[3761-1] 読むだけで幸せになる手紙・すべての日本人に共通する大問題「要介護」「認知症」(痴呆症)の原因と対策 谷川うさ子 2015/08/25(火)10:20 修正時間切れ
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平成27年8月23日付の 日本経済新聞に 「軽度認知症(MCI) という軽度の「物忘れ」の ことが特集されていた。 「人の名前」などをサッと 思い出せない障害の ことだ。 これが進行してアルツハイマー病、 認知症(痴呆症)に進む という。果してそうか?
MCI(軽度認知症)という概念は、アメリカの研究の紹介という体裁をとっている。「老年医学協会」も研究しているという。 「国立長寿医療センター」「愛知県大府市」でも診断しているので、診断を申し込めとアピールする。 筑波大学発のバイオベンチャー企業MCBIも「もの忘れ」が「アルツハイマー病」に至る血液中の特定たんぱくを見つけて、「MCI」を見つける技術を開発中だ、と報道している。
「MCI」についてのこういう説明の仕方は「疫学」(えきがく)というものの考え方にもとづいている。 分布図をつくり、現象の要素となるものを原因とみなし、排除したり、隔離するという手法だ。 対処療法の考え方だ。 インフルエンザとかコレラとか、ウィルス性の感染病に適用されている。
こういう疫学(えきがく)の考え方は、鬱病、分裂病(統合失調症)にも適用されている。 普及させたのはアメリカの精神医学会の「DSM‐4」だ。
認知症(痴呆症)も鬱病も分裂病(統合失調症)も、いったいなぜ、「疫学」(えきがく)で、「十把一絡げ」(じっぱひとからげ)に取扱っているのか? ひとつは、インフルエンザなどと同じように、あまりにも発生件数が多いからだ。 もうひとつは、医療や介護、関連する企業にとって「市場」として扱う方法になるからだ。
本当の、真実の原因を究明しても企業や国の収入にはならない。問題が無くなれば、治療や介護、介助、薬の消費のために誰もお金を払わない。介護保険制度だって消滅する。 |
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