谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
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[4787] 思わず共感?!中年域の女性の悲しきあるある不安神経症 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2017/07/12(水)09:26
[4787-1] 思わず共感?!中年域の女性の悲しきあるある不安神経症 谷川うさ子 2017/07/12(水)09:25
          日本の女性の心身の病気の
       特徴は、ほとんど例外は
       無いといっていいくらい、
       身体に疾患をつくることだ。
       もうひとつ、精神にも
       疾患をつくる。
       どちらも必ずあらわれるが、
       30歳代になると、
       どちらかが優勢と
       なって出現する。
       理由は、日本語の
       「動詞文の動詞」にある。
       脳の言語野は
       女性の病気を必然と
       していて、不可避に
       している。
       ポルソナーレだけがあえて
       このことを公表する。

●「わたし病気なんです」を連発する残念女子の病気の特徴

《相談の事例》
 
 わたしは結婚して子どももいる主婦です。45歳です。中学生と小学生の女の子、男の子の2人の子どもがいます。
 わたしは、結婚してからずっと神経科のクスリを飲んでいます。
 最初は、結婚前に付き合っていた男性が突然、目の前に現われるのではないか?という強迫観念に悩まされました。
 やがて、背中、胸、脚に痛みとか動けないとかの症状が出てきました。
 不眠もあります。
 今は、家事くらいはおこないますが、だいたいテレビやインターネットを見て、横になったり、起きたりの毎日です。
 家の外には、最小限の買い物に行くくらいのことしか出ることはありません。
 (Bさん、女性、45歳)

 日本の女性は、結婚すればこうなる、というのが相談の事例の内容です。
 結婚前は、結婚しなくちゃ!と思い、結婚だけが人生のゆいいつの目的!と誰もが思っています。
 しかしいざ結婚すると、子どもも生まれるので、いよいよ精神の不調があらわれます。
 身体に変調をきたして自己免疫疾患(リウマチなど)、がんなどの病気をつくる女性もいます。

[4787-2] 谷川うさ子 2017/07/12(水)09:25
    日本人の毎日使う日本語は「動詞文」です。「動詞」の言葉しか無い、ということです。名詞や形容詞もあるじゃないかと言う人がいるかもしれません。
 国語学者の大野晋は、『日本語の文法を考える』(岩波新書)で、「品詞の転成」という方法で、動詞の言葉を名詞にしたり、形容詞にも、アメ細工か、紙細工のように作為的に作り変えていると説明しているので、「日本語には動詞の言葉しかない」というのが真実です。
 多くの日本人は、この真実に全く気づかないか、正しく理解する能力が根本的に欠如しているかの、いずれかの理由で、事例の女性のように、結婚して子どもが生まれると身体に疾患か、精神に病気をつくって、病気の人生を歩む、ということをおこなっています。

●日本の女性がいつも病気を倍増させるシンプルな動詞の2つの法則

 国語学者・大野晋の説明にもとづくと、日本語の「動詞」は「自然成立」か「作為性」かの二つの思考の仕方をつくります。

《例》
隠ル・隠ス
流ル・流ス
起キル・起コス

 「ル・ラル」と「ス・サス」の二つが思考の二分法です。
 「ル・ラル」は自然成立で価値がある、「ス・サス」は作為性で価値が無い、という思考の仕方をします。
 「ル・ラル」は「外扱い」で近づかない、尊敬を意味する、「ス・サス」は「内扱い」で、近づけばバカにして壊す、という思考の仕方をつくります。

 相談の事例の女性も、この日本語の「動詞」のつくる思考の仕方のとおりに自分の結婚や生活、子どもとの関わり方、夫との関わり方をおこなっています。それが相談の内容の主旨です。
 「結婚前に交際していた男性があらわれるのではないか?」という言葉は、「ス・サス」の動詞の作為性の思考がつくり出した嘘の言葉です。
 「人の目が気になる」といった強迫の嘘の言葉は、自分の目の前とか、目に入ってくる人間についての作為による嘘の言葉です。
 これは、「ル・ラル」の動詞の言葉の「自然成立」が「目の前に人間はいない、いても近づかない、それなのになぜ、人が目に入ってくるのか?なんとしても『人はいない』というように破壊できないものか?」と「ス・サス」の作為による内扱いで破壊しようとしているが、家族や恋人や親しい知り合いではないので破壊できなくて困っているというのが悩みの内容になります。

[4787-3] 谷川うさ子 2017/07/12(水)09:26
   ●病気のリピート率98%!女子に人気のマジ嘘話のモデルとは

 相談の事例の女性は、「自分の結婚生活の中に子ども、夫がいるはずがない」という「ス・サス」の作為による嘘の言葉をつくりました。
 吉本隆明は、このような嘘の言葉を「黙契」であると説明しています。
 (『共同幻想論』角川ソフィア文庫、禁制論です)。
 「わたしは、結婚前に別の男性と交際しました」といえば、そのことに何か意味があるように見えますが、そういうことは何もありません。
 女性は、「性の欲」の中枢が視索前野(視床下部)の副交感神経なので、「行動」を起こすために腹内側核(交感神経)を働かせて、背内側核の性の欲のGnRHを分泌させたことしか意味はありません。
 女性は、自分の母親から「言葉」と「人間関係のつくり方」を乳幼児の時期に学習しています。
 その母親から学習した言葉が、「5W1H」で検証されることのない、自分はこんなにヒドイ目に合っているという「黙契」の嘘話(作り話)をしゃべったために、自分が男性との関係を「ス・サス」の作為性の内扱いで壊したか、男性もまた「ス・サス」の内扱いで相談の女性との関係を破壊したか、のどちらかがあったと「禁制」(きんせい、嘘の話を他者にしゃべること。吉本隆明によります)が話されています。

●結婚到来!夫、子どもとの関係を壊して病気ボディをつくる思考の二分法ランキング

《禁制の例》
貴様(尊い方)→「キサマ。イバリ語、ののしり言葉」
御前(神様の前)→「お前、オマエ、テメエ。見下しのイバリ語」

 相談の内容を解説すると、動詞の「ル・ラル」による「近づかない対象」は「夫」(男性)、子ども(2人)、「夫と子どもの日常生活」です。ふつうにいうと、概念としての名詞、抽象名詞の言葉がつくる社会現実の事実と、共同性の関係のことです。
 日本語の動詞文の「動詞」は、こういうものが全く見えない、だから自分が関わるときは「近づかない」か「近づけば、内扱いで破壊する」というように脳の中で働くのです。
 相談の事例の女性は、自分が食事を摂り、寝、排せつを行うという生存の法則に従うためだけのために、夫と子どもの生活を共にしています。そのための行動(「家事くらいはやりますが」の言葉)は、「こんなことはあるはずがない」と思っているので、その消極的な受け身の行動が血流障害を起こし、自己免疫疾患の症状が多発しているのです。
 この女性は、ポルソナーレの「5W1Hの言葉を話しましょう」というアドバイスを受け容れるでしょうか。


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[2024/04/28 13:26] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子