[3751-2] 谷川うさ子 2015/08/04(火)10:40 修正時間切れ
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誰にも分かりやすい例が「スマホの見ながら歩き、持ちながらディスプレー(画面)をじいっと見つめつづけて歩く」という現象だ。 人間の脳は交叉支配になっている。脳は、左脳、右脳に分かれている。左脳はデジタル脳、言葉をつくる。伝達の速度は秒速100メートルだ。 右脳はアナログ脳で、イメージを表象する。伝達の速度は秒速1メートルだ。 この「右脳」にもうひとつ「目の感覚野」の「実像」という部位がある。この「実像」も、「客観」「主観」「自己」(触覚)というメカニズムを独立して機能している。
耳の聴覚と目の視覚は、「視床」が共時している(外側膝状体が視覚、内側膝状体が聴覚だ)。 この「視床」は、「左脳」向けと「右脳」向けに分かれている。 脳の交叉支配とはこのことだ。「左耳」で人の話を聞けば、右脳の非言語の主観の対照を聞くのだ。虫の音とか、動物の鳴き声とか。自然の音とか、だ。 「目」の「視覚」は、「右脳・実像」の「客観のゾーン」「主観のゾーン」につながっている。「聴覚」は、この「視覚」の神経の動きにぴったりとくっついている。
「聴覚」(発声、発語)を視覚の「客観のゾーン」に意識的に、つまり学習としてぴったりとくっつけるということを教えられていない人がいる。「左耳で電話を聞く」という人でなくとも、「視覚」のもつ「客観」と「聴覚」とがむすびついていない人は、「聴覚」が、主観のままに発声し、発語する。これが、人間の心、精神の異常の実体というものだ。
スマホ、パソコンの本質は、テクノロジーによる通信技術だ。 マトリックスといって、空間の距離を縮めることに本質がある。しかし、距離がゼロになるわけじゃない。距離が無いと錯覚させるのだ。コードをプログラムにして「ソフト」を供給する人間は、このことをよく知っている。錯覚を売り物にして、真実らしく見せかけることで巨額の利益を得ている。
テクノロジーは、「右脳・実像」の「客観のゾーン」だけを通信技術化しているのである。ここには、画像もあるが、「音」「言葉」もある。「視覚」と「聴覚」がセットになっている。 スマホ、パソコンの画面を見る者は、「音」「音声イコール言葉イコール文字」を「右耳」でも「左耳」でも、「聴覚」が完全に占領されて、支配されるのだ。 自分の、人間の「聴覚」は、左耳、右耳ともに機能停止となる。 「視覚」(右脳・実像のY経路・ゲシュタルト原理)との結びつきを完全になくしていく。
「左脳・右耳の聴覚」は言語、言葉の機能をなくして、「認知症」(痴呆症)と同じ聴覚障害になっていくのだ。 ポルソナーレだけが教える予防、改善の仕方を実行していらざる出費を防ぐべきではないのか。
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