|  | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポルソナーレ自己カウンセリング研究会・ニューズレター
 
 ポルソナーレ・カウンセリング・ゼミ会員に特化した特別の個人指導通信
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 日本人の脳の働き方がつくる認知症の予防・改善のための実践実技をレクチュアします!
 
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 谷川うさ子からあなたへの真実の愛のメッセージ!!
 発行責任・全日本カウンセラー協会・ポルソナーレ指導本部=田原克拓
 (第1期・922号)
 (令和3年9月20日)
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 こんにちは。ポルソナーレの田原です。
 
 ◉日本人の認知症(痴呆症)の再定義について、そのⅣ。
 
 日本人の認知症(痴呆症)は、社会的な行動が、どんなにいかがわしくても「これを許容する」ということが一般化されているところに年々、増え続けている理由があります。
 
 「許容」とは、デタラメでも、騙しでも、虚偽でも「これを美しいとするのが日本文化になっている」ということです。
 
 みっともない、とか、恥知らず、とか、人としての道から外れている、などとは日本人は、誰も考えません。
 
 間違いや誤りは、不当であると認識するプライドとか、自尊心というものからはほど遠いのが日本人です。
 
 その典型が文部省、国語審議会の「漢字・漢語は読めればいい。意味は後からついてくる」とい国語教育のデタラメの方針です。
 
 もともとの国語教育に病的な問題があるので、こういう教育の環境で育てば、認知症も必然というものですが、もっと根本の問題は、日本文化になって美化されてきているところになる、と説明しています。
 
 それが「山本周五郎」の「日本婦女記」であったり、樋口一葉の「たけくらべ」であったりします。
 
 これらは敬語体系の「外扱い」がつくりだす「日本の女性の心情の美化」です。
 
 「外扱い」の体系の対極にあるのが「内扱い」です。
 
 「内扱い」は「親愛」から「愛狎」、「軽蔑」「侮蔑」へと自然に進行します。
 
 「バッド・イメージ」のつくりだす快感ホルモンのドーパミン分泌を脳の働きかたの原則にしています。
 
 わかりやすい事例の典型をあげれば「島尾敏雄」の「死の棘(とげ)」という文学作品です。
 
 思いやりのある心優しい女性の「ミホ」の役を、映画では「松阪慶子」が演じて いました。
 
 「女性」は、だんだんに幻聴が起きて、夫の浮気の過去を追求をくりかえしてやめない、謝れば謝るほど狂気の追求がエスカレートする、同じ家の中で気の休まる日はまったくない、という好転の見通しが立たない生き地獄を「心やさしかったはずの女性」が鬼の形相になっていく、というのが「内扱い」のリアリズムです。
 
 島尾敏雄は、「内扱い」の「軽蔑」「侮蔑」の自然上昇を自分の経験から描写しています。
 
 なぜ、「女性」なのか?といえば「視床下部」の「思索前野」の性欲の中枢が「副交感神経」の中枢で、「A6神経」が「聴覚」だけしか働かせていないからです。
 
 「共同幻想」の「共同性」「共同体」の人間的意識をまったく生成していないのが「女性」の脳の働かせ方です。
 
 社会性の規範とか秩序を記憶も、学習もできない、と言い換えても同じです。
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