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アスペルガー症候群か どうか?の診断。 大きな声に弱い。 怒鳴り声に怯えてパニックになる。 この音に敏感、は アレルギー症状だ。 交感神経を働かせて脳に血流を送る アルツハイマー病に似る。 自分も叫び、ひとりで バカ笑いをすると気がついて 幸せになった物語。
『ぼくはアスペルガー症候群』(彩図社)の権田真吾さん(42歳、会社員)がケーススタディです。 「ぼくは、アスペルガー症候群の特性として、たいへん音に敏感だ。 物が落ちる音、バシッと何かを叩く音に敏感だ。子どものころ、両親がよくケンカしてドスンッバシッという音を立てた。 この音が嫌だった。 音を聞くと不安になる。 不快な気持ちでいっぱいになる」。 権田真吾さんは結婚して子どももいます。 男の子です。 この男の子は家の中をとびはねます。 ドスン!! 権田さんは、子どもに大声を出します。 「やめろ!!うるさい!!」
「ついこの間のことです。 妻が、家の中でとびはねる息子を大声で怒鳴りつけました。やめなさい!!いいかげんにしなさい!! ぼくは、妻の怒鳴り声を聞いたら、過呼吸発作を起こしました。本当に息ができなくなりました。苦しくて死ぬのではないか?と頭の中がまっ暗闇になりました」。
ポルソナーレのカウンセリングです。 アスペルガー症候群といわれる脳の働き方は、自分の「欲」「感情」を土台と柱にした「行動秩序」をつくることです。 人間の世界には「秩序」は二通りあります。一つは、共同体(社会)の秩序です。もう一つは、公けの人間の多数が共通にあらわす秩序です。倫理です。アスペルガーの人々の行動秩序は、このどれでもありません。自分の「性の欲」を中心にして行動を現わします。 この「性の欲」は、「人間」に向かうのではなくて、自分の「執着」「こだわり」「愛好物」に向かいます。 たとえば「名古屋のゴミ屋敷の人」は、「ゴミの収集」に向かっています。 「一過性意識消失」の人は、仕事が辛くて会社に行きたくないという「欲」の屈折した性(意識)のために電車の中で息苦しくなりパニック発作を起こして倒れます。救急車で病院に搬送されると30秒もしないうちに楽になります。 「性の欲」が視床下部で背内側核に向かう交感神経が、行動可能の対象として「食物」を特定化すると摂食障害になります(過食症、拒食症のことです。外側核と腹内側核がつくり出します)。 |