なのだ。「手、指」の「触覚」は、視覚と聴覚を個々ひとりひとりの人間のものであるとして支える。
脳は、左脳と右脳に分かれている。「左脳はデジタル脳」、「右脳はアナログ脳」だ。この両者が協調し合い、セットになって働いて「言葉」をつくり出している。 現代の医学や介護の業界は、このような脳の本質を意図的に無視している。なぜか?脳の本質を考えれば認知症(痴呆症)も要介護状態も「治る」方向に向かってたどっていく。 すると、医療や介護の市場が消滅するからだ。 「せっかくのメシの種の産業をつぶすことはない」というコンセンサスが出来上がっている。
日本経済新聞のいう「クイズ」「暗算」は、脳の中の非言語の部位を働かせる。すると「目の機能の遠くを見る」「抽象の論理、規則、倫理も遠くを見るカテゴリーに入る」という能力が喪われる。
とくに日本人は、脳の交叉支配によって「右脳の聴覚野」しか働かないから、「人間の言葉」を虫の音、風の音など自然音としてしか聞かない(話さない)。
日本語は「已然」「未然」という構文(文法ではない)で成り立っている。 自分の「欲」(性とか、食とか)の動機にもとづいて「内扱い」(人間関係)のための擬似言葉を言い表すのだ。 「内扱い」とは「反社会」「反共生」(恋愛、結婚、友人関係のこと)のことだ。 |
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