[3735-2] 谷川うさ子 2015/07/06(月)17:57 修正時間切れ
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人間の脳の本質は、「客観」(空間性)とむすびつかなければ生きてはいけない、というものです。 人間の個体そのものは「主観」(時間性)です。ここが重要なところです。
「入浴を拒否する人」への対策は、「ブルガリア方式」と「ハーバード流交渉術」です。 人間の脳の「認知的不協和の法則」を活かします。
◎ブルガリア方式による話し方 A・「お風呂場に行けば暖かいお湯があります」 B・「お風呂場で、暖かいお湯で、手を洗うと気持ちがいいです」 C・「お風呂場のお湯で手、足、顔を洗うと気持ちがいいです」 D・「お風呂場では、服を脱げば暖かいお湯で体をふけます」 E・「お風呂場で、暖かいお湯で体をふいて、お湯の中に入ると気持ちがよくなります」
このA、B、C、D、Eを「ひとり言」のように、自分勝手に言う(相手の耳に聞かせる)ことが「ブルガリア方式」です。A、B、C、D、Eのどれか一つを実行させるという「行動秩序」を回復させます。
自分が「ひとり言」のように勝手に話すとここには拒否も否定も発生しません。 人間の脳には、「認知的不協和の法則」という相反する二つの思考(イメージ)が思い浮ぶとき、「客観の法則」に従うという本質があります。
この「一方的に、ひとり言のように話す」ことを、ノルマにして、また、A、B、C、D、Eを学習対象として、聴覚の経路から客観のイメージづくりを働きかけるのが対策です。認知症(痴呆)であってもなくても、日常生活の中に拒否の対象がある場合に試みてみましょう。
貝後好子さんのお話です。 「ポルソナーレのレクチュアを受けて、父親に聴覚経由のブルガリア方式を試みたところ、三日で効果が出て、入浴するようになりました。とくに母親が語りかけると効果があるようです。朝はできるだけ早く起きると自律神経が有効に働くようです」
◎くわしくはポルソナーレのメルマガでもごらんいただけます。 http://www.porsonale.co.jp/magazine.htm |
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