谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
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[5173] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎「自己カウンセリング研究会」の「研究会」(カンファレンス・研修)は、「自分で、自分あるいは自分の家族とか身の回りの人の心身の問題を解消するために指示性のカウンセリングを習得する個人指導の講座」です。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2019/05/15(水)20:14
[5173-1] こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。 ◎「自己カウンセリング研究会」の「研究会」(カンファレンス・研修)は、「自分で、自分あるいは自分の家族とか身の回りの人の心身の問題を解消するために指示性のカウンセリングを習得する個人指導の講座」です。 谷川うさ子 2019/05/15(水)20:14
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ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター

ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!

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谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=谷川うさ子
(第1期・104号)
(令和元年5月15日)
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こんにちは。全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの谷川うさ子です。

◎「自己カウンセリング研究会」の「研究会」(カンファレンス・研修)は、「自分で、自分あるいは自分の家族とか身の回りの人の心身の問題を解消するために指示性のカウンセリングを習得する個人指導の講座」です。

◎「自己カウンセリング」の実践の仕方は、「フォーム」の形式と構成のとおりに名詞文を書く、という取り組み方です。

●「フォーム」は、ギリシャ哲学のアリストテレス、プラトンが定義しています。ものごとの実体を表す設計図、というのが「フォーム」です。

●ポルソナーレが開発した「フォーム」は、人間の脳の働き方の設計図です。

●ポルソナーレの言う脳の働き方とは、自律神経の交感神経が働く言語領域のことです。「空間性の領域」です。

●ポルソナーレのカウンセリング・ゼミで長い間ゼミ生の皆さまとご一緒に考えてきたことのひとつは、「空間性とはなにか」「時間性とはなにか」です。

◎この「空間性」「時間性」という概念が理解できない多くの日本人は、先日まで説明してきている「視線恐怖」の「同一性」の本質の説明が理解できず、だから、今もなお「視線恐怖」とは「人の目がこわいということだ」と錯誤しています。

●ちなみに「時間性」とは、吉本隆明によれば「感情」とか「欲」などのイメージのことです。形ははっきりしていない、だから感情や欲の対象はなんでもいい、という人間的な意識の表象のことです。

「なにか飲みたい、コーヒーを飲みたい。あっ、紅茶でもいいです」・・・これが「時間性の意識」です。

こういう言い方をすれば、人に対して失礼に当たる、とはマナーの教えるところです。

「対象を特定することができない」というのが「時間性の意識」です。

だから、日本人は、家族がどんなにおかしな行動をしていても、「この人は自分の家族である」という、対象を特定するための、関係性の認識の仕方をもちあわせていないので、知的に介助するとか、介護するなどはできず、ただ不快な存在が目に入る、同じ空間の空気が目に染みる、としか思考できません。

日本人の母親、父親が、幼い子どもを虐待するのを止められない理由はこういう時間性のつくる思考に根ざしています。

日本語(ヤマトコトバ)は、発音の音だけで話コトバをつくっています。

「時間性」とは、ハンナ・アーレントは、「すぐに消えてなくなり、形を消滅させるもののことだ」と説明します。

日本語(ヤマトコトバ)は、あ、い、う、え、お、などの声の音を目に見える対象にむすびつけてコトバにしているので、コトバはもちろん、目に見えている対象が脳の言語領域に思い浮んでいるはずなのに、確かに見た対象のイメージがぱっと消えてしまうので、「時間性だけの言葉」であるのです。

●これが、「視線恐怖」を説明する「同一性」の実体です。

「わかりにくいなあ」という人は、こういう事例を考えてみましょう。

◎「カウンセリング」の現場では、よく「ガスの元栓を閉めたかどうかが心配になる」ということを聞くことがあります。

ガスの元栓をたしかに閉めたはずなのに、閉めたかな、と心配になるという相談です。

似たような心配に、「冬。ガスストーブの火を消したかどうかが、外出先で、心配になる」などを聞きます。「玄関の鍵を閉めたかどうかも心配になる」などです。

[5173-2] 谷川うさ子 2019/05/15(水)20:14
   こういう心配をする人に、「ガスの元栓」から離れると心配になるので、いつまでも、「ガスの元栓」を目で見続けてその場から離れられない、ということをおこなう人もいます。

●この事例を見ても分かるように、目の感覚の知覚は見ている、しかし目の感覚の認知の機能は見ていない、という脳の働き方が起きていることがわかります。

目は、生理的に見る、心的に見る、のふたつで二重の働きで成立しています。

●生理的に見る、は、犬でも猫でも、魚でも、動物なら
どんな生き物でも行う身体の視覚の感覚の機能のことです。

●「心的に見る」は、「漢字・漢語の音読み」のレベルの「名詞」「抽象名詞」の言葉と、その意味の像(イメージ)のことです。

◎日本人だけが行う「心的に見る」とは、こうです。

「漢字・漢語」の名詞、抽象名詞の言葉を、「訓読み」で憶える、意味は「記号」にして憶える・・・すなわち、「クローズアップ」のイメージになるまで「勉強」と称して丸暗記する、憶えた、忘れていないようだ、その記号の対象に向き合い、関わりつづけることができる、これで仕事をしていることになる、収入にもなっているし・・・これ以外には憶えようがない。

◎「視線恐怖」とは、この丸暗記もできないという場合の「見る」のことです。

「丸暗記」は、声を出す、手で何度も書くなどの繰り返しの反復でクローズアップのイメージをつくります。対象と関わるために、自分の身体の知覚と触覚の触知の感覚にむすびつけるのが「丸暗記」です。

●これを可能にする人は、対象にたいして親和(メランコリー)をもっている人です。

●「メランコリー」とは・・・対象にたいして「好きならば暗記できる」「嫌いならば関わりを拒否する」という憶え方をしている人です。「好きでも嫌いでもない」というニュートラルな対象には丸暗記などできるはずもない、しかし拒否する理由もない、と困惑している人が「メランコリー」の人です。この人が、わたし「視線恐怖」です、と言うのです。

●「好きである」というのは、食べ物の摂取とおなじです。娯楽も、食べものと同じように自分の身体にドーパミンの脳内の麻薬で快楽に痺れるもの、です。快楽をともなって自分と同化できるもの、これは自分の快感のことだと思えるもの、が好きである、を構成します。

●このような快感ホルモンのドーパミンを消して、ドーパミンをノルアドレナリンの猛毒のホルモンに変化させるものは、嫌いである、そういうものは拒否する、というのが「嫌いなもの」です。

そういうものは心拍を低下させるのだ。心臓に心室細動をおこすだろう。とりわけ、大声で怒鳴って自分の思考を壊す人は、呼吸が止まりそうになるから自分の身体を震えさせる。

●「視線恐怖」とは、「嫌いではないが、好きでもないから、とうてい自分からは近づくということはしたくない、しかし、必要とか現実には価値があるのは実感できるから、向こうから歩み寄ってくる場合にかぎり、なんとか丸暗記はできないかと思う」・・・これが「視線恐怖」の実体です。

◎「同一性」とは、「視線恐怖」をモデルにした場合、こういうふうにとらえる、と理解しましょう。


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[2024/04/29 22:40] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子