谷川うさ子の「今日の一言」掲示板


この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
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[3788-3] 谷川うさ子 2015/10/14(水)10:42 修正時間切れ
 「人から言われたことが自分のことを悪く言っているように思える」ときは、いつまでも気になるし、思い出してはカッとなると言っています。
 これは、日本人に特有の「自然意識」というものがつくる病理です。
 日本語は「自然の成り立ち」を尊敬語に用いています。日本人の「行動」もこの「自然性がつくる感覚」であらわされます。
 だから日本人のおおくは自分のどんな行動も「自分で自分を尊敬する」という敬語体系を利用して行動を成り立たせています。それなのに「バカにされた」と感じると自分の「内扱いというイバリ」の相手が「自分の方がエライのだ」と言っているように思えて、夜も眠れなくなるのです。
 日本人は、このように自分で自分を尊敬するという「行動」を「相手の顔、目をぜったいに見ない」という関わり方であらわします。
 それが、仕事の中では、がむしゃらに仕事をするという仕方です。暗記してうまくいっていれば給料をもらえるし、他のことに気をとられると、ここに妄想のイメージが思い浮んで認知症(痴呆症)の周辺症状があらわれるのです。

 秋空月子さんは、「待たされるとイライラする」「仕事でも、家事でも、行動することができないこと、終わらないことにもイライラする、馬車馬のようにがむしゃらにとりくむ」と言っています。自分の言うべきことを言う相手には、どこまでも「顔、目を見て言いつづける」といっています。
 これは、「認知の無い行動の仕方」です。
 「相手と自分のつながり」(共生とか共同体をつくるつながりのことです。行動の秩序ともいいます。社会的な場面、状況で誰もが認識している規範のことです)が欠如しているときの行動の仕方です。

 犬に芸を教えると教えたとおりに「行為」をあらわします。これは、「目」「耳」の「感覚の知覚」という機能がつくる行動の仕方です。
 人間は、動物と同じようにこういう行動の仕方で「仕事」「家事」「学校の勉強」を憶えます。
 「短期記憶」による憶え方です。自分で自分の行動を「尊敬する」という「内扱いの尊大」の主観で行動を成立させているのです。
 秋空月子さんの「イライラする」「終わるまで行動しないと気がすまない」というのは、自分の「欲」の「自然性」のあらわれを自分でも自分を尊敬するし、他者にもこの「内扱い」の「イバリ」を押し付けて「現実の秩序」や「相手との関係」を破綻させるということをおこなっているのです。

 この内扱いの「イバリ」の内容は、人によっては嫉妬妄想であったり、ゴミを捨てない仮性作業だったり、「占い」ふうの常同症だったり、強迫神経症だったりするでしょう。
 ポルソナーレが教える「認知行動療法」の基本は「相手の顔、目を見る」、そして、相手の話した言葉の中の「名詞」「形容詞」の言葉を自分も「言い表す」、です。



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[2025/08/03 01:56] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板 管理人 谷川うさ子