谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


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[3662-2] 谷川うさ子 2015/02/06(金)15:51 修正時間切れ
 名古屋大のA子は、昨年起きた長崎県・佐世保市の同級生殺害事件の加害者A子によく似ている、そっくり、と報道されています。「人を殺してみたかった。誰でもよかったんです」という発言が同じだからです。自分のことを「僕」と自称することも同じです。
 猫やハムスターなどの小さい動物を殺すとか、人が飲むと害のある薬品に関心をもって同級生にこっそり飲ませることをおこなったことも「そっくり」の内容にあげられています。
 なぜ高校生の女子や女子大生がこんなことを考えるのだろう?しかも小学生のころから人の死に興味をもっていた、生き物を殺すことを考えてきたというのはなぜなんだろう?と誰もが思います。女の子というと、いずれは母親になり、恋愛や結婚をして、相手の人に優しくする天使のような存在ということを思い浮べます。思っていない人もいるかもしれないけど。子どもを産んで育ててくれるというのが女性についての変わらない共通認識です。
 それなのに、思春期の頃になって人を殺してしまった。この問題を分かるには、吉本隆明さんのいう心的領域ということを分かるといいのです。心的領域というのは、脳の言語野のことです。
 脳の言語野は、大きく分けて二つあります。ブローカー言語野の客観の言語野と主観の言語野です。
 ウェルニッケ言語野は主観の言語野に含まれます。
 日本人は、主観の言語領域で日本語を使ってものごとを考えます。
 主観の言語領域で、日本語を使って何を考えると人を殺すのでしょうか。
 それは「内扱い」という考え方です。「内扱い」とは、家の中の家族とか性的な関係のある「身内の人と同じように関わる」ということです。「外扱い」の人とは話さない、話してもすぐに終わる、というのが「内扱い」の考え方です。
 日本人は、この「内扱い」でしかものごととの関わり方を知らない人は、人を殺します。
 一部、修正します。「内扱い」で関わり、その上、ものごとを丸暗記する人は、人を殺すかもしれない、殺さなくても、いろんなものを壊します。
 名古屋大学・理学部の女子大生A子は、丸暗記、そして「内扱い」で人にも勉強にも関わったので森外さんを殺害することになったのです。
 証明のために説明します。
 A子は、自分のことを「僕」と言っていたそうです。女の子は、ふつう「わたし」とか「うち」(関西の女性)と自分のことを言います。
 女子が自分のことを「僕」と自称するのは、男性の行動を学んだからです。
 名古屋大・女子大生のA子はどういう男性の行動を学んだのかというと、「宮崎勉」「加藤智大」「麻原彰晃」「酒鬼薔薇聖斗」といった男性です。大学入学と同時にツイッターに書き込みをおこなっています。
 日本の女性は、A子に限らず、誰でも、他者のマネをします。模倣します。
 マンガの主人公のマネをして行動する人もいます。
 クラスに人気の女の子がいると、その人のクセとかしゃべり方、笑い方をマネします。『ベルサイユのばら』の女の主人公のオスカルが気に入った人はその日からジーパン、スカートは絶対にはかない、髪の毛はバッサリとショートにして「僕は」と言うでしょう。
 女性の欲の脳の視床下部の「視索前野」には認知のための機能がありません。この視索前野は副交感神経の中枢ですので、「左脳の客観の言語野」も働かせる「認識」の機能はあるのです。
 「認識」とは何か?というと似たようなものごとを比べて、違いや特徴を説明する知性です。これは客観ということです。
 日本人の女性は、ブローカー言語野・3分の1の「主観」で日本語の文法を使って学習します。ごく少数の女性しか「認識」のために知的に学習する人はいません。

 「大学に行こう」と決めた女性は、受験に備えて丸暗記で憶えます。
 丸暗記は、言葉の意味は無視して、問われたら答える、質問されたら正解を答えるということをいいます。「なぜ?」「どうして?」という問いには答えなくてもいいのが丸暗記です。
 行動だけが成り立つ。それが丸暗記です。主観の脳の働きの丸暗記は、体で覚えることと同じです。
 こういう行動の仕方が「内扱い」です。
 名大女子学生・A子は丸暗記と内扱いのセットで脳を働かせました。
 「内扱い」は、なぜ人を殺すのか?というと、かくべつ人を殺さなくても「内扱い」は、しょっちゅうものごとを壊すというしくみをもっています。
 「お前」と言うと内扱いです。
 もともとは「御前」で「神様の前」です。内扱いは神様の前を壊してイバり、尊大の言い方に変えます。「神様の前」を壊すのだから何でも壊します。
 「貴様」は「殿様」への呼び方でした。「キサマ!!」といえば罵(ののし)り、罵倒(ばとう)の言葉です。「キサマ!!」と言われた目の前の人が破壊されているのではありません。「殿様」という身分の高い人の地位が破壊されているのです。
 「内扱い」とは、日常的に何かを壊します。
 「対人恐怖」といえば「人が怖いことだ」と誰もが思っています。「外扱いの人」を「内扱い」で壊しています、というのが脳の働き方から見た真実です。
 名古屋大学・理学部の女子大生A子(19歳)は、どんな男性からどんな「内扱い」を学習したのでしょうか。



[2025/08/06 04:18] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子