[3711-2] 谷川うさ子 2015/05/18(月)16:57 修正時間切れ
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ポルソナーレのカウンセリングです。 事例の物語の女性は、夕月菊子さん(29歳・仮名)です。 人間の脳は、人間の本質をつくり出しています。観念とか、人間的意識といわれています。 この人間の本質をつくり出すのは脳の「言語野」です。この「言語野」はチンパンジーにもゴリラにも猿にもありません。 チンパンジーや猿と人間に共通しているのは「言語野」ではなくて『右脳・実像』という部位です。 「目や耳は、感覚器官」。「感覚器官は知覚の働きをもつ」。「知覚は、了解するという認知の機能をもつ」。「この認知の了解過程が人間の記憶の土台になる」。 (吉本隆明『個体・家族・共同性としての人間』より)
スマホ、パソコン、ケータイ、デバイスのテクノロジーの通信技術(マトリックス)は、人間の五官の知覚のプロセスを「結果」だけの「視覚の像」(画像)としてディスプレー(画面)に表示します。 人間は、この「画像」を好みと快感によって選択して、表示されているとおりに行動します。 快感の程度を強くしてディスプレー(画面)のバーチャル(仮想空間)に閉じ込めるのがゲームです。 依存症とは、「言語野」が全部止まることです。思考能力や判断能力がなくなることです。 仕事、勉強、社会の中のルールにもとづく行動のいっさいが止まる人もいます。
わたしは、ポルソナーレのカウンセリングのアドバイスをいただきました。 わたしは、一年前にパブで知り合った男性と意気投合してその日の夜に、ホテルに行ったのです。初めての性の相手でした。その男性とは、スマホでしか連絡がとれません。名前も住所jも、年齢も職業も知りません。 わたしは、自分も名前も年齢も職業もウソを言っていたことに気がつきました。 それは社会性のある人間関係というものではないとアドバイスをいただいたのです。 このことに気づきました。 彼に謝罪して、許していただきました。 今は、遠距離の関係ですが、月に一回は会って対話ができるお付き合いをつづけています。 |
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