[3735-1] 読むだけで幸せになる手紙・認知症(痴呆症)でいちばん困ることは入浴の拒否。ブルガリア方式とハーバード流交渉術による対策 谷川うさ子 2015/07/06(月)17:57 修正時間切れ
 |
「行動の秩序」は二通り。 理性によるものと、 倫理によるものだ。 倫理に由来する行動秩序が止まれば、 若くても「認知症」を 現わす。 ブルガリア方式と ハーバード流交渉術の 改善策を教えます。
貝後好子さん(仮名・50歳)は、父親、母親と同居しています。父親は、停年退職後、体調がおもわしくなく、家で療養しています。 「父親は、夜、眠れずに困っています。一日おきに夜通し起きてインターネットでゲームをするようになりました。すると、一日中ベッドに寝て起きない日がつづき、さらに、入浴を嫌がるようになりました。 母親がとても困っています。入浴しましょうと言っても嫌だ、入らないと拒否して嫌がります。 父親は、怒った表情やときには泣きそうな表情をします。 入浴を嫌がると、不潔になり悪臭がひどくなることを連想して、母親のストレスがつのる一方です。 父親が痴呆症であるかどうかも心配ですが、入浴を拒否する脳の働き方は、どうなっているのでしょうか?」
ポルソナーレの脳の働き方を正しく働かせる現場からのカウンセリングです。 脳の中のどこかの部位に障害なり、支障が発生しても、脳そのものは働いています。 貝後好子さんの相談の事例にある父親は、右脳・左脳ともに「ブローカー言語野・3分の1(主観のゾーン)」と「右脳・実像」の「X経路・副交感神経支配」は働いています。この二つの脳の部位の「秩序の能力」が原始的なレベルまで退化しています。 人間の脳は、理性による秩序か、倫理(モラル)による秩序かのどちらかが働くようになっています。
貝後好子さんの父親は、入浴を拒否しています。すると、ブルガリア方式によって「手で5回、紙に書く」という学習方式もまた拒否します。 「右脳・ブローカー言語野・3分の1」の「主観・時間性・自己」の欲や感情の表象は、必ず、現実の秩序とむすびつこうとする性質をもっています。自分の脳の中で「秩序」をつくれないときには、現実の秩序を、副交感神経がつくる生化学物質(セロトニン、ヒスタミン、アセチルコリンなど)が壊しにかかるのです。ここには悪意も敵意もなく、派生するバッド・イメージがドーパミンを分泌するので、脳の働きの「快感原則」によって「壊し」(入浴の拒否)がおこなわれるのです。 |
|