[3724-2] 谷川うさ子 2015/06/16(火)10:48 修正時間切れ
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権田真吾さんは「ぼくはアスペルガー症候群です。医者から診断されました。人の話が聞けないヤツ、空気が読めないヤツというレッテルを貼られています」と話しています。 アスペルガー症候群の症状は、アルツハイマー病や認知症(痴呆)ではないけれども、脳の働き方は全く同じに共通していることが分かります。
人間の脳で、「実行機能」(計画を立てる、ものごとを順序立てて分かる、抽象化する(人の話を聞く、空気を読む))のための働きをするのは、二つの部位です。
一つは、ブローカー言語野「3分の2」のゾーンです。 もう一つは、「右脳・実像」です。 日本人は、前者の部位は働かせません。 すると「右脳・実像」の働きが怪しくなると、誰でも認知症(痴呆症)と全く同じ脳の働かせ方になるのです。 対策は、「計画を立てる」「組織化する」(自分の行動を管理する)、「順序立てる」「抽象化する」ための訓練と学習の基礎は「手で文字を筆順のとおりに書き、文、文章を書くこと」です。
権田真吾さんのお話です。 「同じ失敗をなんども、なんどもくりかえすのがアスペルガー症候群の特性だ。同じ失敗をくりかえさないためにはどうしたらいいか?とぼくは考えた。 ぼくは、自分専用のマニュアルをつくることに決めた。目的や手順、確認事項をこまかく書き込む。思い違いがあってはいけないので、同僚とかジョブ・コーチになってくれる人に、確かめる。言葉づかい、説明の仕方などのポイントを整理する」。 こうすることで頭の中が整理されて、ある程度の成功を収めた。
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