[3757-2] 谷川うさ子 2015/08/18(火)19:35 修正時間切れ
 |
認知症(痴呆症)をつくり出す「日本人の聴覚障害」とは、「耳が聞こえない」とか「発声、発語ができない」ということではありません。 「耳は聞こえている」し、「発声、発語」もよくできています。 しかし、それは、「左耳・右脳の聴覚野」による発声、発語です。 そして、「目で見ているもの」は、「対象」を見ているのではなくて、自分の感情にむすびつくものを見るのです。思い浮べられる「イメージ」は「対象」と関わりをもって関係づけられた内容のイメージではなくて、自己の欲、感情に結びついた「記憶」によるイメージです。 日本人が認知症(痴呆症)をつくる障害としての「聴覚」(左耳、右脳の聴覚野が働くこと)とは、「ソッポを向いて話す」「うつむくとか、左右のどちらかを見ながら話す」といったことがつくり出します。 同じような「聴覚障害」の話し方は、「会議や授業中に、話し手や黒板を見ない。ノートやパソコンの画面を見る」といったことも「左脳・聴覚野」が働いていない、即ち「右脳・実像・Y経路・ゲシュタルト原理」の「視覚の認知」が働いていないことを意味します。
男性よりも女性が「要介護者が多い(全体に対して57%)」のは、寿命の問題もあるかもしれません。もっと本質的なことは、男性よりも脳の働き方のメカニズムからみると、「女性は、会話の中で笑う」からです。 もしくは、「笑いながら会話する」からです。 これは、「左耳・右脳の聴覚野」で人の話を「聞く」、そして自分も「発語」「発声する」ということです。 すると、「相手との会話の関係」は「大脳辺縁系」の中枢神経の扁桃核(相手を好きか、自分は嫌われていないか?)、中隔核(自分の話すことは、欲求…対人意識の性の表象)に意味があって、話す内容は重要ではない、という目先の快感を関係づける、のどちらかになるのです。
このように見ると、日本人の女性は、副交感神経優位のままにセントラルドグマが全く働かずに自己免疫疾患の中で、緩慢な「死に至る四行程の道のり」を「認知症(痴呆症)」をつくりながら生きていることが明らかです。 今回の『谷川うさ子王国物語』(パート・Ⅳ、第9ヵ月、3週、4週のテキスト)は、「長期記憶=長期利益」という脳の働き方を実践していただく、そして認知症(痴呆症)を防ぎ、予防していただくための実技をレクチュアしています。 楽しみながら学習して、お役立てください。 |
|