谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
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[5083] 「ポルソナーレ自己カウンセリング研究会=自己カウンセリング」のフォーム(form)の書き方を説明します! 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2019/02/01(金)16:13
[5083-1] 「ポルソナーレ自己カウンセリング研究会=自己カウンセリング」のフォーム(form)の書き方を説明します! 谷川うさ子 2019/02/01(金)16:12
          「自己カウンセリング」の
       実行とは、フォーム
       (form)の形式に
       のっとって、「自分の経験」を
       書くことだ。
       これが、日本人の認知症
       (痴呆症)を治す。
       では、どう
       書けばいいのか?
       その書き方を
       説明する。


●自己カウンセリングの実践とは、フォーム(form)にのっとって文を書くこと、です

 ポルソナーレの自己カウンセリングは、フォーム(form)の形式にのっとって、自分の経験の文を書く、というのが実行の仕方です。
 フォーム(form)の形式は、いくつかの構成テーマで「構成」されています。
 「主題」「経験」、「帰納」「演繹」などです。
 「5W1H」「レポート」「論文」という書き方の条件も設定されています。
 これらのフォーム(form)の構成は、ギリシャ哲学の定義にもとづいて、「ものごと」すなわち「人間の脳の働き方」のしくみという実体をとらえる形式を形づくっています。
 このことは、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミのガイダンス(学習の説明)でくりかえし、お伝えしているとおりです。
 このフォーム(form)にもとづいて書くべきことは、何か?というと、それは「名詞文」(抽象名詞文も。形容詞文といっても同じです)を書くことです。
 このことがいちばん重要なことです。

●日本語は動詞文です。名詞文、動詞文の違いを説明します

 日本語(ヤマトコトバ)は「動詞文」です。
 「名詞文」ではありません。
 名詞文とは何?
 名詞文って、どう書くの?……このことが分からないのが認知症(痴呆症)を不可避とする多くの日本人です。
 「名詞文」のモデルを簡単に説明します。
 国語学者・大野晋は『日本語の文法を考える』(岩波新書)で「名詞文」の文例を次のように紹介しています。

◎名詞文のモデル
・「一切は無常なり」
・「AはBである」(題目Aとその判断がBという形が名詞文)

《注》
◎動詞文の例
「鳥が飛ぶ」(飛ぶという動作を表現している)
「星がピカリと光る」(光るという動きの様子を表現している)

 「名詞文」とは、「AはBである」式の、Aという題目をBの判断で現わす文であることが分かります。
 
 この「AはBである」の文の形式の「A」に「花」や「リンゴ」を置いてみます。

ア、「花は植物である」
イ、「リンゴは果実である」

[5083-2] 谷川うさ子 2019/02/01(金)16:13
    このア、イは、「名詞文」でしょうか?
 一見して、「花」も「リンゴ」も名詞なので、「名詞文」に見えます。
 ポルソナーレは、長い間の脳の働き方の言葉の生成のしくみからみて、アもイも「動詞文」であると説明するのです。
 「花」や「リンゴ」を「名詞」として扱うことが幻聴や幻覚をつくる精神異常(精神分裂病)を生み出し、これがそのまま認知症(痴呆症)になると説明します。

●「花」も「リンゴ」もメタ言語からみると動詞です

 「花」「リンゴ」は名詞かどうか?と問うと「対象言語」(品詞の分類)からいうと「名詞」でもいいのです。
 しかし「メタ言語」の観点からみると「名詞」ではなくて「動詞」に変わるのです。
 もともと日本語(ヤマトコトバ)の名詞は、動詞の言葉の「品詞の転成」によって「名詞として扱われる」(決められる)ことで「名詞」となっています。
 品詞の転成とは、「i」(イ)といえば名詞、「u」(ウ)と発音すると動詞とするという約束ごとのことです。
 だったら、そういう決まりのとおりに今では、誰もが「花」と言い、「リンゴ」と言っているので、それでいいじゃないか、と思う人も多いでしょう。日本人は長い間、こういう考え方で、「花」「リンゴ」などと、多くの名詞、抽象名詞の言葉をしゃべってきたのです。今もそれは変わりません。
 
 しかし、日本語(ヤマトコトバ)のつくる動詞文の実体からいうと、動詞をつくる時間性の言語領域でいくら「花」だ、「リンゴ」だと言いあらわしても「正しい名詞」であるはずもありません。

●「花」「リンゴ」の正しい名詞の現わし方は「もの」「こと」をつけることです

 正しい名詞とは何か?というと「花」は、「植物の生殖器官」というのが名詞の本質を言いあらわします。
 「名詞」「抽象名詞」はそのものの「実在性」や「存在性」を説明する言葉であると理解しましょう。
 「花」も「リンゴ」も実在のものを「記号」として言いあらわしているだけです。
 単に「呼称」であり、だから「記号」です。
 「花」を記号として扱うと「きれいだ」とか「人生の盛りだ」といった解釈の意味をいくらでもつくり出します。
 「リンゴは、寒い地域で採れる果物であり、丸くて赤い」といった解釈の言葉を思いうかべます。
 この「解釈」が分裂病の妄想の幻聴や幻覚をつくるのです。
 仕事の中でも、人間関係の中でも、こういう解釈の言葉で思考したり、人に話してうまくいくはずもありません。
 この延長で日本人は、若くても認知症(痴呆症)をつくりつづけているのです。

 「花」「リンゴ」を正しい名詞にする仕方は、「花というもの」「花ということ」というように「主題」を書きあらわすことから始めます。
 「リンゴというもの」「リンゴということ」というように、「もの」「こと」を付けてみる、すると初めの「名詞文」「抽象名詞文」が言いあらわされることになるのです。


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[2024/05/17 07:07] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子