谷川うさ子の「今日の一言」掲示板
この「谷川うさ子の今日の一言」と「掲示板」は、「ポルソナーレのカウンセリング・ゼミ」と、
そして、「現在の日本の社会情勢」についてインフォメーションするコーナーです。
みなさまの「社会性の知性の発達」(脳の発達)の道しるべとしてお役立てください。
読むだけでは、情報の浪費になり、せっかくの情報を無価値にします。そこで、お読みいただいたら
[
ワンマンカウンセラー・コース(人間関係の能力づくり)
]
[
お試しカウンセリング
] [
カウンセラー養成ゼミ
] [
ゼミ・イメージ切り替え法
]
[
脳の働き方から変える新・性格教育法
] [
入会案内
]
のいずれかをクリックして、ごらんください。
なお、ご投稿は、「文章」に社会性があること、社会的責任が表現されていること、を基準にして受け付けます。
うさ子とクマ江の掲示板はこちら
[
トップページ
] [
新規投稿
] [
タイトルリスト
] [
スレッド一覧
] [
内容表示
] [
使い方
]
1
3
5
10
15
20
25
30
件ずつ
1
ページ目
and
or 検索
[2908-4]
●性の関係を支えて維持するために橋渡しとなる《媒介》と、その優先順位
谷川うさ子
2011/10/24(月)10:38
修正時間切れ
●性の関係を支えて維持するために橋渡しとなる《媒介》と、その優先順位
第一位…思想・哲学
第二位…行動にともなう倫理
第三位…性の関係
第四位…利害関係
第五位…物
ここにあげているのが、「恋愛」でも「結婚」でもいいのですが、「男と女」(あるいは、女どうし。男どうし、の恋愛の関係でも同じです)の性の関係性を長くつづけて、関係性を深めていくために、会話で成り立つ橋渡しの《媒介》です。
例えば、第一位の『思想・哲学』の《媒介》は、お互いが気に入り合い、共鳴したり共感し合って「性の関係」に入るとこの関係は、強度も密度も濃くなってつづいていき、かんたんには破綻しない、という意味をもっています。
また、第五位の『物』が媒介になる!!とは、食べ物でも衣服でも、指輪でもなんでもいいのですが、そういうものをもらったから「性の関係」のとりきめに同意して、お互いが恋愛の関係になる、という意味です。
カウンセリングの中で「恋愛の本質」を説明するとき、「あなたは、“物”をもらったから相手からの性の関係の求めに応じて、恋愛の関係になり、“彼女”になりますか?」と質問したことがたびたびあります。
「物ってどういうものですか?」とたずねる人と、初めから「わたしは、“物”では心は動かされません」と答える人の二とおりがあります。
「“物”というのは、おせんべいだったり、ジュースではどうですか?」と具体的に示しますと、たいていの女性は、ここで「わたし、おせんべいやジュースをもらったからといってその男の人とホテルなんか行きませんよ」とお答えになります。つまり、『物』には、この程度の《媒介》の価値しかない、と考えられているのです。
しかし、『物』も「恋愛」の《媒介》になるのです。
たとえば「バレンタインデーのチョコレート」は求愛のメッセージです。
この「バレンタインデーのチョコレート」に象徴されるように『物』に恋愛の意味づけが加えられたり、恋愛の意思がもらった人にイメージされるという場合があります。このときは『物』が単なる『物』ではなくて、『物』をプレゼントする人間の心や精神をくっつけた記号的なメッセージの「仮託物」に変わるのです。だから、『物』も充分に「恋愛」の橋渡しを効果的に成り立たせる《媒介》になります。
ちなみに《媒介》の価値の「第一位の思想・哲学」とは、どういうことか?といいますと、「人生八〇年」という時間の長さを自分という個人は「この世界の中でどのように有意義に生きていくか?」という「人生観」のことです。
これは「自分」という個人を単位にした人生観から、「家族」や「血縁」のとどく範囲やまた「地域」の範囲の人生観、日本なら日本という「民族」を単位にした人生観、さらに「地球」の全域を単位にしたグローバルな人生観までの幅があります。
なぜこのような幅がなりたつのかといいますと、それは、「人間は誰でも、一人では生きられない」という社会性の観念を土台にした《関係意識》というものを、生理的身体の生存の「目的」にしているからです。《関係意識》というものが正しく働かないと、人間は、だれであっても「脳」から「身体」の細胞が自己崩壊して《自壊》してしまうのです。
この《関係意識》は、知的な精神のトレーニングによって高度化します。水準が高くなればなるほど、人間の生理的身体は、心や精神が生きられる観念の時間(歳月)を生きることができます。また、この「心や精神が生きられる」ということは「一人」だけではなくて、無限の数の人間にも広げられます。
だから、会話を介して「思想・哲学」をベースにした《関係意識》を身につけてる人は、より豊かで、より有意義な人生を保証してくれる人であるといえます。こういう可能性をもっている人を「恋愛」の対象にすれば、性的な血縁関係のルートを通して、自動的に「自分」よりも豊かで、より有意義な人生をおくっていける「水準」を手に入れたも同然ですので、橋渡しの《媒介》の価値がいちばん高いのです。
>> スレッド[2908]を全て読む
修正投稿
名 前
アイコン
男の子
女の子
男性
女性
おじいさん
おばあさん
猫
犬
兎
鳥
魚
虫
花
苺
杯
管理人用
色
■
■
■
■
■
■
■
■
■
内 容
●性の関係を支えて維持するために橋渡しとなる《媒介》と、その優先順位 第一位…思想・哲学 第二位…行動にともなう倫理 第三位…性の関係 第四位…利害関係 第五位…物 ここにあげているのが、「恋愛」でも「結婚」でもいいのですが、「男と女」(あるいは、女どうし。男どうし、の恋愛の関係でも同じです)の性の関係性を長くつづけて、関係性を深めていくために、会話で成り立つ橋渡しの《媒介》です。 例えば、第一位の『思想・哲学』の《媒介》は、お互いが気に入り合い、共鳴したり共感し合って「性の関係」に入るとこの関係は、強度も密度も濃くなってつづいていき、かんたんには破綻しない、という意味をもっています。 また、第五位の『物』が媒介になる!!とは、食べ物でも衣服でも、指輪でもなんでもいいのですが、そういうものをもらったから「性の関係」のとりきめに同意して、お互いが恋愛の関係になる、という意味です。 カウンセリングの中で「恋愛の本質」を説明するとき、「あなたは、“物”をもらったから相手からの性の関係の求めに応じて、恋愛の関係になり、“彼女”になりますか?」と質問したことがたびたびあります。 「物ってどういうものですか?」とたずねる人と、初めから「わたしは、“物”では心は動かされません」と答える人の二とおりがあります。 「“物”というのは、おせんべいだったり、ジュースではどうですか?」と具体的に示しますと、たいていの女性は、ここで「わたし、おせんべいやジュースをもらったからといってその男の人とホテルなんか行きませんよ」とお答えになります。つまり、『物』には、この程度の《媒介》の価値しかない、と考えられているのです。 しかし、『物』も「恋愛」の《媒介》になるのです。 たとえば「バレンタインデーのチョコレート」は求愛のメッセージです。 この「バレンタインデーのチョコレート」に象徴されるように『物』に恋愛の意味づけが加えられたり、恋愛の意思がもらった人にイメージされるという場合があります。このときは『物』が単なる『物』ではなくて、『物』をプレゼントする人間の心や精神をくっつけた記号的なメッセージの「仮託物」に変わるのです。だから、『物』も充分に「恋愛」の橋渡しを効果的に成り立たせる《媒介》になります。 ちなみに《媒介》の価値の「第一位の思想・哲学」とは、どういうことか?といいますと、「人生八〇年」という時間の長さを自分という個人は「この世界の中でどのように有意義に生きていくか?」という「人生観」のことです。 これは「自分」という個人を単位にした人生観から、「家族」や「血縁」のとどく範囲やまた「地域」の範囲の人生観、日本なら日本という「民族」を単位にした人生観、さらに「地球」の全域を単位にしたグローバルな人生観までの幅があります。 なぜこのような幅がなりたつのかといいますと、それは、「人間は誰でも、一人では生きられない」という社会性の観念を土台にした《関係意識》というものを、生理的身体の生存の「目的」にしているからです。《関係意識》というものが正しく働かないと、人間は、だれであっても「脳」から「身体」の細胞が自己崩壊して《自壊》してしまうのです。 この《関係意識》は、知的な精神のトレーニングによって高度化します。水準が高くなればなるほど、人間の生理的身体は、心や精神が生きられる観念の時間(歳月)を生きることができます。また、この「心や精神が生きられる」ということは「一人」だけではなくて、無限の数の人間にも広げられます。 だから、会話を介して「思想・哲学」をベースにした《関係意識》を身につけてる人は、より豊かで、より有意義な人生を保証してくれる人であるといえます。こういう可能性をもっている人を「恋愛」の対象にすれば、性的な血縁関係のルートを通して、自動的に「自分」よりも豊かで、より有意義な人生をおくっていける「水準」を手に入れたも同然ですので、橋渡しの《媒介》の価値がいちばん高いのです。
削除する
管理者用パスワード
[2025/08/03 00:56] 谷川うさ子の「今日の一言」掲示板
管理人
谷川うさ子