谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。

読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
[ワンマンカウンセラー・コース(人間関係の能力づくり)]
[お試しカウンセリング] [カウンセラー養成ゼミ] [ゼミ・イメージ切り替え法]
[脳の働き方から変える新・性格教育法] [入会案内]
のいずれかをクリックして、ごらんください。
なお、ご投稿は、「文章」に社会性があること、社会的責任が表現されていること、を基準にして受け付けます。

うさ子とクマ江の掲示板はこちら

[トップページ] [新規投稿] [タイトルリスト] [スレッド一覧] [内容表示] [使い方]
件ずつ ページ目 and or 検索

[3655-1] みなさま、こんにちは。ポルソナーレの谷川うさ子さんです。1月1回目のポルソナーレのカウンセリング・ゼミの日程と、おもな内容をご案内いたします。1 谷川うさ子 2015/01/12(月)15:54 修正済み
■「カウンセラー養成ゼミ」…1月10日(土曜日)・午後1時00分より。
              1月13日(火曜日)・午後7時00分より。
◎おもな内容……………全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
◎…………………………吉本隆明『心的現象論序説』による日本の女性と男性の心的異常の克服の仕方
◎…………………………《男性の相談の事例》男性の認知の仕方
◎…………………………「私は、家族に対して辛くなり、ひとりでいると女性のことを考えて楽しくなります。自分のことを思うと辛くなり、女性のことを考えると怒りたくなります」(22歳・男性)
◎ケーススタディ………『心的現象論序説』(吉本隆明)
◎…………………………『マネー・ボール』(マイケル・ルイス)
◎エクササイズ…………抽象名詞文の練習のイメージ療法
◎テクスト………………『初期ノート』(吉本隆明)
公式的解釈以外の方法でこの国の現実的な社会構造が明晰にせられたことは且て
ない。正しく思想家や政治哲学者によつて解かれるべき問題に、非力な僕が当ら
ねばならないとは!
本質的な意味で、この国の社会構造はヨーロツパにおける中世から近世への推移
をたどつてゐるように思はれる。社会思想が積極的な役割を果すものとすればそ
れは次の三点に要約せられる。(Ⅰ)政治及び立法府を占める者の封建的民衆軽
蔑の思想及び手段を絶滅せしめること。(Ⅱ)民衆に社会的啓蒙をうながすこ
と。(Ⅲ)経済的手段を独占してゐる者への啓蒙。その搾取心理の排除。又その
ための立法的処置。
(中世との共在 100ページ)

■「ゼミ・イメージ切り替え法」…1月10日(土曜日)・午後5時30分より。
◎おもな内容……………全日本カウンセラー協会・ポルソナーレのマスターカウンセリング
◎…………………………吉本隆明『心的現象論序説』による日本の女性と男性の心的異常の克服の仕方
◎…………………………《女性の相談の事例》日本の女性の認知の能力
◎…………………………「私は子どもと戯れるのは好きです。そうじや洗濯もちゃんと実行できます(あいさつはまあまあかな)。ですが、勉強と会話ができず、女の人生の困難にぶつかっています」(18歳・女性)
◎ケーススタディ………『心的現象論序説』(吉本隆明)
◎…………………………『マネー・ボール』(マイケル・ルイス)
◎エクササイズ…………抽象名詞文を身につけるイメージ療法
◎テクスト・Ⅰ…………『初期ノート』(吉本隆明)
何れにせよ世界における最も貧しき資源の国であるといふ特殊事情への考察が基
本的なものとならざるを得ない。
(中世との共在 100ページ)
◎テクスト・Ⅱ…………『人間の条件』(ハンナ・アーレント)
《「許し」「復讐」「罰」とはこのように理解する!!のアーレント哲学佳境!!
 「根源悪」というものがある!!
カント哲学とアーレント哲学の比較から初めて明かされる人間の悪の真実!!
 『イェルサレムのアイヒマン』にみる人間世界に浮上してきた「根源悪の人」は、何故に「根源悪」と定義されるのか?
 許しの必然と人間にとっての意義を説くアーレント哲学をあなたに贈る!!》
第五章 活動
第三十三節 不可逆性と許しの力 5回目 要旨
●過ちとそして過去の行いに関して言えば、許しに対する自然な反対物は復讐である。それは反動の形で行なわれ、そこで全ての参加者はたった一つの行為の鎖につなぎとめられ、もはや活動することはできない。自然な自動的反応としての復讐とは異なり、許しは新しい始まりを表現しており、計算できず、起源としての初めの活動に匹敵する唯一の反応である。そして許す者と許される者を解放することができる。復讐は自ずからは決して終局に達することはない。
●許しの唯一の真の代替物は罰であり、永久に続いていくであろうあるものを終わらせる。私たちは許すことができないものは罰することはできないが、これはカント以来「根源悪」と呼んでいるものである。根源悪とは、人間間の力の領域を破壊するというものであり、次の行為を不可能にする反行為である。これについてはイエスと共に「石臼をその人の首につけて海に投げ入れる方がましである」と言うしかない。言い換えれば、彼は生まれて来なかった方がましだったであろうということだ。



[2025/08/04 05:42] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子