[3668-2] 谷川うさ子 2015/03/06(金)13:24 修正時間切れ
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長男は、中学2年生のころから学校に行かなくなりました。 学校に行くだけで、他の人が一日中勉強したとの同じくらい疲れると言います。学校に行って帰ってくると、茶の間に座り込み、動かなくなります。カバンの中に入れている教科書もずっしりと重いと言います。 クラスの中で、みんなと同じように机に向かってイスに座っていると、他の人は何をやっているのか?と気になり、教室中をキョロキョロ見渡しつづけるのだそうです。
南山夏子さん(仮名・45歳)からの手紙です。日本人の男性は、脳の働き方に「認知」の能力をもっています。 男性は、女性と違って脳の中に認識の能力はありません。 だから、玄関先で履物はこのように脱ぐ、出船型に揃える、と、行動の仕方を父親から学ばないと、どんな目的の対象に向かう行動も身につきません。男の子が学校に行けなくなるのは、認知の能力はあっても、行動のための学習が十分ではないときに起こります。 学校の勉強が分からなくても、お友だちにニガテな人がいても、先生がキライでも、行動する認知を父親から学べば、楽しいことにも出会えます。ちょっと気になる女の子の姿を見て、性の欲のホルモンが活発になります。 いつか、いつの日にか実現できる性の欲の充実を夢見て、毎日、今日でなければひょっとして明日には、と期待しておしゃれにも気を遣うようになります。 家の外に認知を学ぶ憧れの男性が見つかると男性として一人前です。昔の男の子にとって憧れの男性は石原裕二郎さんでした。 南山夏子さんの夫には長兄、次兄、姉がいます。 長兄は、妻に暴力をふるい離婚しました。 毎日、言い争いがたえなかったといいます。 次兄の嫁は、子ども2人を連れて家を出ていきました。姑と憎み合ったからです。 姉は、離婚してすぐに10歳年下の男性と再婚しました。 南山夏子さんは、長男のゆく先がとても心配になりました。南山家の上には、なにやら胸騒ぎのする印が取り憑いているかのように思えました。 ポルソナーレに相談しました。
「男のお子さんにも、ご主人にも、目を見て、笑顔のウルウル目で喜んであげられていますか?愛着の基本です。涙がぽったりおっこちそうなくらいのウルウル目で喜んであげると、男性は、行動の仕方と行動の目的を分かる認識の能力で脳が働きます」
男性は、脳の大脳辺縁系にある視床下部に性の欲をつくり出す中枢神経をもっています。性の欲は空間認知の能力をつくり出します。空間とは、しつけ、ルール、きまりのことです。 行動の能力はあるのに行動の仕方が分からずに困っているのが男性です。
男性は、性の欲を土台にした喜びを感じると行動力に自信をもてます。 子どものころは、母親の喜びの表情を見るとどこへでも行けて、何にでも挑戦する自信があふれるのです。
南山夏子さんの長男は、母親の喜びの表情を見ながら、机の下にイスを戻す、といったルールの言葉を耳で聞きました。 行動に自信がついて、大学を受験する検定試験の勉強にとりくんでいます。 |
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