谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
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[3926] 日本人は「学習障害」による「若年性認知症」と「認知症」の不安をかかえている。「ある日突然、仕事に行けなくなる」、「ある日、突然、行方不明になる」……は、日本人の「強迫」という脳の働き方がつくる!! 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/07/05(火)16:51
[3926-1] 日本人は「学習障害」による「若年性認知症」と「認知症」の不安をかかえている。「ある日突然、仕事に行けなくなる」、「ある日、突然、行方不明になる」……は、日本人の「強迫」という脳の働き方がつくる!! 谷川うさ子 2016/07/05(火)16:50
          多くの日本人は、おそらく
       全く理解しないだろうが、
       イギリスのEU離脱と、
       日本人の「若年性認知症」
       (認知症)は、深く
       関係している。
       EU離脱は、マイナス金利の
       国債、金融商品が異常に増えて、
       超富裕層の資産の
       価値を巨大にする一方、
       中間層が解体されて、
       貧困層がもっと増え、
       格差が向こう10年は
       広がることを意味している。
       この「マイナス金利」
       (価値が無い)に対応する
       のが、日本人の脳の働き方が
       つくっている「強迫」と
       「学校の勉強」「仕事」
       「人間関係」の中の
       「学習障害」だ。
       「自分の持っている
       お金も仕事の能力にも
       価値がない」という
       「否定」と「もっと高い
       金利(価値)を出せ」
       という圧力が高まってくる。
       ポルソナーレは、「マイナス金利
       時代」の日本人の「学習
       障害」の対策を開発し、
       レクチュアして効果を
       上げている。


 若年性痴呆(認知症)が増えています。「愛知県大府市・認知症介護研究・研修大府センター」の集計発表です。10年前と比べると約2倍に増えています。
 65歳未満で発症する認知症(痴呆症)です。発症の平均年齢は51歳です。
 「仕事の仕方を忘れる」「仕事にしょっちゅうミスを起こす」など、働き盛りの人の仕事に行動の止まりが起こり、休職、失職のトラブルをつくり出しています。
 職場で「もうこの仕事は無理でしょ」と言われます。
 相談件数(2015年の1年間)は2240件、患者数は約4万人(厚労省研究班の推計)という状況です。

[3926-2] 谷川うさ子 2016/07/05(火)16:51
    一方、多くの日本人は、「自分が認知症(痴呆症)になるのではないか」という不安をかかえています。「NHKスペシャル、わたしは家族を殺した・介護殺人」(平成28年7月3日放映)に見るリアルな不安が迫っています。
 調査会社クロス・マーケティングの調査では、全国の20歳から60歳の人の6割以上が「認知症(痴呆症)になることを不安」と感じています。
 この認知症(痴呆症)の最大の問題は「行方不明になること」です。
 警視庁生活安全局は、「平成27年に行方不明になった人の22・4%は病気に関連している。認知症によるものは14・9%」(行方不明の8万2035人中の1万2208人が認知症)ということです。
 平成24年は「9607人」だった認知症の行方不明者が1万2208人に増加しています。

 クロス・マーケティングの調査では、「予防策はどうしているのか」を問いかけています。
 調査に回答した人たちがおこなっている「予防策」とは次のようなものです。
 「ウォーキングをする」「人とよく話す」「新聞や本を読む」「計算をする」「食べ物では、野菜、ナットウ、トーフ、蒼魚、緑茶、チョコレートを摂る」などです。
 とくに、「高カカオチョコレート」(ポリフェノール)が人気で、注目されています。
 菓子メーカーの「明治」は、BDNF(脳由来神経栄養因子)が「鬱病」「アルツハイマー型認知症」との関連で、有意に増加していると報告しています。
 「日刊ゲンダイ」の編集部は、「まず、手転に無理なく始めてはどうだろうか」と話しています。

 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミや「日本語トレーニング・ペーパー」(実践実技・日本語講座)では、要介護状態に陥る原因といわれている認知症(痴呆症)は、脳の働き方のしくみにあるという見解をもっています。

 認知症(痴呆症)は、「行方不明になる」とか「仕事の中のおこなうべきことを忘れる」ことがよく説明するように、誰もがおこなっている現実の中の「行動」が正しく行なわれないことが特徴です。
 正しく行なわれずに、「行動」だけが空回りするかのように、病的な行動をあらわします。

 これは、脳の「頭頂葉」が「右脳・頭頂葉」しか働いていないことをあらわしています。
 しかしそれでも、病的といいながらも「行動」はあります。「人間は、誰でも考えたことを実行して、考えないことは実行しない」(経験同一化の法則)を理解の基準に立てると、病的な「行動」にも、「行動の目的・対象」が表象(思い浮べること)していることが分かります。

 ポルソナーレの人間の脳の働き方のしくみ(言葉の生成のメカニズム)の考察にもとづいていうと、日本人の「行動」が止まったり、障害ともいえる異常な行動をあらわすのは、もともと、「行動の仕方」に問題を抱えているから、に原因と理由があります。
 このことに誰も気がつかなくて、理解することすらもできないから、「チョコレートを食べれば、認知症を防げる」と何の役にも立たない対策に迷信のようにしがみついています。 
 日本人は、自分の行動を、日本語の動詞文の「動詞」でおこなっています。
 この「動詞」は、目、耳、手などの五感覚の「感覚の知覚」のことです。
 「見た」という「知覚」、「聞いた」という「知覚」、「話した」という「発声の発音の知覚」が「動詞」の言葉になっています。

 すると、とくに「漢字」「漢語」の「訓読み」(ヤマトコトバの発音)のみで「行動の目的」(対象の認知)を成立させるので、「音読み」(字義、語義)は「無い」として「否定」します。
 耳の機能は「右脳・聴覚野」しか働かない、目の機能は「右脳・視覚野」しか働かない、すると、社会のルールも人間関係のモラルも「無い」と考える「学習障害」があたりまえになります。

 これでは、ごく少数の人しか「仕事」には行けないし、恋愛も結婚もできません。「マイナス金利の時代」がつづくと、「生きること」そのものを、自分で「否定」するのが必然となります。
 
 ポルソナーレは、対策として、「推移律」を使った「名詞」の学習の仕方をレクチュアしています。
 これが、「若年性の痴呆」(認知症)(痴呆症)の原因の「学習障害」を治したり、予防する最も効果のある方法です。
>> スレッド[3926]に返信

[3925] 日本人の「学習障害」(読めない、話せない、書けない)がつくる「N(なんで)・I(いま)・S(そんなことを言うの?)」人間の自滅と破滅 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/07/05(火)14:11
[3925-1] 日本人の「学習障害」(読めない、話せない、書けない)がつくる「N(なんで)・I(いま)・S(そんなことを言うの?)」人間の自滅と破滅 谷川うさ子 2016/07/05(火)14:10
          社会学者の古市憲寿が
       小沢一郎を激昂
       させた。
       「NIS」(なんで・いま・
       そんなことを言うの?)の
       発言が原因だ。
       場違いな発言、相手を
       逆なでするような話し方、
       自分しか見ていない視野
       狭窄のものの言い方が自滅と破滅を
       招いている。
       日本人の誰もが抱えて
       いる「学習障害」が
       原因だ。改善策を教える。


 平成28年6月23日「日刊ゲンダイ」の報道。
 ネット動画の党首討論で司会をつとめた社会学者・古市憲寿が、政治問題を討論中の話を遮って、小沢一郎に話しかけた。
 「再婚相手は見つかったのか?」。
 スタッフから謝罪文のペーパーを渡された。
 「読んだ方がいいですか?」と相手の神経を逆なでするような前置きをして読みあげた。読みながら持論を話した。
 小沢一郎は、「お詫びするならするで、きちんとしなさい」と激昂した。

 ビジネスコンサルタント横山信治の話(SBIモーゲージ元取締執行役員常務、延べ1000人の部下を指導した実績をもつ)。
 「私もこのタイプの人間には手を焼きました。N(なんで)、I(いま)、S(そんなことを言うの?)ということを話す人は自分のことしか見ていないのです」。
 「ことあるごとにグチを言う」「そんなことまでと思えるささいなことを相談して人に依存する」「不満を抱えて、扱いを間違えると暴発しかねない」などが、「N・I・S人間(社員)」の特徴だと説明する、横山信治氏。

 ここでは、一体、何が起こっているのでしょうか。
 日本語の動詞文の「動詞」の使い方が「NIS人間、社員」をつくり出しています。

[3925-2] 谷川うさ子 2016/07/05(火)14:10
   《例》

A・貴様(音読み……きさま。尊い方。社会的に身分の高い人への呼びかけ方)
  御前(音読み……おんまえ。神様の前)

B・貴様(訓読み……キサマ。ののしり言葉。相手を罵倒したり、見下したり、対等に扱うときの言い方)
  御前(訓読み……オマエ、テメエ、オメエ。相手を支配したり、従属を強いるときの言い方)

 漢語のもともとの読み方が「音読み」です。二つの語(漢字、ないし名詞)をくっつけて語の原義を説明します。
 日本人の使う「訓読み」とは、ヤマトコトバ(和語)による解釈のことです。
 この解釈は、表音(ア、イ、ウ、エ、オの発声音)がおこないます。

 国語学者・大野晋は、次のように説明しています。

 日本語の代名詞の特徴はコソアドの体系をもっていることである。
コ系……「ココ」「コッチ」「コナタ」……話し手がいるところ。自分の「ウチ」と見なすところを指す。
カ系……「カレ」「カシコ」「カナタ」……話し手にとってウチという輪の外のものを指す。
ア系……「アレ」「アソコ」「アナタ」「アッチ」……身の埒外(らちがい)にあるものを指す。忘れたもの、意外なこと、隠されているものを目にしたときに指す。
ソ系……「ソコ」「ソレ」「ソナタ」「ソチ」……相手と自分が共通に知っているものを指す。

 日本人は、発声する「音」を、「コソアド言葉」として用いるとき「代名詞」(名詞の代わり)になるという説明です。
 ものごとの名称(名詞)について発声するときは「訓読み」という読み方でその名称(名詞)を「解釈」すると説明されています。
 「訓読み」とは、単なる読み方ではなくて、「貴様」とか「御前」のもともとの音読み(字義、語義)を「解釈する読み方である」ということです。
 するとここでは、《例》の「A」のカテゴリーの「音読み」(もともとの字義、語義)は「無いもの」として扱われるということが発生します。
 「貴様って、もともとは殿様に呼びかける言葉なんですよ」と言っても、「そんなことはない」と受け付けないか、拒否を当り前におこなうということです。
 これは、「貴様」「御前」を概念としてみるとき「社会秩序」を「無い」とみなし、現実の中の社会秩序を「壊す」根拠になります。
 これが古市憲寿(社会学者)にみる「N・I・S人間」(社員)の「性格」のつくられ方です。
 そして、「東京台東区・女子高校生による母親殺害事件」(平成28年2月26日)に見る「母親を殺してはいけない」という倫理を破壊する根拠です。
 「倫理」とは、家族、恋人、学校の友人、地域の人々と共生して生きていく、共存して生きていくための行動の秩序のことです。
 山登りと同じで、力の弱い人、体力の未熟な人を助け合い、互いに支え合って、共同の関係の中で生活していくというときの「行動秩序」が倫理です。
 
 母親を殺害した高1の長女は、「ソファで寝ている母親」の無防備な状態を襲って首を絞めているので、「倫理」(モラル)を破壊したことになるのです。

 《例》にあげた「貴様」「御前」の日本語(ヤマトコトバ)の「訓読み」は、多くの日本人の「学習障害」の証拠にもなります。

 「英語は、書かれた文字(単語)と発音との対応関係が複雑です。そこでディスレクシア(読字障害)が起こります。日常生活の中の話すこと、聞くことには何の問題もありません。
 しかし、書かれた文、言葉を読むことに障害が起こります。
 ギクシャクとつっかえて読む、読み飛ばす、デタラメに読むのがディスレクシア(読字障害)です」(井原裕、精神科医。平成28年6月・日刊ゲンダイ)。

[3925-3] 谷川うさ子 2016/07/05(火)14:11
    日本語の「発声音中心の読み言葉」(訓読み)は、発声音の音と字とが一致しているので漢字の合成語(熟語)も読むことが可能になっています。
 だから日本語ではディスレクシア(読字障害)は、日本人が英語の単語を発音するときに起こります。日本語の文、文章を読むときには発生しません。
 
 しかし、例えば「上る」「登る」「昇る」を「訓読み」で読めても「上下」「登山」「上昇」(音読みは、ジョウゲ、トザン、ジョウショウ)の「音読み」も可能でも、もともとの音読みのもつ語義(字義。概念としての意味です)は、「訓読み」の読み方(発声)が否定します。

 「訓読み」は、「解釈する」ということです。
 その解釈は「読めること」「書けること」のことです。
 「上」(ジョウ)、「登」(ト)、「昇」(ショウ)のそれぞれの意味も、「ジョウ」「ト」「ショウ」と読むことで、完成して、それぞれの「のぼる」ことの違いや内容は「無い」とみなされます。
 これが、日本人の「学習障害」です。

 こういう説明を目にしたり、耳にしても「何を言っているの?」と全くピンとこない人は多いでしょう。
 このような説明は、「目で見る」「耳で聞く」「手で触る」ということは、脳の中でどういうしくみになっているのか?が分かると、よく理解できます。
 視覚、聴覚、触覚というのですが、これらの機能は、動物一般によるものと人間の意識によるものとの二つで、二重になっています。
 どちらも自律神経の交感神経が働くことで正常に働きます。
 日本人の使う日本語は、「人間の意識が見る、聞く、触る」という働き方は副交感神経しか働いていないのです。それが日本語の「動詞文」です。
 
 日本語(和語・ヤマトコトバ)は、副交感神経(視覚神経のX経路のことです)が働いています。
 上下(ジョウゲ)、上昇(ジョウショウ)、登山(トザン)の「音」を訓読みと同じように「読むことはできる」とするのは、目、耳、口のX経路です。
 「上」(ジョウ)「登」(ト)「昇」(ショウ)の音読みの語義(字義)を分かるのは、目、耳、口のY経路(交感神経)です。
 
 目、耳、手、指のY経路が働いていないので「上」(ジョウ)「登」(ト)「昇」(ショウ)の「意味は無い」と否定します。
 「無い」とみなすのです。
 これが日本人の学習障害です。

 出口汪(ひろし)は『国語が変わる』(水王舎)にこう書いています。
 「2020年から大学入試が大幅に変わる。マークシート方式から記述式に変わる。
 知識詰め込み式から課題解決型に変わる。
 これからのグローバル化時代では、世界の中の多種多様な人と生きていかなければならない。
 そのときに必要なのは論理的な思考能力である。
 国語が、全教科の土台になる」。

[3925-4] 谷川うさ子 2016/07/05(火)14:11
    日本人の自殺者は3万人から減ったとはいえ、2万4000人ほどで横ばい状態がつづいています。
 リストラ、年金不安、介護者などが背景にあるといわれています。
 井原裕(精神科医)は、若者(10代)の自殺率は1990年以降、上昇しつづけているといいます。

 日本人の「学習障害」は、「NIS」(なんで、いま、そんなことを言うの?)人間、社員が象徴するように、「自分はこう思ったから、こうしゃべる」「自分はこう思ったからこんなふうに行動した」というように発生します。
 それが「社会性の世界」からの孤立(社会不適合)をつくり、10代の若者の自殺を上昇させています。

 出口汪(ひろし)のいう「論理的思考能力」中心が新しい社会であるとすると、「学習障害」は、「自分はこう思ったからこうした」という結果の行動破綻が、あなたにも迫ってくるでしょう。
 あなた自身の問題になるかもしれません。
 
 ポルソナーレのカウンセリング・ゼミは、「名詞」を正しく学習することで予防も回復も可能であるというカリキュラムを開発して、目ざましい効果と成果をあげて喜ばれています。
>> スレッド[3925]に返信

[3924] 「憶えるべきことは、全く学習できない」「憶えるべきことを拒否する」という学習障害が「若者の自殺」の原因 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/07/03(日)15:09
[3924-1] 「憶えるべきことは、全く学習できない」「憶えるべきことを拒否する」という学習障害が「若者の自殺」の原因 谷川うさ子 2016/07/03(日)15:08
          日本は、世界屈指の
       自殺大国であることは
       よく知られている。
       高齢者の自殺は
       減少しているが、
       10代の若者の自殺率は
       上昇しつづけている。
       若年者層が追い
       詰められている。
       原因は、日本語の
       動詞文の「動詞」にある。
       「動詞」が「学習障害」を起こしている。
       誰も教えない日本人の
       「行動の止まり」の
       しくみと対策を教える。


 井原裕(いはらひろし・精神科医)の話。
 「日本は世界で屈指の自殺大国である。
 ここ数年、毎年、自殺者は減っている(2万3971人)。
 しかし、自殺好発年齢の働き盛りの人口が減っただけで、若者の自殺率は減っていない。
 10代の自殺率は、1990年以降、一貫して増えつづけている」(日刊ゲンダイ、平成28年5月10日)

 ポルソナーレのカウンセリングの現場の観察からいうと、「自殺」とは「行動の止まり」のことです。
 かつての日本人は、うつ病や分裂病という症状をつくり出していたので「自分の行動の止まり」を「これは異常だ」と分かっていました。
 「人が自分のことをどう思っているのか、とても気になる」(対人恐怖症という分裂病)、「グループの中に入っていけない、学校の教室の中に入れない」(うつ病のカテゴリーの強迫神経症)。

 このような妄想(イメージ)があるから、現実の中の人間関係とか社会の参加対象の学校や職場に適応する行動をあらわすことができないという病理症状が一般的でした。

 現代は、パソコン、スマホ、デバイスなどのテクノロジーが画面(ディスプレー)にかつての妄想の像や言葉を表示させています。
 「画面に見えているものは、見るという知覚が認知しているので、本当のことだ」と誰もが思っています。しかし、「画面に見ているものは、『見る』(聞く)という知覚が見ているものだけを見ているのであって、見るという行動の対象を見ているのではありません」(熊野クマ江さん)。
 「UFOを見た」「ゆうれいを見た」「心霊を見た」ということと同じ「見た」ということが「スマホの画面を見る」「デバイスの画面を見る」「パソコンの画面を見る」です。
 これが「学習障害」をつくり出します。

[3924-2] 谷川うさ子 2016/07/03(日)15:09
   《例》

A・「上る」(のぼる)
  「登る」(のぼる)
  「昇る」(のぼる)
B・「上下」(じょうげ)
  「登山」(とざん)
  「上昇」(じょうしょう)

 Aは、「訓読み」です。「アレ」「アソコ」「アッチ」と同じように発声(発音)で「字」を解釈しています。
 Bは、「音読み」です。
 もともとの言葉(名詞)の正しい意味をあらわします。
 「上」と「下」、「登」と「山」、「上」と「昇」というように、二つの言葉(名詞)をつなげて(並べて)、「社会的な秩序」や「人間関係の秩序」(倫理)を説明します。

 「英語は、発音と単語のつづりの文字の対応関係が複雑です。ここでディスレクシア(読字障害)が起こります。
 10%とか20%の人がディスレクシアといわれています。
 通常の会話は普通ですが、読むこと、書くことができない」
 (井原裕・精神科医)。
 日本人は、「ア、イ、ウ、エ、オ」の音声と文字が、和語(ヤマトコトバ)の「訓読み」では一致しているので、「ディスレクシア」(読字障害)は起こっても、「部分的」です。
 日本人は、Bの「音読み」(もともとの音としての読み方。言葉の意味をあらわす)を「無い」とします。
 日本人は、「学習障害」をつくり出しています。
 この「音読み」(上下、登山、上昇など。ミョウ、ト、ショウが音読み)を「無い」とみなします。

《例》
A・音読み……「貴様」(きさま。尊い方)
       「御前」(おんまえ。神様の前)
B・訓読み……「貴様」(キサマ、ののしり言葉。バカヤロウ)
       「御前」(オマエ、テメエ。イバリ語。相手を支配する言い方)

 AもBも同じように「きさま」「おんまえ、おまえ」と発声します。Aの発声がBの解釈(訓読み)に変わったときに、Aのもつ言葉の意味が「無い」ものとみなされています。
 これが日本人の「学習障害」です。

 出口汪(ひろし)によれば日本の学校教育と大学入試が大きく変わるということです。
 「2020年から大学入試が大幅に変わる。マークシート方式から記述方式に変わる。論理的な思考能力を問うということに変わる」。
 (『国語が変わる』 出口汪(ひろし)、水王舎)

 「グローバル化の時代は、必要なのは英語の能力ではない。世界の中で、多種多様な価値観をもつ人たちと生きていかなければならない。必要なのは論理的な思考能力である。
 国語が土台になる。国語力が、これからの子どもが生きていくための武器になる」(出口汪)

[3924-3] 谷川うさ子 2016/07/03(日)15:09
    日本人の若者は、親も学校教育者も、Aの「音読み」を「無い」とみなす「強迫」で社会秩序や倫理を破壊して、「自殺」という「行動の止まり」をつくっています。 
 対策は、「名詞」を正しく学習することです。
 ポルソナーレは、そのための学習法を開発して教えています。
>> スレッド[3924]に返信

[3923] 「北海道釧路市・4人殺傷通り魔事件」。「人の話を正しく聴けない」ことが、なぜ現実を壊す性格になるのか? 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/07/01(金)17:44
[3923-1] 「北海道釧路市・4人殺傷通り魔事件」。「人の話を正しく聴けない」ことが、なぜ現実を壊す性格になるのか? 谷川うさ子 2016/07/01(金)17:44
          平成28年6月21日。
       北海道釧路市の
       「イオンモール釧路昭和」で
       通り魔事件が起きた。
       松橋伸幸容疑者(33歳、
       新聞配達員)が
       店の客の女性4人を無差別に
       襲った。
       柳刃包丁で戸沼雅子さん
       (68歳)の背中を
       刺して死亡させ、
       細野紀子さん(76歳)、
       鰐淵由季さん(49歳)、
       菱岡典子さん(66歳・店員)が
       切られて傷を負った。
       加害者の松橋伸幸
       容疑者は生まれつき
       片耳が難聴で、33歳の現在、
       両耳の難聴を
       補聴器で働かせていた。
       言葉を聴く能力の「聴覚」に
       支障があると、なぜ、
       どういう理由で人を襲い、
       殺害する性格になるのか?


 平成28年6月21日、午後3時15分ごろ。北海道釧路市の商業施設「イオンモール釧路昭和」で通り魔事件が起きた。
 4人の女性が襲われて、1人の女性が死亡した。
 容疑者は、松橋伸幸(33歳、新聞配達員)だった。
 「彼は、生まれつき、片耳が難聴だった。高校は卒業した。統合失調症で薬を服用していた。
 以前は、方耳だけに補聴器をつけていた。この1ヵ月くらいは両耳に補聴器をつけるようになっていた」(近所の人の証言)。
 心理学博士の鈴木市織氏の話。
 「統合失調症の特徴に、自分は生きる価値がないと思い込むことがある。
 耳が両耳とも聞こえなくなって、絶望感が強まったのではないか。
 大阪教育大付属池田小学校事件と同じように、弱い人に襲いかかるのもこうした犯人の特徴です」。
 日本人の間ではなぜ、こういう通り魔事件がひんぱんに起きるのでしょうか。
 理由と原因は、日本語を使う脳の働き方(言葉の生成のメカニズム)から考えるとよく分かります。
 日本語の特徴の分かりやすい例は「敬語体系」です。

《例》
A・貴様(きさま)……殿様など尊い方。
  御前(おんまえ)……神様の前。
B・「キサマ」……ののしり語。
  バカヤロウなど、相手を罵倒するときの言い方。
  「オマエ」……オメエ、テメエなど、相手を支配したり、従属させるための言い方。

[3923-2] 谷川うさ子 2016/07/01(金)17:44
    Aは、社会秩序、社会のルール(社会の中の行動秩序)をあらわす「名詞」です。また人間の生活の中の共存とか共生をつくる行動秩序(倫理・モラル)をあらわす「名詞」です。

 Aは、敬語体系の中の「外扱い」です。Bは、敬語体系の中の「内扱い」です。
 多くの日本人は、「名詞」を言いあらわすときに、必ず、「社会秩序」や「倫理」を壊すことをあたりまえにしているという言い方の例です。
 この事例は、国語学者・大野晋の『日本語の文法を考える』(岩波新書)によります。

 平成28年2月26日に「女子高校生(15歳)が、ソファで寝ている母親の首をタオルのようなもので絞めて殺害する」という事件が起きました。
 高1の長女は、「お母さんが死んだのは、誰か別の人が殺したんじゃないですか」「お母さんが死んだことについては、何も分からない」と言っています。
 警視庁は、「容疑者に該当するのは、長女しかいない」と分析して、平成28年5月7日に、長女を逮捕しました。
 
 長女(高1、15歳)がなぜ母親を殺害したのか?というと、ここには長女の「性格」以外の理由はありません。長女は、目で見ている母親は「無い」と否定して「見た」のです。
 「貴様」「御前」の名詞と同じように、「社会秩序を言いあらわす名詞の母親」「家族として生活している母親、共生や共存の関係にある母親という名詞」が否定されています。  
 「貴様」が「キサマ」に変わり、「御前」がオマエ、テメエに変えられているのは、「名詞」という言葉のあらわす「社会秩序」(倫理)が壊されていることを意味しています。

 では、「釧路イオンモール4人殺傷事件」や「高1長女母親殺害事件」のように、「人を殺す」「人に危害を加える」という社会秩序や倫理(モラル)の行動秩序を壊す「行動」を起こすのはなぜでしょうか。

 国語学者・大野晋は『日本語の文法を考える』(岩波新書)で、人の殺害に及ぶ日本人の倫理(モラル)の壊し方を説明しています。

 日本語の代名詞には実に驚くべき現象がある。

 たとえば、若い妻が夫に言う言葉がある。
 「ボク、きょう何時に帰る?」。

 また、母親が子どもに向かって言う言葉がある。
 「ボクちゃん、これを見てごらんなさい」。

 古くから、一人称を二人称に用いて言いあらわされている。
 「うぬは悪い奴だ」。
 「おのれは悪いやつだ」。

 「ボク」「ボクちゃん」「うぬ」「おのれ」は「一人称」のはずである。その「一人称」が「二人称」に使われている。
 これは必ずしも新しい現象ではない。「汝」(なんじ)という言葉がある。
 「汝」は二人称に使われている。だが、「ナンジ」の「ナ」は「己」(おのれ)という字を当てていた。「汝」は、奈良時代の以外は「我」という意味だったのである。
 この心理的機構は同じであったに違いない。

 大野晋は、日本語の「代名詞」には「コソアド言葉」がある、「コ系」(ココ、コレ、コッチなど)は、自分にとって近いものを指す、「ア系」(アレ、アッチ、アソコなど)は、自分にとって遠いものを指す、と説明します。
 これは、「ア、イ、ウ、エ、オ」の表音の「音声」が対象を「認知する」ということです。
>> スレッド[3923]に返信

[3918] 質問よろしいでしょうか? Ayuko - 最新投稿 母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね? 2016/06/30(木)17:55
[3918-1] 質問よろしいでしょうか? Ayuko 2016/06/24(金)08:07
   うさ子さん、こんにちは。

ゼミの学習とトレーニングペーパーによる学習に取り組んでいるAyukoです。

「母親が子どもに人の悪口を言うと、子どもは名詞の言葉が分からない聴覚中心の強迫神経症になる」と言うことでしたが、何らかの過ちなどをきっかけにして、相手や他者への「批判」「非難」「敵意」「無能さ」「欠陥」「短所」「相手の過失」などの言葉がクローズアップしてしまい、「良い点」「長所」に対して盲目的に陥るケースも「強迫神経症」であると言えるのでしょうか?

また、相手や他者に対してアンバランスな捉え方しかできないと言うリスクを回避するためには、「肯定面」「否定面」の双方をバランスよく公正に捉えようと努力することが強く求められると思われるのですが、どのように相手や他者とコミュニケーションをとる事が大切と言えるのでしょうか?

時間がある時でよろしいので、回答の方よろしくお願いいたします。

[3918-2] 東大卒ニートの理由 母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね? 2016/06/27(月)20:14
   うさ子さま、こんにちは。

「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹さんと、息子3人を東大理3に入学させたことで話題の主婦「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんが、子育てに関して大激論を交わしたテレビ番組を視聴しました。
曽野綾子の小説「虚構の家」を連想してしまいました。
30年ほど前に書かれた作品は当時、一見豊かで幸福そうな家庭も内実は虚構の家なのでした。
一視聴者の私も、俗世界に毒されていますので、佐藤ママの何が問題なのか、具体的にわかりません。
尾木ママが何を憂いて憤るのかも、具体的にわかりません。ただ、佐藤ママを「個の女性」として凝視してみると、何かとんでもなくイケない行為に走っている感じが否めません。それは例えば、どうしても多額の返済に迫られて、やむを已まれず何かを強行するような頑迷さです。あのような「頑迷固陋」に直面すれば、本当に賢い受験生は、もはや東大という国家資格には、経済価値を見出せないのではないでしょうか?
しょせんは、ママの道楽のためのお受験であり、行き着く先は、ニートという気がします。

[3918-3] 「Ayukoさん」のお尋ねにお答えいたします(6月27日、ポルソナーレ・谷川うさ子) 谷川うさ子 2016/06/28(火)10:26
    「Ayukoさん」からは、6月24日付けでご質問のご投稿をいただきました。どうもありがとうございました。

 「Ayukoさん」のご質問の主旨は次のとおりでした。
◎「Ayukoさん」のお尋ねの内容

一、ポルソナーレのカウンセリング・ゼミと、『日本語トレーニング・ペーパー』(実践実技・日本語講座・Ⅴ)の学習にとりくんでいる。

 「母親が、子どもに他者の悪口を言うと、その子どもは聴覚中心の強迫神経症をつくる」(学校の勉強、仕事、日常生活の中の『名詞』の言葉を分かることができない)ということだった。

 では、次のケースはどうなるのだろうか。
◎相手、他者を「批判する」
◎相手、他者を「非難する」
◎相手、他者に「敵意」を向ける
◎相手、他者に「無能さ」を言う
◎相手、他者に「欠陥」を言う
◎相手、他者に「短所」を言う
◎相手、他者に「過失」を言う

 これらの場合も、「相手」(当事者、聞いている子ども、話している当の人間に)が「クローズ・アップ」(視覚のイメージ)となり、相手のもつ「良い点」「長所」が見えなくなり、ここでも「強迫神経症」がつくられるのか?

■お答えします
 ご質問の内容はよく分かりますが、具体的な場面のイメージがとりにくいので、事例をあげてお答えします。

■6月28日の「日刊ゲンダイ」に、「ITジャーナリスト・井上トシユキ」が読売新聞の「人生相談」がネットにとりあげられて「ネット炎上した」というケースを紹介しています。

 「人生相談」(今年の5月)は、母親によるものです。
 2人の子どもがいます(高3の娘、中3の息子です)。
 「高3の娘はよく勉強している。しかし中3の男の子はスマートフォンでゲームばかりしている」「こんなクズ、産むんじゃなかった」「こんな息子を私の人生から抹消したい」(相談者の母親)。

 回答者の、テレビでも子育てのアドバイスをしている「女子大学長」は、「すぐに心、態度を改めて子どもに謝れ」「子どもを精神的に抹消しているのも同然」と指摘した。

 ネットの中の賛同者の登校は「痛快な回答だ」「想像しただけで胸が詰まる」「最近の親って、こんなこと言うのか?正気の沙汰じゃない」。

 ネットの中での批判者は「朝から晩までゲームをやっていて、勉強もせずに、ただ飯食うだけのガキに、親が謝ったら状況が改善するのか?」「親も人間、限界はある」「お母さんが息子さんのこと以外にストレスがあるのかもしれないという視点は持ってほしい」。

[3918-4] 谷川うさ子 2016/06/28(火)10:27
    その他の意見は、「母親は、誰かれかまわずグチを言いたいだけだ。何を言ってもムダ」「必要なことをやっていればやりたいこともO・Kにすればよい」。
 
■ポルソナーレが、日本人の脳の働き方から明らかにした「強迫」とは、この事例に即していうと、「こんなクズ、産まなきゃよかった」(母親)、「子どもに今すぐ謝れ」(回答者の女子大の学長)、「正気の沙汰じゃない」(ネット投稿者)、「親が謝ったら状況が改善するのか?」(ネット回答者)、などの「話し方」(聞き方)のことです。これらは「自分はこう思った」「自分はこう見た」(読んだ)「自分はこう聞いた」という動詞文の「動詞」による表現です。

■なぜ、これが「強迫」なのか?というと「発言」(すなわち『行動』のことです)の「対象」の「中3の息子」「高3の娘」「母親」「学校の勉強」「スマートフォン」「ゲーム」といった「名詞」(抽象名詞、形容詞も)が『無い』という扱い(関わり方)になっています。「自分にとっての行動の目的(対象)」として「こんなクズ」「息子に謝れ」「こんなことを言うのか」ということが思い浮べられています。

■「強迫」とは、「自分はこう思った」「自分はこう見た」「自分はこう聞いた」という『感覚の知覚』を「動詞」として言いあらわすときに、「名詞」で言いあらわされる対象(本来の行動の対象)が「壊されること」、「自分が恣意的に作り上げて『これが対象だ』と勝手に作った目的(対象)をイメージすること」をいいます。

■事例にみるように、言葉で批難したり、悪く言ったり、敵意をあらわすことを発語(発生)すると、「母親が子どもを排除する」「女子大学の学長が、母親を排除する」ように、社会秩序、倫理としての行動秩序が「破壊される」のです。

■この「社会秩序」「倫理としての行動秩序」を壊す「行動の仕方」が「強迫神経症」です。
ここでは、「Ayukoさん」がおっしゃるとおり、目的(対象)として「有る」のは、「ゲーム依存の中3の男の子」(母親の強迫)、「中3の男の子をクズ扱いする母親」(女子大の学長の強迫)であり、これらの「クローズアップとして視覚のイメージ」が表象します。

 このような「強迫のイメージ」が「高1長女による母親殺害事件」「兵庫・尼崎市の騒音襲撃殺人事件」「東京・江戸川区の騒音襲撃殺人事件」「ストーカー男・アイドル女性襲撃刺傷事件」「中2女子の2人の手つなぎ急行電車飛び込み心中事件」(東京・品川区)などの「行動の目的」となっています。

◎「Ayukoさん」のもうひとつのお尋ねにお答えします
 「相手、他者にたいしてアンバランスな捉え方しかできないというリスクを回避するためには、どういうコミュニケーションをとることが大切か?」(肯定面、否定面の両方をバランスよく公正に捉えるとは、どういうコミュニケーションのことか?)

■お答えいたします
 分かりやすい例をあげます。国語学者の大野晋は、『日本語の文法を考える』(岩波新書)の中で、日本語の「敬語体系」を説明しています。

A・「貴様」「御前」…外扱い(尊い方。神様の前)
B・「キサマ」「オマエ、テメエ」…内扱い(バカヤロウのののしり言葉、言いなりになって逆らうな)

 Aは、名詞(抽象名詞)の概念としての「社会秩序」「倫理」(モラル、日常の行動秩序)です。

[3918-5] 谷川うさ子 2016/06/28(火)10:27
    Bは、「動詞」が「名詞」を否定して、「社会秩序」や「倫理・モラル…共生や共存の中の行動秩序」を破壊しています。

 多くの日本人の使う「動詞文」の「動詞」は、「親子」「恋人」「夫と妻」の中の「共生、共存の共同体をつくる倫理」を壊すことを当り前にしています。

 コミュニケーションの対策は、常に、「名詞」を正しく話すこと、聞くこと、書くこと、です。これは、「行動の対象」(目的)を正しく説明する(学習する)、会話で共有するということです。

■すると、女性の倫理(心情の能力)の「優しくする」「親切にする」「思いやりをかける」「慈しむ」という行動の仕方が驚くほどすばらしく回復します。

■男性は、倫理(心情の能力)の「相手の健康や自立を助ける」「相手の社会化を応援する」「相手の社会的なトラブルを回避する能力を育む」「社会的に価値のあるものの取得のしかたを教える」という行動の仕方が、みるみる、目ざましく回復します。

■「Ayukoさん」の日々の学習成果と実りの多い夏の日の毎日であることをお祈りしています。

[3918-6] ご指導ありがとうございました。 Ayuko 2016/06/28(火)14:36
   「強迫神経症」の仕組みのご説明ありがとうございました。それから、コミュニケーションの対策についてのご指導もありがとうございました。

常に「名詞」を正しく話す事、聞くこと、書くこと(行動の対象・目的を正しく学習・説明すること。会話を共有すること)を生活習慣の一部として定着できるように、これからも日々努力していきます。

[3918-7] 「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」さんのお尋ねにお答えします。(ポルソナーレ・谷川うさ子、平成28年6月28日) 谷川うさ子 2016/06/30(木)14:50
    「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」さんからお尋ねのご投稿をいただきました。どうもありがとうございました。お尋ねのことに次のようにお答えいたします。

◎「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」さんのお尋ねの主旨

一、テレビ番組で教育評論家・尾木直樹と佐藤亮子(母親、息子3人を東大理3に入学させた女性)の激論を放映していた。
二、東大・理3に入学した。
三、この母親は、息子3人に何をやったことになるのか?

◎メッセージ…東大を卒業した息子3人は、3人とも「ニート状態」になるかもしれないということでしょうか。尾木直樹は、母親は、息子3人に過度に介入したことの責を問われる、と批判しているのでしょうか。また、佐藤亮子さん(母親)は、息子がニート状態になるかどうか?の心配も含めて、東大・理3に合格させたこと自体は、母親として正しいと主張しているのでしょうか?

■お答えします

 お尋ねの主旨は、「母親が息子(あるいは娘)の受験に介入して、小学校、中学校、高校、大学の受験まで指導しつづけることには、どういうメリット、デメリットがあるのか?」「息子3人は東大理3を卒業したが、卒業後、ニート状態になるかもしれない。すると息子3人のその後の人生に母親の受験介入は、原因と根拠があるといいうるのか?」、この2点であると、整理させていただきます。

●問題となることを、「東大・理3に入学した」(しかし、卒業後、ニート状態になりうる)ことであるとしましょう。東大にかぎらず、高校に行って勉強する、大学に入って勉強する、ということが、多くの日本人にとって何を意味するのか?と考えてみる必要がある、とポルソナーレは考えます。

 お忘れかもしれませんが、ここ数年の間に、高校や大学に通っている「女子」が「友人を殺害する」、「母親を殺害する」「中学生の女の子が2人、電車に手をつないで飛び込み自殺、心中をする」という事件がおこりました。

 もし、中学、高校、大学に行って「勉強すること」が、「社会秩序」「法的に正しい行動」「共存、共生(家族、恋人、親子が助け合って、互いに支え合って生きていくこと)の中の倫理(モラル)としての行動秩序」も学習することだ、多くの人がそんなふうに成長している、とすると、「人を殺す」「自殺する」「人を虐待する」「相手と自分の間に理由のある攻撃を加える」といったことは起こらないはずです。

●これらの事件も、そして「息子3人を東大に入れるために尽した母親」も、「社会秩序」や「倫理、モラル」といった人間の本質の「行動秩序」は学んでいない、学ぶ必要があるとは考えていない、また、学校、家庭で学ぶということを行なうものでもない、という日本人の「現実」をものがたっています。

●むしろ、「人を殺してはいけない」「親を殺してはいけない」「子どもを殺害してはいけない」という人間の「行動秩序」が否定されている、「殺してもいいんだ」「自殺してもいいんだ」という「ものの考え方」(性格のプロフィール)が根強く、強固な常識として多くの人が抱えていることをものがたっています。

[3918-8] 谷川うさ子 2016/06/30(木)14:50
    もちろん、こういうことを積極的に、目的をもって考えているということではありません。「性格」とは、「ものの考え方」のことです。無意識のうちに、無意識による行動として「考えている」ということです。人間は、「自覚的に考える、行動する」ことと「無意識に考える、行動する」ことの二つをおこないます。服を着る、脱ぐ、入浴する、歯を磨く、などは、そのつど順序を考えておこなうことはしません。「無意識の観念の運動」といって、「目で見た」「耳で聞いた」「手で触った」などの「感覚の知覚」の「知覚の認知」で行動します。これが「無意識の観念の運動」です。

●多くの日本人は、この「無意識の観念の運動」(性格をあらわすものの考え方)を、日本語の動詞文の「動詞」がつくります。これは、学校の勉強も資格の勉強も、「読めればいい」「書ければいい」「話せれば、なおいい」という「行動の仕方」になるのです。

 国語学者・大野晋が『日本語の文法を考える』(岩波新書)で説明しているところを例にあげます。

A・貴様(きさま)(尊い方)
  御前(おんまえ)(神様の前)

B・貴様(キサマ)(バカヤロウ、ぶん殴るぞ)
  御前(オマエ)(オマエ、テメエ。逆らうな。言いなりになれ。従属しろ)

 Aは、「名詞」ないし「抽象名詞」です。社会秩序、倫理としての行動秩序をあらわします。

 Bは、日本語の動詞文の「動詞」による表現です。
 「見た」「聞いた」「触った」という身体の五感覚の「感覚の知覚」を「動詞」として言いあらわします。

 その結果、「名詞」「抽象名詞」のもつ概念としての秩序のあらわす「社会の規範、法、規律」を「無い」として扱い、自分の「行動の秩序」の場面で、「人を殺す」「仕事に就かない」「子どもの人生を破滅させる」といった「倫理の破壊」をおこなうのです。

●平成28年6月28日付の「夕刊フジ」によると、日本人には「介護離職をする人」が増えているそうです。ある大手商社の調査では、すでに介護をしている社員は11%、今後、介護の予定の人が80%である、という状況です。介護離職をする人は実の娘56%、実の息子47%、です。

 「仕事と介護の両立が難しい」「自分の心身が不調になった」「自分の希望として介護に専念したいから」が介護離職の上位の理由です。

 日本語の動詞文の「動詞」による「行動」は、Aのとおりに「名詞」(抽象名詞も)を正しく学習すると、要介護状態を防げるし、回復も可能ということを示しています。また、「仕事」の中のどんな「名詞」もAのとおりに正しく学習すると「離職しなくてもすむ」ことを証明しています。当然「ニート」にもならない、どこの学校でも「社会秩序」「共存、共生の倫理」を身につけて、誰とでも、仲よく、楽しくやっていける社会性の能力を目ざましく、順調に成長していけることも証明しています。

●「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」さん、こういうポルソナーレの脳の働き方から見た「性格プロファイリング」の仕方を学習していただくと、社会状況がどんなに不安定になっても、自信満々で楽しく生きていくことができますよ。

[3918-9] ご指導ありがとうございました。 母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね? 2016/06/30(木)17:55
   うさ子さま、こんにちは。
ポルソナーレの脳の働き方から見た「性格プロファイリング」の仕方を詳しくご説明頂きまして、ありがとうございました。
今後とも変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
>> スレッド[3918]に返信

[3922] 日本人の多くの人は「強迫」という像や言葉を脳の働き方(言葉の生成のしくみ)がつくり出しています。「女子中学生・手つなぎ電車飛び込み心中事件」「ストーカー男・アイドル女性刺傷事件」「交際相手の女性の自宅二階にはしごをかけて襲って一家3人を殺傷した事件」は、いずれも、「強迫」(像、言葉)がつくり出しています!! 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/06/28(火)14:27
[3922-1] 日本人の多くの人は「強迫」という像や言葉を脳の働き方(言葉の生成のしくみ)がつくり出しています。「女子中学生・手つなぎ電車飛び込み心中事件」「ストーカー男・アイドル女性刺傷事件」「交際相手の女性の自宅二階にはしごをかけて襲って一家3人を殺傷した事件」は、いずれも、「強迫」(像、言葉)がつくり出しています!! 谷川うさ子 2016/06/28(火)14:27
         日本人の心、身体の病理と
       いうと、大正時代から
       「対人恐怖症」「強迫観念」
       「心身症……自己免疫
       疾患」と決まっていました。
       これらの病理症状は、
       「鬱病」「精神分裂病」
       (統合失調症)
       と言い換えられてきました。
       ポルソナーレの日本人の病理の
       現場の観察をとおして
       検証してみると、現在は、
       パソコン、スマホ、デバイスの
       テクノロジーの普及に
       よって、日本人の心、精神の
       病理は、全て
       「強迫」に集約されて
       います。

       この「強迫」が日本人の
       要介護状態の原因の
       「認知症」(痴呆症)の
       原因になっています。
       このポルソナーレの日本人の
       病理の説明は、現ゼミ生の
       皆様以外、誰もにわかに
       理解しないかもしれません。
       しかし、日本人の現実に目を
       向けると一年を通して、
       ある日突然、メタンガスが噴き
       出して燃え出すような事件が、
       発生しています。
       これらの事件は、「強迫」
       がつくり出しています。
       「強迫」が原因です。
       「強迫」の原因は、日本語の
       動詞文の「動詞」の使い方に
       あります。
       すると、対策も予防も、
       「名詞」を正しく話し、聞き、
       書くことです。
       多くの日本人にとっては、これが
       実に難しくて、非常に困難な
       ことです。
       ポルソナーレのみるところ、現ゼミ生の
       皆様は、このことをよくくみとり、
       よりよい成果をあげて
       おられます。
       現ゼミ生の皆様から厚い御支持を
       いただいて全力を
       あげて浮上させた「強迫」に
       ついてお伝えします!!

[3922-2] 谷川うさ子 2016/06/28(火)14:27
    たとえば、「女子高校生がソファで寝ている母親の首をタオルのようなもので絞めて殺害した」という事件があります。
 多くの人は、日本人の間では、たくさんの「なぜそういうことをするの?」と思えるような事件がひんぱんに起こっているので、すぐに忘れて気にもとめないようです。なぜ、気にとめないのか?というと、これはこれで非常に重要な問題をつつみこんでいます。
 ポルソナーレは、「なぜ、寝ていて無防備な母親の首を絞めて、女子高校生が殺害するのだろうか?」と注目します。
 あれこれと、つきつめて考えてみますと、ここには日本人だけに特有のものの考え方があることに気づきます。
 日本人に共通する「性格のプロフィール」です。
 日本人に共通する「性格「です。

 この「性格」について誰もがよく知っていることを説明します。
 「貴様」(きさま)という言葉があります。「キサマ」と発声し、発音します。
 この言葉の意味は、もともとは、「殿様」など社会的に地位の高い人に呼びかけるときの言葉でした。
 このことすらも知らない人はたくさんいるでしょう。
 この「貴様」は、今は、「バカヤロウ」とか「ふざけるなよ」といったふうに、なれなれしく相手を軽んじて、対等か、見下した言い方に用いられています。
 これは、「社会的なマナー」とか「社会的な秩序関係」を無いものとみなし、ぶち壊すことがおこなわれているということです。

 同じように、「御前」(おんまえ)という言葉は、もともとは、「神様の御前」が正しい意味でした。「御霊前」とか「御供養」といったことと同じ意味です。
 それが、「お前」(オマエ、テメエ)というように使われています。
 支配するぞ、言いなりになれ、逆らうな、といった言葉に変えられています。このことに気づく人もいないでしょう。「お前」と言われて喜ぶ人もいるし、ことさらに好んで「オマエ」「テメエ」「テメエら」と言う人もいます。
 「倫理を破壊する」ということが、日常的にあたりまえにおこなわれているというのが日本人の間に共通しています。
 これが、日本人の「性格」のプロフィールを形成しています。
 「倫理って道徳のことでしょ」「宗教の言うことでしょ」と言う人は多いでしょう。
 ハンナ・アーレントや吉本隆明の哲学では、倫理はモラル、モラルは道徳、宗教とか国の権力が人をシバるために押しつける行動秩序のことだとは言わないのです。
 道徳(倫理)は、たしかに公園にゴミを散らかさないようにしようとか、電車の中で、大声で会社の悪口を言うな、とかの言い方として用いられます。これも「モラル」です。

 もともとの倫理の発生の場面は、「共生」とか「共存」にあります。病気の人も、老人も、幼い子どもも、元気な人も、誰もが、安心して安全に生きていくために力をさしのべる、お互いに支え合うというのが「共生」です。相手に気づかい、相手の幸せとか喜びを自分も喜ぶ、というのが「共生」です。そういう毎日、毎日の暮し方が「共存」です。
 山登りにみんなで行くときは、いちばん力の弱い人にペースを合わせて、歩調を同調させて仲良く進んでいくでしょう。
 それが「共存」というものです。
 このときの「行動の秩序」が「倫理」(モラル)です。

 「貴様」(キサマ)「御前」(オマエ、オメエ、テメエ)は、大野晋(国語学者)によれば日本語の「敬語体系の中の言い方である」と説明しています。
 「貴様」(尊い方)、「御前」(神様の前)は、「外扱い」の言い方だということです。
 「キサマ」「オマエ」「テメエ」は、「内扱い」の言い方だということです。
 「内扱い」を好む人、喜ぶ人は、「貴様」「御前」のもつ本質の「社会的な秩序」や「共生」や「共存」の正しい意味の「倫理」(モラル)を壊すことを「言葉」で言いあらわす「性格」のプロフィールを特徴にしています。

[3922-3] 谷川うさ子 2016/06/28(火)14:27
    誰よりも「強迫」のイメージ(像、言葉)を強く脳の中に表象している人です。
 その言葉は、「見る」「聞く」「話す」という「行動」によってあらわされます。
 「会話のときに、相手の顔、目を見ない」(ソッポを向いてしゃべる)、そして「相手の顔、目を見るときはニラみつけてしゃべる」「話すときは、一方的にしゃべる」「大声でしゃべる」「作り話をしゃべる」「自分はこう思ったということだけを話す(共通の話題とか、話す目的や対象については話さない)」といったことが「強迫」のイメージを表象している証拠になります。

 人間がものを「見る」「聞く」というのは、自律神経の交感神経がいつも、いつも、しっかり働いていなくてはならないのです。
 「見る」「聞く」というのは脳の中では、二重になっています。生理としての機能の「見る」「聞く」と、「言葉を介在」させて、この言葉の働きで「見る」「聞く」の二つです。
 前者は、物理としての「見る」「聞く」、後者は心的に「見る」「聞く」という違いです。
 どっちも、交感神経(Y経路といいます)がいつだって働きつづけなくてはマトモとはいえないのです。

 交感神経が働くとは、「名詞を言う」「名詞を話す」「形容詞を話す」ということです。
 交感神経が働かないとは、「動詞」の言葉しかしゃべらない、しゃべれない(名詞は分からない)ということです。
 名詞とは、「貴様」も「御前」も「花」も「犬」も「猫」も「水」も「家」も名詞です。
 概念として分かることが「分かる」ということです。 
 身体の目が見て「花」だ「猫」だと分かっても「名詞」ではありません。
 そういう分かり方は、すぐに忘れます。
 目的にして行動する必要があるときに、「分からない」から「行動が止まる」のです。この「行動の止まり」が「脅迫」です。

 人間は、食事をしたり、水を飲んだりと、必ず「行動」を必要とします。 
 多くの日本人は「行動の止まり」がいつでも起こるので恐怖をかかえています。
 そこで「キサマ」「オマエ」「オメエ」のように交感神経のとらえる対象を「壊す」という「行動」をつくり上げています。
 そのわかりやすい例が「高1女子の母親殺害」だったり「女子中学生2人の電車飛び込み心中」だったり「ストーカー男のアイドル女性刺傷事件」などです。
 こういう日本人の「性格プロファイリング」は、全くなじみがないのでボンヤリとしか耳に入らないし、心にひびくものでもないかもしれません。
 
 現実は、あなたも、あなたの身近な人も、「強迫」のもつ倫理の破壊にしたがっていつ、どこで「行動が止まるか」は、必然と時間の問題のもとで過ぎています。
 まずは、「名詞を正しく言う」ことからがんばってとりくんでみましょう。
>> スレッド[3922]に返信

[3919] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの6月2回めのカウンセリング・ゼミのおもな内容をご案内します(6月24日) 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/06/24(金)14:11
[3919-1] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの6月2回めのカウンセリング・ゼミのおもな内容をご案内します(6月24日) 谷川うさ子 2016/06/24(金)14:11
    ポルソナーレは、日本人にとって最大の問題の要介護状態は、脳の働き方がつくる「強迫」であることを明らかにしました。
 日本語の動詞文の「動詞」がつくり出します。脳の働き方を人間的意識や言葉の生成のしくみからみる7と、「目」「耳」「手で触ること」は、二重になっています。生理として「見る」、人間的意識が「見る」、の二つです。この「人間的意識」の「見る」が動詞文の「動詞」で成立しています。

「動詞」は「行動のこと」です。対象を分かることができません。目的、対象が分からないという脳の働き方がつくられます。そこで「強迫」という偽(ぎ)の目的、対象が生み出されます。この「強迫」のイメージ(像、言葉を行動の目的にすると、病気も事件も起きます。今回は「強迫」は人間の倫理(モラル、道徳)を壊すことをレクチュアします。

■「カウンセラー養成ゼミ」(6月25日、6月28日)
◎日本人の「強迫」は倫理を壊す
◎ケーススタディ
 「大阪・泉佐野市、一家3人殺傷事件」

■「ゼミ・イメージ切り替え法」(6月25日)
◎日本人が、身近な人間を殺したがる理由

◎「強迫」とは「倫理」(モラル)を破壊することである

◎ケーススタディ
 「福岡県八女市、友人女性殺害・連続殺人未遂事件」

●《メッセージ》
 国語学者・大野晋は、『日本語の文法を考える』(岩波新書)に、日本人の使う敬語体系は、「外扱い」(恐怖→畏怖→畏敬→尊敬→敬愛)、「内扱い」(親愛→愛狎(あいこう)→軽蔑→侮蔑)の体系であるといっています。

 外扱いの「貴様」「御前」は、内扱いに用いられると「キサマ」「テメエ」「オマエ」とののしり語に変わるということです。これは「外扱い」(Y経路)が「内扱い」(X経路)で否定される、「社会的なルール、共存、共生の倫理」が破壊されるということです。

 これが多くの日本人の「殺人」「自殺」「虐待」の原因です。同時に要介護状態の原因です。
 脳の働き方のプロファイリングから診断し、対策をレクチュアしています。ぜひ、お困りの方は声をかけてください。

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[3917] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの通信講座・「脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー」(日めくり式プリント形式のテキスト。谷川うさ子王国物語・Ⅴ(ファイブ))の、第4ヵ月めのテキストを配送します。 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/06/21(火)15:20
[3917-1] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの通信講座・「脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー」(日めくり式プリント形式のテキスト。谷川うさ子王国物語・Ⅴ(ファイブ))の、第4ヵ月めのテキストを配送します。 谷川うさ子 2016/06/21(火)15:18
   全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの通信講座・「脳を発達させる日本語トレーニング・ペーパー」(日めくり式プリント形式のテキスト。谷川うさ子王国物語・Ⅴ(ファイブ))の、第4ヵ月めのテキストを配送します。


       この日本語トレーニング・ペーパーは、
       「受注製作お届け方式」で
       個別にお届けしています。
       会員限定方式の
       定員制です。
       すでに、パート・Ⅰ、パート・Ⅱ、
       パート・Ⅲ、パート・Ⅳは完成して
       配送が完了しています。
       現在、製作中のパート・Ⅴ(ファイブ)の
       教育の狙いと目的に
       ついて、次のとおりにお伝え
       します。


■パート・Ⅴ(ファイブ)の学習の目的と学習効果をお伝えします!

◎日本人の最大の問題の要介護状態をつくる認知症(痴呆症)を防ぎます。改善にも役立ちます。
◎日本人の多くが抱えている貧困、人間関係の能力の不足、心・精神を原因にする心身の病気を生体防御システム(セントラルドグマ)が解消します!!


■日本語トレーニング・ペーパー(谷川うさ子王国物語・Ⅴ(ファイブ))の「第4ヵ月め」の月の学習テーマをお伝えします!

◎「相手の顔、目を見る・見ない」が「強迫」をつくる

《解説》

 昭和50年代までの日本人の心・精神の病気は「うつ病」や「精神分裂病」のつくる「妄想」でした。「朝、起きることができない」「ヤル気が起きない」(うつ病)、「人が自分をどう思っているか?」「人の悪口が聞こえる」(分裂病)などです。
 現代は、これらの妄想がスマホ、パソコン、デバイスの画面(ディスプレー)に表示する画像、文字、文に集約されています。
 画像、文、文章を「見る」「音声を聞く」というときの脳の中に思い浮ぶ「感覚の知覚」が「強迫」です。
 じぶんの目が「見ている」、じぶんの耳が「聞いている」、だから「見聞きする対象と関わっている」と思っています。
 かつては、「妄想」のイメージや聞こえてくるものと「関わっている」と思っていました。
 現代の多くの人は、「強迫」の像や音声を「行動の対象」にしています。

[3917-2] 谷川うさ子 2016/06/21(火)15:19
   ■第4ヵ月めの学習テーマと学習内容をご紹介します


●第1週めの学習テーマ
 「強迫」とは、「有る」ものを「無い」と考えることである

◎月よう日
 ■設問……日本人は、なぜ「ステキじゃない」と言うの?
 回答1「『ない』は『ある』だからです」
 回答2「日本人は、無いを有ると考えるからです」
 回答3「行動の対象が見えないから、です」

◎火よう日
 ■設問……日本人の言う「いいじゃないですか」の「ない」は、どういう意味?
 回答1「ないは、無いの意味です」
 回答2「ないは、有る、の意味です」
 回答3「無いものを有る、と考えています」

◎水よう日
 ■設問……日本人の話す「やってあげたいじゃないですか」の「ない」は否定語?肯定語?
 回答1「否定語です」
 回答2「肯定語です」
 回答3「否定語を形容詞に使います」

◎木よう日
 ■設問……日本人は、なぜ、「有るもの」を「無い」と言うの?
 回答1「遠くのものが見えないからです」
 回答2「遠くにあるものは、無いと考えているからです」
 回答3「抽象のことは、認知できないから、です」

◎金よう日
 ■設問……日本人は、何を「有る」と考えているの?
 回答1「大きく巨大に見えるものです」
 回答2「大きく、巨大で、手に触れるものです」
 回答3「自分にとって、見えるものだけ、です」

●第2週の学習テーマ
 「強迫」とは、「無い」ことを「有る」と考えることである
 
◎月よう日
 ■設問……「強迫」って、何のこと?
 回答1「行動の止まり、のことです」
 回答2「行動の止まりを防ぐ架空のイメージのことです」
 回答3「無いものを有ると考えるときのイメージのことです」

[3917-3] 谷川うさ子 2016/06/21(火)15:19
   ◎火よう日
 ■設問……日本人は、なぜ、「有るもの」を「無い」と考えるの?
 回答1「母音中心の言葉が日本語だからです」
 回答2「日本人は、ア、イ、ウ、エ、オの発音が行動の対象だと考えているからです」
 回答3「日本語の動詞は、身体の動きのことだからです」

◎水よう日
 ■設問……日本語の「ア、イ、ウ、エ、オ」の母音(発声)の言葉って、どういうもの?
 回答1「コソアド言葉です」
 回答2「助詞のニ、ヘ、ガ、ハ、ヲなどの『助詞』です」
 回答3「助動詞のダ、タ、ネ、ヨなどの言葉です」:

◎木よう日
 ■設問……日本人は、なぜ、「強迫観念」をいつも、いつも思い浮べているの?
 回答1「行動の対象が分からないからです」
 回答2「行動の目的が分からないから、です」
 回答3「架空のイメージをつくって行動可能を成立させているからです」

◎金よう日
 ■設問……日本人は、なぜ、家族に大声で怒鳴り、ひとり言のようにいつまでもしゃべりつづけるの?
 回答1「相手の言葉を壊すため、です」
 回答2「行き詰まっている自分の行動を行動可能にしています」
 回答3「自分の行動が限界になっているからです」

●第3週の学習テーマ
 目で見ているのに「無い」から「見ない」「壊す」のが「強迫」である

◎月よう日
 ■設問……「家で寝ている母親を殺害した娘の事件」があった。娘は、母親を見ていたの?
 回答1「見ているけど、見えないと思った」
 回答2「頭にイメージしている母親を見ていると思っていた」
 回答3「見ているけど、無いと思った」

◎火よう日
 ■設問……娘を大声で怒鳴る母親は、娘が見えているの?
 回答1「見ているけど、見えていません」
 回答2「イメージして、歪んでいる娘のイメージを見ている」
 回答3「無いから壊す対象として見ています」

◎水よう日
 ■設問……多くの日本人にとって、パソコン、スマホ、デバイスの画面に見えるものは、「有るもの」なの?「無いもの」なの?
 回答1「無いものを目で見るので、有ると思っています」
 回答2「身体の知覚の目に見えるもので、有ると思っています」
 回答3「日本人にとって、唯一の行動の対象だと思っています」

[3917-4] 谷川うさ子 2016/06/21(火)15:19
   ◎木よう日
 ■設問……多くの日本人は、なぜ、「スマホの見ながら歩き」をおこなうの?
 回答1「うつ病、分裂病の妄想が目に見える形になっているからです」
 回答2「仕事、勉強の対象は目に見えないからです」
 回答3「画面の像は無い、だからこれを壊すためです」

◎金よう日
 ■設問……「スマホの画面を見る」というのは、どういう行動なの?
 回答1「身体の『感覚の知覚』の『知覚』するというだけの行動です」
 回答2「対象を見る、の見るではなくて、感覚だけの見る、という行動です」
 回答3「強迫神経症の行動です」

●第4週の学習テーマ
 日本人は、仕事、勉強、生活の中の「名詞」を「無い」と考えるから痴呆症になる

◎月よう日
 ■設問……日本人の「強迫」の行動って、どういうもの?
 回答1「仕事、勉強の中の言葉は読めればいいという行動です」
 回答2「仕事の言葉は、読めて発語できればいいという行動です」
 回答3「書かれている言葉の意味は、どうでもよく、読めればいいという行動です」

◎火よう日
 ■設問……日本人の「読めればいい」「話せればいい」という強迫は、どういう強迫神経症をつくるの?
 回答1「騒音トラブル事件です」
 回答2「相手がしゃべっている言葉を無視して、一方的にしゃべりつづけること、です」
 回答3「母親の『おまえなんかいらない』という破壊行動です」

◎水よう日
 ■設問……「騒音トラブル事件」があった。なぜ、隣人襲撃を起こしたの?
 回答1「騒音が聞こえている時は、騒音を攻撃していたからです」
 回答2「騒音が聞こえない時は、有るという音をイメージして壊す行動を起こしたから、です」
 回答3「自分の行動の止まりを防ぐため、です」

◎木よう日
 ■設問……日本人の多くは、人の話すことのどんな言葉を「無い」として聞いているの?
 回答1「名詞です」
 回答2「形容詞です」
 回答3「抽象名詞です」

[3917-5] 谷川うさ子 2016/06/21(火)15:20
   ◎金よう日
 ■設問……「女子中学生心中事件」があった。2人の女子中学生は、何を「有る」と考えていたの?
 回答1「高校の受験勉強は無い、と考えていました」
 回答2「2人とも演劇部だったので、学習すべき言葉は、全て、無いと考えました」
 回答3「高校の勉強、教科書の言葉は無いから、『無い』と考えました」


●全日本カウンセラー協会・ポルソナーレから、あなたへの真実の愛のメッセージ


 日本人にだけ特有の病理の「強迫」についてお伝えします。
 「脳の働き方のしくみ」というと、それは「言葉の生成のしくみ」のことです。
 日本人の病理は、大正時代からつづく「対人恐怖症」とか「強迫神経症」のことでした。
 日本人は、社会的な行動が行き詰まったとき、「自己免疫疾患」といわれる「神経症」に移行して脳や血管や内臓の血流障害を引き起こして要介護状態にいきついています。
 これらは、今回の『谷川うさ子王国物語』パート・Ⅴ(ファイブ)、第4ヵ月めの学習カリキュラムが説明しているように、「日本語の動詞文の動詞の使い方」が原因になっています。

 今回は、最近起きた「社会事件、社会現象」を事例にあげています。
 かつては、うつ病や精神分裂病で「妄想」と呼ばれていた頭の中のイメージは、今、パソコン、スマホ、デバイスの画面に見る「画像」「文」「文字」の「目に見えるもの」に集約した「強迫」をつくっていることをお教えしています。

 みなさんは、パソコン、スマホ、デバイスの画面(ディスプレー)に「見えるもの」を「現実に見ていることと同じだ」と思っているでしょう。しかし、それは全く違います。
 自分の頭に見たもののイメージのうち「主観の認知」を見ています。ひとくちにいうと「強迫」の「像」を見ているのです。

 これは、偽(ぎ)の行動の対象です。また、架空の行動の目的です。
 こういうものを「見る」ので昭和50年代の「妄想を見ていた」ことと同じです。

 妄想を見る、しゃべる、ということの真実が「女子中学生の心中事件」であったり、「高1の娘の母親殺害」であったし、「騒音トラブル殺人事件」です。

◎なかなか理解しようという気にはなれないとは思いますが、少しは心に止めて、よりマシな人生を歩む契機にしていただきたいと願っています。

◎学習にとりくんでいる皆様のますますのすばらしい学習成果をお祈りしています。
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[3916] あなたに伝えたいポルソナーレへの入会をおすすめする、あなただけの理由 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/06/13(月)11:05
[3916-1] あなたに伝えたいポルソナーレへの入会をおすすめする、あなただけの理由 谷川うさ子 2016/06/13(月)11:05
   あなたに伝えたいポルソナーレへの入会をおすすめする、あなただけの理由

全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ本部
 (平成28年6月13日)


 あなたへは、これまでポルソナーレのカウンセリング・ゼミと『谷川うさ子王国物語』(日本語トレーニング・ペーパー)へのご入会と学習をおすすめしてきました。お読みいただいたことに心よりの御礼を申し上げます。
 今回は、新しく分かった最新の役に立つことをお伝えします。
 お読みいただけば、あなたの毎日の仕事、生活と、これからの健康や生活に参考になります。ぜひ、ご一読なさってください。よろしくお願いします。

●次の問いに答えて、回答を選んでみてください。

◎問い・1
「書かれている文、文章の中の言葉の意味」を知らないときは?
 回答1「だいたいの意味を考えて読む」
 回答2「文の脈絡で意味を理解する」
 回答3「知らないと分かったうえで、読んでいく」


◎問い・2
「仕事の中でよく使っている言葉についてどう思っていますか?」
 回答1「読めればいいと思っている」
 回答2「読めて書ければいいと思っている」
 回答3「どんな言葉も一つ一つ辞書で調べる」


◎問い・3
「仕事の中の言葉は、どんな言葉も辞書で調べますか?」
 回答1「調べない。読めればいいから」
 回答2「調べない。言葉を使って話せればいいから」
 回答3「調べない。大変だし、行動できているから問題はない」


●あなたへのメッセージ
 問い・2の回答3だけが正解です。これ以外の回答は「強迫」です。すると、「アイドル女性・ストーカー男のメッタ刺し事件に共通する強迫」を抱えて仕事をしているかもしれません。
 「事件を起こします」ということでは決してありません。「無いものを有る」と思って「行動している」という主旨です。
 その改善のためにポルソナーレのカウンセリング・ゼミ、『谷川うさ子王国物語』(日本語トレーニング・ペーパー)がお役に立ちます。この機会に、入会して学習にとりくみませんか。
>> スレッド[3916]に返信

[3915] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの「カウンセリング・ゼミ」のおもな内容をご案内します(平成28年6月10日) 谷川うさ子 - 最新投稿 谷川うさ子 2016/06/10(金)14:02
[3915-1] 全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの「カウンセリング・ゼミ」のおもな内容をご案内します(平成28年6月10日) 谷川うさ子 2016/06/10(金)14:02
    全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの6月1回目のカウンセリング・ゼミのおもな内容をご案内します。

■「カウンセラー養成ゼミ」(6月11日、6月14日)

◎おもな内容……………日本人の「強迫観念」

◎ケーススタディ………「高齢者無理心中」「年間1000件の介護殺人」

■「ゼミ・イメージ切り替え法」(6月14日)

◎おもな内容……………日本人の「強迫」

◎ケーススタディ………「介護殺人」「老老介護」「介護離職」「介護心中」

●ご案内いたします

 ポルソナーレは、日本人の心身の病理は、「強迫」(観念)がつくり出すことを明らかにしました。「強迫」とは、「行動の止まり」のことです。人間は、行動が止まると、生存不能になります。日本人は、日本語が「動詞文」であることから「動詞」の使い方で、いつでも「行動の止まり」に直面しています。その事例が、いくつかの社会問題や事件です(ストーカー男アイドル女性刺傷事件など)。そして誰もが免れないのが「要介護状態」です。

 日本人は、{できるんじゃない?」「いいじゃない」「ステキじゃない」と言います。「ない」は「無い」です。この「無い」が肯定に使われています。形容詞になっています。

 日本人は「無いもの」を「有る」と言います。名詞、抽象名詞、形容詞が「無い」、この「無いもの」を「有る」といいます。この「有る」が「強迫」です。

 日本人が「有る」とするのは、発音の「音」だけです。
 意味は「無い」です。テクノロジー(スマホ、デバイス)によって「有るもの」(=強迫)のみとなり、ここでの「行動」(見ながら歩きとか)のみとなって、現実(リアル)の行動は「無い」、だから「壊す」というように「強迫」を深めています。

◎対策もレクチュアしています。必要と関心のある方はご連絡してください。
◎連絡先…TEL・東京03(3496)6645
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[2025/11/18 00:42] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子